「旅は計画作りが一番楽しい」・・・今、まさにその段階である。
昨秋に津軽半島の三厩からスタートした「奥州街道歩き旅」は、今春の2回目に引き続き、今回の3回目でお江戸日本橋でゴールを迎える。
ここ数日、その計画づくりに取り組んでいる。距離だけで大まかに計画を組んだら、それだけなら6日間で終わることに気づいた。
宇都宮から江戸までは「日光街道」とダブルので、この際日光街道も歩いてしまおう。それでも、1日多くなるだけである。
それなら、さらに1週間ほどで歩ける「甲州街道」もやっちゃえ・・・ということにした。
そうなると、すでに歩いている中山道、東海道と合わせて、お江戸日本橋を起点とした五街道完全制覇となるからである。
そこで、今回は、上掲のガイドブックをamazonで購入し、本格的な計画づくりを始めた。
まずは、宿場間の距離をもとに、1日30km前後になるように行程を組む。
日が長いときは40km以上も歩けるが、この時期は日が短いので、どうしても歩く距離が短くなる。
まずは、スタート地点までと帰りの移動手段である。これもネットを駆使して、できるだけ安く済ませる最良の方法を探す。
今回は福島県白河市がスタートである。一番効率の良いのは新幹線だが約2万円もする。
急ぐことはない、時間は売りたいほどある・・・。
そこで、函館~青森(青函フェリー)、青森~仙台(高速バス)、仙台~郡山(高速バス・)、郡山宿泊(カプセルホテル)、郡山~白河(JR)で行程を組んだ。合計11,840で済むはず。
帰りは、東京から帰るので、飛行機の早割予約しておいた。約12,000円だった。
新幹線もこのように早割料金を導入すれば、もっと利用するのだが・・・。
次に、一番厄介な宿探しである。とにかく安い宿を探すことが命題である。
四国遍路は、遍路地図にコース上の宿の一覧が載っているので、非常に助かる。しかし、旧街道歩きはそうはいかない。
まずは、ガイド本とネットで、1日のゴール地点を地図で確認する。その上で、その宿場付近のできるだけ安い宿を探す。
しかし、江戸時代には宿場でも、今はなかなか都合よく宿はない。
見つからない場合は、駅が近くにあれば、宿のある近い駅へ電車で移動する。
鉄道沿線でないときは路線バスの利用もある。
どうしても確保できないときは、その日の行程を調整をする。
大きな都市の場合は、まずは、宿場近くのカプセルホテルか24時間営業の温泉・銭湯等を探す。
それがなければ、安いビジネスホテルか旅館・民宿となる。
できれば疲れた足を伸ばして入れる大浴場があればうれしい。
基本的には安く上げるために素泊まりである。それも5000円以内が目標である。
近くに食堂やコンビニがなければ、2食付きにするが、それも6000円代が限界である。
今回は、カプセルホテル5軒、24時間営業温泉4軒、旅館・民宿・ビジネスホテル6軒となる予定。
料金は、2000円代2軒、3000円代6軒、4000円代4軒、5000円代3軒である。
前半の8日間は予約済だが、後半の甲州街道は未予約なので、まだ流動的な部分もある。
しかし、ここまでできれば、ほぼ計画は終わりである。これまでが非常に楽しい時間でもある。あとはその通りに歩けるかどうかである。
10/31に函館を出て、翌日から歩き続ける予定だ。
涼しくて、歩きやすいこともあります。
遠くから出掛けるので、どうしても、まとまった日程で、一気に歩くことになります。
前回は、再会できてうれしかったです。
今回は、最初の2日間が鉄道から離れるのと、土曜日で宿が取れなかったので、宿までのバスと電車利用が必要になりました。
それも一気に日光街道、甲州街道までとは!
恐れ入ります。楽しんでください。
白河宿からはほぼ鉄道沿いですから計画は立てやすいと思います。
五街道完遂の報告を楽しみにしております。
私は未だ宮城県内をウロついています。
30日には「有壁宿」に到達予定です。
ご指摘の通り宿を探すのが大変です。
「築館宿」ではsagさんが泊まった「すずはる旅館」に泊まる予定です。ブログが大いに役立っています。ありがとうございます。
当初は、全部歩けるわけがないので、「五街道でどこが一番良かったですか?」と聞いて中山道を歩いたのが始まりでした。当初は、それだけで終わるはずでした。
ところが、その魅力にどっぷりはまってしまいました。心からお礼申し上げます。
お陰様で、膝も腰も痛いところがないので、こうして続けられるのだろうと思います。
まだまだ夢は広がりそうです。箱館人さんが話されていた山陽道も気になります。
旧街道ではないのですが、「みちのく潮風トレイル」踏破は来年の計画に入れています。
歩けるうちは歩きたいと思っています。体力より財力の方が心配ですが・・・。
股関節痛で整形通いの私にとってはうらやましいを通りこして驚異の沙汰の感です。
宿の目処が立てば、ほぼ7割方成功の確率です、おしゃっる様にある意味一番楽しい時期かもしれません。
文章、写真とも秀逸のブログが今回も楽しみです。