和洋折衷建築物が多い西部地区の中で、建物全体が洋風であるという、貴重な現存するもののひとつ。昭和初期の建築といわれており、修繕が丁寧に施されているために、その可愛らしい外観は健在。函館市歴史的景観賞受賞。
以前の「おむすび茶屋と雑貨のお店 まんまる月夜」のとき(2014年)に一度入って、おにぎりプレートを食べたことがある。現在は「もみのきDINING」が営業中。
なお、この「もみの木DINING」は、以前は本通にあって、昔から有名店だった。2016年にこちらに移転してきたようだ。
店のホームページ→もみの木DINING
玄関前メニューと営業案内
内部は「まんまる月夜」のときとはすっかり雰囲気が変わっていた。
4人掛けテーブルが4組と6人掛けが1組、突き当たりの右壁の奥に4人掛けが1組。
完全にリノベーションされていて、新しい感じで古民家の面影はない。
メニューは、「もみの木プレート」(950円税込)のみで、1週間ごとに?料理が変わるようだ。
裏の駐車場の奥に建つ石井邸(昭和2年築)~「箱館歴史散歩の会」の巡検で訪れたことがある。
純和風建築、外壁は全面「ささら子下見板張り」。2階部分は瓦屋根、平屋部分は銅板葺き。
2階部分の正面に丸窓、南面が連窓という構成は珍しい。市景観形成指定建築物 非公開
昨年、観音コースを下山して駐車場に戻る時にこのピンクの建物に出会いました。
なにか特徴があると入ってみたくなりますね。
建物の歴史や詳しい情報は勉強になりました。
今回はランチを頂き、観音コースへと向かいました。
5年前に別な店だったことを思い出しました。
西部にはまだまだ入ってみたい古民家カフェは多いですね。