
いつもの購入守備範囲からは価格的に外れていましたが、美人妻さん?がカメラを持っている表紙が忘れ難く、買ってしまいました。
主婦の友、昭和6年8月号付録です。中には当時のことなので、樺太南部から台湾までの絵地図が入っています。

興味深いのが、裏表紙の広告です。
「アブラ性用マスター百番水白粉」と云う商品ですが、自笑(ほほえみ)こぼるる新家庭一景!とあって、新婚の亭主が若妻にプレゼントを二つ買って来て、当てさせる所です。
ちょっとこっちの方が恥ずかしくなる位ですが、紹介いたします。
妻>アラあなた!いやーよ目かくしなんかしちゃ!
亭>アブラ性で暑がりや様(さん)のお前には、とつても素敵な物を二つ買って来たの、當(あて)て御覧ん!
妻>エーと一つは私の大好きなマスター水白粉の新肌色(にくきいろ)よ!アブラ性って云ふから屹度(きっと)そうよ、であったら私嬉しいわ、今一つはアイスクリーム?
亭>否(いい)やホラ扇風機だよ、これで今年の夏は楽にそしてお前は美しく過せると云ふものだハハ
と、云った具合です。懐かしい新婚時代!!
しかし、新肌色とは。。にくきいろってニッキ色のことなんでしょうか?
表紙のカメラの考察は次回に。