Leonidio-39 Elona

朝起きて、クライミングモチが湧いてこない。なんだか精神的に疲れた。折角積み上げた1ヶ月間も全部チャラ。むしろ来たときより色々な物が下がってる気がする。そんなこっちゃいかんのだが…にゃぁ…

⬛Oramaで6台をガンガン登りたかったが、まだ体力が回復していないからアプローチの近い⬛Elona行きたいと言われた。そりゃそうだね。

いつもの商店へナッツを買いに行く途中すれ違う車の運転手がこちらを見ていて誰かと思えばなんとOkmrさん一家だった！私達がここを離れていた間、こちらも天気が悪く寒かったらしい。
Andreasにも会って彼は買ったばかりのクルミをくれた。何で？でも有難う！

⬛Elonaは昼を回らないと日が当たらない。影だとやっぱりまだちょっと寒いのにYnさんダウン持ってくるの忘れたって。おいおい頼みますよ肺炎はぶり返すこともあるんだから。無理矢理私のダウンを着せる。
6a+からトライしたかったが、先約順番待ちで仕方なく更に奥へ上がる。

"Verleihnix 6b+ 12m"MOS
"Miraculix 6c 12m"MOS
"Majestix 6b 12m"MOS
"Bibo 6a+ 20m"MOS  凹角沿いに登る。リップ沿いにもボルトあるけどどっち？？

場末とYkさん達は言ってたけど、一般的にそこにある悪いだけの6台とは違ってムーブもあって面白かった。
Ynさんは、指にも足にも力が入らないようで…

もう1本6cがあったがちょっと悪そうで、日が当たってヌメリ出したのでまた今度。宿題に取りかかろうかと思ったが、雲もあり太陽が⬛Panoramaの岩の向こうに落ちそうで、暫くは明るいけれど気温は下がってくるのでYnさんの体調も考えて今日は早いけれどこれにて撤収。PM5：00

 

Missolonghi→Leonidio 38

少し活力が戻ってきたYnさんは、もうここにいる理由は無いから今日移動すると言い出した。慌てて次の宿探し、私はもうアテネ周辺の岩場でいいと思ったんだけど、今日から泊まれる良い宿が見つからず、Leonidioに戻ることに。しかし宿からの返信無いまま出発。私はもう1日ここに居たかったんだけど…
ママは突然のことでビックリしてた。言葉が通じれば事態をもっとちゃんと説明できたし、もっといっぱいお喋り出来たのにね。英語が苦手な者どおしニュアンスで会話が成り立ってたね。ママの用意してくれたバカラオのフライ。美味しかったよ。
Vickyにも挨拶出来ないままこの地を去ることに。本当に本当にお世話になりました。Vickyとママと彼女の友達たちのお陰で不馴れな土地での入院も心強く過ごすことができました。有難うございました。


■VARASOVAの岩場。






晴れてて楽しいドライブだったのだが、途中寄った町でネット繋いでみるもまだ宿からの返信が無く不安が募る。そこから私の不安は増大ご機嫌斜め。頭の中は、出発は明日じゃ駄目だったの？車中泊は絶対嫌だって言ってるじゃないか！どこも泊まれなかったらどうする気だ⁉これ口にすると喧嘩になるので必死に黙っていたが黙ることがまたストレス。全然楽しく無い。もう日本に帰りたいとさえ思ってしまった。
途中で途切れたメールが入って居ることに気付き、どうやら駄目みたい。いよいよVagerisに電話して急遽応援を頼む。いきなりの事なのに快く知人に連絡してくれて取り合えず3日間の宿を確保してくれ、シーツやタオルも彼が用意してくれた。本当に急な事で申し訳ない。
この時期はイースターで宿が取りにくくなっているそうだ。

町の入り口のスーパーで待ち合わせて宿へ案内してもらった。ここは、エルネストが滞在しているところではないか！ってか、エルネストはまだここに居るって？！一体何ヶ月滞在してるんだ？