(3/2産経新聞但馬版、すごいところに住んでるよと話す「郷土の歴史学ぶ」記事)
今朝、明け方からの雪が積もって30Cm以上もあります羽尻地区のWさん宅へ、テレビを2台配達いたします。 『あと一台、2階の分は土曜日に娘さんが仕事を休みでおられる時に取り付けます。今日は、茶の間の大型テレビを楽しんでね』と、おばあちゃんに説明しまして帰ります。 帰り道、喫茶店「M」に立ち寄ってテレビの相談いたします。喫茶店「M」さんの自宅のテレビ、調子が悪くて買い換えようと昨日の電話を受け取った、息子と相談しながら奥さんは「主人と最後の相談してから返事をします」と云われたそうな、Wさんからの帰り道ついでに寄って決まったことを聞きますね。
「いらっしゃいませ~」の奥さんの声が響きます。 喫茶店には、雪降り天気をよいことに休憩でしょうか近くのオヤジの面々顔揃えて、カウンターにテーブルに座ってコーヒー飲んでいますワイワイと、 『奥さん、テレビはどれにするか決まりましたか?・・・・』と尋ねる間なしに、テーブルでコーヒー飲んでる石油屋さんのSさんが、私を見つけて云いますね。 「電気屋さんはいつもニコニコ笑顔が溢れてますね、景気が良さそうでなにより、なにより」、「まあまあ、テレビの商談よりも、ここに座って、座って・・・・」と声掛けますね。 ここ数日に間に豊岡では、交通事故が相次いで何人も人が亡くなっていると誰かが話を始めます。それをきっかけにSさんは、「交通事故で亡くなる人も多いいが、自殺する人が毎年毎年3万人を超えるんだって、ちょっと大変じゃないこの事は」、『そうですね!!』、 「自殺する人の多くが、仕事がないとか就職できない若い者とか、その悩みが原因で命を絶つそうなの、これって政治のどこかが悪い結果と違いますか?・・・・」、『そうですね!!』、 「今は石油屋やっているが、昔々勤めていた頃、フリーフルパートなんていってパート勤務の変な雇用形態が出現したね」、『そうですか?』、「それからどんどん、どんどん人の使い方も働き方もおかしくなって、人生の夢や生活設計までも日本人は変になったよ」、『そうですか?』、 「教育も悪いよ教育も、大人のモラルも地に落ちてるよ、そんな親に育てられた子供が良くなるはずはないよ」なんて、どんどんお話続く延々と、おっしゃることはごもっとも、どんどん時間が過ぎていきますね、
『Sさん、昨日の新聞に載ってましたね良いことが、日高町の吉田順一さん講師になって八条小学校で、「郷土の歴史に学ぶ」という話を子供たちに話している記事見ましたか?』、「そうかね、どんな事」、 『その中で、吉田さんは聞いてる子達に、《全国を2つに割った戦いの一方の大将がこの八条にいた。すごいところに自分たちが住んでいることを覚えておいてください》と、語りかけてるくだりです』、「そうかい、それで」、 『十年以上も戦いが続いた応仁の乱、西軍の総大将が出石の山名宗全で、その宗全ゆかりの妙楽寺城が八条校区にあった事を、室町時代は但馬は日本の一大勢力の中心だったんだよと、郷土に自信と誇りを持たせるお話された事ですよ』、 「ふ~ん、三方小学校でも良い事をいつも教育してるよ、学校も父兄も一生懸命でよく頑張ってるよ、全国から訪れる見学・研修の先生も多いと聞いてるよ」とSさん強調されますね。 話がどんどん広がって止まりませんね、テレビの話が出来ない困ります。 喫茶「M」の奥さんが、「喋っとらんと~、32型の一番安いのでいいよ・・・・・」と、とうとう返事が飛んでくる、「喋りすぎる商売人は嫌だわ、電気屋さんの息子さんの方がアッサリしていて買いやすいわ」、 『喋り過ぎは石油屋さんですよ、ハイ32型のご注文ありがとうございます』、外は吹雪いて猛烈な、雪が舞いますテレビの注文いただいて、お昼になります帰ります。
《郷土愛 育つ子供に 自信つく》