(日高町商店会の歳末謝恩大売出しは、今日からスタート10日間ですよ)
「こんにちわ~」と、Iさんがご夫婦二人連れでご来店です。
『いらっしゃいませ。今日はまあまあ二人で、ようこそいらっしゃいませ』と、ニコニコ笑顔で迎えます。
『今日はどうしたんですか?、なにご入り用でしょうか?』、
「プリンターのインクいただきます。これとこれと、5種類かな」と、奥さんから受け取り、私はレジで会計いたします。
『年賀状の印刷ですか。まあまあ、ありがとうございます。今日は二人連れ、え~っとIさんちは定休日ですね、木曜日は。二人でまたまた美味しいレストランにでもお出かけですか?』、
「なに云っとられますか、そんな違います。いろいろ買い物です。買い出しなのです」と、Iさんニコニコお話ですね。
Iさんちは、地元でもとても美味しいと有名なお蕎麦屋さんなのです。電気製品はいつも当店からのお買い上げ、ご贔屓して頂いてますお方です。
「アトムさんの売り出しでのゲーム、あのゲームでホームベーカリーを狙ってたんだけどな~。息子たちが売り出しに来させてもらって、やったけれど残念だったわ~、当てたかったな~」と、
お二人は当日仕事で来られなかったが、Iさんちの息子さんたちが来てやったが、残念だったとおっしゃいますね。
『そうなんです。なかなか難しかったのですね、Iさんちには残念でしたが、出ましたよ一等賞も二等賞のLED照明も、それに、おまけの三等賞はタコ焼き器を当ててもらいましたよ』と話します。
『Iさんちには申し訳ない、残念でした』、
『そうそう、日高の歳末大売り出し、いつもの、ガラポン抽選の大売出しを今日からしますよ。Iさんちにも、抽選できる補助券を後で送らせていただきます』と話します。
「今日からですね、14日までですか。ありがとう」、
『いつも地味な賞品しか当たりませんが、今回は特等賞に “どん兵衛そば・12カップ入りの1ケース” ですよ。一等がミカン1箱、あとは、商品券にテッシュペーパーに、お菓子各種のとっても地味なものなのですよ』、
『でもね、年越し用の “日清のどん兵衛” がドド~ンと当たるかもしれませんよ。補助券必ず送ります』と云ってしまってから気付きます。
ありゃりゃ、Iさんちは本格有名蕎麦屋さんだったわね。カップ麺のそばなんか、当たる当たると云って悪いこと云ってしもた、トンチンカンな電気屋さんの口上聞いて、気を悪くされてなかったかなと心配してしまいます。
《地味ですよ 特等どん兵衛 ホントだね》