ヒヌマイトトンボ

2019年07月26日 | 但馬の動物
            出石城下町全景


(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成26年 第9回但馬検定(1級)問題より

【41】ヒヌマイトトンボは全国で20数カ所でしか見つかっ
ていない珍しいトンボですが、但馬では1992年(平成4)に
発見されました。どこで見つかったでしょうか。

(a)桃島池        (b)田君川
(c)小代渓谷       (d)銀山湖


正解は、(a)の桃島池(ももしまいけ)です。

太平洋沿岸と、九州の20数か所しか見つかっていないヒヌマ
イトトンボが、豊岡市で見つかったのです。
平成4年(1992)、豊岡市城崎町桃島池のヨシ原(桃島川)
で発見されたのをはじめ、玄武洞前や城崎町楽々浦(ささう
ら)、菊屋島(きくやじま)で生息が確認されました。

日本海側で最初に発見されたヒヌマイトトンボは、体長約3㎝
の細く小さなトンボです。オスは、黄緑色の地に黒の斑紋があ
り、メスはオレンジ色です。
環境省の絶滅危惧種に指定されています。


『てゃあてぇ』

標準語の「たいてい 大抵」のことを、但馬の訛りでしゃべる
と「てゃあてぇ」となります。
「てゃあてぇのことは許せるけれど、人にウソをつくことだけ
はいけんよ」なんて注意する時に使います。