豊岡顔(とよおか・ふぇいす)

2013年12月17日 | ふるさとの話
(ふるさと但馬には、「T2」、「広報とよおか」、「豊岡顔」なんて冊子がありますね)


昨日です。
ちょっとした用事で「道の駅・神鍋高原」に立ち寄りました。

ふるさと但馬を案内するコーナーには、各町の紹介パンフレットが並んでいます。その中から「豊岡顔(とよおか・ふぇいす)」と題した小冊子を取り上げて見ました。
「豊岡顔(とよおか・ふぇいす)」は、一年ほど前から発行されています。その第3号、第4号なのです。

冊子は、豊岡市が発行しているもので、道の駅や観光施設などに並べて、誰でもご自由にお持ち帰りください、「TAKE・FREE」と記した豊岡市の紹介パンフレットなのです。
冊子の題を「豊岡顔」としているだけあって、中身は普通の町の紹介ページではありません。豊岡で活躍するグループや人の「顔」、豊岡を応援する人や企業の「顔」を出しての紹介なのです。

なかなか旨くできています。
豊岡を初めて知る方にとっては、「こんなに素晴らしい人の住む町か、こんなに愛され応援されている素敵な町か」と、感動おぼえる内容ですね。

豊岡顔の最初のページには、豊岡市長の「コウノトリのうた」という詩の抜粋が載っています。

紹介します。


ながい ながい じかんを かけて

にんげんたちが きを うえました

にんげんたちが のうやくを つかうのを やめました

にんげんたちが さかなの すめる かわを つくりました

そして ついに コウノトリが かえってきました・・・


コウノトリが クラッタリング カタカタカタ!

オオサンショウウオが イナバウアー!

みんな つられて うーんと せのび

とよおかのまちには いのちが いっぱい

ここが ぼくらの ふるさと


第3号の中身は、

「但東どぶろく特区で、アグリツーリズム」と書いて、3世代同居家族がやってます農村体験館の記事、

「Welcome To KINOSAKI」と書いて、城崎温泉の「つたや」の女将と、観光協会の英語で案内されてる職員さんの記事、

JAL会長と豊岡市長との豊岡への想いの対談記事、

「出石皿そばを世界へ!」と書いて、「さらそば甚兵衛」さんとこの店長親子の楽しい記事、

「コウノトリ育むお米との出会い」と書いて、沖縄のスーパー、(株)サンエーさんとこの素晴らしい記事、

豊岡応援団は、出石永楽館に開館当初からずっと出演の、今を時めく歌舞伎俳優、片岡愛之助さんの豊岡応援、想いたっぷりの嬉しい記事、


等々、豊岡を愛する「顔・顔・顔」の記事が満載なのです。



第4号の中身は、

福岡県の小倉商業高校からのお便りは、縁あって豊岡市長が学生たちに豊岡の想いを講演したお礼の手紙の記事、

「いのちをつなぐフライトナースたち」と書いて、豊岡病院の空飛ぶ救命救急室と云われる、ドクターヘリのナースの活躍の記事、

城崎温泉は志賀直哉の愛した温泉地、その若き温泉旅館の旦那衆、文学を通じての城崎の発信への取り組みの話、

野茂英雄さん率いるNOMOベースボールクラブのキャプテンが語る、豊岡への想いと素晴らしさのお話の記事、

日高町にUターンして「かんなべ自然学校」を立ち上げた、前田さん夫妻の楽しい記事、

豊岡応援団は、太陽光発電のカネカソーラーテックは豊岡市で操業です。(株)カネカと、豊岡市大好きなENEOS(エネオス)の「わくわく生き物学校」のお話記事です。


みんなみんな、どの記事もこの記事も、豊岡大好きな「顔」、「顔」、「顔」の楽しい嬉しい記事ばかりです。

やっぱりですね、街の電気屋だって同じです。
人と人との付き合いは、まずは「顔」ですね。中身の品や町の施設なんて後回しでいいんです。

大切なのは、商売届ける「顔」です。町を愛する「顔」ですね。



《アピールは 物ではないです 顔ですね》

フィルターが目詰まりですよ、カバーがまっ黒ですよ、紙パックが逆ですよ、・・・・・・・

2013年12月16日 | お客さん宅で
(異常な音は一つもしませんよ。わぁぁ~~、フィルターが目詰まりですよ)


『Kさ~ん、こんにちわ~。東京の息子さんちのお嫁さんが云ってたの。エアコンから変な音が出るって』、
「そうなんよ、きのう東京に帰ったけど、アトムさんに診てもらっておいてと云ってたのよ」、

『運転しても異常ありませんよ。異常な音は一つもしませんよ』、
『あらら、わぁぁ~~、フィルターが目詰まりしてますよ。向こうが見えないくらいになってますがね、水道できれいに洗いましょ、洗いましょう』、

「こんなん、こんなとこ買ってからいっぺんも外して掃除したことはありません」と、ばあちゃんは云って、
「それじゃあ、台所のエアコンも見てよ」と云いますね。

少しねちねちの、台所のエアコンフィルターも一緒に洗います。


『Sさ~ん、こんにちわ~。風呂の電気のカバーが外れないって。どれどれ、えらいきついですね、壊れそうですよ』と云って、力いっぱい外します。

照明器具のプラスチックのツルツルしたカバーは、上面は少し汚れてまっ黒ですね。
「アトムさん、外せますか?。カバーを抱えて力任せに回してみたら」、

『うげげげげ~、服がまっ黒になってしまいましたがな~』、
『水道できれいに洗いましょ、洗いましょう』と、ゴシゴシ・ゴシゴシ磨きます。


『Hさ~ん、こんばんわ~。掃除機が閉まらんてこれですか』、
「買ってきた紙パック、どのメーカーでも合うって入れてみるけど、フタが閉まらんの」、

『うひゃ~~、紙パックが逆ですよ。これ、この厚紙の矢印の通りに入れないとフタは閉まらんの』、
『それこそ、どんな入れ方しとったの。中はゴミでグチャクチャやないの、フィルターの奥までゴミまみれやないの。まずは掃除機の中の大掃除ですがね』と説明し、
掃除機の大掃除をいたします。


『Eさ~ん、こんにちわ~。集金に伺いました。上がりますよ~』、
廊下に3匹、部屋に2匹も、どえらい大きな猫がいる。

「まあまあ、こっちに入って入って、コタツも火が入ってますよ。ヘイ、年金が入ったのでこれだけ払っとくわ、次は2月だったね」、
『うゲゲゲ~、2ヵ月ごとのお支払いは適わんですな~。それより、ネコの毛がズボンにえらい付きますな~。ネコの毛玉がコロコロ二つ三つ舞ってます』、
猫がかわいいおうちです。


『Bさ~ん、こんにちわ~。蛍光管の取り換えをさせてもらいますよ~』、
「客間の照明器具って大きいでしょ。下から換えられないの、アトムさん、天井から降ろして換えてもらえますか」、

脚立に上がって、右のチェーンを外し、左のチェーンを外し、ソロ~っとゆっくり降ろします。
『ゴホン、ゴボッ、ゴホンと咳をしてしまいましたがな。立派な大きな照明器具の天面に、積もりに積もったホコリを吹いてしまいましたがな』、
下で受け取ろうとしてます奥さんも、きっとホコリを吸いますね。


『Iさ~ん、こんにちわ~。洗濯機のお買い上げありがとうございました。まずは、古い洗濯機を運び出しましょう』と、狭い洗濯機置き場で作業です。
「ウヒャ~~~~~、何に~~、このゴミと汚れは何なのよ~」と奥さんは、洗濯トレーの上を見てビックリします。

『奥さん、どこのおうちも同じようなものです。洗濯機の下ってこんなものですよ。ハイ、きれいにしましょう、排水口の汚れも全~部きれいにさせてもらいますよ』と、せっせと流して洗います。


街の電気屋アトムの店は、汚れのことなど気にせずに、今日もニコニコ洗って洗って掃除です。



《どこもです ハハハと云って 掃除する》
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赤穂浪士の討入り蕎麦(そば)

2013年12月15日 | 季節(冬)
(ふるさと但馬は雪の中、と云ってもスキー場にうっすら積もったばかりです)


昨夜は、赤穂浪士の討入りの夜です。

元禄15年12月14日の深夜です。吉良邸への討入りは明け方までかかって、15日の朝は晴れ渡った雪景色の中、上野介の打ち首を主君・浅野内匠頭(たくみのかみ)の墓前に持っていくため、江戸の市中を堂々の行進です。

昨日は、地元赤穂の町でも義士祭が、四十七士や家族らとつながりがある、加東市や豊岡市、篠山市など県内各地で「義士祭」が開かれ、多くの参列者や関係者が遺徳をしのんだと伝えます。

ふるさと但馬の豊岡市は、もちろん赤穂浪士の討入りと縁(ゆかり)もあります大ありですね。

もう何回もブログで書きました。
討入りのリーダー、大石内蔵助(おおいし・くらのすけ)の奥さんが、豊岡・京極藩出身の「りく」さんなのです。

豊岡駅の近くの道路沿いに(忠臣蔵・大石内蔵助の妻 大石りくのふる里・豊岡)と大きな看板です。
良妻賢母な武士の妻の手本として称えられた「りく」は、豊岡京極藩の筆頭家老・石束(いしずか)家の長女で、赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助の妻ですね。
内蔵助が討ち入りを決意し、妻子に罪が及ばぬように離縁、「りく」が子供を引き連れて但馬の実家へ向かうくだりは、ご存知忠臣蔵ではあまりにも有名な場面ですね。

大石内蔵助と長男主税(ちから)に別れを告げ、京都・山科から長女くう、次男吉千代、二女るりの手を引き、豊岡に帰った大石りくには、山科で身ごもり実家・石束家で生まれた、三男大三郎を合わせて五人の子供がいました。

主税は父と一緒に討ち入り、長女くうは討ち入りの翌年に15才で亡くなり、須谷の円通寺で出家して僧名・元快(げんかい)となった吉千代も、その五年後に19才で亡くなり、大石りくさんの運命はとっても大変だったようですね。
でも、二女のるりと三男の大三郎は無事成長し、大三郎が安芸国・広島の浅野本家に仕官し、るりも浅野一族に嫁ぎ、その時から広島に移り住みます。大石りくさんは広島の地で68才で亡くなっています。

豊岡の正福寺には、中央にりくさんの遺髪塚、両脇に若くして世を去った愛児、長女くう、次男吉千代の墓が寄り添うように建っています。


昨日は、豊岡・正福寺で義士祭が執り行なわれ、赤穂浪士が討入り前に食べたと云う、「蕎麦(そば)」に思いを馳せて出席者全員で「討入り蕎麦(そば)」を食べたと新聞で報じます。

討入りは今から310年前の、元禄15年(1703年)です。
12月14日深夜から15日の明け方と云われて、縁(ゆかり)の地では年末行事のように、12月14日の日中に「義士祭」をいたします。

江戸の町を、雪をかき分け、サクッ、サクッ、サクサク、サクっと討入りする様子が、映画でも芝居でも描かれています。
当然ですね、討入りは旧暦の12月14日ですから、今の新暦で云いますと大体1月末から2月の初めです。
新暦12月14日には、江戸の町にはまだ雪は早いです。

今年の場合、旧暦の12月14日は来年1月14日ですよ。通常の年から云いますと、とても早い方です。
旧暦って暦は、毎年必ず12ヶ月とは決まっていません。3年に一回ですが閏月ってなものがあって、一年が13ヶ月になります。《厳密には3年(2.715年)に1ヶ月、19年に7回1ヶ月分の閏月を加える》

最近では2012年2月に閏月がありまして、2月と閏2月の2ヶ月ありました。来年2014年にも、9月に9月と閏9月の2ヶ月ですね。
そのためでしょうか、今年は旧暦12月14日が1月14日と案外早く来ますが、来年の12月14日の旧暦は、実に遅くて2月の2日です。

それじゃあ元禄15年はどうだったかと云いますと、元禄15年12月14日(旧暦)は、今の新暦に直すと1月30日なのです。
やっぱり、江戸の市中も一月末なら大雪だったことでしょう。



《我が家での 討入り蕎麦は カップ麺》

好機一瞬、時、失うべからず

2013年12月14日 | その他
(今朝は、あたり一面雪景色です。でも、空は晴れてるエアコン工事、好機到来飛んで行く)


冬は適いませんな~、

街の電気屋さんは、『冬はよ~ぬくもるエアコンおすすめします。灯油も高くなりました。エアコンは安心安全、その上エコですよ』と説明します。
暖房能力がずば抜けた、上位エアコンがよく売れますね。

でも適いませんね、この時期は陽は短いし雨が降る、気温下がれば雪になる。ふるさと但馬の冬の天気は適いませんね。エアコン工事をすることが、雨に阻まれしにくいですね。

今朝は、あたり一面雪景色です。でも、空は晴れてるエアコン工事、好機到来チャンスです。

Nさん宅へエアコン工事、寒さの中での作業です。

「寒い中で取り付け工事ありがとう。午後にすぐ代金は店に持って行きます」の奥さんの声に見送られ、ちょうど正午です。
帰る道中雨になる、冷たい雨です冬ですね。

但馬の冬は適いませんね、エアコン工事一つとっても、好機到来、時失うべからずで、サッサとしなけりゃなりません。
 

        
(お寺の入り口に「暇があったら聞く、その気になったらきく・・・・」の張り紙ありました)


夕刻、Nさん宅へエコキュートの修理後の様子を伺いに参ります。

「うん、ちゃんと直って調子よくなりましたよ。それにしても雪になりましたね、寒くなりましたね」と挨拶受けて、『よかったですね、ありがとうございます。風邪を引かないように気をつけましょう』と返事です。

Nさん宅はお寺さんです。
門の外に、いつも良い言葉が貼ってあります読みますね。

今月の言葉は、ちょっとユニーク皮肉も込めます面白い、「暇があったら聞く、その気になったらきく、定年になったら聞く、死ぬ前にきく、聞く気のない証拠」と読めますね。

人は誰でも同じです。
お坊さんから、とても為になるよい説教や、人生の指針となるような忠告勉強学習は、なかなか素直に聞きません。

「今忙しいから、暇になったら聞きます」と云って、暇になっても聞きません。
「仕事が大事で聞いとれん、定年になってユックリしたら聞く」と云って、定年になっても聞きません。
「死ぬ前になったら聞く」と言った人ほど、なかなか死なずに聞きません。

全部全部、元々聞く気なんぞは一つもない人言い訳ですね。


書経の泰誓上(たいせい・じょう)の文中最後部に、こんな言葉がありますね。

「・・・・・・・・・・・爾庶幾輔我一人、除其邪穢、永四海。是乃天人合應之時。不可失也。」、「時なるかな、失うべからず」。なのです。
意味は、「好機が来た、この一瞬を逃がしてはならぬ、この時を失うべからず」と云うとても有名な言葉なのです。

又、古典・荘子(そうじ)には、チャンス(好機)はすき間の向こうを通り過ぎる、白い馬がチラリと見えるぐらい一瞬だと云うことから、「白駒(はっく)の隙(げき)を過ぐるが如し」とも書いてありますね。

例えによく出てきます諺に、「神様の前髪」と云う言葉を若い時によく聞きました。

幸運の神様は、向こうからダッダッダッ~~っと走ってやってくるが、神様には前髪しかないんだって、後ろ髪はないのです。
幸運を掴もうとすれば、前髪を一瞬のうちにです。
そのくらいチャンスは一瞬、時は一瞬に過ぎるという例えです。

Nさんちのお寺の張り紙読んで、うだうだ人の話を聞かずに死ぬ人と、チャンスをものにする人のこと、ふっと思ってしまいます。



《好機はね そんなに待って くれません》

田舎の町の、ガラガラポンの大抽選会で

2013年12月13日 | 季節(冬)
(歳末謝恩の大売出しの、ガラポン抽選会場が出来ました。さあ~、福を引いてね特等を)


朝一番に、商店の皆さん総動員で、ガラポン抽選会場を設営します。

今日と明日の2日間、日高の町の商店が近所のおばさん、おじさん、ばあちゃんに、日頃のご贔屓に感謝しましてとっても楽しい福引ですね。

田舎の小さな町なので、歳末大売り出しに参加のお店もほんのささやか20店ばかり、福引の中身もとってもささやかカワイイものですね。


(カラ~ンカラ~ン・・・!!!、おめでとうございます。特等が当たりましたおめでとう)


なんと云っても、ガラガラポンの楽しみ抽選その賞品が、とってもささやか嬉しいですね。

ビックリしますよ特等賞が、なんとまあ~嬉しい「どん兵衛」ですよ。「
カラ~ンカラ~ン・・・!!!、おめでとうございます。特等が当たりましたおめでとう」と云って、お渡しその賞品が年越し用にと「どん兵衛そば」の大箱一箱差し上げますね。

商店の主人や奥さんは、一時間ずつの当番で会場の店番いたします。
私、午後1時から2時まで居ます。

『あらら、Wさんいらっしゃいませ。豪華な特等を引いてね』と挨拶します。
「来たで~。アトムさんからいただいた抽選券で当てさせてもらうで~」と、元気なIさんは夫婦連れ、
『バッチリ当ててよ、どん兵衛でもミカン大箱でも、空くじなしのガラポンですよ』と肩たたきます。

小さな小さな田舎の町の、それもささやか福引会場は、迎える者も来る人もほとんど顔見知りばっかり田舎です。

カラ~ン・カラ~ン、「当たったがな、当たったがな。紫の球が出た出た、当たったがな~」と大騒ぎです。

ガラガラポンと10回しても20回しても、赤い玉ばっかり、ほんの2、3個白い玉、『ハイ、ティシュペーパー8個ね、それにお菓子の小袋、好きなの2つ選んでね』がほとんどですが、Kさんはラッキーです素晴らしい。たった1回ガラガラポンで、見事に特等当てますね。

田舎のささやか楽しい笑顔、知ってる人ばかりの狭い町、外はピュー~ピュー~北風吹いて、開けっ放しの会場寒いです。
でも、「当たった~、やった~、おめでとう、おめでとう」、
「残念だったわ、でも、スナックお菓子をたくさんいただき、家の者は喜ぶわ~。ありがとう、ありがとうございます」、

『こちらこそ、いつも地元の商店をご贔屓いただき、こんなに嬉しいお付き合いありません。今日はこんなにささやかな福引なのに、懲りもせずよく来ていただきました。ありがとう』と、北風を吹っ飛ばす暖ったか交流続きます。



《お菓子でも 喜び笑顔 あふれます》

「V字回復してますよ~」って答えます

2013年12月12日 | お客さん宅で
(今朝は雪がちらつきました。大岡山はもちろん、もっと低い山も白くなる)


寒いですな~、今朝はチラチラ雪が舞い、西の峰々まっ白に、山本地区の後辺りの低い山にも、雪が積もって白くなる。
本格的な冬の訪れ感じます。

豊岡のUさん宅へ、照明器具の取り付け工事に伺いました。
「あら~~、サントップさんですね。久しぶり~、元気で頑張っておられますか」と、奥さん懐かしそうに笑顔です。

Uさんちの奥さんは、市内のメーカーサービスステーションにお勤めでした。
いつも、部品を取りに行ったり修理の依頼をする折に、笑顔で対応されました。

もう何年になりますか、そのメーカーサービスステーションも閉鎖となりました。Uさんがどこにお住まいかは知りませんでしたが、ひょこっと紹介で「リホームされたの、照明器具を何台かアトムさんから買うって」と、息子が相談に行ってビックリ仰天、「あら~~、サントップさんですね、サントップさんとこの息子さんね」と云うわけでした。

紹介した方のお客さまも、Uさんとは長い友達だったようですが、アトムとUさんとが知り合いだったとは、全く知らずにビックリでした。
有り難いことですね~、メーカーのサービスステーションにお勤めであっても、その系列店のお店を飛び越し、アトムから買っていただくなんて有り難い。いつも思うのですが、紹介紹介の繋がりで広がる商売感謝です。

工事が終わってコーヒーよばれ、「いくらですか、払わせてもらいます」と云いながら、奥さんは懐かしそうに話します。

「電気屋さんもなかなか大変な時代ね。地デジ後にド~ンと売れ行きが落ちたようね」、
「大きな量販店も次々に出てきては、なくなったり、店名が変わったり、大変ね~」と、業界の事を話します。
「どうですかアトムさんは、街の電気屋さんも、ほんの少しでしょうがやめて仕舞うお店もあるようだし、生き残るのって大変ね」と心配ですね。

『うちですか、うちの店も、全国のアトムの店も、今年の春くらいから回復しています。当店は、おかげさまで去年を底にV字カーブで、V字回復してますよ~。今年も残り半月ですが、年間の売上は昨年よりも一昨年よりも、二段跳びで回復ですよ』って答えます。

消費税が来春から3%アップするからでしょうか、それとも、アベノミクスで給料アップでしょうか、お客さまの買いっぷりは、とても良いですどこもです。



《V字です 街の電気屋 売れてます》

豊岡市のメガソーラー

2013年12月11日 | ふるさとの話
(ただ今工事中です。豊岡市日高町久斗・江原グンゼ(株)跡地のメガソーラーは巨大です)


久斗のUさん宅へカタログを届けます。

『ばあちゃん、孫息子さんに頼まれましたよ。ブルーレイのデッキって云うの、印を付けた商品を手配したよと、アトムさんがカタログ持って来たよと渡しておいてね』、
「頼んでましたかえ、へーへ、渡しておきますえ」と、ばあちゃんニコニコ受け取りますね。

『それからね、ガラポンの福引券8回分付けときますよ。商品はまだですけど、福引に間に合わないから持って来ました。金、土のどちらかに福引会場に行ってよ、特等当ててと頼んどいてね』と、一緒に福引の補助券を渡します。

街の電気屋って、実に様々還元を、お客さまへの感謝の還元をいたします。
毎月毎月お届けしますカタログ・チラシの情報だって、お客さまへのとっても大事な還元ですね。
売り出しする前の訪問だって、それに付けますタオルやマグネット、さらにカレンダーだって立派な還元ですよ。

売り出し当日のおもてなし、手渡す記念品の数々は、感謝感謝の還元ですね。
売り出しに、ご来店いただいたお客さまへは、来店御礼のハガキを出して、追っかけカニやハムをお届けします。

更にです。
年末感謝の抽選会のガラポン抽選に招待ですね。
今日は、ガラポン抽選券を挨拶状と一緒に郵送します。
もらったお客さまは、「次から次から、よくもこんなに感謝の便り、記念品だ、ガラポンだと還元よくしてくれるね」と、感じていただくことでしょう。

帰り道、グンゼの工場跡地の前を通ります。

数ヶ月前から、広大な跡地を整地の工事、ただ今メガソーラーの工事です。
ここは昔からありました。グンゼ江原工場と云って日高では有数の大きな大きな工場でした。

10年ほどなりますか、完全撤退の後、長らく草ぼうぼうの未使用の工場跡地のままでした。
こんな広いところ、利用するって大変だなあと誰も思っていましたが、時代の流れです。巨大なメガソーラー、太陽光発電基地に生まれ変わります。

日本の主力産業だった繊維産業は、もう20年も30年も前から一気に縮小の流れでした。
全国各地の、広大な繊維産業・紡績工場のほとんどの跡地は、大型スーパーの建物に取って代わります。

平成になって25年、いまだに残っていましたグンゼのような工場跡地は、今度はメガソーラーになりますね。

豊岡市にはソーラーパネルを生産するメーカー(工場)もあります。そのせいだけではないでしょうが、豊岡市はメガソーラー事業にとても熱心に取り組んでいます。

ふるさと但馬は雪国です。曇りの日も多くて、晴天日数は瀬戸内側より劣ります。なのに、豊岡市は熱心なのですソーラー事業、雪の多い日高町・山宮地区に1MWのメガソーラーを建設してしまいました。

今度は民間ですが、グンゼのメガソーラーは豊岡市のものを2倍以上も上回る、2.2MWの物凄い大きなものですね。

不思議ですね。日本の中でも日照時間でとても不利な土地なのに、豊岡市もグンゼも気張って気張ってメガソーラーですね。



《雪国の ふるさと日高 メガソーラー》

「そのままお待ちください」って云われても

2013年12月10日 | その他
(キャシュコーナーは現金吸い込んだまま、ウンともスンとも云わなくなって)


昨日です。
Fさんちから「洗濯機の調子悪いの、すぐ来て~」、
『ハイ分かりました。午後2時には訪問できます』と云って、店を出ました1時半、行く途中にキャシュコーナーに寄って、ちょっと手持ちの現金を入金いたします。

いつものようにピッピッ、ピッ、モニターをタッチしまして通帳入れて、気持ち良さそうに、ス~っと中へ吸い込まれます。
次に、パカッと口を開けます札投入口へ、現金重ねて差し込みました。

パシャ、投入口は閉まって「シャラシャラシャラ~」と、札を数えてるような音が聞こえたような聞こえなかったような、今日はちょっとおかしいと感じます。

機械は何か考え事しているような、「コショコショ・・・・、コショコショ」と音がする、
その直後です。
キャシュコーナーの作動音は、ピタっと止まってしまいます。
数秒後です。
モニター画面に、「そのままお待ちください」、「お取り扱いできなくなりました。おそれいりますがインターホォンでお問い合わせください。」と表示です。

『なに~~~、困るな~、そのままお待ちくださいって云われても、そりゃ~~困るがな』って感じです。

キャッシュコーナーで現金を入金した時、5万を入れてるのに、機械の気ままで50万なんて表示したらどうしようかな?、
ハイ、ハイと、すぐにOKボタンを押しちゃおうかな、
50万円引き出したのに、出てきた札束数えたら49枚しかなかったら、どうして証明しようかな?、なんて阿呆な心配しましたね。

ところが今日は違います。
パカっと口を開いたその中に、命の次に大切な札束正直入れたのに、札束吸い込んで、あとは知らんと機械は冷たく云いますね。『適いませんな~、急いでいる時に適いませんで』と、心に叫んでインターホォンを取って通話をします。

『〇〇金庫さんですね。池上のコンビニのところのキャシュコーナーからです』、
『お金を吸い込んだまま、そのままお待ちください、お取り扱いできなくなりましたと云ったまま、機械はウンともスンとも云いません』、
『お金はもちろん機械の中に入ったまんまですよ』、『すぐに見に来てください。頼みます』と通話します。

「何万円入れられましたか?。こちらからの確認では、入金手続きが進んでいませんが」、
『そんなこと云っても、通帳もお金も入って行ったまま出てきませんがな、こちとら、どうもこうも困りますがね。すぐ来てちょうだいね』。

待ちましたね~、時間が長く感じましたね~。
外では、お客さんがチラリチラリと中の様子を伺ってる。妙な時間が長く感じられる。適いませんねいけません。
携帯で、Fさんに『2時には行けません。ちょっと面倒な目にあってますので』と電話です。

20分は待ちましたね、やっとです。
〇〇金庫の職員さん二人して、「すみません。すみません。すぐに機械を開けて処置します。申し訳ありません。時どき~ですが、この機械はちょっとトラブルが出ているのです」だって、適いませんねいけません。



《機械です 時には止まる こともある》

「これなんですか?」と、ばあちゃんに云いそうになって

2013年12月09日 | Weblog
(アトムさんとこ大根ある~、ないの、これもって帰って~と巨大な大根を)


昼前に訪れたKさん宅では、どっさり柿をもらいます。
柚子(ゆず)も持ってお帰りと、ポリ袋いっぱいに奥さんは、こぼれ落ちそうなほどに入れますね。

『こんにちわ~、リモコンがどうしましたか?』と尋ねて訪問いたします。
Kさんから、ブルーレイのリモコンが正常に反応しないの、診てちょうだいと電話です。
Kさんは、テレビの番組を録るのが好きというか、録画保存マニアというか、DVDの頃から今はBDのディスクに何十枚、何百枚と録画保存されています、録画大好きおじさんなのです。

玄関入って声かけますと、出てこられた奥さんは「アトムさん、うちの主人はしょうないでしょうが。録画が出来ないとご飯もノドを通らない、気が気で夜も寝られない。あほらしいほど大騒ぎでしょうが」とおっしゃって、「あなた~、アトムさんが直しに来ておくれんさったよ~」と呼ばれます。

『大きなテレビの下に、2台も最新型のブルーレイデッキを置いているお方は珍しいですよ』、
『リモコンの設定が、何かの拍子に狂ってますね。上のデッキはリモコン1に、下のデッキはリモコン2に設定しましょうね』、

『あれれ、2台ともパナソニックの同じような機種なので、ひとつのリモコンで2台ともデッキの設定が反応してしまいますね』、
『これは難しいです。Kさんではムリです。一台ずつ電源落としてそれぞれ設定しますよ、ハイ出来ました』、

『これで2台同時に反応しなくなりましたよ』と、リモコン設定のし直し完了いたします。

帰りです。
柿を持って帰り~、柚子を持って帰り~、「柚子はね、柚子味噌を作るの、ナスの料理にとっても合うわよ」なんていいながら、袋に溢れんばかりにいただきました。

午後です。
Wさん宅へファンヒーターの修理品を届けます。
ニコニコ気のいいばあちゃんは、「若いもんがいつも世話になってます。え~え~、ええっちゃ。修理代、この分は私が今払いますや~な」と云って、財布を取り出し払います。

「アトムさんとこ、大根ある~、ないの、これもって帰って~」と、奥から抱えて大根を2本持って出てきます。
「大き過ぎて中が空(すい)ているかも分からん、ちょっと切ってみようか」と、包丁でスパッと切りますね。

「アトムさんはね、主人が生きとった頃から本当に気安くようしてもらって、いい電気屋さんで、本当にありがたくって、有難くって、何でも野菜を差し上げたくなるんよ」と、ニコニコしながらばあちゃんは、

「ネギもあげようか、アトムさんとこ作っとらんでしょ」と、畑に行きます一畝(ひとうね)の、立派なネギをこれまた大きな袋に詰めますいただきますね。

Wさんちを出まして帰り道、
3軒隣のお客さま、S子さん(90近いばあちゃんです)が、家の前のきれいな小川で野菜を洗っています。

『Sさ~ん、こんにちわ。お元気ですか』と車の窓からあいさつします。
『寒む~なってきたので、風を引かんようにしてな』と話しかけます。きれいな清水でばあちゃんは、山芋をジャブジャブと洗ってますね。

「ええとこでアトムさんだわ、炊事場の流し元灯の修理にまた来てちょうだい」、「山芋が採れてね、洗ってるんよ」と云います。
私、うっかり思わず「山芋が採れてね・・・・・・」と聞く前に、S子ばあちゃんに、『これなんですか?』と、分かっているのに云いそうになってしまいます(冗談ですが)。



《もらいます 次から次と もらい物》

Google(グーグル)のストリートビュー

2013年12月08日 | ふるさとの話
(パソコン画面のストリートビューには、当店の建物も、街の家々もきれいに映って流れます)


Google(グーグル)のストリートビューを見ました。

街の道路を走って、前方・両サイドの道路沿いの風景や、家々の姿がきれいに映って見られる、ストリートビューと云うパソコンでの画像があります。
Googleが無料で提供しているものです。

数年前までは、都市部か、地方の町は幹線道路のほんの一部にしか提供されてるいない画像でした。
今日、息子が「お父さん、気が付いたけれど、ストリートビューがえらい細かいところまで出ているぞ。店の周辺も、細い中の道まで細かく映し込まれて、池上地区の家だってほとんど網羅されてるよ」と云いますね。

Googleマップの地図検索から地図を出して、ストリートビューに入り込んで見てみます。
確かに凄いです。

地図上の地区の道路、ストリートビューが走っているブルーのラインが引いてありますが、本当に地区内の細かい道路にまで入り込んで、ほとんどの家をカバーしているようです。
検索の方法もとてもシンプル簡単ですね。

Googleマップの地図検索で日本地図を出します。住所検索を使って、兵庫県から豊岡市に入力して地区や番地を打ち込みますと、瞬時にその地点にストリートビューしてくれますね。
あるいは、地図を拡大して目的のポイント決めたら、左上の人形マークのペグマンをそのポイントにドラッグすれば、これまた一発画像が出ます。

当店のあります所は、ちょっと田舎の町ですから、ストリートビューのための撮影はどうもこの9月にやってくれたそうです。
画像には1013年9月と出ています。
今のところ写っています風景建物は、ほんのちょっと前の最新のものと云えます。とってもきれいに写っています。

撮影された時が晴れた良い天気だったのでしょう、当店の姿も周囲の家も、とてもきれいに映ってますね。



《怖いほど 便利になって 丸裸》

名前も云わない、用件も、なのに「いつ来てもらえるの~・・・・」

2013年12月07日 | お客さん宅で
(これはガスコンロじゃないですよ。湯沸し器でしょ、ガス湯沸し器でしょ)


おおぜいのお客さんの中には、いろんなクセの方ってありますね。

電話を掛けてきても自分の名を名乗らないお方、こちらから『どちら様でしょうか』と尋ねると、「わしだ、わしだっちゃ。わしの声を聞いて分からんのか、何年電気屋やっとるんか」と云うお方、

「赤木(仮名)だ、赤木だがな」と苗字だけを云い続けて、どこの誰かがぜんぜん分からないお方、
「豊岡(地名・仮名)だ、豊岡のもんだがな」と、自分の地区名だけを云い続けて、お客の名前ぐらいは知っとるだろうと名前を名乗ろうとしないお方、本当に不思議なクセのお方がおられます。

Fさんの場合です。

「Fで~す。Fなんだけど」と、電話では名前を名乗ります苗字だけ、でもFさんの場合は声で分かります。それは宜しいですが、Fさんののクセはいけません。

今朝のことです。電話を受けた家内は嘆きます。
「Fさんったらね、いつものように電話掛けてくるのはいいが、どんなご用件でしょうかといくら尋ねても、来たら分かるっちゃ、来て~な頼みます」、
「ほんで、いつ来てもらえる~、いつ来てもらえますか~」の催促なんよ。

「ハイ、今はエアコン工事に行ってますから、帰って午後になります」と云うと、「帰ってきたらいつ来てもらえるか返事して~」だったと嘆きます。

Fさんは、私が電話に出た場合は名前も云わない、用件も云わない、なのに「いつ来てもらえるの~・・・・」の困った時もありますね。

午後です。エアコン工事から帰って電話です。

『Fさんですか、昼前にお電話いただいたようですが、どんなご用件でしょうか』、
「いつ来てもらえるの~、何時になりますか~」、
『あのね、Fさん聞こえますか。何を診て欲しいのでしょうか、何か用意していくものは何でしょうか』、

「えっ、電話の声が小さく聞こえんわ~、何ですって」、
大きな声で、
『あのね、こちらにはよ~く聞こえてますよ。音が小さいですか。どんなご用件でしょうか』と力いっぱい大声で、

「あ~あ、ガスコンロが火が点かんの、ガスコンロが」と、やっと用件を答えます。
とり合えず、電池を二個持って訪問します。

『こんにちわ~、Fさん、ガスコンロが点火できないって?、見せて下さい診に来ましたよ』、
台所に案内したFさんは、「これが点かんの、湯が出んの・・・・」と、湯沸し器を指差しますね。
『あのね、Fさん、これは湯沸し器、ガスコンロと違いますよ』、
「えっ、ガスコンロって云いましたか?、この湯の出るのガスコンロって云ったかね???」ととぼけます。

『ハイ、火の点かないのは乾電池、乾電池が古くて点火しないのですよ。これで直りました。ボッと火が点いて、それ湯も出ますね』と説明します。

「来ておくれと云ったのは、あれもして欲しい、これもして欲しいの二つ三つして欲しいことがあったの、早く来て欲しかったの」と云って、次から次へと細かい用事です。
『あのね、子機見せてごらん。あらら、受話音量ってマークが出てるでしょ。目盛りが二つ目だがね、小さすぎて聞こえんかったんよ』と、子機の音量調整までさせられますね。

おおぜいのお客さまの中には、実に不可解な、妙なクセのお方がおられます。
 

《適わんね 要件告げず すぐ来いと》

君子は慎密にして出ださざるなり(易経・繋辞上伝より)

2013年12月06日 | 私の思い
(たわわに残った柿の実、あまり生り過ぎて、甘柿ですが食べられないの・・・と奥さんは)


孔子の時代の書物であります、四書五経の一つ「易経」は、孔子の先生と云われています、周の国の文王の作と伝えられています。
その易経の繋辞上伝(けいじじょう・でん」と云うエリアに、こんな言葉が並んでいます。

繋辞上伝の第八章は、長々と聖人君子の天下の動を見る心得が書いてあります。

「聖人をもって天下の策を見ることありて・・・・・・・・・・」から始まって、情報の取り扱いのあれこれを書き記していますね。

後半の方でこんなことを書いています。

「戸庭を出です。咎(とがめ)なし。子曰く、乱の生ずる所は、すなわち言語をもって階となす。君密ならざればすなわち臣を失い、臣密ならざればすなわち身を失い、幾事密ならざればすなわち害成る。是をもって君子は慎密にして出ださざるなり。」

「幾事密ならざればすなわち害成る。」とは、国の外交・軍事秘密が、きちんと守られないようなことでは、天下にとっても国民にとっても、大変な害があると云っているのです。

国や国民の安全安心のためには、秘密情報の管理、インテリジェンスがとても大切だと云ってるのです。
孔子の生きた2500年前から、そんなことは当たり前だとだれも気付いていたのです。

特定秘密保護法案を巡る国会のゴタゴタは何ですか。
内閣不信任案を出してハイ否決、だらだら無駄な駆け引き何ですか。

繋辞上伝の言葉じゃないですが、君密ならざればすなわち臣を失い、臣密ならざればすなわち身を失い、幾事密ならざればすなわち害成ると、つくづく・つくづく感じる今宵です。



《大切な 法律作り 仕事でしょ》
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「特賞は、どん兵衛そば」と云ってしまってから・・・・・・・・

2013年12月05日 | 店内外の話
(日高町商店会の歳末謝恩大売出しは、今日からスタート10日間ですよ)


「こんにちわ~」と、Iさんがご夫婦二人連れでご来店です。

『いらっしゃいませ。今日はまあまあ二人で、ようこそいらっしゃいませ』と、ニコニコ笑顔で迎えます。
『今日はどうしたんですか?、なにご入り用でしょうか?』、

「プリンターのインクいただきます。これとこれと、5種類かな」と、奥さんから受け取り、私はレジで会計いたします。

『年賀状の印刷ですか。まあまあ、ありがとうございます。今日は二人連れ、え~っとIさんちは定休日ですね、木曜日は。二人でまたまた美味しいレストランにでもお出かけですか?』、
「なに云っとられますか、そんな違います。いろいろ買い物です。買い出しなのです」と、Iさんニコニコお話ですね。

Iさんちは、地元でもとても美味しいと有名なお蕎麦屋さんなのです。電気製品はいつも当店からのお買い上げ、ご贔屓して頂いてますお方です。

「アトムさんの売り出しでのゲーム、あのゲームでホームベーカリーを狙ってたんだけどな~。息子たちが売り出しに来させてもらって、やったけれど残念だったわ~、当てたかったな~」と、
お二人は当日仕事で来られなかったが、Iさんちの息子さんたちが来てやったが、残念だったとおっしゃいますね。

『そうなんです。なかなか難しかったのですね、Iさんちには残念でしたが、出ましたよ一等賞も二等賞のLED照明も、それに、おまけの三等賞はタコ焼き器を当ててもらいましたよ』と話します。
『Iさんちには申し訳ない、残念でした』、

『そうそう、日高の歳末大売り出し、いつもの、ガラポン抽選の大売出しを今日からしますよ。Iさんちにも、抽選できる補助券を後で送らせていただきます』と話します。
「今日からですね、14日までですか。ありがとう」、

『いつも地味な賞品しか当たりませんが、今回は特等賞に “どん兵衛そば・12カップ入りの1ケース” ですよ。一等がミカン1箱、あとは、商品券にテッシュペーパーに、お菓子各種のとっても地味なものなのですよ』、

『でもね、年越し用の “日清のどん兵衛” がドド~ンと当たるかもしれませんよ。補助券必ず送ります』と云ってしまってから気付きます。

ありゃりゃ、Iさんちは本格有名蕎麦屋さんだったわね。カップ麺のそばなんか、当たる当たると云って悪いこと云ってしもた、トンチンカンな電気屋さんの口上聞いて、気を悪くされてなかったかなと心配してしまいます。



《地味ですよ 特等どん兵衛 ホントだね》

出る杭は打たれる

2013年12月04日 | その他
(クイズの解答が寄せられました。「出るクギでしょう」とお問い合わせのメモです)


早いですね~、Kさんからのクイズの解答は、いつも一番乗りです。

12月号の街のでんきや便りが、お客さまの手元に今日届いたのでしょう。早速、FAXでクイズの解答が寄せられてきます。

届いたKさんの解答用紙には、二つのちょっとした質問のメモが書いてありました。




タテの「アマ」につづくタテの言葉は、強引ですがアマミソ(甘味噌)しか考えられません。・・・・・・と書いた、「アマミソ」のことです。

「アマミソ」のヒントは、「秋祭りの夜、おむすびにこれを付けて食べます」と書きました。
Kさんの質問のメモは、「どこの風習でしょう?」と書いてあります。

申し訳ないですね、ヒントを考えるのもなかなか難しいのです。

実は、どこの風習かと云いますと、私の池上地区の風習なのです。

どこでも同じことだと思っていました。
池上では、昔々子供の頃から、秋祭りには、こもり堂に篭って食べる焼きむすびに、当番のお母さんたちが作ってくれた、ゴマ入りの「甘味噌」をたっぷり付けて頬張るのです。




タテの「アマミソ」の「ソ」を使ってのヨコの言葉は、ソクイ(即位)、「ソクイ」の「イ」はタテにクイ(杭)と決めて書き込みます。・・・・・・と書いた、「クイ(杭)」のことです。

「クイ」のヒントは、「出る〇〇は打たれます」と書きました。
Kさんの質問は、「クイではないでしょう。クギでしょう」とお問い合わせでしたね。

本当に申し訳ない。ヒントの書き方がよくなかったのかな、それとも「クギ」ってホントかな?、
と、一瞬思ってしまいました。
何せ、Kさんは私なんぞよりも、ずっとずっと博識偉いお方なのです。

一瞬「えらい間違ったヒントを書いてしまった」と思いました。

どうもKさんは、「出る釘は打たれる」という言い方が正しい、もしや、古い寺社の建物で年月のうちに飛び出してきた釘は、危ないので打ち付けなければいけないと云う、ある種の言い方なのか。

はたまた、中国の古典から「釘」が正しいとおっしゃるのかと、ドキッとしまして調べます。

普通の辞書です。
私の持ってる国語辞典を広げて、「出る」の項目を読みますね。

「出る」の最後の欄に、「「出る杭は打たれる。・・・①すぐれてぬきんでている人は、他から憎まれて、じゃまされる。②でしゃばると他から制裁される」と書いてありますね。
やっぱり、このことわざのもともとの意味から云って、「クイ(杭)」が正しいように確認します。

もう少し調べました。

文科省の数年前の調査では、言葉の使い方のあれこれで、「出る杭は打たれる」と使うが人が約70%くらい、「出る釘は打たれる」は約20%くらいあるそうな、
私は、「クギ」っていう言い方は、全くもって知らなかったのですが、世間ではそこそこ使ってるそうですね。

でも結論は、やはり「出る釘は打たれる」は、やはり誤用だと思います。
やっぱり「出る杭は打たれる」を、大正解としておきますね。



《ヒントって とっても大変 難しい》

もう一台付けようかしら、あともう一つもらうわ

2013年12月03日 | お客さん宅で
(夜になって配達です。40型シャープ「AQUOSクアトロン」はさすがきれいだわ)


写真は、夜になって急にです。
「お父さん、配達するから片方持ってもらえんか」と、息子に頼まれ、空気清浄機と一緒に配達しました40型の「AQUOSクアトロン」です。

話はこれと違うのです。

『こんにちわ~、奥さんいらっしゃるって連絡が入りましたから、来ましたよ~』と声をかけますドア開けて、もう薄暗くなってきましたよ5時ですよ。

本日は社長会の次の日です。
いつもです。休日の次の月曜日の社長会、二日分の電話依頼の用事が、わんさと溜まってしまいます。
社長会から持ち帰った、資料の整理も後にして、依頼の来てます細々(こまごま)用事、どれも待っていただいているのでしょう、早くしてもらいたいものばかりでしょう、一つ一つ、隅から隅から片付けてまいります。

「公民館のスピーカーの調子を診ておいて~・・・・」、「〇さんちの照明がおかしいから診に行って~・・・・」の用事や、「センサーライトやインターホーンの相談に~・・・・」なんて用事を、どこの準備もよいように、トラックに商品乗せて走ります。

公民館で黙々と、アンプやマイク・スピーカーの調子を検査していました。その最中です。
「〇さんちから、奥さんが今帰ったから、頼んでいる照明器具の調子、今なら来てと云っておられるんよ」と携帯に電話です。
あと少しです。

マイクやスピーカーの検査を全部終えて、その足で〇さん宅へ走ります。
『この和室ですか。傷んでしまってます。取り替えして下さい』、『吊り下げですから、スリム管のこの器具にしましょう』と、東芝の和風シーリングライトに替えますね。
電話では傷んでおるから診てと云う事でしたが、街の電気屋しっかりしてる。3種類くらいは乗せてます。

和室の照明を取り替えてる最中に、奥さんおっしゃる。
「アトムさん、リビングも見て下さい。ちょっと暗いのよ」、『ハイどうでしょうかね、少し暗いですね、LEDの器具持ってきてますよ。ここは8畳ですね、明るすぎることはありません。12畳用も持ってきてますそれにしましょう』、
『えっ、隣の台所ですか。ここもですか。ここにピッタリ、6畳用の売り出しの時の3台限りのお買い得品ありますよ。それも持ってきています』、
パナソニックのLED照明もいただいちゃうわと、2台追加で思い付き、「もう一台付けようかしら、あともう一つもらうわ」なんて、3台まとめてのお買い上げでした。

売り出し終わって10日(とうか)過ぎて、なかなか配達済みません。

そこへ次々ご用が入り、片付けていくのに精いっぱいですよ。
とってもDM手配りできぬ、師走のこの月メール便で届けます。




《師走の夜 朔日闇は 空暗し》