(ふるさと但馬には、「T2」、「広報とよおか」、「豊岡顔」なんて冊子がありますね)
昨日です。
ちょっとした用事で「道の駅・神鍋高原」に立ち寄りました。
ふるさと但馬を案内するコーナーには、各町の紹介パンフレットが並んでいます。その中から「豊岡顔(とよおか・ふぇいす)」と題した小冊子を取り上げて見ました。
「豊岡顔(とよおか・ふぇいす)」は、一年ほど前から発行されています。その第3号、第4号なのです。
冊子は、豊岡市が発行しているもので、道の駅や観光施設などに並べて、誰でもご自由にお持ち帰りください、「TAKE・FREE」と記した豊岡市の紹介パンフレットなのです。
冊子の題を「豊岡顔」としているだけあって、中身は普通の町の紹介ページではありません。豊岡で活躍するグループや人の「顔」、豊岡を応援する人や企業の「顔」を出しての紹介なのです。
なかなか旨くできています。
豊岡を初めて知る方にとっては、「こんなに素晴らしい人の住む町か、こんなに愛され応援されている素敵な町か」と、感動おぼえる内容ですね。
豊岡顔の最初のページには、豊岡市長の「コウノトリのうた」という詩の抜粋が載っています。
紹介します。
ながい ながい じかんを かけて
にんげんたちが きを うえました
にんげんたちが のうやくを つかうのを やめました
にんげんたちが さかなの すめる かわを つくりました
そして ついに コウノトリが かえってきました・・・
コウノトリが クラッタリング カタカタカタ!
オオサンショウウオが イナバウアー!
みんな つられて うーんと せのび
とよおかのまちには いのちが いっぱい
ここが ぼくらの ふるさと
第3号の中身は、
「但東どぶろく特区で、アグリツーリズム」と書いて、3世代同居家族がやってます農村体験館の記事、
「Welcome To KINOSAKI」と書いて、城崎温泉の「つたや」の女将と、観光協会の英語で案内されてる職員さんの記事、
JAL会長と豊岡市長との豊岡への想いの対談記事、
「出石皿そばを世界へ!」と書いて、「さらそば甚兵衛」さんとこの店長親子の楽しい記事、
「コウノトリ育むお米との出会い」と書いて、沖縄のスーパー、(株)サンエーさんとこの素晴らしい記事、
豊岡応援団は、出石永楽館に開館当初からずっと出演の、今を時めく歌舞伎俳優、片岡愛之助さんの豊岡応援、想いたっぷりの嬉しい記事、
等々、豊岡を愛する「顔・顔・顔」の記事が満載なのです。
第4号の中身は、
福岡県の小倉商業高校からのお便りは、縁あって豊岡市長が学生たちに豊岡の想いを講演したお礼の手紙の記事、
「いのちをつなぐフライトナースたち」と書いて、豊岡病院の空飛ぶ救命救急室と云われる、ドクターヘリのナースの活躍の記事、
城崎温泉は志賀直哉の愛した温泉地、その若き温泉旅館の旦那衆、文学を通じての城崎の発信への取り組みの話、
野茂英雄さん率いるNOMOベースボールクラブのキャプテンが語る、豊岡への想いと素晴らしさのお話の記事、
日高町にUターンして「かんなべ自然学校」を立ち上げた、前田さん夫妻の楽しい記事、
豊岡応援団は、太陽光発電のカネカソーラーテックは豊岡市で操業です。(株)カネカと、豊岡市大好きなENEOS(エネオス)の「わくわく生き物学校」のお話記事です。
みんなみんな、どの記事もこの記事も、豊岡大好きな「顔」、「顔」、「顔」の楽しい嬉しい記事ばかりです。
やっぱりですね、街の電気屋だって同じです。
人と人との付き合いは、まずは「顔」ですね。中身の品や町の施設なんて後回しでいいんです。
大切なのは、商売届ける「顔」です。町を愛する「顔」ですね。
《アピールは 物ではないです 顔ですね》