7月13日
ラクダレースを前に大賑わいのボーリアの町。
モーテルもあいにく満室で連泊は出来ず、2泊目の宿泊先はキャラバンパーク。

キャラバンパークというのは簡単にいえばキャンプ場なんだけど
日本人の私が思い描くキャンプ場とはちょっと違うイメージ。
キャラバンというのはキャンピングカーのことで、キャンプ=テントという図式はオーストラリアでは成り立たず、
みんな4WDの車で、キャンピングカーを引っ張ってきて泊まっているのです。

キャンピングカーは日本のワンルームマンションの部屋よりはるかに広くて快適そう。
車というよりほんまに家ですね。


私もいつかこんなキャンピングカーで何ヶ月かかけて内陸を横断なり縦断なり周遊なりして
内陸中のセキセイとオカメに会いに行く旅とかしてみたいなー。
私たちはそんなキャラバンパークの中にあるキャビンに泊まりました。

一見、トランクルームか仮設トイレみたいな建物・・・・

ガイドさんもボーリアでキャラバンパークのキャビンに泊まるのは初めてらしく、
いったい中はどうなってるのか、ちょっとドキドキしながら入室。。。。

思った以上に普通。いや普通以上に快適。清潔。
シャワー・トイレ・エアコン・冷蔵庫・テレビ・ポット・チェスト、何でも揃っててモーテルの部屋となんら変わらない。
モーテルの部屋より広さ加減というか、程よい狭さ加減?が妙に落ち着く部屋でした。
もちろんこのキャラバンパークもラクダレースを前に大賑わい。
面白そうなので、パーク内をウロウロ散策。
フレンドリーなおじさんが話かけてきてくれた。
隣の川で獲ったというザリガニを見せてくれた!でかっ!


そうか。あのいつもの川にはこんなザリガニがおるんか。
来年はスルメ持ってきてザリガニ釣りしようかな?
この日は暗くなったら屋外特設シアターで映画上映会があるという。

外で映画なんか見たことないし、さっきのザリガニのおっちゃんも映画あるし見れば?って言ってくれてたけど、
気温一ケタ台の寒空の下でじっと座って映画見るたくましさはないのであきらめる。
屋台も出ていて、食パンに焼いたソーセージを挟んであるソーセージシズルという、
ホットドッグみたいなのを買って食べた。
映画が始まってからちょっとだけ様子を見にいったけど、まわりでたき火燃やしてても
やっぱりめっちゃ寒かったよー。
キャラバンパークのすぐ前はモモイロインコの夕食会場。

続々と集まってくる。


甘えん坊のモモイロインコの幼鳥。トサカ全開で甘え鳴き。たまらんー。

☆
ボーリアに着いてから2日間探したけど、セキセイとオカメに会えなかった。
今までも世界中いろんな国や海まで野生生物に会いに行った経験から学んだこといろいろあるねんけど、
いいガイドさん見つけるとか、時期を狙って行くとか基本的なことをのぞけば、
天候とかコンディションとかの現地での状況はもう運次第やし、
最終的にはガイドさんの経験とか勘が頼りなわけで、
結局現地で自分にできるこというたら、自分の心持ちのチューニングしかなかったりするのです。
これ意外と重要で、もちろんええ加減な気持ちではあかんねんけど、
あまりにも想いが強すぎて血眼になって探してるときには、
動物にも必死さが伝わってしまって会えないもんなのです。これほんまに。
必死で探してるときは全然見つからないのに、ちょっと休憩したり談笑とかして気持ちがリラックスしたときに、
不意に目当ての動物が現れたりすることがほんまに多かった。(特に海の上では。)
心の中では強い想いを抱きながらも、必死になりすぎず、いかに肩の力を程よく抜けるか。みたいな。
自分コントロールが大事。
でも正直、今回私の心の中は邪念だらけだった・・・
オーストラリアに旅立つ直前にひょんなことから知ってしまった事実にショックを受けて、ひとりで落ち込んで。
行きの飛行機とかケアンズ着いてからも、ひとりやしずっとそんないらんこと考えてしまってた。
もちろん鳥さんを見てる瞬間だけはそんなこと忘れてるんやけど、
ボーリアに来てまでまだ引きずってる自分がアホらしく、だんだん腹たってきた。
ずっとこの旅行を楽しみに、そのためにいろんなことがんばって、いろんなこと整えてきたのに
大好きなボーリアに大好きな鳥さんに会うためにきたのに、
鳥さんを探してるときも集中しきれず、なんで考えてもどないもならんこと考えて落ち込んだりしてるんやろ。
アホや。アホすぎる。
ガイドさんはあんなに一生懸命探してくれてるのに、
私の邪念が負のオーラ出しまくってセキセイやオカメを遠ざけてるに違いない。
邪念とかネガティブマインドとか、この世の中でいちばん何の役にもたたへん、全然いらんもんやん。もうほかす!
私はこの日の夜、部屋でひとりで猛省したものの、
どうしていいかわからんから、とりあえず神様にあやまって、
明日の最終日どうかセキセイとオカメに会えますようにと願いながら寝た。
☆
つづく・・・
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ラクダレースを前に大賑わいのボーリアの町。
モーテルもあいにく満室で連泊は出来ず、2泊目の宿泊先はキャラバンパーク。

キャラバンパークというのは簡単にいえばキャンプ場なんだけど
日本人の私が思い描くキャンプ場とはちょっと違うイメージ。
キャラバンというのはキャンピングカーのことで、キャンプ=テントという図式はオーストラリアでは成り立たず、
みんな4WDの車で、キャンピングカーを引っ張ってきて泊まっているのです。

キャンピングカーは日本のワンルームマンションの部屋よりはるかに広くて快適そう。
車というよりほんまに家ですね。


私もいつかこんなキャンピングカーで何ヶ月かかけて内陸を横断なり縦断なり周遊なりして
内陸中のセキセイとオカメに会いに行く旅とかしてみたいなー。
私たちはそんなキャラバンパークの中にあるキャビンに泊まりました。

一見、トランクルームか仮設トイレみたいな建物・・・・

ガイドさんもボーリアでキャラバンパークのキャビンに泊まるのは初めてらしく、
いったい中はどうなってるのか、ちょっとドキドキしながら入室。。。。

思った以上に普通。いや普通以上に快適。清潔。
シャワー・トイレ・エアコン・冷蔵庫・テレビ・ポット・チェスト、何でも揃っててモーテルの部屋となんら変わらない。
モーテルの部屋より広さ加減というか、程よい狭さ加減?が妙に落ち着く部屋でした。
もちろんこのキャラバンパークもラクダレースを前に大賑わい。
面白そうなので、パーク内をウロウロ散策。
フレンドリーなおじさんが話かけてきてくれた。
隣の川で獲ったというザリガニを見せてくれた!でかっ!


そうか。あのいつもの川にはこんなザリガニがおるんか。
来年はスルメ持ってきてザリガニ釣りしようかな?
この日は暗くなったら屋外特設シアターで映画上映会があるという。

外で映画なんか見たことないし、さっきのザリガニのおっちゃんも映画あるし見れば?って言ってくれてたけど、
気温一ケタ台の寒空の下でじっと座って映画見るたくましさはないのであきらめる。
屋台も出ていて、食パンに焼いたソーセージを挟んであるソーセージシズルという、
ホットドッグみたいなのを買って食べた。
映画が始まってからちょっとだけ様子を見にいったけど、まわりでたき火燃やしてても
やっぱりめっちゃ寒かったよー。
キャラバンパークのすぐ前はモモイロインコの夕食会場。

続々と集まってくる。


甘えん坊のモモイロインコの幼鳥。トサカ全開で甘え鳴き。たまらんー。

☆
ボーリアに着いてから2日間探したけど、セキセイとオカメに会えなかった。
今までも世界中いろんな国や海まで野生生物に会いに行った経験から学んだこといろいろあるねんけど、
いいガイドさん見つけるとか、時期を狙って行くとか基本的なことをのぞけば、
天候とかコンディションとかの現地での状況はもう運次第やし、
最終的にはガイドさんの経験とか勘が頼りなわけで、
結局現地で自分にできるこというたら、自分の心持ちのチューニングしかなかったりするのです。
これ意外と重要で、もちろんええ加減な気持ちではあかんねんけど、
あまりにも想いが強すぎて血眼になって探してるときには、
動物にも必死さが伝わってしまって会えないもんなのです。これほんまに。
必死で探してるときは全然見つからないのに、ちょっと休憩したり談笑とかして気持ちがリラックスしたときに、
不意に目当ての動物が現れたりすることがほんまに多かった。(特に海の上では。)
心の中では強い想いを抱きながらも、必死になりすぎず、いかに肩の力を程よく抜けるか。みたいな。
自分コントロールが大事。
でも正直、今回私の心の中は邪念だらけだった・・・
オーストラリアに旅立つ直前にひょんなことから知ってしまった事実にショックを受けて、ひとりで落ち込んで。
行きの飛行機とかケアンズ着いてからも、ひとりやしずっとそんないらんこと考えてしまってた。
もちろん鳥さんを見てる瞬間だけはそんなこと忘れてるんやけど、
ボーリアに来てまでまだ引きずってる自分がアホらしく、だんだん腹たってきた。
ずっとこの旅行を楽しみに、そのためにいろんなことがんばって、いろんなこと整えてきたのに
大好きなボーリアに大好きな鳥さんに会うためにきたのに、
鳥さんを探してるときも集中しきれず、なんで考えてもどないもならんこと考えて落ち込んだりしてるんやろ。
アホや。アホすぎる。
ガイドさんはあんなに一生懸命探してくれてるのに、
私の邪念が負のオーラ出しまくってセキセイやオカメを遠ざけてるに違いない。
邪念とかネガティブマインドとか、この世の中でいちばん何の役にもたたへん、全然いらんもんやん。もうほかす!
私はこの日の夜、部屋でひとりで猛省したものの、
どうしていいかわからんから、とりあえず神様にあやまって、
明日の最終日どうかセキセイとオカメに会えますようにと願いながら寝た。
☆
つづく・・・
