7月14日
オカメインコ。
元々鳥が大好きだった私をゴリゴリにダメ押しし、後戻りできないほどの鳥バカにしてしまった鳥。
それがオカメインコ。
振り返れば四半世紀以上の大昔。
幼稚園で同じクラスの“さつきちゃん”の家に遊びに行くと、
さつきちゃんのお母さんはいつも肩の上にオカメインコを乗せていた。
当時十姉妹、文鳥、カナリア、セキセイインコくらいしか見たことなかった私は
フィンチやセキセイに比べて大きな体でまんまるオレンジほっぺをしたその鳥に強い憧れを抱いた。
それから20年以上の月日が流れたあるとき、1羽のオカメインコと運命の出会いをして一緒に暮らし始めた。
それがニコちゃん。
今はもう天国にいるニコちゃんのことが、私は今も涙が出るほど大好きです。
ニコちゃんは、私にオカメちゃんの魅力をじゅうぶん伝えてくれた。
放鳥中も常に私のそばから片時も離れない。
頭を下げて撫でてもらえるまでじっと待っている。
撫ではじめたら何時間でも撫でさせてくれる。
おひさまみたいなオカメ臭を延々に嗅ぎたい放題。
もふもふし放題。
めちゃくちゃおっとりしていて、平和な博愛主義。
自分より小さなセキセイが怖くてたまらないノミの心臓でメンタルも弱いけど
私のことを絶対的に信頼してくれてる。・・・・
ニコちゃんと過ごす時間はたまらなく幸せだったけど、
同時にこんなにおっとりして平和でちょっとどんくさい鳥が、果たしてほんまに野生で生きていけてるのか?
という疑問を抱かずにはおれなかった。
こどもの頃から野生のセキセイインコに会いたいって思ってたけど、こどもながらにセキセイは野生でもちゃんとたくましく生きてる姿がなんとなく想像できたけど、
野生のオカメがほんまに野生でたくましく生きてる姿はまったく想像できなかった!!
長い前フリ。
でもちゃんと野生のオカメちゃんはセキセイと同じく、過酷な自然環境の中でもたくましく生きてます!!
☆
途中休憩のダジャラの村も過ぎて、マウントアイザの町が近づいてきて、
今回はもうオカメちゃんには会えないのかな。と思いはじめてた。
そのときガイドさんが「あっ!オカメ!」と叫んだ。
今回、オカメちゃん?って思ったら、レンジャクバトだったということが何回かあり、
(遠くから見てると、色、大きさ、トサカがよく似ている)またハトかな?なんて思いながら見てたら、
あーーーー!あのビュンビュン速い飛び方!そしてピュイ!ピュイ!という鳴き声!!オカメちゃんやんっ!!!!
さすが。さいごのさいごに見つけてくれた!ネイチャーガイドの底力を見た。
思わずガイドさんを全力で抱きしめたくなるほどうれしかったが、
嫌がられてその後のガイディングに影響が出たら困る(!?)のでやめといた。
10数羽くらいの小さな群れがあちこちで飛んでたり、木の上にとまったりするんやけど
みんな有刺鉄線の向こう側で、なかなか近くに寄れなかったけど、唯一近くまで行けた群れ↓
みんな木の上で羽繕いタイム。

時間的にもお昼前で、朝よりは随分寒さも和らいでいて、そんなに寒そうじゃない。

バンザーイ&伸びぃ~

ノーマルカラーのオカメは見事な保護色になっていて、オカメの法則により枯れ木にとまると見事に枝に化けてしまう。
トサカでさえ小枝の一部に見えるし、特にメスと幼鳥は枯れ枝にしか見えない。
何羽いるでしょう?

答え。

私も見逃してるかも!?
最後はみんな飛んで行っちゃった!

オーストラリア最速の名のとおり、ビュンビュン飛んで行きました。
☆
つづく・・・・
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オカメインコ。
元々鳥が大好きだった私をゴリゴリにダメ押しし、後戻りできないほどの鳥バカにしてしまった鳥。
それがオカメインコ。
振り返れば四半世紀以上の大昔。
幼稚園で同じクラスの“さつきちゃん”の家に遊びに行くと、
さつきちゃんのお母さんはいつも肩の上にオカメインコを乗せていた。
当時十姉妹、文鳥、カナリア、セキセイインコくらいしか見たことなかった私は
フィンチやセキセイに比べて大きな体でまんまるオレンジほっぺをしたその鳥に強い憧れを抱いた。
それから20年以上の月日が流れたあるとき、1羽のオカメインコと運命の出会いをして一緒に暮らし始めた。
それがニコちゃん。
今はもう天国にいるニコちゃんのことが、私は今も涙が出るほど大好きです。
ニコちゃんは、私にオカメちゃんの魅力をじゅうぶん伝えてくれた。
放鳥中も常に私のそばから片時も離れない。
頭を下げて撫でてもらえるまでじっと待っている。
撫ではじめたら何時間でも撫でさせてくれる。
おひさまみたいなオカメ臭を延々に嗅ぎたい放題。
もふもふし放題。
めちゃくちゃおっとりしていて、平和な博愛主義。
自分より小さなセキセイが怖くてたまらないノミの心臓でメンタルも弱いけど
私のことを絶対的に信頼してくれてる。・・・・
ニコちゃんと過ごす時間はたまらなく幸せだったけど、
同時にこんなにおっとりして平和でちょっとどんくさい鳥が、果たしてほんまに野生で生きていけてるのか?
という疑問を抱かずにはおれなかった。
こどもの頃から野生のセキセイインコに会いたいって思ってたけど、こどもながらにセキセイは野生でもちゃんとたくましく生きてる姿がなんとなく想像できたけど、
野生のオカメがほんまに野生でたくましく生きてる姿はまったく想像できなかった!!
長い前フリ。
でもちゃんと野生のオカメちゃんはセキセイと同じく、過酷な自然環境の中でもたくましく生きてます!!
☆
途中休憩のダジャラの村も過ぎて、マウントアイザの町が近づいてきて、
今回はもうオカメちゃんには会えないのかな。と思いはじめてた。
そのときガイドさんが「あっ!オカメ!」と叫んだ。
今回、オカメちゃん?って思ったら、レンジャクバトだったということが何回かあり、
(遠くから見てると、色、大きさ、トサカがよく似ている)またハトかな?なんて思いながら見てたら、
あーーーー!あのビュンビュン速い飛び方!そしてピュイ!ピュイ!という鳴き声!!オカメちゃんやんっ!!!!
さすが。さいごのさいごに見つけてくれた!ネイチャーガイドの底力を見た。
思わずガイドさんを全力で抱きしめたくなるほどうれしかったが、
嫌がられてその後のガイディングに影響が出たら困る(!?)のでやめといた。
10数羽くらいの小さな群れがあちこちで飛んでたり、木の上にとまったりするんやけど
みんな有刺鉄線の向こう側で、なかなか近くに寄れなかったけど、唯一近くまで行けた群れ↓
みんな木の上で羽繕いタイム。

時間的にもお昼前で、朝よりは随分寒さも和らいでいて、そんなに寒そうじゃない。

バンザーイ&伸びぃ~

ノーマルカラーのオカメは見事な保護色になっていて、オカメの法則により枯れ木にとまると見事に枝に化けてしまう。
トサカでさえ小枝の一部に見えるし、特にメスと幼鳥は枯れ枝にしか見えない。
何羽いるでしょう?

答え。

私も見逃してるかも!?
最後はみんな飛んで行っちゃった!

オーストラリア最速の名のとおり、ビュンビュン飛んで行きました。
☆
つづく・・・・
