7月15日
リクエストしていたキバタンとクロオウムも見れた、
ランチも食べた、
ペットショップにも連れて行ってもらった・・・
それでもまだお昼すぎたばっかり。
午後からどうしましょう?ということになり、せっかくだからヒクイドリを探しに行ってみますか?と
ヒクイドリの生息地域まで連れて行ってもらいました。わーい!
一度は会ってみたかった野生のヒクイドリ。絶滅危惧種の希少な鳥です。
とはいえ、私はつい最近まで、ヒクイドリは漢字で「火食鳥」と書くのに
「低い鳥」やと思ってた程度の浅い知識しか持ってなかったんですが。。。!
車で1時間くらい移動するあいだに、
ガイドさんからいろいろヒクイドリに関する話を聞かせてもらってお勉強?しました。
ヒクイドリは海岸近くの森に生息しているが、今年訪れた史上最強のサイクロンによってヒクイドリの棲む森は壊滅的な被害を受けた。
ヒクイドリの食糧は底をつき、ボランティアレスキューが果物を用意しても、
1日に5キロもの果物を食べるヒクイドリには足りていないらしく、畑や民家を襲うようになったりして、かなり深刻な状況らしい・・・
等等の話を聞かせてもらった。
訪れたのは“ヒクイドリ海岸”。
到着と同時に野生のヒクイドリを発見!

「おぉー!すげー。ほんものや!」とか興奮して、早速車から降りたら、
明らかに私たちに向かってまっしぐらに、ずんずん歩いてくるではないか!!!!
どんどん縮まっていく距離。あまりの迫力に耐え切れず、
「キャー!来ないでー!助けてー!」と、この鳥を見るためにわざわざここまで来たというのに、逃げ出してしまった・・・
だって、ヒクイドリに関して浅い知識しか持たない私が、唯一持っていた有益な知識。
それはヒクイドリは“マジでヤバい鳥”だということだったからです!!
鋭い鉤爪を持つ、恐竜のような太くて頑丈な足で蹴られると、
人間をも殺してしまう、世界でいちばん危険な鳥だということだけは知ってたんです!!
実際に蹴り殺された人間もいるのです・・・
その世界最強、世界でいちばん危険な鳥がずんずん自分に向かって歩いてくる→
蹴られたら死ぬかも・・・と、こわくなって、思わず車の中へ避難。
するとヒクイドリは車のまわりをぐる~っと一周まわって、私の様子を観察したあと、立ち去って行きました。
車の中に入って安心してたけど、よく考えたら、
この頭のトサカも硬い骨質で出来ていて、頭突き一撃で車の窓ガラスなんて簡単に割られちゃう可能性もあったということに後になってから気づいた・・・

やっぱり果物が足りてないんやろうなぁ・・・
とりあえず生き延びたので、車から降りて海岸を散策。
するとこんな看板。

背中向けて走って逃げたらあかん。とか書いてある。もう逃げてもうたやん。
だってこの看板見る前に迫って来てんもん・・・
(ヒクイドリも走鳥類やねんから、走ったって勝てるはずもないねんけどね・・・)
最悪、襲われそうになったら、かばんとかを盾にして直に蹴られんようにするねんて。。。
こちらの人々はちゃんと心得てはるから、
ヒクイドリが自分の近くを通るときは、動きをとめて静かに通りすぎるのを待っていました。
さっきのコとはまた別のコ。このコはおとなしそう。(に見えた。)
静かにお水を飲んでました。

3羽目は周辺をウロウロ。

それにしてもほんまにスゴくたくましい脚・・・まるで恐竜。
羽根もなんか羽根というより、熊の毛みたいに見える・・・

野生のコじゃなくていいからこの羽とかトサカとか、触ってみたいけど、まさに命がけの覚悟が。。。
防弾チョッキとヘルメットあっても無理かな。
(実際に人里に下りてきたヒクイドリを森にかえすために捕獲するレスキューの人は、防弾チョッキ着用らしいです。)
キャンピングカーを一台ずつ訪問。

中まで入って行きそうな勢い・・・

キャンピングカーの中からおじさんが出てきて、
ヒクイドリに向かって「あっちへ行きなさい。」と指をさすと、素直に言うことを聞いていた・・・!!

砂浜を歩くヒクイドリ。


佇むヒクイドリ。こういう姿はかわいい。

目が合った。

厳しい状況が続いてるみたいやけど、がんばって生きてってね。
帰り道でも民家の庭を闊歩する2羽のヒクイドリを見ました。

早く森が元に戻って、ヒクイドリが人里に来なくてもよくなる日が来ることを祈るばかり。
☆
つづく・・・
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リクエストしていたキバタンとクロオウムも見れた、
ランチも食べた、
ペットショップにも連れて行ってもらった・・・
それでもまだお昼すぎたばっかり。
午後からどうしましょう?ということになり、せっかくだからヒクイドリを探しに行ってみますか?と
ヒクイドリの生息地域まで連れて行ってもらいました。わーい!
一度は会ってみたかった野生のヒクイドリ。絶滅危惧種の希少な鳥です。
とはいえ、私はつい最近まで、ヒクイドリは漢字で「火食鳥」と書くのに
「低い鳥」やと思ってた程度の浅い知識しか持ってなかったんですが。。。!
車で1時間くらい移動するあいだに、
ガイドさんからいろいろヒクイドリに関する話を聞かせてもらってお勉強?しました。
ヒクイドリは海岸近くの森に生息しているが、今年訪れた史上最強のサイクロンによってヒクイドリの棲む森は壊滅的な被害を受けた。
ヒクイドリの食糧は底をつき、ボランティアレスキューが果物を用意しても、
1日に5キロもの果物を食べるヒクイドリには足りていないらしく、畑や民家を襲うようになったりして、かなり深刻な状況らしい・・・
等等の話を聞かせてもらった。
訪れたのは“ヒクイドリ海岸”。
到着と同時に野生のヒクイドリを発見!

「おぉー!すげー。ほんものや!」とか興奮して、早速車から降りたら、
明らかに私たちに向かってまっしぐらに、ずんずん歩いてくるではないか!!!!
どんどん縮まっていく距離。あまりの迫力に耐え切れず、
「キャー!来ないでー!助けてー!」と、この鳥を見るためにわざわざここまで来たというのに、逃げ出してしまった・・・
だって、ヒクイドリに関して浅い知識しか持たない私が、唯一持っていた有益な知識。
それはヒクイドリは“マジでヤバい鳥”だということだったからです!!
鋭い鉤爪を持つ、恐竜のような太くて頑丈な足で蹴られると、
人間をも殺してしまう、世界でいちばん危険な鳥だということだけは知ってたんです!!
実際に蹴り殺された人間もいるのです・・・
その世界最強、世界でいちばん危険な鳥がずんずん自分に向かって歩いてくる→
蹴られたら死ぬかも・・・と、こわくなって、思わず車の中へ避難。
するとヒクイドリは車のまわりをぐる~っと一周まわって、私の様子を観察したあと、立ち去って行きました。
車の中に入って安心してたけど、よく考えたら、
この頭のトサカも硬い骨質で出来ていて、頭突き一撃で車の窓ガラスなんて簡単に割られちゃう可能性もあったということに後になってから気づいた・・・

やっぱり果物が足りてないんやろうなぁ・・・
とりあえず生き延びたので、車から降りて海岸を散策。
するとこんな看板。

背中向けて走って逃げたらあかん。とか書いてある。もう逃げてもうたやん。
だってこの看板見る前に迫って来てんもん・・・
(ヒクイドリも走鳥類やねんから、走ったって勝てるはずもないねんけどね・・・)
最悪、襲われそうになったら、かばんとかを盾にして直に蹴られんようにするねんて。。。
こちらの人々はちゃんと心得てはるから、
ヒクイドリが自分の近くを通るときは、動きをとめて静かに通りすぎるのを待っていました。
さっきのコとはまた別のコ。このコはおとなしそう。(に見えた。)
静かにお水を飲んでました。

3羽目は周辺をウロウロ。

それにしてもほんまにスゴくたくましい脚・・・まるで恐竜。
羽根もなんか羽根というより、熊の毛みたいに見える・・・

野生のコじゃなくていいからこの羽とかトサカとか、触ってみたいけど、まさに命がけの覚悟が。。。
防弾チョッキとヘルメットあっても無理かな。
(実際に人里に下りてきたヒクイドリを森にかえすために捕獲するレスキューの人は、防弾チョッキ着用らしいです。)
キャンピングカーを一台ずつ訪問。

中まで入って行きそうな勢い・・・

キャンピングカーの中からおじさんが出てきて、
ヒクイドリに向かって「あっちへ行きなさい。」と指をさすと、素直に言うことを聞いていた・・・!!

砂浜を歩くヒクイドリ。


佇むヒクイドリ。こういう姿はかわいい。

目が合った。

厳しい状況が続いてるみたいやけど、がんばって生きてってね。
帰り道でも民家の庭を闊歩する2羽のヒクイドリを見ました。

早く森が元に戻って、ヒクイドリが人里に来なくてもよくなる日が来ることを祈るばかり。
☆
つづく・・・
