生活

とりとめもなく

グイド!グイド!グイド!

2010年04月12日 21時01分32秒 | Weblog
今日は寒い。アホみたいに寒い。昨日より10度くらい寒い。でも明日はまた暖かいらしい。去年はこんなんじゃなかった気がするが・・・
今日はお休みだったので新宿でおスーと待ち合わせ。最近よく来る新宿ピカデリーで予約をしてからご飯を食べに行った。今日は夜たくさん食べる予定なので昼は控えめにするはずが、普通にたくさん食べてしまった。親子丼とざるそばのセットを食べてしまった・・・
さて今日観たのは「CHICAGO」でおなじみロブ・マーシャル監督の「NINE」という作品です。こんなゴージャスなキャスティング見たことないつーくらい豪華な顔ぶれでいったいオスカー俳優が何人出てるのかっつー話だ。この俳優陣が一堂に会するところを見るだけでも価値がある。
ストーリーについてはあまり予備知識なく観た。イタリアが舞台なのだが、高名な映画監督グイド(ダニエル・デイ=ルイスです)が新作映画を撮ることになってるのだがまったく案が浮かばなくて、出だしさえも思いつかなくて、それでも制作発表記者会見とかにも出ないといけないしとにかく映画を作らねばならないのにタイトルと主演女優しか決まらないというスランプに陥りなんとかしようと悪あがきをするのだが結局ダメでした!というお話。その彼をとりまく女たち、過去の思い出、自分の内面などを歌と踊りを織り交ぜて描く煌びやかな映画となっております。
グイドの奥さんの役をマリオン・コティヤールちゃんがやってますが、私この人大好きなんですね~、あまり派手ではなかったが控えめな耐える妻とゆー日本人に受けそうな役でした。やっぱり可愛かった彼女は「愛の賛歌」でアカデミー賞とってましたね・・・
グイドの愛人の役をぺネロぺ・クルスがやってるのですが、もうこういう白痴的なエロスを演じさせたら彼女の右に出るものはないのではないかと。ビスチェみたいなコルセットみたいな衣装がもう・・・たまらんよぺネロぺちゃんは「ボルベール 帰郷」でアカデミー賞とってたんではないかと。
グイドの作品の衣装係をやってる女性の役にジュディ・デンチが出てますが、やっぱりあの貫禄にしてあのチャーミングさ。もうおばあちゃんなんだろうけど素敵でした。彼女は「恋に落ちたシェイクスピア」でアカデミー賞とってたんじゃないか?
グイドの映画のミューズとしてニコール・キッドマンが出てますがなんかちょっと存在感が薄かったような・・・相変わらず美しく可愛らしくスタイル抜群でちょっと弱い部分を見せたりしてグッとくる。ロングヘアのイメージですがショートボブも似合ってて素敵。彼女は「めぐりあう時間たち」でアカデミー賞とってましたね・・・
グイドのお母さんの役でなんとソフィア・ローレンが出てるのですがもうその迫力たるや映画の最後のシーンは、まるで舞台の幕が下りる直前のようにキャスト全員が出てきて観客に向けてポーズをとるといったていなんですが、その姿といったら別に何もしてないのにその前にひれ伏したくなるような土下座したくなるようなド迫力であった。彼女はたぶん、私の生まれるずっと前にアカデミー賞とってるのではないかと。
グイド役のダニエル・デイ=ルイスは才能ある映画監督、かつてはイケイケどんどんだったがスランプに陥ってもがくダメな男とゆーのを説得力をもって演じていた・・・いかにもモテそうな。才能があってちょっと悪くてすらっとしてていい具合に枯れてるとゆー。彼は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」でアカデミー賞とったよね??
この映画監督もそうだけど、クリエイターと呼ばれる人たちって自分の才能が商売道具なわけで、でもそれはいつまでも湧き出てくるものなのか、いつかは枯れてしまうものなのかわからないわけではないか。どうにもこうにもならなくなってしまったときって、どうすればいいのだろう…そりゃ締め切りもあるだろうさ。彼の才能ありきで仕事がもらえる人だって多いだろうさ。逃げたいときだってあるだろうさ。答えの出ないことですが。
いろんな歌が歌われたが、一番好きなのはケイト・ハドソンが歌ってたやつだな。イタリアーノイタリアーノ、グイドグイド言ってたやつ。予告編とかでもメインで使われてた歌だから耳に残ってるのかもしれないが、あの歌あのダンス、ミュージカルはこうでなくちゃと思った。ケイト・ハドソン可愛かったな~ペニー・レインのあの頃とは違った良さがあるよ
こんなゴージャスな映画観てお腹いっぱい胸いっぱいだが、この次にも行くとこがある。不夜城都市新宿を離れ向かったのは23区内JRの駅で乗降客が一番少ないとゆー常磐線三河島駅です。
かつて世界一ドイヒーなテレビ東京の番組「モヤモヤさまぁ~ず2」でフジの裏番組「ガリレオ」初回に惨敗した特番のときに来ていた土地です。そのときに訪れたラーメン屋「麺新華」に行ってみようと思ったのだ。去年末あたりのモヤ飯ランキングで1位にもなってたしね・・・
駅から離れてけっこう入り組んだ住宅街に入っていったところにあるお店、というかただの住宅にしか見えないのによくもさまぁ~ずは見つけたなーと感心するような目立たないところにあった。
開店してすぐ行ったしあまりにも寒い雨の日なのでお客は私とおスーだけだった。おかみさんが「今日は寒いわね~冬みたいね~」と言っていた。
私は塩ラーメンをいただきました。
 味はふつう。
もちろんバク肉も「風邪予防にバク肉 長ネギ ニンニク 豚バラ」みたいな紙が冷蔵庫に貼られていた。
 非常においしいご飯がほしい
しばらくするとお客さんが増えてきたが、近所のおばちゃんが一人で来たり近所のおばちゃんが二人連れで来たりしていた。たぶん私たちのような人はモヤさま観て来たんだろなーとバレてるんだろな。
 表彰状(ゴザ)も飾られてたよ。
もう今日はお腹いっぱいです。でも寒いから三河島の駅近でお茶してから帰ってきた。
これはもう・・・膝が痛くなりそうな寒さだ
コメント
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