いま楽天地でなんと「黒部の太陽」がどういうわけか、かかってるので観にいった。
石原裕次郎・三船敏郎主演の1968年の映画で、大画面で観てほしいという裕次郎の願いからソフト化されてないし完全版の上映もほとんどされてないという石原プロが抱え込んでいる幻の作品らしい~。ずっと観たかったやつ。しかも熊井啓監督だし、この機会を逃すわけにはいかんのだ。いかんのだ!!
しかしそれにしても196分・・・途中15分の休憩をはさんでとにかく観まくる。お客はほぼ年寄り。
世紀の難工事と言われた黒四ダム建設に向けて、搬入ルートを確保するため北アルプスを貫くトンネルを掘らなきゃいけないわけだがそこは日本列島を貫くフォッサマグナというやつがちょうどあって無理だ、いや、やれ!ダメだ!いや、やるぞ!という話です。
現代でトンネルを掘るとなると技術の向上により壁を固めつつなんかよくわからんけど回転するでっかいやつで1日何メートルも掘り進めてくというイメージがあるが、しかしこれは昭和30年代の話。けっこうアナログな方法で、人間がドリルで岩盤にちっちゃい穴を開け、爆薬を込めてドカンドカンと掘り進めてるというやり方で、いつ終わるともいつ湧き水が枯れるともいつ破砕帯(土壌が弱くてくずれてきちゃうとこ)を突破できるかもわからん先の見えない中でおもに熊谷組とかその下請けの人たちががんばっている。
私はずっとこれダムを作る話だと思ってたんだけど、実はダムを作るための建材を運ぶトンネルを掘る話だったのか・・・あまりにダム建設地が山奥すぎて、山を越えて運ぶのが無理だなあ~ということになってトンネル掘ったらしいのだ。
裕次郎や三船敏郎が出てますが、私が気になったのは宇野重吉と寺尾聰が親子役で共演してるとこー
寺尾聰はまだ若くて(21歳くらいですかね)顔がパンパンで、そして宇野重吉は「寺尾聰は行く末はこの顔だな!」というくらい似ている。今の寺尾聰からは想像できないくらいセリフ棒読みだった・・・
まあとにかく、こういう人たちの努力や犠牲の上に私達の生活があるのだなあ・・・と思った。
石原裕次郎・三船敏郎主演の1968年の映画で、大画面で観てほしいという裕次郎の願いからソフト化されてないし完全版の上映もほとんどされてないという石原プロが抱え込んでいる幻の作品らしい~。ずっと観たかったやつ。しかも熊井啓監督だし、この機会を逃すわけにはいかんのだ。いかんのだ!!
しかしそれにしても196分・・・途中15分の休憩をはさんでとにかく観まくる。お客はほぼ年寄り。
世紀の難工事と言われた黒四ダム建設に向けて、搬入ルートを確保するため北アルプスを貫くトンネルを掘らなきゃいけないわけだがそこは日本列島を貫くフォッサマグナというやつがちょうどあって無理だ、いや、やれ!ダメだ!いや、やるぞ!という話です。
現代でトンネルを掘るとなると技術の向上により壁を固めつつなんかよくわからんけど回転するでっかいやつで1日何メートルも掘り進めてくというイメージがあるが、しかしこれは昭和30年代の話。けっこうアナログな方法で、人間がドリルで岩盤にちっちゃい穴を開け、爆薬を込めてドカンドカンと掘り進めてるというやり方で、いつ終わるともいつ湧き水が枯れるともいつ破砕帯(土壌が弱くてくずれてきちゃうとこ)を突破できるかもわからん先の見えない中でおもに熊谷組とかその下請けの人たちががんばっている。
私はずっとこれダムを作る話だと思ってたんだけど、実はダムを作るための建材を運ぶトンネルを掘る話だったのか・・・あまりにダム建設地が山奥すぎて、山を越えて運ぶのが無理だなあ~ということになってトンネル掘ったらしいのだ。
裕次郎や三船敏郎が出てますが、私が気になったのは宇野重吉と寺尾聰が親子役で共演してるとこー
寺尾聰はまだ若くて(21歳くらいですかね)顔がパンパンで、そして宇野重吉は「寺尾聰は行く末はこの顔だな!」というくらい似ている。今の寺尾聰からは想像できないくらいセリフ棒読みだった・・・
まあとにかく、こういう人たちの努力や犠牲の上に私達の生活があるのだなあ・・・と思った。