生活

とりとめもなく

2012秋冬編

2013年06月27日 16時37分18秒 | 読書
昨日にひきつづき読んだ本を記録しておこう。
2012年の秋から冬にかけてまず

三浦しをん「仏果を得ず」
文楽の世界に身をおく主人公の話。
堅い世界のとっつきにくさを警戒したが、やはり三浦しをんの小説はわかりやすく面白いので楽しく読めます。

江戸川乱歩「孤島の鬼」
これ久しぶりに読んでみましたー
高校生のとき以来だ!約20年ぶり(恐ろしい)
前回はけっこう夢中で読んだのだが今回は落ち着いて読んだよ。だってその間に、この話を題材にしたヘンテコ映画「恐怖奇形人間」を2回も観てるからね・・・(DVD化されてない1969年の作品なのに2回も観てるってどうよ)なんかしみじみするものがありましたよ。
昔の小説なのにいつの時代に読んでも面白いよね・・・

東野圭吾「しのぶセンセにサヨナラ」
浪花少年探偵団の2作目の短編集である。
やっぱり東野圭吾は短編より長編がいいなあ。

湊かなえ「往復書簡」
短編集です、「十年後の卒業文集」「二十年後の宿題 」「 十五年後の補習」という3つの話が収録されているのですがどれも面白い。このうちの「二十年後の宿題」が、去年吉永小百合さんで映画化された「北のカナリアたち」というのの原案になってるんだよね!映画まだ観てないんだー
小説の記憶がうすれたころに観たらいいと思ってる。
そして次が問題の
松本清張「神々の乱心」(上下)
写真撮り忘れた。みつはしさんに借りて、この冬ずっと読み続けてたのだが、難しすぎてなかなか進まない!
大正末期~昭和初期にかけた新興宗教と宮中、内地と中国、いろいろ問題が多岐にわたってあれこれ深まっていき私にはなんのこっちゃよくわかんなかった。そしてこの執筆中に松本清張先生が亡くなってしまい未完のまま終わってるのですよ、絶筆ですよ。だからますます消化不良な感じであった。上下巻読むのに2か月かかっちゃった。
結局あれなんだったんだろ・・・と思う。とくに倉庫に皇太子誕生のときの晩餐のメニューが貼ってあったのがいったいなんだろう。

ここまでがだいたい2012年末まで。次はやっと今年に入ってからの。
今日はここまでにしておく。
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