最近観た映画↓
フィンランドの映画だよ。
フィンランドの映画だよ。
半ばドキュメンタリーっぽいかしら。監督・主演・脚本のペトリ・ルーッカイネンが、アパートの部屋にある物すべてを倉庫にあずけ、1日1個ずつ引き取りに行くという実験的な生活を描く映画だった。
まあそれ以上の説明も必要ないんだけどとりあえずmoviewalkerから引用↓
1年間、全ての持ち物を倉庫に預け、1日に1つずつ必要なものを選んでゆく生活を送る青年の姿を追ったドキュメンタリー。実験的な生活を通じて、“人生で大切なものは何か?”という問いを見る者に投げかける。自ら実験に挑戦し、その様子をカメラに収めたのは、フィンランドでテレビ番組等を手掛けてきたペトリ・ルーッカイネン。
ヘルシンキに暮らす26歳のペトリは、恋人にフラれたことをきっかけに、モノが溢れ返った自分の部屋にウンザリする。ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意。そのルールは4つ。ルール1:自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける。ルール2:1日に1個だけ倉庫から持って来る。ルール3:1年間、続ける。ルール4:1年間、何も買わない。空っぽの部屋から倉庫まで、全裸で雪のヘルシンキを駆け抜ける1日目から始まった365日の“実験”生活。毎日、倉庫からモノを1つ選ぶ度に、“自分にとって今、必要なモノは何か?”を考える。時にはモノに反抗したくなったり、逆にモノが恋しくなったり……。日々変化してゆくモノに対する想い。“必要が満たされた時に、人はモノに何を求めるのか?”、“モノを買わないと決めたのに、直すより買った方が安い。どうしたらいい?”、“何のために、自分は沢山のモノを持っていたのか?”……。無数の問いと葛藤がペトリを襲う。優しい相談相手のおばあちゃん。兄を心配して食料を差し入れてくれる弟。文句を言いながらも、モノの出し入れや修理を手伝ってくれる友人たち。新しく出会ったアウトドア好きなガールフレンド……。様々な人々との関わりの中で、ペトリは“自分を幸せにする、人生で大切なものは何か?”という疑問に対する答えを見出してゆく。
というお話だった。
必要最低限として冷蔵庫やストーブとか服の一揃いくらいは手元に置いてスタートしてもいいとは思うのだが、本当に全てを倉庫に入れてしまい全裸でまずコートを1着取りに行くとこから始まる。
シャワーの後にコートで拭いて、そのコートを着たりしてて、うわぁ〜…って思った。
本当に地味で地味で最初のうちはどうしようかと思ったが、だんだん何を取り出すか迷う様を観てるうちに面白くなってきた。
そして本当に必要なものは100個、その次の100個は楽しむための物、みたいなことを言ってた。
確かに服なんてシャツが2〜3着、ズボンが2着あれば1週間着回していけるし、靴も普段用1足と少しちゃんとした感じの1足、夏用のサンダルがあればいいし、パーカーとコートとジャケット各1枚でやっていける気がする。
デザインとか、好みやオシャレで多様性を求めなければだいたいの物は1個でいいんだよなあ…
物を減らしたいと思うけど、私なんて黒のカーディガンとトートバッグをやたら持ってるし、それでもほしいなあと思っちゃうんだよね(さすがにもう買わないようにしている)。
コレクションという概念を捨てれば本やCDも極限まで減らせるし。
昔に比べたら所有欲みたいなもんは随分無くなったしあまり物を買わなくなったけど、それでもなかなか処分はできないねえ〜
なんとなく観てみたけどなかなか考えるさせられて面白かった。またしばらくしたら観ようかなー