今日は鎌倉へ、という予定をちょっと前にたてた。
予報はずっと雨だったが、昼すぎからやむということだったので行く。ゆうべからものすごい強風が吹いているがそれも昼すぎにはやむらしい。行けばきっとなんとかなるだろ。
と思いきって自転車で錦糸町駅へ。そこから総武快速線に乗れば東京駅から横須賀線に生まれ変わって(つまり乗り換えなしで)鎌倉まで1時間チョイで行けるので、乗ってしまえば楽だな。
と思っていたのだが、駅についたら強風のためダイヤが乱れに乱れており、しかも総武快速は「運転見合わせ」
横須賀線は「上下線ともに遅れ」
東京駅まで行けばなんとかなるな、と思い急遽半蔵門線に乗り大手町で降りて地下道を東京駅までひた走る。走りながらしずたろうに待ち合わせを30分遅らせてもらう旨のメールを
東京駅も乱れたダイヤにとまどう人々でごちゃごちゃしていたが人込みをかきわけかきわけ横須賀線に飛び乗った。もう安心だ。横浜までは意外と近い、しかしそこからが長い気がするが、30分遅れという見込みは合っていたみたいだ。2駅手前の大船では白いバストアップの観音様が山の上に見えてワクワクしてたら、向かいのホームの湘南新宿ラインのほうが早く出ます、というアナウンスがあって乗客大移動ののちふた駅乗ってやっと鎌倉に着いた。いろいろあったが無事着いた。良かった・・・
鎌倉駅でしずたろうとおち合った。いま香港から帰ってきてんの。
天気も交通手段も不本意な日であるにもかかわらず思っていたよりも観光客がいっぱいいた。さすが古都鎌倉。
まずご飯を食べよう~ということになったが、どこにしようかなかなか決められず結局ラーメン屋になってしまった。立て看板を見てお店に行ってみたら、かなりモヤってる店だったのでちょっとひるんだが・・・
豚骨ラーメンと角煮ごはん
おいしかった
小町通りと若宮大路をぶらぶらしつつ鶴岡八幡宮へ・・・
私、鎌倉来るの初めてなんですね~
鶴岡八幡宮の由緒ある大イチョウ(樹齢1000年とも言われ県の天然記念物にも指定されていた。鎌倉幕府3代将軍源実朝を暗殺した公暁はこの幹に隠れて待ち伏せしていたと言われているが信じるか信じないかはあなた次第)がこないだ強風の日にぶっ倒れたというニュースを見たが、残骸があった。これだ。
ポキッと。
長い階段をヒーハー言いながら登り本宮にお参りした。健康でありますように・・・
あっさりとお参りは済ませ、小町通りへ戻った。行ってみたいなーと思ってたアルカマックカフェというお店があって、ハムとかソーセージのお店です。私、加工肉製品が大好きなのです。そこで
ソーセージを買い食い。
プレーン・カレー・青ハーブ(パセリ)・赤ハーブ(パプリカ)の4種類があって私はパプリカにしました。ソーセージ・・・うまいね~
窓口みたいなとこでホットプレートでソーセージを焼いていて串にさして出してくれるのだが、そこのスタッフの女子が超~可愛かった・・・好きになっちゃいそうだ。ときめきに似たものを感じた。
ソーセージを食べたあとちょっと歩いて銭洗弁財天へ行くことにしました。駅からもけっこう遠くて20~30分くらい歩いたかもしれぬ。住宅街を抜け山道へ入っていったら急に山肌に穴っぽこがあいてる。怖い。暗い。金田一耕助に出てきそう。
これを抜けると、ちょっと開けていて(だが薄暗い)神社があった。境内の岩窟の中に「銭洗水」というのが湧いていて、それでお金を洗うと10倍に増えるという効果が期待できる。もちろん洗います。
スイカも洗う。今4000円くらい入ってるからね。
ビチャビチャ金をお財布にしまってひと休みし、神社を出ました。なんか人里離れた妙な場所だった・・・
帰る道すがらもうひとつ佐助稲荷神社というのがあったので行ってみました。これもちょっとした坂の上にあってヒーハー言いながら行ってきました。
赤い鳥居が連なる道だ。
そして帰りにおやつを食べました。なんかおいしそう~なあんみつがガイドブックに載ってたんだよね~
「雲母」(きらら)というお店
私は「宇治白玉クリームあんみつ」しずたろはあんこNGなので白玉きなこを食べていた。
白玉がゆでたてでピンポン玉くらいの大きさで食べがいのあるおやつである。かなり大きくてモチモチなのでお子様やご老人など嚥下力のない人は気をつけるべし。お腹いっぱい。
このお店は箸休めみたいなちょっとしたしば漬けみたいのがついてたりお盆に季節の花が一輪載ってたり最後にこぶ茶を出してくれたりというちょっとした心遣いが素晴らしいのであった。
けっこう長居しまして、大仏を観る時間がなくなったので諦めてまた駅のほうへ戻った。小町通りにある喫茶店で名物のホットケーキを食べようとしてたんだけど(どんだけ食べたら気が済むのか)・・・売り切れてた~
鎌倉の夜は早い。6時にもなるとほとんど店じまいって感じだった。あわててお土産を買って帰りました。
やっぱ神奈川はいいなあ~「東京出身者は神奈川に対してウスラボンヤリした憧れを抱いている」説を唱えている私だが、あまり支持されていない。それでも私は、神奈川に対してウスラボンヤリした憧れを抱いています