「年齢とともに時間の流れを速く感じる。」と最近よく思います。
この感覚はたんなる気のせいなのでしょうか?
この辺を心理学者の人達が年齢と時間感覚の関係について分析して
いると書いてある本を買いました。
有名なのはフランスの心理学者ポール・ジャネーが提唱した
「時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する。」という説。
大人が35歳で子供が5歳だと、7倍の早さで大人時間が
過ぎていると感じるそうです。
5才の頃感じていた1週間は20才では42時間、30才に
なると28時間にしか感じられません。
その要因は、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームスが、
「老年期は、日々の暮らしが単調で平凡になり時間を短く
感じる。」といい、フランスの心理学者ポール・ギョーも
「週も月も似たようになり単調な生活の行列となる。」
とのこと。
年齢よりも若く見える人は、いろんなことに挑戦している
人かもしれませんね。と思った19面相でした。