Fさんよりいただいた「シクラメン」は
永く咲いています。
「寛政十一年 農家年中行事」の
十二日には、
「一.十二日は、市神祭りある。
貴賤老若が白麻を買い求め
「おめでたい」となづけて
歳徳神(お正月の神様)に供え、
また、
今日より売り出し物も持ち出し、
お金を儲けることにも
心がけなければいけない。 」
と農家においても
商品経済の発達による現金収入が
大切なことが書かれています。
※市神祭り:
「歳時民俗記」には平城下二丁目の市神祭りとある。
こどもたちが白麻を売り、
だるま市がたっていたとある。
磐城誌料 歳時民俗記・・・大須賀筠軒著、翻刻夏井芳徳先生
P24より要約