見事な工芸品。
これはすごい。
見事な美術品です。
最近まで見られた米俵です。
先日の旅行で
「安達ヶ原ふるさと村」に展示されていました、
藁で編まれたものです。
昔は生活必需品でしたでしょうが、
現在の私達から見ますと
芸術品です。
これら民衆の中に美を見出した人が
「手仕事の日本人」を書いた、民芸運動の創始者
柳 宗悦です。
手元の「手仕事の日本人」・・・・・岩波文庫
をみてみますと
P30は
「手仕事の方には悪い品を作っては恥だという気風がまだ衰えていません。
このことは日本にとって、
地方の存在がどんなに大切なものであるかを告げるでありましょう。
もし日本の凡てが新しい都風(みやこふう)なものに
靡いたとするなら、
日本はついに日本的な着実な品物を持たなくなるに至るでありましょう。」
と書いています。
心すべき言葉です。
「寛政十一年農家年中行事」より
わが長谷川安道さんは
九月三日に
闇の夜、雨の夜は、
縄もじり・俵編みの用意をして、
秋を待つべきだ。
と
生活のあり方を書いています。
今日は
これから学習会のはしごになります。