愛宕神社境内の長者山遺跡で
「藻島駅家(めしまうまやじあと)」
と呼ばれるところです。
愛宕山神社から北へいわきの方へ一直線の道が現在も残っています。
説明は馬目先生。
凄いロマンあふれる情景です。
1300年前の光景が浮かびます。
古代の高速道路の姿が・・・・
いわきの10の駅家はどこか
早く知りたいです。
「藻島駅家(めしまうまやじあと)」は「常陸国風土記」かかれています。
馬目先生レジメより。」
長者山遺跡の建物跡での配置図で、
「藻島駅家(めしまうまやじあと)」と考えられています。
馬目先生レジメより。
発掘調査でわかりました官道跡・区画溝跡・建物跡などの写真が。
馬目先生レジメより。
十王町の古代道の地図です。
馬目先生レジメより。
南の「助川駅家」から
藻島駅家・棚島駅家からいわきへ向かう古代の高速道路の地図です。
昨日この記録をまとめた物が、
途中で消えていました。
泣き!!
今日は写真と一部の文章だけを載せました。
藻島の駅を中心とした古代の常陸路を往く
・・・いわきヒューマンカレッジ
・・・歴史の闇に消えた古代官道・・・
講師は馬目順一先生でした。
1)野口雨情記念館・・・神岡上古墳出土品見学
2)藻島の駅跡・古代道見学
3)ひたちなか市埋蔵文化財調査センター・・・虎塚古墳と十五郎穴横穴群見学
を4台のバスで廻りました。
古代官道に10駅家あったのは分かっているのですが、
どこにあったか
まだ確認されていない。
どこかロマンあふれる歴史の謎ですが、
茨城にはほぼ確定できているところがありますので、
今回の史跡めぐりでは
この遺跡・・・「藻島駅家(めしまうまやじあと)」
=長者山遺跡・・・古代官道沿いに広がる建物群。
を見学することになり
楽しみにしていました史跡めぐりです。
消えてしまったものを新しく追加しました。
藻島駅路跡(めしまうまやじあと)
「常陸国風土記」に書かれているが、
どこなのか探されていましたが、
近年、
愛宕山神社所有地の林の中で、
☆官道跡
☆区画溝跡
☆第6号建物跡
☆第8号建物跡
☆第9号建物跡
が見つかり8世紀代にさかのぼることが確認され、
この愛宕山境内の遺跡=長者山遺跡が
古代の公的な施設である「駅家の跡」である可能性が濃厚となりました。
上記写真の「建物跡の配置図」で確認できます。
また上記写真のように
この愛宕山神社のそばから、
いわきへ向けて一直線の
道路が現在も残っているのを見学できました。
上記写真の「十王町の古代道」で確認できます。
助川駅家→藻島駅家→棚嶋駅家→いわきと続く
古代の高速道路が・・・・・
ロマンあふれる光景が目に浮かびました。
1300年前の情景が・・・・
駅家(うまや)とは:
駅路と呼ばれる官道沿いに約16km(30里)の間隔で置かれた中央と地方の情報伝達の為の施設で、
馬(駅馬:はゆま。えきば)が置かれました。
宿泊、厩舎、厨房などの施設も併せ持っていた。
今回の見学で、
常陸の国の官道の跡地や官道が残っているのを見学でき
参加された皆さんは感動に酔ったようです。
早く「いわき」に10駅家あったところを
見つけたいという思いに駆られたと思います。
ぜひ見つけたいですね。
馬目先生、
詳しく、易しい解説ありがとうございました。