いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

「冬の花蕨(ふゆのはなわらび)」を見ました!!・・・・・いわき

2011-10-26 17:01:15 | 庭の花

いわきで
「冬の花蕨(ふゆのはなわらび)」を見つけました。
群生は少ないといわれていますが・・・・・

「ふゆのはなわらび」
はなわらび科多年生のシダ科の植物で、
初冬に開花します。

別名を「ふゆわらび」とも呼ばれます。

茹でて、灰汁でアク抜きをしたものは食用になるそうです。
また、
腹痛や下痢の漢方薬としても利用されるようです。

群生で見るのは初めてでした。

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「ぽうぽう焼き」・・・いわきの伝統料理

2011-10-26 06:11:29 | なるほど歴史塾

サンマ漁の船上で生まれた料理といわれ
いわきの伝統料理の一つです。


伝統料理
・・・福島県いわき市 伝統料理郷土食調査委員会編
(平成12年9月発行)
P62にも写真入りで載せられています。

11月13日(日)に
第2回目の「みんなで祝おう恵比寿講」
かねまん蒲鉾さんを会場
Am10:00=Pm1:00まで行われますが、
その催し物に
「サンマのぽうぽう(ポウポウ)焼」の実演販売があり、
「なるほど歴史塾」の担当でやるようになりました。
それで、
昨日その試食を作っててみたのが上記の写真です。

おいしくいただきました!!

ぽうぽう(ポウポウ)焼」
いわきの伝統料理で、
秋刀魚は秋の刀と書くように
秋刀魚は秋になると脂がのりおいしくなりますが、
そのサンマを取るサンマ船上で生まれたといわれます。

油をひいてフライパンで焼く料理なので
比較的新しい料理のようです。

和風ハンバーグなので、食べやすく
体にもいいので、
子どもさん・高齢者に特に食べていただきたいものの一つです。

材料:
サンマ、長ネギ、生姜(唐辛子でもOK)、味噌、片栗粉、油

作り方:

①サンマの腹と頭を取り、皮をはぎ骨を取ります。

② ①を出刃包丁でたたき切りキザミネギ、ショウガ、味噌などを混ぜ合わせて、
  小判形に形を整えます。

③フライパンを熱して油をひき
  初め強火で、後に中火で焼きます。

 

簡単で、お安く・食べやすい・健康にもよい、
男の料理としてもいいのでは!!

 

「昨年
私達「なるほど歴史塾」で、現代語にしました
今から二百十一年前の江戸時代の磐城の農民、長谷川安道さんが書きました
「寛政十一年(1799年)農家年中行事」P11)には、

正月二十日のこととして
「さて、今晩は、戎講と言って商いの神を祝い、分限に応じて、
百姓の料理を作る。
鳥は、平目、かながしら・鮒・どじょう・雉・鳩・鶉・雲雀・
野菜は牛蒡・人参・里芋・大根・豆腐・蒟蒻・干瓢・切昆布など、
これで十分である」・・・原文は漢文体です。

また十月二十日については(P34)で、
「えびす講とて、正月二十日のえびす講に優れ商神を祝う」と
書かれていますようにずいぶんと古くから続けられてきたものなのです。
このように

「えびす講」の料理は
五穀豊穣や商売繁盛・大漁満足の神々に
供えるのに最高にふさわしいものだったのです。
正月二十日のえびす講は、この一年間の繁栄を願う、
十月二十日のえびす講はそれらが達成された感謝の心を
捧げるものだったと考えられます。

今回の恵比寿講膳・・・恵比寿講のお供え膳。

膳内は、
上段には、お吸いもの、白いまんま。
中段には、なます、おひたし。
下段には、お煮がし、魚の切り身と野菜の煮つけ、
膳の下には、左から、がま口を入れた枡、生きたどじょうやふな、生のかながしらを
お供えしました。

 

 









と昨年11月27日のブログに書きました。

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