10月6日(木)~112月25日(日)
ラトブのいわき総合図書館5F企画展示コーナーにて開催。
以下の資料はいわき総合図書館のパンフレットから。
創刊号を描いたのは智恵子抄の長沼(のち高村)智恵子さんです。
アールヌーボー調の表紙は斬新だったでしょう。
当時の女性たちに衝撃と感動を与えたといわれます。
奥村博さんは平塚らいちょうの配偶者です。
伊藤野枝(のえ)の長男が
辻まことさん(昨年いわき地域学会で戸部先生が講演されました。)。
伊藤野枝(のえ)と辻潤の長男です。
関東大地震直後に大杉栄・甥が憲兵大尉・甘粕により惨殺されました。
今回の企画で、
一番知りたかった作家でした。
福島県・須賀川市出身で30歳で亡くなりましたから特に。
いわき総合図書館の地域資料展示コーナーは
年2回程入れ替えて長期にわたり展示されています。
10月1日~来年の3月25日まで展示。
今回は
「いわきの地域新聞のと新聞人」です。
貴重な資料が展示されています。
昨日から
ラトブのいわき総合図書館で、
雑誌「青鞜」創刊100年を記念して
「雑誌「青鞜」と「新しい女」たちの肖像」企画展示され、
12月25日(日)まで展示されていますので、
試験後、久し振りに図書館に出かけました。
雑誌「青鞜」は
近代の自我に目覚めた若い女性たちが集い
文学を通じての自己実現を目指した、
雑誌だったといえます。
特に創刊号の
平塚らいちょうの「元祖、女性は実に太陽であった」は、
有名な文章で、
女性解放を訴えたものと解釈できます。
女性の文学運動だけでなく、「女性問題」を提示した雑誌として、
歴史に名をとどめられています。
今回
「青鞜」の歴史やそれに繋がった人々や
福島県出身の長沼智恵子や
水野仙子などをコンパクトに紹介された展示会になっています。
いのししは今回
須賀川出身で
30歳で亡くなった作家「水野仙子」(みずのせんこ)を
特に関心を持っていました。
もっと世に知ってほしい作家だと思うからです。
また、
智恵子さんが
「青鞜」の創刊号から何回か表紙を飾っていたことに驚きました。
アールヌーボー調で当時は斬新だったと思います。
特に女性に
現在に繋がる問題を抱えて
それを乗り越えようとした先輩たちの苦闘の跡を
見ていただきたい展示会だと思います。
いわき総合図書館・地域展示コーナーでは
年2回ほど入れ替えて
長期にわたり原資料を展示されていることで有名ですが、
今回は、
「いわきの地域新聞と新聞人」を展示しています。
来年3月25日まで展示されています。
いわきの地域新聞は
明治40年(1907年)に発行されました。
それからの歴史を通じて、
いわきの政治・経済・文化・世相・庶民の暮らしなどが
垣間見られる貴重な展示となっておりました。