旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

たらい回し

2011年09月11日 | 

       たらい回し
                 とまりぎ
 日経新聞によると、妊産婦の「たらい回し」では、2006年に奈良県の妊婦が救急搬送の受け入れを10回以上断られ、死亡した問題が起きた。

 東京都と神奈川県は早産などの恐れがある妊婦の救急患者を相互に受け入れる。両自治体とも妊婦の救急患者と医療機関を仲介する仕組みがある。これを活用して、受け入れ可能な医療機関を紹介し合うことで、患者のたらい回しを会費するのが狙い。今年度内に試行する方針だ。都は千葉、埼玉県とも同様の取り組みを検討する。
 とある。

 このことは以前から問題になっていた。
 妊産婦に限らないことで、突然倒れた家族のために救急車を呼んだところ、救急車まで乗せたが無線連絡しているようだが搬送先の病院が決らず、目の前で停車しているようなことが実際にあった。
 早期に対応が必要な患者が、そんなことで待たされているようなことは、回避されねばならない。

 高齢化社会になっていけば、さらに複雑な問題になる。

  
 まずは第一歩を踏み出したといったところだろう。

 今日も救急車が通っていく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする