積水ハウス
とまりぎ
銀行の支店による見学会が、今年は積水ハウスの「ゼロエミッション」を主題にして集った。
バス一台に乗りきれる程度の一行は、都内を11時に出発して午後1時半頃茨城県の積水ハウス関東工場へ入った。
工場全体はかなり広く、まずその中のZERO EMISSION CENTERを見させてもらった。
資源循環センターで、新築施工現場、リフォーム施工現場、メンテナンス現場などから発生する廃棄物を最大80品目に分別し、資源として100%リサイクルしている。
となりに平屋の家屋があって、今度はそれを見る。
北海道洞爺湖で行われたサミットの会場で展示されたゼロエミッションハウスで、省エネの工夫がいろいろある。
窓のガラスは三重になっていて、冷暖房の効率を上げている。
床は竹を使って、成長の遅い木材に代えている。
屋根には太陽光発電システムだけでなく、スナゴケという苔があって夏の温度上昇を抑えている。
庭には小型風力発電機がある。
続いて敷地の離れたところにある、「住まいの夢工場」へ行く。
積水ハウスの住宅展示場で、全部で20棟ぐらいある。
今回は雨でもあり、そのうちの一棟だけに入った。
このような会合へ参加できて、普通では行くことはない所へ行き、新しい分野の新しい技術を目にできることはありがたいことだ。