都の財産5625億円増
とまりぎ
日経新聞によると、東京都の2010年度の資産から負債をひいた正味財産は31兆6123億円で、2009年度より5625億円増えた。
外郭団体などを含めた連結ベースの貸借対照表から算出している。
さらに資産に対する正味財産の割合(正味財産比率)は67.7%で0.8ポイントの上昇になった。
一般企業の自己資本比率が20%以上であれば、とりあえず良であるから、50%超えは超優良だ。
行政コスト計算書(損益計算書)では、当期収支差額が1384億円の黒字で、昨年度より171億円増えた。
年次財務報告書は9月16日に発表されたとのことだ。
国や地方公共団体の決算書の表現方法は、細くは民間企業と違っている。
それでもマクロのこういった数字は比較できる。
2009年度より2010年度は景気回復の企業が多く、税収増になったことの現れだろう。