LED信号機
とまりぎ
家庭用照明でも低消費電力であることに消費者の目が向いたのだろうが、ことに東日本大震災による原発問題後は国中で節電の掛け声がはじまった。
ところが、夏の電力大消費期を過ぎてみると、発電能力はけっこう大きかったことがわかった。
じわじわと節電は忘れられていくかもしれない。
街の交通信号機が電球からLEDに変って、電球型はほとんど見ることがないくらいにLED型が普及した。
価格は電球の方が安いが寿命が短いので、切れてからでは交通事故の危険があるため2年位で交換していたようだが、LEDは高価になるが寿命がおよそ4万時間と長いので交換時期を延ばすことができる。
あるとき信号灯の中に島のように消えているところがあるのを見つけた。
それはしばらくして交換したらしく一ヵ月後には正常に戻っていた。
EDNJapanを見ていたら、信号機のLED素子は192個あり、32個直列にしたものを6系統にしているようだ。
そのうちの一系統がどこかで切れていたのだろう。
鉄道踏切の赤ランプはかなり早くからLEDに変っていたし、駅の信号灯もLED化されるのが早かった。
それに比べると自動車に使われるランプも、街の交通信号機も変るのが遅かった。
どこに問題があったのだろう。と考えても思いつかない。
きっと決断すべきときの、決断の遅れだったのかもしれない。