今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

歓喜の仔・上

2013年04月02日 | 「本」のひきだし

ブクログより


今回敢えてなんの情報も得ず本書にとりかかった。
帯のあらすじさえ読まなかった。

表紙の装丁をしばらく見る、子どもだろうか、目を閉じて歌っているように見えるブロンズ像。無表情だけれど、穏やかな顔。
大きく深呼吸して、そっと表紙を繰る。

どんな話であろうと、重くてつらい話だろうと想像しながら。
想像通りに進んでいっても本を閉じることができない。
題名にある「歓喜」に期待を寄せて、祈るような気持ちで読み終えた。

下巻に続く。


歓喜の仔・上 / 天童荒太
★★★★☆

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