ブクログより
あ~ こういう本は素通りできません。
100年の手みやげ・・・どういう事かといいますと、100年ほども続いている老舗のお店の逸品、と言うことです。
1度や2度は聞いたことがある、お菓子もあります。やはりお店の名前よりも、品物の方が有名ですね。
「扇屋の玉子焼き」って「王子の狐」という落語に出てくるんです。
王子のお稲荷さんにお参りに来た男が、娘に化けた狐と化かされたふりをして、扇屋へご馳走を食べに行って、支払いを狐にさせてしまおうと先に帰ってしまいます。お稲荷さんの狐になんてひどいことをするんだと、と諫められるお話ですが、昔は食事もできたんですね、扇屋さん。長い歴史を持つお店なんですね。
残念ながら本書は関東のお店だけを取り上げています。
お取り寄せの出来るのもありますが、こういうものはそこへ行ってできたてをいただきたいですねぇ。
是非是非、出かけていきたいものです。
100年の手みやげを買いにいく
★★★★☆