人間工学にヒューマン・エラーという言葉が
出てきます。ヒューマン・エラーは人が侵すミスですが、
人はミスを侵す者と考えるのが前提で
道具、乗り物など安全対策がなされています。
人間の脳は創造の源であると同時に、エラーの源なのです。
大脳新皮質は知覚、認知、記憶、判断などの精神活動を司り、ここで
多くのエラーが生まれます。
私達の心も、知覚、認知、記憶、判断が司ります。 心のうつや心配事も実は間違った知覚、認知、判断で起っている可能性があるのです。人が見えるものでも、そのそれぞれの知覚、認知、判断は人それぞれなのです。
人の好き嫌い、世の中の良し悪も、自分の思い違いかも知れません。
先ず私達の頭の脳みその中でこんなことを考えて見ます。
「この人はイヤ!」
「●●もイヤ!」
「この●●もイヤ!」
一度、持った印象は、なかなか変えることが出来ません。
一度思いこむと脳の記憶に定着し、
さらに・・・なんらかの行動、場面とその記憶が条件づけされると
最悪・・・・事態は、どんどん、エスカレート
だんだんストレスがたり 。自己爆発
(うつ、閉じこもり、性格悪くなる、楽しくない、ゆうつ)
そのような場合は、
「この人はイヤ!」
「●●もイヤ!」
「この●●もイヤ!」
に新しい情報を加えます。
違う方面から物事を客観的に見るのがいいのです。
例えば
下記の数字は「6」ですが、相手側に回ってみると
「9」です。
6
↓
9
ちょっと考え方を変えて反対側の数字をみると考え方が
かわるのです。
これで問題解決です。(=^・^=)
では次に質問です。下の女性何歳ぐらいにみえますか?
有名な絵です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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若い女性に見える人が多いのですが、老婆にも見えます。
一般的にはどちらかが見え始めると「認知の固定化」が
始まり、もう一方の視点では見えなくなってきます。
一度ものの固定が起ると、日々の生活や会社の中でも、
この絵のように、一方の視点でしか見えなくなる
脳の認知の固定が起ります。
脳てパターンなんですよねぇ
この固定を変えるには、考え方を変えるのです。
心理的アプローチも本人が考え方を変えないと解決できません。
自分自身にコントロールされているところが、何だか
ムカつきます(笑)
ちなみに脳の偏桃体を取り去ると、全ての恐怖がなくなるそうです。
そう考えると、恐怖は防衛反応と考えると、
「生命維持でなくてはならないもの」 と考えるか
「だたのたんぱく質」 が起す仕業と考えるか
「人間てむなしい」 と思うか
認知によって様々な考えがおこりますねぇ(笑)