院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

塩田さん。

2006年08月05日 07時02分38秒 | 
3日間で3杯のイカを食べた、隠れイカ好きの院長です。

おはようございます。


ちなみに全部おんなじパスタです。

昨日なんか3日目だからね、我ながら相当美味くなってましたよ。


イカってああ見えて(?)かなりの旨みを持ってます。

だから、今回のようにパスタで使うときには強火で、ある程度の時間煮込みます。

フライパンの中でグラグラして、どんどん旨みが凝縮されていくので、

それを最終的にベストの塩梅の塩で味を引き出してやる。


毎回思い知るのは、塩加減の大事さってもので、塩の足りない料理は

あくまでも出来損ないであって

「やさしい味ですね~、素材の味がします・・」っていうのは、

やはり褒め言葉じゃないです。


院長は料理の専門家じゃないけど、なんていうか

「塩梅」ってものに幻想のようなものをもってます。


それは毎回の料理にそれぞれ「どんっぴしゃの塩梅」が実はあって、

それが食べたときの「パンチ」であったり「一味違う何か」であったり、

それこそ「感動」であったり。


でもそれはすごく幅の狭い領域で、もちろんコサジいくつって計れるものではなくて、

料理をする人の勘であったり、本能であったり、経験に裏打ちされた技術であったり、

もしくは偶然だったり・・


旨みが足りないから旨み調味料。というのはすぐに考え付くけど、

料理人がこれをしないのは塩の偉大さを知っているからなんじゃないかな?


外で食事をしても感動まですることは滅多に無いことを考えると、

たとえプロであってもその「神の塩梅」を意識して調理をしている人は

少ないんじゃないかと思う。


そもそも「神の塩梅」なんてものは単なる院長の幻想かもしれないし、塩には院長が

期待するほどの魔力なんて無いのかも知れない。


でも、たまに垣間見えてしまうことがあるんですよ、偶然。


そこそこ美味いものなんて、レシピの真似をすりゃ誰でも出来ます。

でも、院長にはどうも塩の加減に「神の領域」みたいなものがある気がしてならない。

言い回しは大げさだけどね、でもきっとある。



今日はあきる野の祭りです。


ゲソ売ってるかなぁ・・・