できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

9月10日のプリキュアの話です。

2023-09-10 15:42:31 | プリキュア話

今日は9月10日(日)。昨日やっと先週9月3日分のプリキュアの話を書いたところですが、もう今朝の放送分のことを書くことになりました。ということで、さっそく今朝放送分のプリキュアの話を書いておきます。

「たまたま」なのですが、今朝放送分は先週放送分の「翌日」という設定で物語がはじまります。プリキュアたちが昨日(=つまり9月3日放送分)のことを考えながら、プリンセス・エルを囲んで朝食をとっているところから物語スタート。スキアヘッドという新たな強敵が現れ、プリンセスを守れなかったことを悔やんでるプリキュアたち。エルを守るためにもっと強く並べば…と思うプリキュアの脇で、エルが「マジェスティ、エル」と言います。「キュアマジェスティって誰?」と思うプリキュアに、「エルだよ、キュアマジェスティ」という意味です。

その言葉を聞いて、戸惑うプリキュアたち。確かに「運命の子」だから、エル=キュアマジェスティというのはあり得る。でも、最強のプリキュアに変身する力が、ほんとうにエルにあるのだろうか…。そう思ったプリキュアたちはエルに「変身できる?」と聞きます。そこでエルは、スプーンを変身用のミラージュペンにして、「エル、強いの」といいながら変身しようとします。でも、変身できません。誰もウソだと思っていないけど、なぜか変身できない…。そこでアゲハさん(キュアバタフライ)は、「どうすれば変身できるか、いっしょに考えよう」とエルに伝えます。他の3人のプリキュアは、その間に自分たちの力を高めることに専念します。

さて、その後エルはアゲハさんといっしょに、プリキュアたちの特訓の様子を見ます。ソラちゃん(キュアスカイ)の拳法の特訓を見て、自分もそのマネをすれば変身できると思いますが…。やはりトレーニングでは無理。続いて、プリキュアたちの栄養補給のためにフルーツヨーグルトをつくるましろちゃん(キュアプリズム)の様子を見て、ヨーグルトを食べたらエルは変身できると思いますが…。ただ酸っぱいだけでうまくいかず。そしてツバサくん(キュアウィング)が航空力学を研究して、空からのたたかい方を考えている様子を見て…。ツバサ君のミラージュペンで変身しようとしますが、やはりだめ。何度やっても変身できないので、エルは泣き始めます。ただツバサくんは「きっとプリンセスだけのミラージュペンがあるはず」と伝えます。アゲハさんは「きっとそのペンは、エルちゃんにしか見つけられない」といって、なぐさめます。

そんなとき、ツバサくんの仲間の鳥たちがプリキュアの家に現れ、街中で巨大化したミノトンが暴れていることを知らせます。どうやらスキアヘッドが、アンダーク帝国のカイゼリンに「すべてお任せを」と言って、ミノトンにアンダークエナジーを投入。巨大化させてプリキュアを倒そうとやってきたのです。これを見て、プリキュアたちは変身します。

ただ、今回はミノトンとスキアヘッド、様子が少し違います。どうやらプリンセス・エルがキュアマジェスティに変身する力を得たがゆえに、もはやエルを連れ去ることにはこだわりがない様子。そのかわり、エルと4人のプリキュアをまとめて消し去ろうとしています。巨大化したミノトンは強力で、プリキュアの攻撃でもびくともしません。「最強になったワシの攻撃、あきらめろ」というミノトンに、「私たちは絶対守る」といってプリキュア4人でバリアをはって防戦しますが…。そのバリアも破られようとします。「ここまでやるとは。でも、始末するのみ、もう力は残っていない」といって、ミノトンは最後の一撃をプリキュアたちに加えようとします。

すると…。「ソラ、ましろ、ツバサ、アゲハ。いやいや…。ダメ~!! みんな大事、大好き、エルも守る!!」と急に言い始めます。そのあとエルの胸のなかから、ミラージュペンが現れます。「エルもプリキュア!!」と言ったあと、エルがキュアマジェスティに変身します。そう、ミラージュペンは、変身したいと強く願う自分の気持ちが形になったもの。キュアマジェスティになったエルは「信じてくれてありがとう」と言って、ミノトンに攻撃をはじめます。

キュアマジェスティはすばやい動きで、ミノトンに攻撃をはじめます。その様子を見て、プリキュアたちは「速い!」といって驚きます。そしてミノトンの動きをキュアマジェスティが止めたとき、「今よ!」と言います。そのあとは、キュアスカイ・キュアプリズムのアップドラフトシャイニングでミノトンは浄化されます。ただ、浄化されたミノトンを、スキアヘッドは「まだまだ、たたかってもらう」といって連れて帰ります。

キュアマジェスティに変身して疲れたのか、エルは自分のゆりかごにもどって寝てしまいます。「こんな小さなからだに、あんな力があったとは」と、プリキュアたちは驚きます。「これからはいっしょにたたかおう」という他の3人のプリキュアの脇で、なぜかましろちゃんだけは少し心配そうにしています。

こんな感じで、今朝の放送分は終了です。まあ、当然といえばそうなのですが、エンディングに登場するプリキュアは、キュアマジェスティでした。それから、エンディングの歌のバックに、もうすでにキュアマジェスティが入っていました。どうやら次の週末公開の劇場版映画にも、キュアマジェスティは出る様子。なので、今週から物語に登場させたわけですね。ちなみに次回予告では、プリキュアたちはスカイランドにもどって、遺跡の調査をする様子。そこにエルを連れて行くのですが…。ここでどうやら「ほんとうに連れて行っていいの?」と、今朝放送分のラストでましろちゃんが心配そうにしていたことがつながるようです。

ということで、今朝放送分のプリキュアの話、おわります。


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9月3日のプリキュアの話です。

2023-09-09 22:48:06 | プリキュア話

気づいたら今日は9月9日。あしたは9月10日ですねえ。ほんとこの約2週間ほど、めちゃくちゃ忙しくて、9月3日に見たプリキュアの話をブログに書く時間がなかなか取れませんでした。

というのも、毎年恒例のある私立大学教職課程科目の夏休みの集中授業(3日間で15コマ)があったり、日本生活指導学会の研究大会があってそっちに土日顔出していたり…。他にもある自治体教委の会議に出たり、地元・兵庫の教組の研究会に出たり、締め切りを大幅に過ぎた原稿を仕上げるべく、その参考資料を集めにとある図書館にこもっていたり…。これに大学に顔出す用事もありまして…。こんな感じで、ドタバタ約2週間ほどを過ごしておりました。ちなみに今日も午後から姫路市内で、地元教組の研究集会での講演をしておりました。

そんなわけで、もうだいぶん日にちがたってしまいましたが、9月3日分のプリキュアの話をブログで書いておきます。

さて、この9月3日放送分のプリキュアですが、「今回からいよいよ後半の物語スタート」という感じです。特にこの日の放送分では、新しいプリキュアが・キュアマジェスティが登場することがはっきりしました。また、このキュアマジェスティ登場には、プリンセス・エルの成長が深くかかわっていること。そういうことを予感させる物語になっていました。

実際に9月3日放送分の物語を見ていくと…。まず冒頭では、ましろちゃん(キュアプリズム)がプリンセス・エルとお絵描きをしているところへ、ソラちゃん(キュアスカイ)が声をかけ、ましろちゃんを呼びだします。誰もいなくなったところで、エルがましろちゃんの書いた絵に落書きをします。それを見て、もどってきたソラちゃんに、エルが叱られます。そんなソラに、エルは「きらい」と一言。

「どうやら、エルちゃんはプチいやいや期なのでは?」「エルちゃんは、自分のことを描いてほしかったのよね」というアゲハさん(キュアバタフライ)に対しても、エルは「アゲハ、きらい」と一言。ツバサくん(キュアウィング)は「なんとかプリンセスにはごきげんをなおしてほしい…」と願うのですが、そんなときにヨヨさん(=ましろちゃんの祖母)が「これに行ってみては?」とチラシをもってきます。それは、プリキュアたちの暮らす街(ソラシド市)の写真館で、子ども服の写真撮影をやっているチラシでした。

そのチラシをもって、エルをつれて、さっそくプリキュアたちは写真館に行きます。写真館に行くと、プリキュアの衣装を見つけたエル。4人のプリキュアを見て、どれを選ぶか迷いますが…。結局エルは「みんな好き」といって、4人のプリキュアの衣装を全部着て写真撮影をします。

その写真館からの帰り道、アゲハさん運転の車のなかで、エルは眠ってしまいます。寝言で「ソラ、だいすき」というエルに、ソラちゃんは「私も」と伝えます。「世界が平和になったときに、エルちゃんはスカイランドに戻って、みんなのプリンセスになる」「でも、自分たちはエルちゃんが大きくなるのをずっと見ていたい」「いつか離れ離れになるけど、でもそれは今日じゃない。離れる日が来るまで見守っていく」と。そんなことをプリキュアたちが話しているときに、突然、車の前に何者かが現れます。

そこで現れたのは…。感情がなにもない、冷たい目をした新たな敵。どうやら今までプリキュアたちとたたかっていた敵・ミノトンは、「エルを連れてこいと命じたはず」と敵のボス(「陛下」と言われていた人物)に叱られます。ミノトンは武人として「強さを追い求めている」ようですが、「陛下」に「そんなことは関係ない」と雷を落とされ、ミノトンは消えていきます。そのかわりに「頼れるのはお前だけ」と「陛下」に言われて現れたのが、この新たな敵です。

この新たな敵は、プリキュアたちの乗った車を山のなかの駐車場に勝手に移し、おまけにプリンセス・エルをアンダーク帝国に送ってしまいます。4人のプリキュアはさっそく変身して、この新たな敵とたたかって、エルを取り戻そうとします。

ここで、新たな敵は自分の名前をスキアヘッドと名乗り、自分は陛下=カイゼリン・アンダークの命令で動いていること、スキアヘッドが求めていることは「真実のみ」だということを伝えます。そして、エルにはプリキュアたちがスキアヘッドに攻撃され、倒されようとしているところを、アンダーク帝国から見せます。

エルは遠くからいっしょうけんめい「プリキュアがんばれ」と応援しますが…。プリキュアたちがバリアをはってもスキアヘッドにやぶられ、プリキュアたちが技をくり出して攻めてもよけられ、結局、4人とも倒されてしまいます。それでも、エルの「だいすき」という声に反応したプリキュアたちは、キュアスカイがキュアプリズムを、キュアバタフライがキュアウィングを引っ張るかたちで立ち上がります。それでもスキアヘッドは、プリキュアたちは無力だと言います。

そんなとき、急にエルから光がでて、黒い雲におおわれた空が晴れわたります。このとき、新しいプリキュア・キュアマジェスティが登場。スキアヘッドに攻撃を加えます。スキアヘッドは自分の知識の宮殿に、新たなプリキュアのことを記録するといって、消えていきます。そうすると、プリキュアたちの乗った車がもとどおりになり、エルも戻ってきて、4人のプリキュアと再会します。

「エルちゃん、こわかったね。守れなくてごめんね」と泣くましろちゃんに、「泣かないで、ましろ」と声をかけるエル。「絶対に離さない。エルちゃんを守るために、自分たちは強くなる」というソラちゃん。ここで、今回9月3日の放送分はおわりです。

こんな感じで…。いつかエルとプリキュアたちが別れる日がくることを示しつつ、新たなプリキュアの登場とエルとの間になにかつながりがあることも示して、今回の放送分はおわりました。いよいよ激情版映画の公開も間近ですし、だいたい毎年夏休みの前くらいに新しいプリキュアが登場することが多いので、「そろそろ、新メンバー登場か?」というところでしょうか。ちなみに次回(あした放送ですけど)予告では、「キュアマジェスティが何者か?」が話題になっていました。あと、エンディングに登場するプリキュアは、キュアグレースでした。

ということで、今回のプリキュアの話、おわります。


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今日(8月27日)のプリキュアの話

2023-08-27 20:47:15 | プリキュア話

今日は日曜日。いつもどおりプリキュアと仮面ライダーを朝から見て、部屋の掃除してました。ということで、今朝のプリキュアの話を書いておきます。ちなみに仮面ライダーギーツは、今日が最終回。来週から新シリーズになりますね。

さて、先週で関西圏の高校野球中継もおわったので、今日の放送分から通常どおりのスケジュールに戻ります。また、8月末=子どもたちの夏休みもおわりということで、今日の放送分は「夏休み最後のおたのしみ」として、プリキュアたちが海水浴に出かける話になっていました。

まず冒頭ですが、アゲハさん(キュアバタフライ)運転の車で、プリキュアたちがプリンセス・エルを連れて海に向かうところからはじまります。スカイランドで湖を見たことはあっても、ソラちゃん(キュアスカイ)は海を見ること自体が初体験。実際に海に来てみて、その大きさに驚きます。そして「早く泳ごう」と言われてソラちゃんは海に入るのですが…。残念ながら、泳げません。どうやらスカイランドの湖では、ソラちゃん、がんばって湖の底を歩いていたようです。

そんなわけで「海で泳げるようにならなければ」「いままで海でのたたかいがなかったのがラッキー」といって、ソラちゃんは他のプリキュアに泳ぎを習おうとします。さっそくツバサくん(キュアウィング)が、人間の姿から鳥のようなプニバード族の姿に戻って、泳ぎのコツを教えようとするのですが…。でも、ソラちゃんは「手がつばさのようになるかな?」といって疑問を抱きます。続いてアゲハさんが、保育園の子どもに泳ぎを教える要領で、まずはソラちゃん、プリンセス・エルと「カニさん、ちょきちょき」とかいいながら、浜辺を歩こうとします。「でもこれじゃあ、どれだけ時間がかかるか…」という感じ。最後にましろちゃん(キュアプリズム)が、昔、スイミングスクールで習ったときのことを思い出して、「力を抜いてふわり浮く」「海に身をゆだねる」と教えるのですが…。でも、ソラちゃんは力が入って緊張したまま、コチコチでからだがかたまってしまいます。

いろいろやってもうまくいかないので、「もう、いっそ海を楽しもう」と、ましろちゃんはソラちゃんに声をかけます。そこで、まずはシュノーケリングの道具をソラちゃんに渡して、いっしょに海にもぐって魚を見ます。初めて見る海のなかで、いろんな色の魚が泳いでいる姿をましろちゃんとみて、ソラちゃんは「きれい」と思います。また、その間にアゲハさんが浮き輪を借りてきて、ソラちゃんは浮き輪で泳ぎます。そのあとはスイカ割り(これはソラちゃん、スイカの気配を感じたといって、見事に割る)、ビーチバレー、かき氷と、ひたすら海辺の遊びを楽しみます。そして、砂浜にツバサくんを埋めてあそんだりもします。ソラちゃんは「海はやっぱり、スカイランドにはないもの。夏休みの最後に来られてよかった」と思います。「あそびすぎた! 泳ぐ練習しなくちゃ!」とも思いますが、ましろちゃんからは「海が楽しかったら、大丈夫」と言われます。

そんななか、敵のミノトンが、プリキュアたちの遊ぶ浜辺にやってきて、筋力トレーニングを開始します。ミノトンはトレーニングの最中にプリキュアたちを見つけ、「修行もせずにあそんでいるとは何事か!」と勝手に怒り出し、浮き輪のランボーグを出して、プリキュアたちを攻撃しはじめます。さっそくプリキュア4人は変身して、防戦をはじめます。

ただ、浮き輪のランボーグは、海の上にプリキュアたちをひきつけます。泳げないキュアスカイは、キュアウイングに助けてもらって、岸辺の岩の上を歩くかたちで攻撃をします。また、キュアプリズム・キュアバタフライが浮き輪のランボーグにパンチを加えますが…。浮き輪なので、なかなか沈みません。そんななか、浮き輪の空気を抜くことをキュアスカイが思い付き、実行します。でも、浮き輪にはさまれるかたちになってしまいます。キュアウィングが助け出そうとしますが、キュアスカイは海に落ちてしまいます。

海の底まで落ちていこうとするなかで、キュアスカイは、ましろちゃん(キュアプリズム)に言われたことを思い出します。「力を抜いて、ふわり。空に浮くような感じ」「楽しかったでしょ、海? だったら泳げる」と。そのことを思い出したとき、キュアスカイのからだの力が抜け、浮かびはじめます。すると海の上に浮上し、3人のプリキュアが浮き輪のランボーグにつかまっているところに出ます。キュアスカイは必死で泳いで3人を助け出し、キュアバタフライからパワーをもらって、浮き輪のランボーグにパンチします。「海のすばらしさを教えてくれたチームの輪」があるから、浮き輪はもう必要ない。そういうキュアスカイとキュアプリズムの2人で、アップドラフトシャイニングを出して、浮き輪のランボーグを浄化します。

ラストの場面ですが、プリキュアたちは海に沈む夕日を見ています。そんななかで、ましろちゃんは海外で暮らす両親あてに、「夏休みももうすぐ終わり。この夏休みはみんなといっしょで最高。楽しいことがありすぎ」と手紙に書きます。ここで、今回の放送はおしまいです。

まあ、こんな感じで、プリキュアたちの夏休みもおわりですね。そしていよいよ9月は、劇場版映画公開。プリキュアの放送中に流れるCMも、劇場版映画の告知が入り始めました。ちなみに次週予告では、プリンセス・エルが新たな敵につかまって苦戦する様子。また、今回エンディングのプリキュアは、キュアプレシャスでした。


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8月20日のプリキュアの話です。

2023-08-23 18:51:56 | プリキュア話

今日は8月23日(水)。夏の甲子園の高校野球は、今日が決勝戦。慶応高校が優勝しましたね。さて、毎年のことですが、その高校野球中継の関係で関西圏だけ、日曜日朝のプリキュアと仮面ライダーの放送スケジュールが変更されています。今年も変更されていましたので…。私はネット配信の動画で、8月20日放送分のプリキュアを見ました。ということで、8月20日放送分のプリキュアの話、書いておきます。

この8月20日放送分(以後「今回」と略)ですが、他地域と関西圏では夏の甲子園での高校野球がおわるまで放送スケジュールがずれるので、「少々放送スケジュールがずれても、あまり違和感なく秋には本編に戻れる」ような内容になっています。この点は、ここ2~3回の放送内容と重なっていますね。

今回は、ソラちゃん(キュアスカイ)が、外出中に急に雨が降ってきたので、だれも住んでいない洋館で雨宿りするところから物語が始まります。そこで雨宿りしていると、何者かの声がする。そこでソラちゃんが様子を見に行くと、ネコのぬいぐるみが落ちている。そのネコのぬいぐるみが急に立ち上がって、「連れて行って」という。それに驚いたソラちゃんは、大急ぎで家に帰る。家に帰ると、ソラちゃんの帰りを心配していたましろちゃん(キュアプリズム)が迎えるのですが…。「ソラちゃんのうしろに何かいる!」と。それは、さっきのネコのぬいぐるみでした。どうやらプリキュアたちの家までついてきたようです。

ツバサくん(キュアウィング)によると、この街はずれの洋館は、このところ「空き家」だとのこと。「おばけ!」「もう洋館に近づきたくない!」といって、ネコのぬいぐるみに拒否反応を示すソラちゃん。でも、プリンセス・エルは「だいじょうぶだよ」とネコのぬいぐるみに声をかけ、だきつきます。その様子を見て、ソラちゃんは「ヒーローは困っている人に手をさしのべなければ。私でよければ力になる」と、ネコのぬいぐるみに声をかけます。

そのあと、ましろちゃん・ソラちゃんで、ふわふわになるまで、ネコのぬいぐるみをきれいに洗います。また、ネコのぬいぐるみがエルと遊んでいる間に、プリキュアたちは「洋館に住んでいた人を探そう」という話し合いをします。そして、エルは気づいたらネコのぬいぐるみといっしょに寝ます。その様子を見て、ましろちゃんは「ぬいぐるみって抱っこすると安心する」「幼い子にとって最初の友達みたいなもの」とソラちゃんに伝えます。それを聞いて「今まで修行ばかりしてきた。こわがらないようにしないと」とソラちゃんは答えます。

次の日、街中を歩いている女の子とその母親を見かけて、急にネコのぬいぐるみが飛んでいきます。その日の夜、ソラちゃんはぬいぐるみといっしょに寝ます。夢のなかでソラちゃんに、ネコのぬいぐるみが話しかけてきます。「友達とあの女の子が似ていた。ずっといっしょにいたのに、その友達は引っ越しした。ひとりぼっちはさみしい」と。それを聞いたソラちゃんは「私が探す! 見つからないときは、私がずっとそばにいる」と伝えます。それを聞いたぬいぐるみは、「ありがとう。でも、迷惑をかけられない。洋館であの子を待つ」と。そして夢から覚めると、ソラちゃんの前からネコのぬいぐるみは消えていました。

「どこへ行ったの? 友達を探すと約束したのに」といって、ソラちゃんは洋館に向かいます。ほかのプリキュアたちも、後を追います。その様子を、ミノトンが見ています。ミノトンは「自分と勝負しろ」といって、洋館をランボーグにして、プリキュアたちを洋館に閉じ込め、攻撃を始めます。

洋館のなかで、キュアスカイが騎士のランボーグと対決しているときに、他の3人のプリキュアは古時計のランボーグとたたかっています。そんなキュアスカイを助けるように、ネコのぬいぐるみが洋館からの出口をつくります。そのぬいぐるみを抱えて、「いっしょに行きましょう」といってキュアスカイは外に出ようとします。そこに他の3人のプリキュアも合流し、いっしょに外に出ます。そして、キュアプリズムが打ったプリズムショットを、サッカーのようにキュアスカイがキックして、洋館のランボーグにぶつけます。そのあと、タイタニックレインボーでキュアバタフライ・キュアウィングが洋館のランボーグを浄化。ミノトンはその様子を見て、去っていきます。

このあと、ネコのぬいぐるみといっしょにプリキュアたちは洋館のかつての住人を探そうとするのですが…。そのとき、洋館のそばに停車したタクシーから、母娘が居りてきます。その女の子が「お気に入りのぬいぐるみ」「マロンさん、大丈夫?」「おいていってごめんね」と、ネコのぬいぐるみに気付いて、声をかけます。その様子を見て、ネコのぬいぐるみ=マロンを、ソラちゃんは女の子に返します。ましろちゃんはソラちゃんに「さみしい?」と聞きますが、ソラちゃんは「マロン、うれしそう」と答えます。マロンはソラちゃんに「ありがとうニャー」と言います。そんなソラちゃんの横にましろちゃんが立って、「ぬいぐるみっていいよね」といって、今回の物語は終わりです。

まあこんな感じで、「別に夏休みでなくても大丈夫」と思うようなストーリーだったのが、今回の内容。なので、毎週日曜日の放送予定が関西圏だけズレても、この内容だと別に困らないという感じです。と同時に、ネコのぬいぐるみをめぐる物語になっていたので、どことなく、劇場版プリキュアのような印象を抱いたりもしました。ちなみに次回はプリキュアたちが「海に行く」話で、どうやらソラちゃんは初体験のようです。あと、今回のエンディングのプリキュアは、キュアサマーでした。ということで、8月20日=今回のプリキュアの話、おわります。

 


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今日(8月13日)のプリキュアの話

2023-08-13 15:19:02 | プリキュア話

今日は8月13日(日)。先週から夏の高校野球が始まったので、関西圏ではプリキュアと仮面ライダーの放送予定が変更されています。なので今日も私、プリキュアと仮面ライダーを見たのですが、どちらもネット配信されている分を見ました。

さて、今日放送分のプリキュアですが、保育士志望のプリキュア、アゲハさん(キュアバタフライ)がメインになる回でした。そのアゲハさんにカリスマモデルのお姉さんがふたりいて、そのモデルのお姉さんたちといっしょに、プリンセス・エルを連れて、アゲハさんがファッションショーに出る話です。その物語のなかで、アゲハさんのちょっと悲しい、でもそれがあるから今があるみたいな過去の話が展開されます。

冒頭ですが、プリキュアたちがプリンセス・エルを連れて、子ども服の店を回ります。どのお店にいっても、プリキュアたちが選ぶ服に「いや、いや」というエル。なかなかエルがお気に入りの服が見つからず、プリキュアたちは困ります。ただ、そんななかで、アゲハさんだけは「服にこだわりを見せるなんて、成長している姿」とエルのことを受け止めます。

そんななか、街中にカリスマモデルの早乙女まりあ・かぐや姉妹と、マネージャーの加古さんがやってきます。街にいた若い女性たちは、大騒ぎ。「カリスマってなに? ヒーローみたいなもの?」というソラちゃん(キュアスカイ)の脇で、ましろちゃん(キュアプリズム)は、早乙女姉妹からサインをもらいます。その早乙女姉妹は、プリキュアたちを見て「アゲハから話を聞いている。妹のアゲハがいつもお世話になっています」と言います。

実は早乙女姉妹、アゲハさんと離れて暮らしていますが、実の姉妹。幼いころに両親が別れて暮らすことになり、父方に早乙女姉妹、母方にアゲハさんが引き取られたのだとか。ただ「親は親、私たちはやりたいことやるだけ」と早乙女姉妹。そんな早乙女姉妹を見て、プリキュアたちは「ノリがアゲハさんそっくり」と思います。

さて、マネージャーの加古さんはアゲハさんに「モデルやらないか?」と伝えます。それを聞いてツバサくん(キュアウィング)は、「モデル、やってみたら?」と言いますが…。アゲハさんは「以前、中学生の頃にやってみたけど、今の私は保育士になりたい」と答えます。

その加古さんがプリンセス・エルを見て、急に「磨けば光る原石発見!モデル界のプリンセスになれる!」と言い始めます。実はあすのファッションショーで、早乙女姉妹デザインの子ども服を着るモデルを探しているのだとのこと。エルもその子ども服の画像を見て、「これかわいい、これ着たい」と言い始めます。アゲハさんは「エルちゃんの気持ちを大事にしよう。私がフォローする」といい、エルのファッションショー出演が決まります。

そのファッションショー当日。早乙女姉妹がステージにあがっているところに、エルがかわいい服を着ていっしょにステージにあがります。でも、エルは緊張したせいか、ステージで固まって泣きだしはじめます。その様子を見て、アゲハさんはステージ脇から飛び出し、「動物さんみたいな雲がいっぱいある」と、エルに空の雲を見て話しかけます。すると、エルは泣き止みます。

ですが…。普段着のまま、結局、早乙女姉妹・エルといっしょに、アゲハさんもファッションショーのステージにあがってしまうことに。「こうなりゃ、思いっきり楽しまなくちゃね」といって、アゲハさんもこのまま、ファッションショーに登場。結局、三姉妹プラスエルのファッションショーがはじまります。

そんななか、暑い中、水分補給をしながらからだを鍛えたミノトンが、ステージの照明をランボーグにして、加古さんと早乙女姉妹を攻撃し、ファッションショーの妨害をはじめます。ここでプリキュアたちは変身。「楽しさは無用」というミノトンに対して、キュアバタフライは「アゲアゲをさげるな!」といって怒ります。

そのあと、ファッションショーの会場から広い野原へミノトンとランボーグをいったん飛ばして、あらためてプリキュアたちが攻撃。ただ、キュアウィングやキュアプリズムの攻撃を、ミノトンとランボーグははじき飛ばします。

ここでキュアバタフライは、「みんなで笑うって最高!」「(悲しいことに出会ったりして=ここで、両親が別れて、自分たち姉妹も別れて暮らすことになったシーンが描かれます)いつも笑えるわけじゃない。でも、そんなときこそ、笑顔が大事。みんなの笑顔のためにがんばる(=ここで早乙女姉妹のファッションショーの様子も描かれます)。笑顔が最高。そんな風になりたい」と語ります。両親が別れて暮らしたため、お姉さんたちとは別の生活をすることになり、その後も保育士志望で別の人生を選ぼうとしているけど、でも「笑顔が大事」という気持ちだけは同じ。そんなキュアバタフライ=アゲハさんの思いが語られてますね、ここで。

そしてキュアバタフライは、ミックスパレットをつかって「守りの力」をアップし、キュアウィングを強化。そのキュアウィングがキュアスカイをとばして、思いっきりランボーグに体当たりさせます。するとランボーグが倒れたので、ここでキュアバタフライとキュアウィングの合体技・タイタニックレインボーを出して、ランボーグを浄化します。ランボーグが倒されたあと、「さらに鍛錬して出直す」といって、ミノトンは去っていきます。

ラストの場面ですが。早乙女姉妹と加古さん、プリキュアたちで、ファッションショーの様子をふりかえります。ツバサくんたちは「エルが登場して、ショーがもりあがった。さすがプリンセス…」という話。一方アゲハさんは「お姉ちゃんたち、すごい」といい、早乙女姉妹は「アゲハがステージに出たら、子どもたちがノリノリ。やっぱり保育士(志望)だね」と。そして三姉妹で「お互いにがんばろう」といって、今回の話はおわりました。

まあ、こんな感じで、何かと日ごろ「アゲアゲ」を強調するアゲハさんの裏側に、ちょっと悲しい記憶があったことが、カリスマモデルをしている早乙女姉妹(実の姉たち)の姿とともに描かれたのが、今回でしたね。少し「おとな目線」の物語にもなっているような、そんな印象を受けました。また、今回の物語なら、関西圏だけ放送スケジュールが変更になっても、本筋の物語の流れからは大きくずれないことになりますね。

なお、今回のエンディングに登場するプリキュアは、キュアブラック。「プリキュア20周年なんてありえない~」といって登場してきました。また、次回放送分の予告では、プリキュアたちがぬいぐるみに関する怪談話を聞くような内容。これもまた、高校野球中継で関西圏だけ放送スケジュールが変わっても「まあ、なんとかなる」ような内容ですね。

ということで、今日のプリキュア話、おわります。


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今日(8月6日)のプリキュアの話です。

2023-08-06 21:29:30 | プリキュア話

今日は8月6日(日)。広島に原爆が落とされて、78年目の日です。朝から子どもたちがプリキュアを見ることができるのは、平和な社会あってのこと。どうか、こういう平和な社会がいつまでも続くことを願ってやみません。この場をお借りして「核兵器廃絶」「戦争だけでなく他の問題の改善・緩和も含めて、子どもたちが安心して暮らせる平和な社会づくりを」という願いを伝えたいと思います。

それから、今日からいよいよ甲子園球場では、夏の高校野球がはじまりました。関西圏では毎年のごとく、この高校野球が終わるまでは、他地域とは異なったスケジュールでのプリキュアの放送が行われます。ひとまず今日は開会式前だったのでプリキュアの放送がありましたが、来週はお休みの様子。でも他地域は放送しているので、ネット配信はあると思われます。そこで私も次週は、ネット配信でプリキュアを見ようかと考えています。

そんなわけで、今日放送分(以後「今回」と略)のプリキュアの話ですが…。まあ、「この内容だと、夏休み中のいつ放送になってもいいよね?」という感じ。おまけに今回は、プリキュアたちの新たな敵・ミノトンが登場しない回でもありました。

さて、今回ですが、まずは冒頭、プリキュアたちがそれぞれに夜の花火大会を楽しみに待っている場面からはじまります。ソラちゃん(キュアスカイ)が「花火大会楽しみ~。落ち着かない~」といってる脇で、ましろちゃん(キュアプリズム)はネイルをやっている。アゲハさん(キュアバタフライ)は保育園の実習のダンスを考えて、「アゲ~!」とか言っている。その脇で、ツバサくん(キュアウィング)は花火の本を読んでいる。まあ、こんな感じです。

そんなとき、プリンセス・エルがミラーパッドをいじくり始めます。「それ、大事なものだから、さわっちゃだめ」とプリキュアたちがエルを止めようとしたとき、プリキュア4人はミラーパッドの中に吸い込まれてしまいます。

ミラーパッドの中に吸い込まれたプリキュアたちは、ピンクットンという案内役に出会います。このピンクットンから、「ここで特別なトレーニングをして、課題をクリアすればもとに戻れる」といわれます。そこでピンクットンからトレーニング課題を選ぶカードを、プリキュアたちは選ぶのですが…。それがピンクットンにシャッフルされて、4人とも慣れない課題をやらされます。

ツバサくんは、急いでハートマークにタッチしながらダンスをする課題(本来はアゲハさんが選んだ課題)が、スピードが速すぎて追いつけません。アゲハさんは、飛行機に関するクイズの課題(これは本来、ツバサくんの課題)がマニアックすぎて、なかなかできません。ソラちゃんはメイクの部屋に入って(これは本来、ましろちゃんの課題)、自分らしいメイクをするように言われるのですが、やり方がわからず困惑。そしてましろちゃんは、ひたすら長い階段をのぼる課題(これは本来、ソラちゃんの課題)がたいへんで、「他にルートはないの?」とピンクットンにいうと、高い塔の上からロープをたらされて、それをのぼるように言われて余計に困惑します。

そのころプリンセス・エルは、4人のプリキュアがいなくなったことに気付き、心配になります。そこへヨヨさんが通りかかって、エルはミラーパッドをいじっていたら4人がいなくなったことを話します。ヨヨさんは「大丈夫、きっともどってくる。それまで、いっしょにおやつつくりましょう」といって、エルをなだめます。どうやらヨヨさんの話では、エルからミラーパッドを取り上げようとするときに、プリキュアかエルのどちらかが、特訓モードのボタンを押してしまったようです。

一方、プリキュアたちは…。今度は「別のプリキュアだったら、どうしているか?」を考えて、それぞれの課題に取り組み始めます。アゲハさんは、ツバサくんが普段読んでいる飛行機の本を読んで、クイズに全問正解。ツバサくんは「アゲハさんならどうやって踊る?」と考えて、「アゲ~!」な気分でノリノリに踊ってみます。すると課題クリアできました。ソラちゃんは、ましろちゃんが「メイクに元気もらってる。いつもの自分に少しプラスして」という言葉を思い出して、メイクの課題クリア。そしてましろちゃんは、ソラちゃんが「ましろちゃんのペースで、いっしょにがんばろう」と言ってくれることを思い出して、一歩ずつ階段をあがっていきます。すると、先に課題をクリアした3人が、高い塔の上で待っています。「もう少しがんばれそう」と思って、ましろちゃんがのぼりはじめたとき、上から3人のプリキュアが応援します。ラストにましろちゃんが無事に階段をのぼりきったとき、「いままでもみんなに力をもらっていた。いっしょにいるってすごい」と思います。

ただ、無事に4人が課題をクリアして、高い塔の上にあるドアをあけてミラーパッドの外に出ようとすると…。ピンクットンが「最強モンスター」のカードを出してきて、外に出るのを妨害します。ここで4人はプリキュアに変身。それぞれの得意技を出して、モンスターを倒そうとします。まあ、最終的にはキュアバタフライがプレスをかけている間に、キュアスカイ&キュアウィングがアップドラフトシャイニングでモンスターを浄化。それで無事にドアが開いて、ミラーパッドの外に戻るのですが。

ミラーパッドの外に戻ったプリキュアたちは、ヨヨさんから「特訓どうだった?」と聞かれます。「おもしろかった」と答えると、今度はエルが「みんな、ごめんなさい」と謝ります。ただプリキュアたちは「今度はエルちゃんも行きましょう」と言って、笑います。そして、ヨヨさんが「あれを食べましょう」というと、ヨヨさん・エルがつくったフルーツポンチがでてきます。このあと、フルーツポンチをプリキュアたちとエル・ヨヨさんでいっしょに食べながら、花火大会を見るシーンでおわりです。

まあ、こんな感じで、今回のプリキュアは敵のミノトンがでてこない、平和な一日でしたね。また、夏休みのいつでも放送可能な内容になっていました。ちなみに次回放送分(関西圏はお休みですが)では、アゲハさんのお姉さんがファッションモデルで、エルを連れてファッションショーに出るという話。これも高校野球中継で少々放送日がずれても支障がなさそうな、そんな内容ですね。また、8月8日がアゲハさんの誕生日ということで、エンディングのプリキュアは「キュアバタフライ」でした。ということで、今回のプリキュアの話はおわりです。


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今朝(7月30日)のプリキュアの話です。

2023-07-30 18:32:03 | プリキュア話

今日は7月30日(日)。おかげさまで、おとといの金曜日(7月28日)で、私の担当科目の今学期授業が全部、おわりました。このあと期末レポートの採点や学期末の事務仕事、そしてこの時期恒例の教職員組合の学習会、あるいは各地の学校の教員研修の講師の仕事を終えたら、いよいよ私にも「夏休み」到来です。

ただその前に、今学期授業を終わらせてホッとしたのか、昨日と今日、この土日は家でゴロゴロしてます。教職員向けの学習会や研修会の資料づくりとか、遅れている原稿執筆とか、やることは多々あるんですけどね…。

さて、今日も日曜日なので、いつもどおり朝からプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除してました。そこで今朝のプリキュアの話、忘れないうちに書いておきます。

まず、毎年そうなのですが、もうすぐ高校野球中継の季節。「これから関西地区のプリキュアの放送どうなるのか?」という疑問があるのですが、ひとまず次回(8月6日)は、高校野球の開会式前にプリキュアの放送をやるようです。ただ、仮面ライダーギーツはまともに開会式に重なるためか、放送はお休みのようですが…。

それから、これも毎年そうなのですが、7月下旬から8月末まで、プリキュアも夏休みの親子を意識したような物語が多くなります。今回もそんな話で、ましろちゃん(キュアプリズム)の両親が、海外から戻ってくるお話。そこに、ましろちゃんの両親を迎えにいくついでに、プリンセス・エルを空港に連れて行って、いっしょにプリキュアたちと飛行機を見ようという話。そして、「空を飛びたい」と願って、航空工学をひとりで勉強していたツバサくん(キュアウイング)の話。この3つの話が絡みます。ただ、よ~く見てると、夏休み中に親子でお出かけする話、パイロットとしてがんばってる母親の話、そして「航空会社のピーチの宣伝?」と思うような絵柄。これが絡んできます。

今朝の話の出だしは、ましろちゃんがネット通話で、海外で仕事をしている両親と会話をしています。それを他のプリキュアたちが、それぞれにしたいことをしながら見守っています。ネット通話を終えたましろちゃんの話では、あさってに両親が一時帰国するとのこと。そこで、アゲハさん(キュアバタフライ)の車に乗って、みんなで「ももぞら空港」に出迎えに行こうということになります。

その「ももそら空港」につくと、プリキュアたちはエルを連れて、パイロットとキャビンアテンダントを見たり、土産物屋を見たり、航空会社のピーチの飛行機の模型を見たり、飛行機のかたちをしたタイ焼きを食べたり…。まずは、空港を楽しみます。エルも「くうこう、すき」と大喜びです。

ひととおり空港ビルの中を見学したら、ツバサくんのあこがれの飛行機が見える空港の展望デッキへ。そこでソラちゃん(キュアスカイ)が「どうして飛行機は空を飛べるの?」と聞くので、ツバサくんは「羽根が受ける風の力で飛んでいる」と説明をします。このとき、ソラちゃんは「ジェットエンジン」を「ジェットニンジン」と聞き間違えたりするのですが…(こういう小ネタで笑いをとっています)。

そのとき、後ろからシャボン玉をとばして、もっと詳しい説明をしてくれる女の子に出会います。その女の子の名前は、天野翔子ちゃん。ツバサくんと意気投合して、ふたりは飛行機の話で盛り上がります。翔子ちゃんは「ママみたいなパイロットになりたい!」と言います。ちなみにこのとき、アゲハさんが考えた苗字をつけて、ツバサくんは自己紹介で「夕凪ツバサ」と名乗ります。

ただ…。「ママの飛行機にはじめてのる」と翔子ちゃんが言いかけたとき、翔子ちゃんは「パパが搭乗手続き中だった」ことを思い出します。そばで待っていなくちゃいけないのに、勝手に展望デッキに来て、迷子になっている。どうしよう…。そんなときに、アゲハさんが「きっと、パパも探しているよ」と翔子ちゃんをなぐさめます。

すると空港内のアナウンスで、迷子の翔子ちゃんをパパが探していることがわかります。プリキュアたちは翔子ちゃんを案内所に連れていき、無事、翔子ちゃんのパパに出会います。翔子ちゃんとパパの話では、パイロットになったママを応援したい、いっしょに空を飛びたいということで、今回、はじめてママが操縦する飛行機に乗るのだとのこと。プリキュアたちは翔子ちゃんたち父子を送り出したあとで、「飛行機って、乗る人の思いもつないでいる」と気付きます。なんかこういうところで、夏休みに家族旅行に出る親子連れを意識した物語になっていますね。

そんなプリキュアたちに、再び空港内のアナウンスが。今度は「ミノトン」が「展望デッキで待っている」とのこと。ミノトンは夏真っ盛りで暑いのに、冬物のコートを着ています。あまりに暑いので、手持ちの扇風機で涼んでいます。その扇風機をランボーグにして、ミノトンはプリキュアたちを攻撃しはじめます。その扇風機のランボーグは黒い雲を呼び、強い風を起こして、飛行機を飛べなくします。ただ、どうやらプリキュアが空港に居るのは、あまりにも強いミノトンから逃げ出すためだと、勝手に思い込んでいるようです。

「このままでは、翔子ちゃんたちの飛行機も、ましろちゃんの両親ののった飛行機も、この空港で離着陸できない」と思ったプリキュアたちは、ランボーグにたたかいを挑みますが、扇風機で風を強くするため、なかなか接近できません。空の上も乱気流がおきているので、キュアウイングも低空飛行しかできません。

そんなとき、ふとキュアウイングは、翔子ちゃんのシャボン玉を思い出します。そこで、キュアプリズムの「プリズムショット」を、シャボン玉がわりに空に向けて打ち出してもらって、乱気流の動きを読み解けるようにします。その乱気流の流れを読み解いた上で、キュアバタフライにパワーアップしてもらい、キュアウイングの空を飛ぶ速度をアップ。最後はウイングアタックでランボーグを浄化します。そのあと、ミノトンは潔く引き下がります。

ラストの場面。再び空が晴れてきて、翔子ちゃんのママが操縦する飛行機が離陸。その飛行機には、翔子ちゃんとパパが乗っています。機体はもちろん、航空会社のピーチの機体です。他方で、ましろちゃんの両親も、無事に帰国。ましろちゃんがプリキュアの仲間を紹介したり、ましろちゃん大好きなお父さんが、ましろちゃんの顔をプリントしたTシャツをつくったり…。そんな楽しい数日間を過ごした様子が描かれます。そして再び「ももぞら空港」から、両親は海外に戻っていきます。ただ、ましろちゃんは「今までは両親と別れるのがさみしかったけど、今は(プリキュアの)みんながいるから大丈夫」と思います。

こんな感じで、夏休みの家族旅行の話、母親がパイロットという話と、プリキュアたちの物語が上手に重なりつつ、航空会社のピーチの宣伝のような回が終わりました。ちなみに、エンディングに登場するプリキュアは、なんとキュアピーチ。次回の予告では、プリキュアたちがミラーパッドのなかに入って、なにかのレッスンを受けるという物語になるようです。ということで、今朝のプリキュアの話、おわります。

 


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昨日(7月23日)のプリキュアの話です

2023-07-24 10:11:43 | プリキュア話

昨日(7月23日)は日曜日。朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除をして…まではいつもどおりだったのですが。そのあとはなんだかくたびれてしまって、一日、ゴロゴロして過ごしました。実はこの前の土曜日(7月22日)、久々に東京まで新幹線に乗って、日帰りで出かけました。その疲れがでてしまったようです。ということで、昨日見たプリキュアの話、今日(7月24日)に書いておきます。

さて、プリキュアの主な視聴者層である子どもたちが「夏休み」に入る時期には、プリキュアたちも「夏休み」らしいことをしますね。海に行ったり、山に行ったり…というのが、毎年のプリキュアたちの「夏休み」放送分の常。今年のプリキュアも、プリンセス・エルを連れてあちこちにお出かけするようで…。昨日のプリキュアでは、エルを連れて動物園に出かけてました。

と同時に、昨日のプリキュアを見ていると、プリキュアたちの何気ないエルに対する接し方やことばを通して、子どもたちといっしょにプリキュアを見ている保護者へのメッセージを伝えている様子もうかがえました。そういう点に注目して、昨日のプリキュアの物語を見ていきます。

まず昨日の冒頭ですが、スカイランドの王様夫妻に「運命の子」と言われて、エルを育てることを託されたプリキュアたちの戸惑いが描かれます。一応、保育士の卵・アゲハさん(キュアバタフライ)が、エルの食事の面倒を見ているのですが…。その「食事のメニューはこれでよかったのか?」と、料理をつくったましろちゃん(キュアプリズム)は迷います。「動物園に行くお弁当どうしよう…」と迷うましろちゃんは、ソラちゃんに「なんだかんだいいながら、エルちゃんはバナナとおにぎりが大好き」と聞いて、ちょっと安心するのですが。他方、つばさくん(キュアウィング)は、「エルちゃんを守らなければ…」という思いが強すぎるのか、「動きやすさとの両立」といって、なぜかアメフトのユニフォームとヘルメットで現れたりします。

そんなプリキュアたちは、アゲハさん運転の車で、エルを連れて動物園に出かけます。車のなかで「運命の子とか言われるとドキッとするけど、なんだかんだいいながら、エルちゃんは変わらない」と、アゲハさんは語ります。

動物園につくと、エルはカピパラを見かけて話しかけたり、ゾウやキリンなどの動物に「おいでおいで」と話しかけます。どうやら、エルの言葉数が増えた様子。また、エルは動物の気持ちがわかるようです。動物たちも、プリンセス・エルにあいさつしたりしています。そんななか、寝ているライオンに声をかけたプリキュアたち。突然ライオンが吠えたので、エルは「ねんね、しー」とプリキュアたちに声をかけます。ちなみに「スカイランドの動物たちと、どこか(人間界の動物は)似ている」と、ソラちゃんがいいます。シマウマの線の色が、スカイランドでは水色なのですが…。

さて、動物園でプリキュアたちは、ましろちゃんのつくったおにぎりを食べます。3人のプリキュアたちは「エルちゃんが、もっといろんな力を使えるようにしたほうがいいのかな…」と迷います。それを聞いたアゲハさんは「わからない。でも、このくらいの年頃の子どもを育てているパパ・ママも、みんな悩んでる。子どものいいところを伸ばしたいと思いながら、悩みながら育てている」と伝えます。こういうところで、保育士の卵のアゲハさんらしさと、保護者向けのメッセージが見えますね。そんな悩めるプリキュアに、エルは「いたいのいたいの、とんでけ~」と声をかけます。3人のプリキュアは「エルちゃんを心配させてはいけないなあ」と思います。

おにぎりを食べたあと、今度はエルを連れて、プリキュアたちはウサギなどの小動物のコーナーに行きます。でも、ウサギたちが急に何かにおびえた様子になります。その様子を見て、「外で何か異変が起きている?」とプリキュアたちは思い、動物園の入り口に行きます。

すると…。動物園の入り口に、新しい敵・ミノトンが現れます。このミノトン、自分は「まことの武人。アンダーク帝国最強だ」といい、前に居た敵・カバトンと自分を「あんな下品なやつと、いっしょにするな」と言います。プリキュアたちには「カバトンの兄?」と思われたようですが。また、丸太を1万回もちあげる準備運動をしてから動物園にやってきて、動物園のシンボルの恐竜(ティラノサウルス)をランボーグにします。

そのランボーグの攻撃、特に歯の強さにプリキュアたちが苦戦しているなかで、一匹のウサギが逃げまどっています。そのウサギの前で、エルが「おうち、かえろう」と声をかけています。その様子を見て、キュアスカイ(ソラちゃん)は、ハッとします。最初に自分がエルちゃんを守ろうとしたときのこと、それを覚えている…。そんな風にキュアスカイは思ったわけですね。また、ミノトンも「赤子ながら、あっぱれ」といい、「赤子にきばを向けるのは武人のすることではない。自分はツワモノとたたかう」といって、プリキュアだけを相手にするといいます。

そこでプリキュアたちは、「口の強さに対抗するには、しっぽから」といって、恐竜のランボーグに対してしっぽから攻撃を加えます。そしてしっぽからランボーグの動きを封じるために、キュアスカイにキュアバタフライが援護。ラストはランボーグを、キュアバタフライ・キュアウイングの「タイタニックレインボー」で浄化します。

最後のシーンですが、ランボーグを浄化したあと、ソラちゃんは「けっしてエルちゃんは、あぶないことをしていたわけでない。実は私のマネをしていただけ」と、さっきウサギを助けたときの様子について、他のプリキュアたちに語ります。また、エルは小動物のコーナーで出会った他の子どもに、「なかよし」といって、ウサギの餌をいっしょにあげようとしています。その様子を見て、ましろちゃんは自分の描いた絵本のメッセージが、エルにちゃんと届いていたことを実感します。そして、つばさくんは「不安はまだまだ続くけど、エルちゃんはやさしく育っている。これでいいんだ。ボクたちなりに考えていけば…」と思います。ここで、今回の物語はおわりですね。

こんな感じで、プリキュアたちをエルを動物園に連れていくという物語のなかで、子どもたちだけでなく、子どもとプリキュアをいっしょに見ている保護者へのメッセージをさりげなくちりばめている。そんな放送回が、昨日でした。ちなみに次回予告では、格安航空会社のピーチの飛行機が描かれていました。どうやら今度はエルを連れて、プリキュアたちは飛行機を見に空港へ行くようです。また、エンディングに登場する過去のプリキュアは、キュアブルームでした。

ということで、昨日のプリキュアの話、おわります。


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7月16日(日)のプリキュアの話です(4日ほど遅れました)

2023-07-20 16:19:34 | プリキュア話

今日は7月20日(木)。いまは大学の研究室です。やっといろんな仕事がひと段落して、ちょっと落ち着いてきました。そこで、ここまでなかなか書けなかった7月16日(日)のプリキュアの話、書いておきますね。

さて、この日のプリキュアですが、2月から始まった今のシリーズの物語にひとつの節目が入る回といえばいいでしょうか。プリンセス・エルの両親であるスカイランドの王様夫妻が、バッタモンダーの呪いで眠らされていて…。その呪いを解くために、プリキュアたちはヨヨさん(ましろちゃん(キュアプリズム)の祖母で、スカイランド人の科学者)の教えにしたがって、これまでバッタモンダーがくりだすランボーグを浄化し、ミラーパッドにエネルギーをためてきたのでした。それが、前回までのストーリーです。

そして今回は、そのミラーパッドに満タンにたまったエネルギーをつかって、ヨヨさんが「キラキラポーション」をつくり、それをプリキュアたちがスカイランドに届ける話です。また、前回、プリキュアたちがバッタモンダーとランボーグから救い出したシャララ隊長(スカイランドの王様夫妻らの護衛隊長=ソラちゃん(キュアスカイ)のあこがれの人)も、すっかり体調を回復。プリキュアたちといっしょにヨヨさん、シャララ隊長、プリンセス・エルがスカイランドに戻る…という展開です。

さて今回、みんなでスカイランドにもどって、ヨヨさんはまず、王様夫妻にキラキラポーションを使います。すると王様夫妻は目を覚まし、おおきく成長したエルと出会います。そこではじめて、ヨヨさんからバッタモンダーの呪いのために深くて長い眠りに入っていたことを、王様夫妻は聞きます。そして、おしゃべりできるようになったエルの姿に感激します。

そのころ、スカイランド王国では「プリキュアたちがやってきた」ことで大騒ぎ。「ぜひ一目プリキュアを見たい」という人々の声で、パレードを開くことになりました。ただ…。そのとき、鳥のような、ロバか馬のような…そんな生き物に乗ってスカイランドではパレードをするのですが、ましろちゃんは「初めて乗るので緊張する」と。

一方、シャララ隊長はソラを呼び出して、いっしょに出かけます。「休まなくて大丈夫?」と体調を気遣うソラに、「成長したな」と声をかけるシャララ隊長。「隊長のことばにいっぱい力をもらったから」というソラの向こうで、ましろちゃんも不思議な鳥のような生き物に乗って、歩くことができた姿が見えます。その姿を見ながら、シャララ隊長はソラちゃんに「友が世界を広げる」といいます。

このころ、王様の宮殿では、エルがお絵描きをして、王様夫妻を喜ばせています。そのエルが描いた絵のなかには、プリキュアたちの姿が。エルがプリキュアのものまねをして、プリキュアのことを好きそうに話していたとき、エルの胸から何か光のようなものが出ます。

エルがお絵描きしている間、プリキュアたちはスカイランドでボールドーナツのようなものを食べます。そのドーナツの名前がちがっていたので、ましろちゃんは「やはりスカイランドは人間界となにかちがう」「でもこうやっていっしょに居られるのは、奇跡みたい。ずっと続くといいなあ」と語ります。

そんなとき、王様夫妻がプリキュアたちを宮殿に呼びます。王様夫妻は「大事な願いをあなたたちに託したい」とプリキュアに伝えます。それは「エルを再び、あなたたち(人間の)世界へ戻したい」ということ。王様夫妻の話では、「この子(エル)は運命の子」だと。1年前、美しい夕方の空を王様夫妻が見ているときに、一番星が光って、そのときエルが生まれた。この子がスカイランドを救う子で、いつか旅立ちの日がくること。それまでの「かりそめの親」として、王様夫妻がいるということ。かわいらしくてたまらないけど、でも「かりそめの親」だから、はかない。そのエルに、再び運命の光が出ている。空から降りてきた子だし、人間界には、エルを守ってくれる家があり、家族がある…。そう言って泣く王様夫妻をなでなでするエルに、「なんてやさしい子」と、王様夫妻は声をかけます。そして「アンダーク帝国からの攻撃が続くと思うが、それでもプリンセス・エルを守ってほしい」と、王様夫妻はプリキュアたちに頼みます。

そしていよいよ、パレードの時。スカイランドの王様の護衛隊が先導を務めます。ましろちゃんも不思議な鳥のような生き物に乗れるようになってます。シャララ隊長は「これが最後だ。これからは大切な自分のヒーローを目指せ。いつでも支える」と、ソラちゃんに声をかけます。

そんなとき、ツバサくん(キュアスカイ)が、パレードに向かっている「いじわる雲」を見つけます。晴天の空に、ひとつだけ生まれる雲。この雲がパレードのときにやってきて、雨を降らせるといやなので…。プリキュアたち4人は変身。キュアスカイ・キュアプリズムのアップドラフトシャイニングで、いじわる雲を浄化します。他方、キュアスカイ・キュアバタフライのコンビは、スカイランドの空にエルの顔を描きます。そして、プリキュアたちとヨヨさんは、エルをつれて、もう一度人間界に戻ります。ましろちゃんは「エルちゃんがいったんパパ・ママのところに戻っても…。私たちは家族みたいに過ごしてるし、それがこれからも続くのがうれしい」と思います。

ということで、今回はいったん、今までのスカイランドの王様夫妻にかけられた呪いや、シャララ隊長の傷が治り、プリンセス・エルが王様夫妻のところにいったん戻るということで、前半の話の節目の回になりました。今後は再び人間界にエルとプリキュアがもどって、バッタモンダーたちアンダーク帝国とのたたかいの日々が続くことになるでしょうね。ちなみに7月16日は、キュアプリズムの誕生日だそうです。あと、9月15日からプリキュアオールスターズF(劇場版映画)が公開されるようですね。次回予告ではエルを連れて、プリキュアたちが動物園に行く話のようです。

以上でひとまず、7月16日分のプリキュアの話、おわります。

 

 


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今日(7月9日)のプリキュア話

2023-07-09 22:27:19 | プリキュア話

今日は7月9日(日)。いつものとおり日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除してました。そのあと家で仕事しようかと思ったんですけど、眠くて今日もまた昼寝。最近、よく家で昼寝してますわ。あしたも一日家に居るので、せめて授業準備くらいはがんばらないといけないですね。でないと遅れている原稿執筆とか校正作業に手が回せないので。

さて今日のプリキュアですが、前回からの話のつづきです。プリキュアたちの敵・バッタモンダーがつくったランボーグのなかに、ソラちゃん(キュアスカイ)のあこがれの人・シャララ隊長(=スカイランド王国の護衛隊長)が閉じ込められている。また、倒れたシャララ隊長にバッタモンダーがありったけのアンダークエナジーを注いで、それでなんとかランボーグのなかで生きている状態だということ。それを知ったソラちゃんは、ランボーグもバッタモンダーも倒せなくなり、「ヒーロー失格」と思う。そこまでが、先週の話でした。

今週は、そんな失意のソラちゃんが一度、人間界を去って、スカイランド王国に戻る話。冒頭は学校で国語(古典)の授業を受けているましろちゃん(キュアプリズム)が、授業を上の空で聞いているところからはじまります。どうやらソラちゃんは、学校を休んだ様子。ましろちゃんが帰宅してみると、ましろちゃんがプレゼントした手帳に「私はヒーローになれません」と書置きをして、スカイランド王国に帰ってしまった様子。そのあと、スカイランド王国の実家に戻るソラちゃんが描かれます。

ソラちゃんは実家で両親と弟に迎えられて、「おなかがすいた」ということでシチューをたべます(スカイランド王国ではチシューというようですが)。そこでソラちゃんは家族を前に、こんなことを話します。自分がヒーローになりたいと強く願ったから、プリキュアになるためのミラージュペンが心のなかから出てきた。でも今は、その気持ちがでてこない。夢も、仲間のたてる作戦も信じられない。そうしたら「ヒーローになれない」と思って、ミラージュペンが消えた…。それを聞いた弟はソラちゃんに「絶対にヒーローになるって約束したのに!」と起こります。でも父親は「人が本気で決めたことに口出しはよくない」といって、弟をたしなめます。

一方、ましろちゃんたちは、家を出て行ったソラちゃんをどうやって迎えにいくか、相談します。「私は行かない。ひとりにしてあげたい」というましろちゃんに、「なんのための仲間?」というツバサくん(キュアウィング)。「私、ツバサくんと行ってくるね」といって、アゲハさん(キュアバタフライ)はましろちゃんを置いて、スカイランド王国に通じるゲートをくぐります。そんなプリキュアたちを見て、ヨヨさん(ましろちゃんの祖母=スカイランド人)は、「なりたい私があったけど、その夢がなくなったとき、なにを頼りにしたらいいのかしら…」と、赤ちゃんのプリンセス・エルに語りかけます。ただツバサくん・アゲハさんが、ソラちゃんの家にたどり着いた頃、ソラちゃんは父親と出かけているようでした。

ソラちゃんは、父親(名前は「シド」というそうですが。もしかしてお母さんは「ミファ」でしょうか?弟は「ドレ」ですかね?)と、星空を見上げながら、湖のそばで話します。昔、ソラちゃんが「ヒーローになりたい」と思ったのは、スカイランドの学校のなかでいじめがあったときのこと。そのとき、父親はソラに「自分の心はなんといってる?」と聞きました。すると星空からたくさんの流れ星が降り注いで、そんななかでソラちゃんは「ヒーローになりたい」と誓ったのでした。そんなことをソラちゃんは思い出して、プリキュアに変身するためのボタンを湖に投げようとしたのですが…。

そんなとき、ソラちゃんの母親は、ツバサくん・アゲハさんに「もう少し、時間が必要かも…」という話をしていました。アゲハさんたちは「やさしくて、まっすぐで、すてき。みんな大好き」と、ソラちゃんのことを伝えます。そのころバッタモンダーは、「大好きな友達が苦しんでいるとき(ソラちゃん=キュアスカイ)、もっと苦しくなるんだよなー」といって、次の悪だくみを始めます。

さて、ソラちゃんやアゲハさん・ツバサくんが戻ってくるのを待ちながら、ひとりで待っていたましろちゃんは、ソラちゃんに手紙を書きます。その手紙をヨヨさんに届けてほしいと頼みます。そんなときに、ランボーグが出現。戻ってきたアゲハさん・ツバサくんとともに、ましろちゃんは変身。3人のプリキュアでランボーグとバッタモンダー相手にたたかいを挑みます。

手紙を預かったヨヨさんは、赤ちゃんのエルをつれて、スカイランド王国のソラちゃんの家へ。そこでまきわりをしているソラちゃんに、ましろちゃんからの手紙を渡します。そのましろちゃんからの手紙を読んでいる様子を、ソラちゃんの両親・弟が見ています。

そのましろちゃんの手紙には、ソラちゃんあてにこんなことが書かれていました。はじめてましろちゃんがプリキュアになったとき、ソラちゃんは「自分はもっと強くなる」と言った。今度は私(=ましろちゃん)の番。前よりも強くなったランボーグだけど、隊長さんを助けるのは、私たちに任せてほしい。ソラちゃんは無理にたたかわなくていい。それよりも、元気になってほしい。「ヒーローになれなかった」なんて言わないでほしい。もっと前から、私(=ましろちゃん)にとって、ソラちゃんはヒーローだから…。

その手紙を読んで、ソラちゃん。「たたかわなくて逃げた。こんなヒーローがいていいわけがない。でも、今は行かなきゃ。大事な友だちが待っているから」と言います。すると、心のなかから再びミラージュペンが復活。ヨヨさんから「ランボーグが街で暴れている。時間がない」と聞いて、ソラちゃんは再び戻ります。その様子を見て、ソラちゃんの両親は「笑って送り出そう」「つまづいたら、また戻っておいで」と声をかけます。そして「愛はひとつではない、何度でも生まれる」と、父親はつぶやきます。また、ソラちゃんは「今の私はヒーローなんて口にできない。でも、あなた(=ましろちゃん)がそう呼ぶなら…」といい、「自分には背中を押す人がいる。立ち止まるな、ヒーローガール!」といって、人間界に戻っていきます。

そのあと、バッタモンダーとランボーグを相手に苦戦中の3人のプリキュアのところに、キュアスカイに変身したソラちゃんが戻ります。そのキュアスカイとキュアプリズムが再び手をつなぎ、アップドラフトシャイニングで、ランボーグを浄化。すると、シャララ隊長も助かったうえに、アンダークエナジーを全部吸い取って、ヨヨさんの持っていたミラーパッドも満タンになります。

ランボーグを倒したあと、まだなにかじゃまをしようとするバッタモンダーに「1ミリでも動いたら、絶対に許さない」と、今度はキュアプリズムが言います。その声を聴いて「いい言葉だな、また会えたな、ヒーローガール」といって、シャララ隊長の意識が戻ります。そのあと、キュアスカイはバッタモンダーにとどめをさすのかと思ったら…。「どんなことをされても負けないくらい、強くなる」といって、キュアスカイはシャララ隊長を抱きかかえて、去っていきます。

ヨヨさんの家のベッドの上で休みながら、シャララ隊長は「プリキュアたち、強くてやさしい。これはヨヨさんが育てたの?」と聞きます。ヨヨさんは「むしろ、教えられるばかりです」と答えます。一方ソラちゃんは「未熟なりに、これからも前に進みます。みんなよろしく」とほかの3人のプリキュアにあいさつします。そんなソラちゃんに、ましろちゃんは「もう一度、手帳を受け取ってほしい」と頼みます。その手帳をソラちゃんはもらって「絶対にヒーローになる!」といって、今回はおわりです。

ということで、夏休み前にプリキュアの敵が強力になり、一度、プリキュアたちが挫折する。そこからまた立ち直って、強くなる…という、毎年の物語の展開が、今年も前回・今回も「キュアスカイ=ソラちゃんの物語」として描かれました。次回はシャララ隊長も復活し、ミラーパッドにエネルギー(キラキラポーション)がたまったので、プリキュアたちがスカイランド王国に戻って、エルの両親=王様夫妻を目覚めさせる話になります。どうやら予告編ではそのとき、エルになにか変化があって、新しい技かアイテムが出せるようになる感じです。これもエンディングが先週から変わり、夏休み前に新プリキュアや新アイテム、新しい技が出るという例年のパターンからすると、エルちゃんもかかわった新しい技とアイテムが出る予感がします。

そして、今回のエンディングに登場したのは、キュアドリーム。また、秋の劇場版映画「プリキュアオールスターズF」の広告も出始めました。この「F」が何を意味するのか、そこが気になりますね。プリキュアシリーズ全体のおわりなのか、それとも「オールスターズ」をこれ以上続けるのは、プリキュアの人数が多くて無理だからなのか。いずれにせよ、なんらかのかたちでの「フィナーレ」「ファイナル」の「F」という意味が込められているような、そんな予感がします。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


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7月2日のプリキュアの話です。

2023-07-02 22:49:07 | プリキュア話

今日7月2日は日曜日。いつものとおり、朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除。そのあとは昼寝して、夕方から散髪。そのあと大河ドラマ見て、急ぎの原稿書いて…という一日。おかげさまでようやく教育実習校訪問のシーズンがおわったのですが、その間の疲れがいま、どっと出ている感じ。時間があると昼寝してしまいますねえ。原稿書かなきゃいけないのに、なかなかはかどりません。

それはさておき、今朝のプリキュアですが。いよいよ夏休み前で、プリキュアも後半戦に突入というところでしょうか。今日からエンディングの歌がかわりました。6月までに、すでにキュアウイング・キュアバタフライと新しいプリキュアも登場。あとは夏休み前の恒例のパターンからすると…。「新アイテム」か「プリキュア4人の新しい合体技」が登場して、お子様向け新商品が発売されるというところでしょうか。

となると…。これも例年のパターンからすると、夏休み前に敵が一度、プリキュアたちよりも強くなる回がでてきます。そこを克服するために「新アイテム」「新プリキュア」「新しい合体技」のいずれか(もしくはこの3つの組み合わせ)が、例年、夏休み前にでてきます。今回も、ソラちゃん=キュアスカイに焦点をあわせるかたちで、プリキュアに強敵が現れ、苦戦する…という回になりました。

さて今回の話ですが、冒頭はプリンセス・エルがことばを覚えて、キュアウイングやキュアバタフライなどのものまねをしはじめるところからスタート。そのあと、ソラちゃんがヨヨさんたちとともに、スカイランド王国と通信をする場面に切り替わります。スカイランドの王様夫妻(=エルの良心)は以前として寝たまま。王様が目覚めるための「キラキラポーション」のエネルギーを、いま、プリキュアたちがためているけれども、まだ十分にたまっていない。そのようにヨヨさんがスカイランド王国の副護衛隊長に伝えます。

そんなとき護衛隊のベリーベリーが、ソラちゃんに「最近のスカイランドで、シャララ隊長が現れたという情報が集まっている」と伝えます。街中でシャララ隊長を見かけたけれども、すぐに消えるという話。それを聞いて、ソラちゃん・ましろちゃん(キュアプリズム)は「また情報を知らせてほしい」と伝えます。

一方、ソラちゃんは自分の大切な手帳に、はじめてシャララ隊長のことばを書き写します。その様子を、ましろちゃんに見られてしまいます。「まだシャララ隊長のことばを書き写していなのは、意外」ちうましろちゃんに、ソラちゃんは「手帳に書いたことは絶対に守るつもり。でも、その自信がなかった。特に自分がヒーローでいられるか、自信なかった。でも、いまはましろちゃんが背中を押してくれる。今日なら手帳に<ヒーローになる>って書けそう」と答えます。

そのあと、今度は場面が変わって、餃子づくりの材料を買うために、プリキュアたち4人ででかけます。その街中で、ソラちゃんはシャララ隊長の姿を見かけます。急に走り出して、シャララ隊長のあとを追いかけるソラちゃんは、工事現場でシャララ隊長を見失います。するとそこにはバッタモンダーが居て、アンダークエナジーでランボーグをつくりだします。このランボーグも、シャララ隊長のまぼろしも、自分の恨みから生まれたアンダークエナジーでつくったのだ…と。バッタモンダーは言います。それは、バッタモンダーがスカイランド王国に攻め込み、エルを奪おうとしたとき、キュアスカイに止められたこと。そのことにどす黒い恨みを持っているようです。「ヒーローの出番」ということで、ソラちゃんはキュアスカイに変身します。

さて、このランボーグ、剣の使い手なのですが、「剣を使わせないためには懐に入り込んで、こぶしで戦う」といって、キュアスカイはランボーグを攻撃します。ところが、バッタモンダーはさらにアンダークエナジーを集めます。すると、シャララ隊長がしていたマントが、このランボーグに現れます。バッタモンダーの話では、スカイランド王国で倒れていたシャララ隊長を自分が見つけて、このランボーグに閉じ込め、アンダークエナジーを注いだ「シャララボーグ」だとのこと。ここでキュアスカイは、シャララ隊長がかつて「ジュエルの導きでまた出会えた」「ヒーローの出番だ」といったことなどを思い出します。

そうやって過去のシャララ隊長を思い出して、攻撃できなくなったキュアスカイ。そんなキュアスカイを助けようと、キュアプリズムやキュアウイング、キュアバタフライがいろんな技で「癒しの力」をつかって助けようとします。「あのランボーグはシャララ隊長。助けて…」と崩れ落ちるキュアスカイを、キュアプリズムが抱きしめます。

ただ、キュアバタフライとキュアウィングがふたりで、タイタニックレインボーという技でアンダークエナジーを浄化しようとすると…。バッタモンダーがさらにアンダークエナジーを注ぎます。倒れたシャララ隊長にアンダークエナジーを注ぎ、ランボーグにして生かしているので、タイタニックレインボーだけでなく、キュアスカイ・キュアウイングのアップドラフトシャイニング、どちらの浄化の技も使えないことになります。自分たちの得意技を封じられたプリキュアたちは、「隊長を倒すか、隊長に倒されるか、さあ、どっちを選ぶ? 君たちをズタズタにしてやる」と、バッタモンダーに迫られます。

しかし「人間にアンダークエナジーを注ぐのには無理がある」ようで、隊長自身の意思で、あるレベル以上には注げない様子。そのために「今日はここまで」といって、バッタモンダーはプリキュアたちにとどめを刺せずに消えていきます。

そのあと「隊長を救う方法はきっとある」という他のプリキュアに対して、「だめだったらどうする?」というキュアスカイ。「ヒーローはあきらめたらおわる」という他のプリキュアに、「やめて! 私はたたかいたくない」というキュアスカイ。すると、キュアスカイの変身に使うミラージュペンが消えてしまい、ふだんのソラちゃんに戻ってしまいます。ここで、今回の話はおわりです。

こんな感じで、例年、夏休みに入る前に一度、敵が強力になって、プリキュアたちが追い込まれる回がやってくるのですが…。今回がどうやら、その回だったようですね。ちなみに次回は強くなったランボーグに対して、「ヒーローにはなれなかった」というソラちゃんがもう一度、ほかのプリキュアの力を借りて「私たちで救い出そう」と思い直す。予告編では、そういう回になりそうです。そこで「新アイテム」や「新しい4人の合体技」がでるのかどうか…というところですね、次回の見どころは。ということで、今日のプリキュア話、おわります。なお、今回はエンディングに過去のプリキュアは登場せず、ミラーパッドにはキュアウィングがでていました。


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今日(6月25日)のプリキュアの話です。

2023-06-25 20:21:15 | プリキュア話

6月12日からの1週間は、教育実習校訪問のピーク。久々の九州泊りがけ出張もありました。おまけに土日に教職課程事務の研修、公教育計画学会の研究集会。そのあと、この前の月曜日(6月19日)は大阪府内の高校に教育実習校訪問。火曜日はしんどくて休んで、でも授業準備をして…。水曜日~金曜日の3日間は、大学で授業。おまけに水曜日夜は、大阪市内の小学校で校長さんたちと面談する用事があって…。そんなわけで、この土日の2日間は、もうへとへと。家で仕事する気になれなくて、ひたすら寝てばかりいました。

そんななかでも、ひとまず今朝のプリキュアと仮面ライダーだけは、しっかり見ました。ということで、今日のプリキュアの話、書いておきます。

さて、今朝のプリキュアの話は、プリンセス・エルと出会ったプリキュアたちの「自分探し」の物語の続きですね。今度はつばさくん(キュアウィング)の「自分探し」の話で、そこにヨヨさん(キュアプリズム=ましろちゃんの祖母)がつくった農園の話が絡みます。

まず冒頭で、プリキュアたちがヨヨさんとともに暮らす家の掃除をする場面からはじまります。そのなかで、つばさくんが模型飛行機を片付けます。かつては「空を飛びたい」と思って、たくさん本を読み、模型をつくっていたけど…。いま、キュアウィングになって、空を飛べるようになった。これから何をすればいいのだろう…。そんなことを思っているときに、ふとエルを見たつばさくん。エルも将来、おとなになっていくとしたら、これから自分は何をしたらいいのか…。そんなことをふと、つばさくんは思います。

その話を、カモミールのお茶を飲みながら、つばさくんはヨヨさんにします。ヨヨさんは鳥の姿に戻って、枝に止まっているつばさくんを見て、「何か悩みがある」と気付いたようです。

つばさくんの話では…。キュアウィングになって、空を飛べるようになったこと自体はうれしいけど、でも、そのためにやった努力は今、無駄になってるかもしれない。プリンセス・エルのお守り役になったこともうれしいけど、先々、エルもおとなになる。そうなったら、自分はどうすればいいのか? ほかのプリキュアは、みんな自分の夢に向かって動いているけど、自分はぼーっとしているだけかもしれない…。そんなつばさくんの話を聞いて、ヨヨさんは「いっしょにおでかけしましょう」と伝えます。

4人のプリキュアとエルを連れてヨヨさんが出かけたのは、トマト・トウモロコシ・ピーマン・ニンジン等々をつくっている農園。ここでプリキュアたちは、野菜の収穫に励みます。ヨヨさんは「ハーブは前から作っていたけど、野菜づくりは初めて」とか。その農園には、かつてつばさくんが作っていた鳥の模型がおいてありました。かかしのように、野菜に集まるほかの鳥を追い払う役目を、その鳥の模型を使ったとのこと。

ヨヨさんは、この農園で使う肥料も、自分で生ごみからつくっているとのこと。ヨヨさんの話では、「何か気になることがあると、調べてみる。すると新たな発見がある。そのあと、また次の疑問が出て、何か調べる…の繰り返し」とのこと。ハーブをつくったあとに畑をつくって、野菜をつくったのも、全部、今まで調べたことがつながっている…と。そのようにヨヨさんは話しました。

そのあと、プリキュアたちはとれたての生野菜にソースをつけて、お昼ご飯に。アゲハ姉さん(キュアバタフライ)はどうやらピーマンが嫌いだったけど、プリキュアたちのつくったソースで、ピーマンが食べられた様子。そんなときに農園の空に入道雲がでてきて、急に曇ってきました。「雨が降るかも…」とつばさくんが思っていると、実際に雨が降ってきました。プリキュアたちが「いつ雨がやむのかな?」と聞くと、つばさくんは「すぐやむと思う。雲を見ていたから」と。「物知りだな~!」とほかのプリキュアに言われたつばさくんは、「空を飛びたいと思ったときに、お天気のことを学んでいたから」と答えます。

そのつばさくんの様子を見て、ヨヨさんは「空を飛ぶために学んだことが、今、役に立ったね」と伝えます。ヨヨさんは「学んだことは、肥料になる。種はいつ目を出すかはわからないけど、その肥料のおかげで、きっと花が開く。思いもよらないときに、花が開く」と。あらためてそう、つばさくんにつたえます。

そんなときに、バッタモンダーが鳥の模型をランボーグにして、プリキュアたちを攻撃してきます。当然、プリキュアたちは変身して、鳥のランボーグと対決します。キュアバタフライがパレットをつかって、ホワイト・ブルーを混ぜて空気の温度を下げて、鳥に氷の塊をぶつけます。また、キュアプリズムとキュアウィングが、鳥のランボーグに反撃します。

ただ、鳥のランボーグは上昇気流に乗って、どんどん高いところに逃げていきます。その様子を見て、キュアウィングは「雲に向けて空気の温度を下げる力を」と、キュアバタフライに頼みます。キュアバタフライは再び、氷の粒を受けて、地面に近い方へ落ちていきます。そこから再び上昇気流に乗って逃げようとするときに、羽根をバタバタさせて風を山にあて、上昇気流を強くしようとしますが…。その強くなった上昇気流に乗って、鳥のランボーグといっしょに、キュアウィングも上昇。雲の上にまで両方とも出たところで、鳥のランボーグにキュアウィングが攻撃開始。再び地面の下に落とします。そして、ミックスパレットでキュアバタフライがすべての色を混ぜ、キュアウィング・キュアバタフライのふたりで「タイタニックレインボー」を出して、鳥のランボーグを浄化します。

ラストの場面ですが、ヨヨさんはつばさくんに、気象学や物理学など、いろんな科学の本を持ってきます。つばさくんは「これから何ができるかわからないけど、今はいろんなことを勉強する」ことに決めた様子。そんなつばさくんに、ヨヨさんはミラーパッドを預けます。このミラーパッドを使えば、わからないことがいろいろと調べられるから、という意味で。そのあと、プリキュアたちみんなは夏野菜カレーを食べる…というかたちで、今回のお話おわりです。

これで「エルとのかかわりで自分を見つける」話が、キュアバタフライ・キュアプリズム・キュアウィングと続きました。となると、次はキュアスカイ、ソラちゃんの話ですね。次回はソラちゃんのあこがれの人・スカイランドの王国の護衛隊長シャララが行方不明になっていましたが、その情報がスカイランドからソラちゃんに知らされる話になるようです。他方で、今回のおわりに「そろそろあれをつかう」と、バッタモンダーが不思議なことを言ってました。そのことも、次回の話では重要なカギを握っているようです。なお、今回のエンディングに出たプリキュアは、キュアブロッサムでした。

ということで、今回のプリキュアの話、おわります。


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6月18日のプリキュアの話です。

2023-06-20 23:42:36 | プリキュア話

気づけば今日は6月20日(火)ですねえ。先週は「教育実習校訪問ウィーク」で、月曜・火曜と近畿圏の教育実習校へ。水曜日は大学で授業。大学での会議を木曜朝に済ませたあと、北九州市の小倉へ移動。泊りがけで金曜日朝、北九州市内の教育実習校へ行きました。土曜日は教職課程運営の事務仕事の学習会(ネット)。日曜日=18日は私の54歳の誕生日でしたが、公教育計画学会の研究集会&大会(ネット)で、自分も発表者のひとりとして話をしました。そして昨日も、大阪府内の教育実習校へ。さすがにへとへとで、今日は一日、仕事を休ませていただきました。そんなわけで、6月18日のプリキュアの話も、今夜書くことになってしまったわけですが…。

さて、この日のプリキュアですが、基本的にはましろちゃん(キュアプリズム)が、プリンセス・エルに読んでほしい絵本をつくるなかで、自分の可能性に気付くというストーリーでしたね。どうもこの何回かの物語は、プリンセス・エルとそれぞれのプリキュアが向き合うなかで、「自分の可能性」を見つけていく…という話が続きそうな感じです。「幼い子どもを世話するなかで、世話をする側が、自分自身に気付いていく」ということは、実際に「よくあること」だと思います。

ということで、本編の物語ですが…。まずは、ほかのプリキュアたちがみんな自分たちのしたいことで出かけているなかで、ましろちゃんひとり暇そうに、静かにお茶飲んでいる場面から始まります。そういうところに、プリンセス・エルが読んでほしい絵本を持ってくる。ましろちゃんが絵本を読んでいると、次、次…。結局、10冊くらいまとめて読んでしまう。そういう場面から物語がスタートします。

そのあと、ましろちゃんは、アゲハさん(=キュアバタフライ)が最近始めたアルバイトの様子を見たいと、コスメの店にほかのプリキュアたちと出かけます。働いているアゲハさんを見て、ツバサくん(キュアウィング)は「無理してないか?」と声をかけたりするのですが…。ただ、そのコスメの店は、ましろちゃんの大好きなお店。このお店が自分の癒しのように感じているようです。

そんななか、アゲハさんは美大生のナツミさんを紹介します。同じコスメの店でバイトをしている人で、いま、棚に何を並べるか困っている様子。そんなナツミさんに、ましろちゃんは「人魚がいいかも」と提案します。するとナツミさんは、壁にささっと人魚の絵を描いてしまいます。その様子を見て、すごいと思うましろちゃん。そんなましろちゃんに「自分はストーリーがうまく書けないけど、絵本にチャレンジしたら?」と、ソラシド市の絵本コンテストの案内を見せます。「ましろちゃんにはセンスあると思う」というソラちゃん(キュアスカイ)の勧めに従って、とりあえずましろちゃん、絵本を描いてみることにします。

ましろちゃんが公園で「引き受けたものの、ストーリーが浮かばない。ほめてもらってうれしいけど…」と絵本づくりに悩む一方、エルは砂場で遊んでいます。「ましろさんはいまのままでいい」と、ソラちゃんはいうのですが…。

そんなとき、いっしょに遊ぼうと砂場にやってきたほかの子に、エルはおもちゃを貸さず、ひとりで遊ぶと言い張ります。このあたりは、主な視聴者層であるお子さまたちによくあるできごとですね。そんなエルをうまくほかの子と遊べるように話せず、ソラちゃんは「まだまだ未熟」と思います。他方で、そんなエルに「やさしい気持ち」を伝える絵本、「どうしたらよかったかな?」を考える絵本を描こうと、ましろちゃんは思いつきます。そこで「先に帰る!待っててね、エルちゃん」といって、ほかのプリキュアとエルを置いて、ましろちゃんは家に帰ります。

家に帰ると、ましろちゃんは真剣に何かを描きはじめます。祖母のヨヨさんは「はじめて見る姿」といいます。そんなましろちゃんを励ましたくて、ヨヨさんに頼まれたお茶とお菓子を、ソラちゃんは部屋に届けます。するとましろちゃんは「ありがとう、ソラちゃん。すごく楽しい。エルちゃんに読んでほしい絵本をつくっている」と言います。

そしてとうとう、絵本コンテストの締め切り間際に、ましろちゃんの絵本が仕上がります。プリキュアみんなとエルとで、作品受付場所のソラシド市役所に絵本を届けようとしたときに、バッタモンダーと信号機のランボーグが出ます。ここで4人が変身して、ランボーグとバッタモンダーを相手に戦い始めるのですが…。このランボーグ、赤信号でプリキュアの動きを止め、青信号で自分だけ先に動いて、止まっているプリキュアを攻撃します。その手に、プリキュアたちが苦戦します。

そんななか、ほかのプリキュアたちは「信号が変わったら、プリズムは絵本を届けて」「いつもプリズムに応援してもらってるから、今日だけは応援させて」といって、なんとか絵本を届けさせようとします。そしてキュアバタフライのパレットを使って、赤と黄色をまぜて、キュアスカイの守りの力をアップします。そのキュアスカイが赤信号のときのランボーグに一撃を加えて倒したあと、キュアバタフライはミックスパレットですべての色を混ぜて、キュアウィングといっしょに「タイタニック・レインボー」でランボーグを浄化。ミラーパッドで、キュアスカイがランボーグのアンダークエナジーを吸収します。そして「いやがらせばかりする人に、ヒーローは負けない」といって、プリキュアたちはバッタモンダーを追い返します。

結局、無事にましろちゃんは自分の絵本を出せたのですが…。コンテストの発表では、最優秀作は、ナツミさん。ましろちゃんの作品は、入賞しませんでした。でも、ましろちゃんの絵本は、ブランコにひとりで乗っている女の子のところに、「いっしょに乗せて」という男の子がやってくるという物語。いっしょにふたりで乗っていると、森の動物がいっしょに乗りたいと集まってきて…。最後はみんなで大きな虹を見るという、そんなお話。入賞はしなかったけど、絵本を見て、エルは大喜び。「落選はしたけど、もっと描きたい」と、そんな風にましろちゃんは思うところで、今回の物語はおわりました。

次回予告ですが、ましろちゃんの祖母・ヨヨさんが、なんと農園で野菜づくりもしていたという話。プリキュアたちの知識を広げよう…という話になるようです。また、今回のエンディングには、キュアメロディがでていました。ということで、6月18日分のプリキュアの話、おわりです。

 


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今日(6月11日)のプリキュアの話です。

2023-06-11 18:30:54 | プリキュア話

今日は6月11日、日曜日。いつものとおり朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除してました。そのあと本当はいろいろ事務仕事や遅れている研究面での仕事、授業準備とかしないといけないのですが…。昼からぐーぐー寝てしまって、気づいたら夕方でした。

もーほんと、あっちでもこっちでも「無理をさせ、無理をするなと、無理をいう」構造ができあがっていて、私のところにいろんな仕事が集中してます。「これ、いまのうちはええけど、私がこけたらみんなこけるような構造。危ないでー」って思うんですけどねえ。そういう危機感は、「無理をさせ、無理をするなと、無理をいう」構造に甘えている人々は、まったくないようで…。あきまへんわ、こんな状態。

まあ、ぼやきはこのくらいにして、今朝のプリキュアの話を書いておきます。先週、保育実習に行ったときに「最強の保育士になる!」ということで、キュアバタフライに変身することができるようになったアゲハ姉さん。また、そのアゲハ姉さんが、プリキュアたち3人とヨヨさん、プリンセス・エルの暮らす家に引っ越してきたところで、前回はおわりました。今回はその話の続きからはじまります。

まず、アゲハ姉さんは「がんばってるみんなに、なにかしてあげたい」と思う気持ちが先にたつのか、引っ越したばかりの家で、はりきってしまいます。プリキュアたちの朝食をつくったり、中学校にいくソラちゃん(キュアスカイ)・ましろちゃん(キュアプリズム)の弁当つくったり、ツバサくん(キュアウィング)がエルと遊んでいる脇で、部屋の掃除をしたり…。気づいたら、ツバサくんがプニバード族(鳥の姿)に戻った時に過ごす巣箱に、アゲハ姉さんはデコレーションまでやっちゃいます。そんなアゲハ姉さんを見て、ツバサくんは「誰かに似てる…」と思いつつも、「自分のことは自分でやるから、余計なことをしないでください」と頼みます。

このあと、アゲハ姉さんはエルと「オニのパンツ」の歌をうたったり、ツバサくんとエルの水遊びにつきあったり…。水遊びの服のまま土の上に寝転んで、ドロドロになったエルとツバサくんを「丸洗い」する要領で、小さなプールにエルを入れて、ホースで上から水をかけたり…。そして、ドライヤーでエルとツバサくんを乾かせて、そのまま疲れたエルを抱っこして寝かしつける。その様子を、3人のプリキュアは「さすが(保育士)」といって見ています。

他方で、エルが寝たあと、今度はソラちゃん・ましろちゃんに、コスメの使い方をアゲハ姉さんは教えます。それを聞いて、自分が元気になれるようにテンションをあげていくということという感じで、「アゲって、こういうことなんですね」とソラちゃんは理解したようで…。ただ、コスメにはあまり関心のないツバサくんは、先に寝ます。

他方でツバサくん、夜中に目が覚めて、ふと台所を見ると、いっしょうけんめい絵を描いているアゲハ姉さんの姿を見ます。翌朝、アゲハ姉さんはその台所の机の上で目覚めたようで…。ツバサくんは「アゲハさん、がんばりすぎです!」「ボクたちのために、がんばりすぎて疲れないで」「もっとボクたちを頼って」と言います。そんなツバサくんの話を聞いて、アゲハ姉さんは「あした、予定空けておいてね」と頼みます。

アゲハ姉さんに頼まれるまま、次の日、エルを連れていっしょに出かけるツバサくん。行った先は、アゲハさんが実習をしていた保育園の壁。そこには1か所、壁画アート場所が残っていました。「ここに実習の記念に、絵を描いてほしいと頼まれた。3人で書こう」と、アゲハ姉さんはツバサくん、エルに声をかけます。

ここから、3人の壁画アートがはじまります。絵をいっしょに描く中で、アゲハ姉さんにツバサくん、自分の父親は絵描きで、両親はいつも自分を子ども扱いするので、うっとおしいこと。そんなところが、アゲハさんにどこか似てるという話をします。他方でアゲハ姉さんは「エルちゃんも、ツバサくんも、ソラちゃん・ましろちゃんも、みんな家族と離れて暮らしている。そんなみんなを見ていると、私は何かしてあげたくなる」と話をします。

そんななか、エルが手に絵の具をつけて、ペタペタと壁画アートに押し始めます。「これをチューリップにしよう!」といって、アゲハ姉さんはさらにエルの手に絵の具をつけます。ツバサくんにも「自由に絵を描いてみて!」と頼みます。その結果、3人の合作で壁画アートができあがります。アゲハ姉さんは「最高の壁画ができた。3人の相乗効果で、たのしい絵!」と喜びます。

壁画アートが完成して喜んでいるところへ、バッタモンダーがゴミ箱のランボーグを連れて現れます。どうやら今回のバッタモンダーは、プリキュアたちが4人集まるよりも、バラバラのときに攻撃した方が勝てると判断した様子。そんなバッタモンダーは「頭を使った作戦」といいますが、アゲハ姉さんは「4人相手に勝てる自信がないんでしょ!」と言い返します。

ただ、ランボーグは3人でつくった壁画を攻撃します。そんな様子を見て、ツバサくんの仲間の小鳥たちが、ソラちゃん・ましろちゃんに知らせに行きます。他方でバッタモンダーとランボーグに「あんた、マジで嫌い」と起こったアゲハ姉さん。キュアバタフライに変身して、「壁画アートとを守る」とランボーグと力比べを始めます。でも、相当にランボーグの力が強く、苦戦します。

そんなキュアバタフライの姿を見て、エルが「めーっ!!」と怒って、泣き始めます。また、キュアバタフライの苦戦するすがたを見て、「ふたりではじきかえそう」「プリンセス(エルのこと)、いっしょに守ります!」といって、キュアウィングがバタフライのサポートを始めます。

そんなとき、エルが「プリキュア~!」といって、キュアバタフライ・キュアウィングの使える新しいアイテムを出します。ただ、これはどうやらキュアスカイ・キュアプリズムの「アップドラフトシャイニング」とは、またちがう技を使うための道具のようです。形が絵の具のパレットに似ていたので、「よくわからないけど、なんとか使ってみる」といって、試しに赤と白の色を混ぜてキュアバタフライが使うと…。プリキュアたちがパワーアップします。そこで「すべての色をひとつに」と、キュアバタフライがミックスパレット(このアイテムの名前)で色を混ぜると、キュアバタフライもキュアウィングもパワーアップ。「タイタニックレインボー」という技で、キュアウィングのサポートを得て、キュアバタフライがランボーグを倒し、バッタモンダーも去っていきます。このあと、キュアスカイ・キュアプリズムが到着、ランボーグのエネルギーをミラーパッドに貯めます。

ラストのシーンですが。「これからは私たちも頼ってね」「みんなでアゲアゲ」と、ソラちゃん・ましろちゃんに言われたアゲハ姉さん。翌朝からは、ほかのプリキュア3人が、アゲハさんといっしょに朝食づくりをするようになります。その様子を、ましろちゃんの祖母・ヨヨさんがニコニコしながら見てる…ってところで、今回の話おわりました。

次回予告は、エルに絵本の読み聞かせをしているましろちゃんが、自分で絵本づくりにチャレンジする話のようですね。どうやらこれからしばらくの間は、エルの成長とほかのプリキュアの成長が絡むかたちで、何か話がすすむようです。それと、ある意味でプリキュアのもっている「母性的なもの」の塊のような存在として、保育士プリキュア=キュアバタフライ(アゲハ姉さん)が登場するのですが、そのキュアバタフライを支えるかたちで、初のレギュラーメンバーの男の子プリキュア・キュアウイング(ツバサくん)がいるというのも、何かを物語っている感じですね。ツバサくんも、エルのお世話係ですから。あと、今日のエンディングには、キュアハッピーがでていました。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


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今日(6月4日)分のプリキュアの話です(2週分まとめて書きます)

2023-06-04 11:15:13 | プリキュア話

先ほどは、先週5月28日放送分のプリキュアの話を書きました。今度は今日、6月4日放送分のプリキュアの話です。

さて、今回はいよいよ、アゲハさんがキュアバタフライになる話です。いままでのアゲハさんは、保育士志望で専門学校に通っていて、常にプリキュアたちをサポートする役。特にプリキュアたちがたたかっているあいだに、まだ赤ちゃんのプリンセス・エルを大事にあずかっている役をしていたのですが…。まあ、いずれキュアバタフライになることは、オープニングの映像でわかっていましたけどね。それが今回、アゲハさんの保育実習ネタと関連させるかたちで、キュアバタフライ登場というかたちになりました。

その今回のストーリーですが、冒頭からプリキュアたちとランボーグ・バッタモンダーの対決から描かれます。キュアウィングが保育園の子どもたちを避難させているあいだに、キュアスカイ・キュアプリズムがランボーグを浄化する。そのキュアウィングの姿にあこがれる保育園の子ども・たけるくんも、ここでまずは登場します。

このとき、いつものようにプリンセス・エルを預かる役をしていたアゲハさんに、バッタモンダーが「外野がうるさい。次は覚悟しとけ。オレはまだ本気出してないだけ」と挑発をします。それを聞いたプリンセス・エルも「アゲハ、だいすき」といいますし(このごろ、言葉数が増えてますね。まだ赤ちゃんですけど)、ほかのプリキュアたちも「いつもアゲハさんは自分たちを応援してくれる。大切な仲間」とバッタモンダーに言い返します。

そんななか、アゲハさんの保育実習が始まります。ソラシド保育園で「最強の保育士をめざす!」と自己紹介したアゲハさん。そんなアゲハさんに、保育園の子どもたちは「河原でプリキュアに助けてもらった。プリキュアは最強」という話をします。その話を聞いたアゲハさんはうれしくなって、保育園の子どもたちに「プリキュアに手紙を書こう」と提案します。その手紙を持って帰って、プリキュアたちに見せるアゲハさん。「自分たちの正体がバレたら…」とツバサくん(キュアウィング)が心配するのですが、「キュアウィング大好き」というたけるくんの手紙を見て、「お返事を書こう」と言います。ちなみに、アゲハさんは保育実習中、ヨヨさんの家(=プリキュアたちの家)にお泊りするようです。

その後、プリキュアからのお返事を保育園の子どもたちに届けたアゲハさん。その一方で、たけるくんがどうやらほかの子をたたいたりしはじめます。どうやら自分もプリキュアみたいになりたくて、悪い子をやっつける、正しいことをすると思っているようです。そんなたけるくんと話をしようと、アゲハさん、たけるくんを追いかけます。そのおいかけっこの様子を、ほかのプリキュアとエルがこっそり保育園の外から見てます。

そんなときに、バッタモンダーがランボーグを連れて、保育園に現れます。プリキュアたちはすぐに変身し、保育園の子どもたちに「お手紙ありがとう。みんな安全なところへ」と声をかけます。

一方、バッタモンダーは「観客を逃がすな」といって、ひとりだけになったエルをランボーグにつかまえさせようとします。それを防ごうとした3人のプリキュアは、バッタモンダーがためたアンダークエナジーの球のなかに閉じ込められます。「プリンセスを捕まえたら、完全勝利だ」というバッタモンダーが思ったとき、ふと、たけるくんがバッタモンダーを見ていたことに気付きます。

そこでバッタモンダーが、今度はたけるくんを捕まえようとしたとき…。そこにアゲハさんが現れます。「そうはいかない。あんたたちの好きなようにさせない!」といって、アゲハさんはたけるくんを背負い、わざとランボーグの目を回すようにぐるぐる走り回って、ランボーグをいったん倒します。ただ、そこで疲れてしまったアゲハさん。たけるくんに「先生、大丈夫?」と声をかけられます。

それを聞いたアゲハさん。「私の大切な人たちを守ること。それはプリキュアも保育士も同じ。外野じゃない。だったら私はプリキュアになる! 最強の保育士の力、見せる!」とアゲハさん、言います。すると、アゲハさんの胸にプリキュアに変身するための羽根がでてきます。エルがそのアゲハさんの姿を見て「プリキュア~!」って叫ぶと、アゲハさんはキュアバタフライに変身します。その様子を、たけるくんは見ていて「アゲハ先生は、プリキュアだ~!最強!」って思います。

キュアバタフライは、保育園の園舎工事に使っていた天幕をつかって、ランボーグをぐるぐる巻きにして動きを封じ込めます。「お遊戯はおしまい」「アゲアゲな私には効かない」といって、ランボーグを封じ込めたキュアバタフライは、バタフライプレスという技で、ランボーグを浄化。キュアスカイの持っていたパッドにエネルギーを貯めます。バッタモンダーは「ボクが本気になれば…」といって、その場を去っていきます。

ラストの場面ですが、アゲハさんは「先生のことはみんなに秘密ね」と、たけるくんに伝えます。たけるくんはプリキュアになったアゲハさんを見て、「大切な人を守るための最強になる!」と約束します。そしてアゲハさんは「保育士とプリキュアの両方をがんばる」といって、ヨヨさんの家に引っ越してきます。それはちょうど、ほかのプリキュアたちがヨヨさんと「アゲハさん、また来ないかな…」といっていたときでした。

まあ、こんな感じで「保育士プリキュア」の「キュアバタフライ」登場ですね。番組の主たる視聴者層・お子さまたちのの身近に「プリキュア」がいるかもしれない…と。そんな風に思わせる展開ですね。と同時に、ほんとうの強さって「大切な人を守ること」というメッセージも、今回、お子さまたちに伝える内容になっています。

そのうえでの次回予告ですが、アゲハさんが保育士とプリキュア、そしてヨヨさんの家での家事全般に「がんばりすぎ」で、ツバサくんが心配するという話になるようです。そこで、ツバサくんとアゲハさんがどういう関係をつくるのか…。また、どうやらアゲハさん=キュアバタフライだけが使える特殊なアイテム(ミックスパレット)があるようで、それがCMですでに放送されはじめています。これがどういうかたちででてくるか、楽しみです。そして、今回のエンディングに出るプリキュアは、当然ですがキュアバタフライでした。

ということで、前回と今回、2回分のプリキュアの話、終了です。


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