できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

3週分まとめてプリキュアの話(1)1月7日放送分

2024-01-21 21:51:01 | プリキュア話

気づけば今日は1月21日(日)。ブログの更新がしばらく途切れていました。この間、1月7日・14日・21日と3週分のプリキュアの話をブログに書いていないので、順番に書いていきます。まずは1月7日放送分です。とはいえ3週分を一気に書くとしんどいので、1週分ずつわけて書きます。

いよいよ1月に入り、いまの「ひろがるスカイプリキュア」のシリーズも、今月いっぱいでおわり。2月からは「わんだふるぷりきゅあ」といって、人間がイヌやネコといっしょにプリキュアになってたたかう新シリーズがはじまります。となると、この時期のプリキュアは例年同様、いまのシリーズの謎解きと、ラスボスとプリキュアとの対決の場面が描かれます。

この1月7日放送分も「いままでのシリーズの謎解き」から、「ラスボスとプリキュアとの対決」への橋渡しの回のようでした。

この日の放送は、まずプリンセス・エルがスカイランドの国王夫妻といっしょに寝ているとき、プリンセス・エルレインの声がして、お城の外に出るところから始まります。その日はクリスマスの夜で、エルはエルレインから「小さなプリンセスにプレゼント」といっておもちゃのようなものをもらいます。すると、エルの胸から光る球のようなものがでて、急に大きくなります。

光る球に気付いた他のプリキュアたちは、大きくなったエルのところに集まります。そこにはエルレインが現れて、ソラちゃん(キュアスカイ)が「伝説のプリキュア」だとツバサくん(キュアウイング)、アゲハさん(キュアバタフライ)に伝えます。エルレインはツバサくんやアゲハさんのことを、空からプリキュアたちを見て知っていたと告げます。

プリキュアたちは「カイゼリンがなぜスカイランドを滅ぼそうとしているのか?」と、エルレインに問います。でも、エルレインは「ごめんんさい、私にもわからない」「かつてエルレインにカイゼリンはプレゼントを渡そうとした。そのくらい、2つの世界は友好的だった。でもある頃から一方的に交流を断ってしまいった。なにが理由かわからない」「ただ、何か起きたときのために、本の形でプリキュアとしての自分の力を残した。新しいヒーローが自分の意思を受け継いでほしいと願って」と話します。

そしてエルレインは「小さなプリンセス。先ほどの力を見せてほしい」と、エルに伝えます。すると大きくなったエルは、あったかい光の力を見せます。エルはツバサくんに「キュアマジェスティに変身したら、私が守ってあげる」と伝えます。ただエルレインは、「それが私の最後の力」とエルに伝えます。「1年前からアンダークエナジーが高まっていることに気付いて、小さなエルをスカイランドに送って、対抗できるようにした」というエルレインは、「300年、スカイランドを見守る役割がおわった。これからはあなたたちにゆだねます」といって、そこから去ろうとします。

「さみしい、大きなプリンセス」というエルに、「私も」というエルレイン。そしてエルレインはプリキュアたちに「この子を守ってくれてありがとう。たのしいこともいっぱいあった。でも(エルとプリキュアに)残酷な運命を押し付けてしまってごめんなさい。そして、ありがとう。人・鳥・竜が手を取り合って生きる世界が続きますように…」といって、エルレインは消えてしまいます。そのあと、国王夫妻がすっかり大きくなったエルを見て「こんなすてきなお姉さんに…」と伝えます。エルは「空から来た私を受け入れてくれて、ありがとう。なすべきことをなしとげたら、パパ・ママ(国王夫妻)のとなりにいさせて」と伝えます。でも、そのあとエルは小さな姿に戻ります。どうやらおなかがすくと子どもの姿に戻るようです。その様子を見て、ソラちゃんは「すべての出会いは、運命」と思います。

一方、スカイランドで傷ついたカイゼリンですが…。スキアヘッドに「スカイランドには行くな」といいます。でもスキアヘッドは「(カイゼリンの)回復装置は私なしでも動く」といって、スカイランド攻撃に出かけます。

スカイランドに到着したスキアヘッドを、スカイランドの青の護衛隊が迎え撃ちます。また、スカイランドのまちとお城は、ツバサくんが開発したバリアで守られています。そのバリアがまちとお城を守っている間に、なんとかしないと…。ここが「ヒーローの出番」ということで、プリキュアたちが変身して、スキアヘッドとたたかいはじめます。プリキュアたちの攻撃に対して「知識の宮殿に刻むほどの力ではない」というスキアヘッド。そんなスキアヘッドに、「カイゼリンのためにたたかうのはなぜ?」とキュアスカイが問いかけます。そのあいだにスキアヘッドはランボーグを出し、プリキュア5人対5体のランボーグの対決がはじまります。また、そのすきにスキアヘッドはお城とまちを守るバリアを壊そうとします。青の護衛隊がキラキラモードの力で、なんとかバリアを守りきろうとします。

「一気におわらせる!」といって攻撃するスキアヘッドに、「おそい!」といってパンチをぶつけるキュアスカイ。「あなたをやっつけるのではなく、みんなを守るため」というキュアスカイ・キュアマジェスティの攻撃に対して、スキアヘッドはふたりの技を封じようとします。でもそのとき、キュアスカイをキュアマジェスティが光の球の力で守ろうとします。これが「マジェスティックベール」で、エルレインからのプレゼントです。そのベールの力で、スキアヘッドの攻撃をかわします。

「癒しの技はきかない。力こそがすべて。力のない者は悲しい。力があればあなた(カイゼリン)を守れた」というスキアヘッド。また、カイゼリンは「私の大切なものをどれだけ奪うのか!」と、プリキュアたちに怒りをぶつけます。「あなたが話してくれたら…」というキュアスカイたちに、「300年前の和平にもかかわらず、キュアノーブル(=エルレイン)は私たちを裏切って、父(カイザー)を手にかけた!」と言います。衝撃の事実がここで明らかになりました…。

ということで…。1月7日放送分は、幼児の姿だったエルが、エルレインからの力を得て大きく成長。その力で、エル=キュアマジェスティが、一方的にプリキュアたちから守られるだけの存在ではなく、逆にプリキュアたちを守る存在に生まれ変わったことが描かれます。また、アンダーク帝国のカイゼリンとスキアヘッドは、どうやら300年前の和平が破れて、カイゼリンの父・カイザーを殺されたことを恨んで、ランボーグをつかってスカイランドを襲っている様子。でも、キュアノーブル(=エルレイン)には、それは身に覚えのないことです。それを知っているプリキュアたちには、なにがなんだかわからないことでしょう。これで今年の物語の謎解きがはじまり、いよいよ最終決戦へと入ります。

ということで、物語はいよいよクライマックスへ。1月14日、21日放送分は、アンダーク帝国とプリキュアたちの最終決戦が描かれます。ちなみに1月7日分のエンディングのダンスは、キュアマジェスティでした。

※いったん今日(1月21日)は1月7日分だけを書いて、14日・21日の分はあす以降に書きますね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年の大みそかに、クリスマスイブの日放送のプリキュアの話を書く

2023-12-31 18:14:51 | プリキュア話

今日は2023年の大みそかです。ほんと年末もドタバタしていて、結局クリスマスイブに放送されたプリキュアを動画で見たのが昨日のこと。やっとブログが書けます。ひとまずクリスマスイブ放送分のプリキュアの話、以下のとおり書いておきます。ちなみに今日も日曜日ですが、大みそかの放送はなしで、次回放送は1月7日になります。

クリスマスイブ放送分ということで、この日の内容は「スカイランドでのクリスマス」がテーマでした。と同時に、カイゼリンたちアンダーク帝国との最終決戦を前に、さりげなくプリキュアたちが「ソラシド市」から「スカイランド」に移ることも描かれています。

冒頭ではまず、海外で生活するましろちゃん(キュアプリズム)の両親が、ビデオ通話でましろちゃんにクリスマスのメッセージを届けます。ただ両親は画面越しに、ましろちゃんの部屋にクリスマスの飾りつけがないことに気付いて、「まだお祝いの用意ができていない」と伝えます。どうやらましろちゃんはカイゼリンとのたたかいが気になって、クリスマスプレゼントも買いに行けなかったようです。そのビデオ通話がおわったあと、ましろちゃんは買い物に出かけます。

他方で、ましろちゃんの祖母・ヨヨさん(=スカイランド人の科学者でもあります)は、アゲハさん(キュアバタフライ)に手伝ってもらって、スカイランドに戻る荷造りをしています。アゲハさんは自分の勤める保育園にも手紙を書き、自分が旅に出ること、友達を助けることなどを伝えます。その手紙は、保育園のクリスマス会で子どもたちに読み上げられました。ちなみにアゲハさんたち、気分をアゲるのには大事といって、スカイランドにはメイク道具もばっちりもってきています。そして、ソラちゃんはスカイランドに到着して、自分のヒーロー手帳を見ています。そのヒーロー手帳の残りは、あと1ページでした。

さて、プリキュアたちがスカイランドに到着すると…。さっそくツバサくん(キュアウィング)がミラーパッドをつかって、キラキラエナジーのバリアをスカイランドのまち全体に展開します。こうすると、アンダーク帝国はまちには侵入してこないとか。バリアをはって、スカイランドの人々は大喜び。また、スカイランドの青の護衛隊も、キラキラエナジーの力でアンダーク帝国と立ち向かう力を得ます。それでも、まちの外で暮らすスカイランドの人々を守るため、みんなバリアのなかに避難させます。その避難者のなかには、ソラちゃん(キュアスカイ)やツバサくんの家族もいます。ツバサくんの両親は「立派なものをつくった~」と、ツバサくんをほめたたえます。ツバサくんは「ヨヨさんのおかげ。ありがとう父さん母さん」とこたえます。

ただ、まちに避難してきたスカイランドの人々は、あまり元気がありません。何かはげます手立ては…と悩むプリキュアたちに、エル(キュアマジェスティ)が「パーティーするの!」と言います。実はスカイランドにも、年末になると「スリクマス」といって「ターサン」が子どもたちにプレゼントをくばる行事があるのだとか。でも今はアンダーク帝国の攻撃を前にしていて、祝う気にはなれない様子。それでも「パーティーするの!」というエルの声を聴いて、プリキュアと青の護衛隊、プリキュアの家族たちで、さっそく準備にとりかかったのでした。そして、その「スリクマス」の準備のなかで「なんだかいつもの私たちに戻ったみたい」と思うプリキュアたち。そのままスカイランドのまちの人とお祝いをして、みんながニコニコしていたことを確認します。

そんなプリキュアたちのところへ、青の護衛隊長シャララが「極秘任務だ」といって、ある依頼をします。その依頼を受けてプリキュアたちが森に向かうと、「いじわるトルネード」につかまったターサンがいました。プリキュアたちが変身して5人の合体技で「いじわるトルネード」を退治し、ターサンを救い出すと、ターサンは汚れたプレゼントを取り換えるために、自分の家にプリキュアたちを案内します。ちなみに「伝説のプリキュアって、ほんとうにいたのか~」と、ターサンは喜んだのですが。

そのターサンの自宅に行くと…。ターサンの妻が出迎えてくれました。家のなかをプリキュアたちが見ると、なかには手作りのプレゼントが多数。どうやらターサンは妻とふたりで、1年がかりでスカイランド中の子どもたちのプレゼントをつくっていたのでした。「子どもたちが喜ぶ笑顔が、自分たちのなによりのプレゼント。あらそいを終わらせて、みんなを笑顔に」というターサンに、プリキュアたちは「きっと、おわらせられる。おだやかなスカイランドをとりもどす」と約束します。

そのあと、すっかり寝静まったスカイランドのまちで、プリキュアたちはターサンとプレゼントを配ります。「なんか、ものたりない」というキュアバタフライは、自分の技をつかって、スカイランドのまちに雪を降らせます。子どもたちはプレゼントをもらって大喜びです。

無事に「スリクマス」のお祝いがおわったので、エルはスカイランドの王様夫妻のところへ、ツバサくんは両親のところへ戻りました。そのあとソラちゃん・ましろちゃんは、お互いに買っていたプレゼントを交換します。ふたりとも、袋を開けてみてびっくり。それはなんと、どちらも手帳。ましろちゃんはソラちゃんのヒーロー手帳が残りわずかになっていたから、新しい手帳を。ソラちゃんは「もともとましろちゃんの手帳をヒーロー手帳にしたから」といって、新しい手帳を。それぞれプレゼントに買っていたのでした。「今日は楽しかった」「この世界を守りたい。いっしょにがんばろう」と、手をつなぐソラちゃん・ましろちゃん。そのとき、なぜかスカイランドのお城にプリンセスが現れます。

…ということで、クリスマスイブのプリキュアの話は、ここでおしまい。見ての通り、スカイランドのクリスマスならぬ「スリクマス」のお祝いと、プリキュアたちが最終決戦に備えてスカイランドに移った話が、上手にドッキングした回でした。そしてエンディングに現れたプリンセスの正体が、年明け1月7日の放送分の内容。予告編でそのことが告知されていました。あと、エンディングのダンスは今回、キュアプリズムでした。ということで、2023年の大みそかにクリスマスイブ放送分のプリキュアの話を書く件、これでおわりです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月17日放送分のプリキュアの話を、12月25日に書いてます。

2023-12-25 20:10:17 | プリキュア話

今日は12月25日(月)、クリスマスです。昨日、つまりクリスマスイブは、我が娘の19歳の誕生日。気づけば大学1年生、ほんとうに大きくなりました。ちなみに私がブログをはじめた時期は、ちょうど娘が生まれる前。なので、ブログももう19年もやってることになりますね。

それはさておき、まだ12月17日放送分のプリキュアの話を書いていなかったので、今日書きます。やっぱりこの間も学内・学外でなにかとやることが多かったのと、寒暖差がはげしくてそれだけで疲れてることもあって、なかなかブログの更新まで手が回りませんでした。実は昨日、クリスマスイブ放送分のプリキュアもまだ見ていないので、今週中に時間を見つけて、動画配信で見なければ…というところです。

さて、12月17日放送分は、12月10日分の話の続きです。今年のプリキュアの物語の「謎解き」がよりいっそう進んだ回といえばいいでしょうか。

この日の放送分は、まずはキュアノーブルとカイザー・アンダークのたたかいの場面から始まります。ランボーグを浄化しようとするキュアノーブルに対して、プニバード族の村を襲うカイザー。そんなカイザーに「力がすべてではない。まちがっている」というキュアノーブル。

そんななか、スキアヘッドはカイゼリン・アンダークに、自分たちがアンダークエナジーから生まれたということ、力が全てだということを伝えます。その話が信じられないカイゼリンは、「お父さまやめましょう」と、カイザーが街を破壊しようとするのを止めます。でもカイザーは「力がすべて。トンネルをつくって、スカイランドに攻め込む」と答えます。

一方、まちを壊されたプニバード族に、ソラちゃん(キュアスカイ)はプリンセスの街に来るように声をかけます。プリンセスの街では、ましろちゃん(キュアプリズム)が「くもパン」を売り、ソラちゃんはまちの人に頼まれて、スカイランドの拳法で大きな岩を割ります。いま、スカイランドはまちの復興の真っ最中です。

そんなスカイランドのまちに、カイゼリンが現れます。そんなカイゼリンに、プニバード族の「不良」がからみます。それを、プリンセスが止めます。「街に来たい人はすべて受け入れているので…」といって謝るプリンセスに、カイゼリンは「力がすべてなのか?」と問います。プリンsネスが「たたかいが生み出すのは涙だけ」と答えたとき、カイゼリンは「大切なお話があります」と。実はカイゼリンは「たたかいを終わりにしたい」と伝えに来たのです。「自分が父親(カイザー)を説得するので、おわりにしたい」というカイゼリンに、プリンセスは「あなたを信じる」と伝えます。そのプリンセスを、ソラちゃん・ましろちゃんは信じようとします。

でも「父を説得して、話し合いの場をつくる」つもりのカイゼリンを、カイザーとスキアヘッドは「それでたたかいを終わらせるつもりか?」といって閉じ込めます。一方、プリンセスは「これがもしもワナだったら…」と思い始めます。そんなときカイザーとスキアヘッドはランボーグをつかって、再びスカイランドのまちを攻撃します。プリンセスはキュアノーブルに変身し、カイザーとたたかいはじめます。その間、ソラちゃん・ましろちゃんも「弱い者いじめはやめなさい」といって、ランボーグをおびきだしてやっつけようとします。

キュアノーブルとカイザーは再び対決しはじめます。キュアノーブルが多数のランボーグにとりかこまれて窮地におちいり、マジックアワーズエンドという技で切り抜けようとしたとき…。カイゼリンがカイザーの前に割って入り、自分を傷つけるかたちでキュアノーブルの技を受けとめます。「父を守れた。力がすべてではないことに気付いて…。お父さまを許して」というカイゼリンに対して、キュアノーブルは「なんということをしたのか…」と悔やみます。そのうえでカイザーに対して、「アンダークエナジーでこの傷をふさいで」と頼みます。すると、傷ついたカイゼリンが治り、目が覚めます。キュアノーブルの姿からもとに戻ったプリンセスは、「自分は怒りに任せて誤ってしまった。たたかいが生み出すのは涙だけだと気づいた。たたかいを終わらせたい。和平をしましょう」とカイザーに伝えます。すると夜と朝の間の美しい時間になって、カイザーとプリンセスの間で和平が結ばれます。

・・・ここまでの話は、プリキュアたち5人が合体技を出すときに使う「マジェスティ・クルニクルン」が語ったもの。本のかたちをした「マジェスティ・クルニクルン」が、過去の物語を語り終えたとき、目の前にはスカイランドを攻撃するカイゼリンが現れます。

そんなカイゼリンに、ソラちゃん・ましろちゃんは「伝説のプリキュアに出会って、あなたはかつて、たたかいをおわらせた。何があなたを変えたのか?」と問いかけます。カイゼリンは「無駄話をやめて、自分の前から消えろ!」といって攻撃をしかけます。ここでツバサくん(キュアウィング)やアゲハさん(キュアバタフライ)、エル(キュアマジェスティ)も合流。5人のプリキュアが変身します。

変身後「何度攻撃しても同じ。あなたなら話し合える。黙らない! 怒りが生み出すのは涙だけ」というプリキュアたち。そんなプリキュアたち5人の合体技で、過去に閉じたはずのカイゼリンの傷口が開きます。その様子を見て、スキアヘッドが「あなたをお守りする」といって、カイゼリンを連れ去ります。「カイゼリンはなぜ変わってしまったのか?」というキュアスカイに対して、キュアマジェスティは「もう一度、次に会ったときに話せばいい」と伝えます。

この物語の展開でもわかるように、やはり今年のプリキュアは「敵との和解」や「怒りを鎮める」といったことがキーワードになるようですね。「怒りが生み出すのは涙だけ」とか、「夜と朝のあいだの美しい時間の和平」「傷ついた部分を癒すために必要な暗闇」など、今回の放送分には、今年の物語を象徴するような場面も描かれていたように思います。これから年末年始をはさんで最終回まで一気に物語がすすむと思いますが…。プリキュアたちがどのようにアンダーク帝国の人々と和解していくのか、その様子を見守りたいと思います。

ちなみに昨日(12月24日=クリスマスイブ)放送分は、スカイランドの人たちをプリキュアたちが元気づけるためのクリスマスパーティーの話。エンディングのダンスはキュアバタフライでした。ということで、まずは12月17日分のプリキュアの話、おわります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日(12月10日)のプリキュアの話です。

2023-12-10 18:13:56 | プリキュア話

今日(12月10日)は、朝8時半からの放送は寝ていて見られなかったものの、夕方、動画配信でプリキュアを見ました。さっそく今日、放送分の内容を紹介しておきます。

このところのプリキュアは、敵であるアンダーグ帝国の謎解きや、敵との対話・和解を求めて動いているようです。今回の物語は次回とあわせて、その「謎解き」や「対話・和解」のきっかけにつながる物語になるようです。

今回放送分は、まず、アンダーク帝国のスキアヘッドが誰かと話している場面からはじまります。前回、アンダークエナジーに染まった紋田(バッタモンダー)をプリキュアたちが救ったことに、スキアヘッドは驚きを隠せない様子。そのスキアヘッドを見て、何者かが「私が戦場に出る」といいます。それを止めようとするスキアヘッドに、「私にはお前しかいない」というその何者…。

一方、スカイランドの東の草原に怪しいトンネルが現れたと聞き、プリキュアたちは遊覧鳥に乗って駆け付けます。そこではスカイランドの青の護衛隊がやられていて、何者かがスカイランドに侵入したと伝えられます。プリキュアたちはその後、怪しいトンネルのところへ向かいます。そのトンネルのあった場所は岬のようなところですが…。そこには誰かが先に来ていました。その誰かはスカイランドの城を見ながら、空から降る雨を「悲しみの涙」と言います。

その誰かとは…。先ほどスキアヘッドに話をしていた人物、アンダーグ帝国の支配者、カイゼリン・アンダークでした。カイゼリンは自分の力でプリキュアたちを吹き飛ばし、「300年待ったぞプリンセス、あのときの恨みをはらす」といって、プリンセス・エルに近づきます。「エルちゃんに近づくな!」というプリキュアたち。そのなかで「なにか心あたりある、エルちゃん?」と聞くアゲハさん(キュアバタフライ)。当然、まだまだ赤ちゃんのエルは「ぜんぜん、わからない!」と言います。そこでプリキュアたち5人は変身して、カイゼリンと対決します。

カイゼリンとの対決の前に、キュアスカイは「教えてほしい。なぜスカイランドを襲うのか? 闘わなくてもいい方法があるのでは?」と尋ねます。でもカイゼリンは「自分が指を鳴らせばランボーグがくる。そうすると街は滅ぶ。お前たちの最強の力で私を止めろ」と言います。そこでプリキュアたちは5人の合体技を出しますが、逆にカイゼリンたちに倒されてしまいます。

他のプリキュアたちが倒れているなかで、エルだけが無事な姿を見て、カイゼリンがやってきます。「お前がすべて悪い。話は終わりだ」とエルにカイゼリンが伝えたとき、なぜか時が止まり、地面が光ります。そのなかでエルだけが動けたので、エルは変身前の姿にもどったソラちゃん(キュアスカイ)、ましろちゃん(キュアプリズム)を起こします。そのとき、プリキュア5人の合体技に使う「マジェスティ・クルニクルン」という本が光ります。

本が光ったあと、エル・ソラちゃん・ましろちゃんの3人は、見たこともない街のなかへ。その街のなかでお姫様に出会います。そのお姫様の名前は、プリンセス・エルレイン。また、見たこともないその街は、300年前のスカイランド(スカイランド暦551年の街だそうです)。そして、エルレインに連れられて3人はお城に行き、伝説の話をします。

その伝説とは…。かつて嵐の夜、スカイランドに魔物が攻めてきて、ヒーローがみんなの笑顔を守るためにたたかったこと。そのヒーローがプリキュアで、スカイランドを救ったこと。みんなの力で魔物を倒したことです。300年後のスカイランドに残る伝説=551年のスカイランドにとっては「これから来る話」を、ソラちゃんたちはエルレインに伝えます。その証拠として自分たちがプリキュアだってことをソラちゃんたちはエルレインに見せようとしますが、なぜか変身がうまくいきません。その後「お城で休んでください」とエルレインに言われて、3人はお城の部屋で寝ることに。エルレインから「未来のスカイランドはどんな国?」と尋ねられて、ソラちゃん・ましろちゃんは「いい国。みんなやさしくて仲良し。だから守りたい。そのためにプリキュアがたたかっている」と答えます。

さて、エルレインのお城でソラちゃんたちが休んでいると、カイザー・アンダークと名乗る人物とランボーグがスカイランドに現れます。変身ができないソラちゃんは「それでもできることがあるはず」といって、洗濯物を干すロープでランボーグの足をしばったり、街の人を安全な場所へ逃がすよう誘導したりします。「立ち止まるな、ヒーローガール」ということばが、ソラちゃんの心の中で浮かんでいるようです。ただ、カイザーにアンダークエナジーを注入されて、ランボーグが巨大化します。その巨大化したランボーグに襲われそうになったところへましろちゃんが現れ、ソラちゃんは間一髪助かります。

街の人たちが安全な場所に避難したあと、ふと街をみると、ランボーグに街は破壊されています。「もうだめだ。逃げ場がない」と人々が思ったとき、エルレインがスカイランドの岬みたいな場所に向かいます。そこで「みんなの笑顔を取り戻す」ことを強く願ったとき、エルレインが伝説のプリキュア、キュアノーブルに変身します。なんと古のプリキュア・キュアノーブルは、プリンセス・エルレインだったのです。

一方、カイザー・アンダークに「お父さま」と声をかける女の子がいます。その女の子は、カイゼリン・アンダーク。そしてその女の子の脇には、教育係のスキアヘッドがいます。カイゼリンはカイザーに「帝国へもどりましょう。たたかいが生むのは涙だけ」と声をかけます。

…という具合に、今回放送分はアンダーク帝国とスカイランドの300年前の姿、300年前のプリキュア登場の話が描かれました。また、その300年前のアンダーク帝国もまた、ランボーグとアンダークエナジーを使って他の国を攻めていたようですね。ただ、300年前のアンダーク帝国では、少女カイゼリンはなんだか、たたかうことを嫌っている様子。そのたたかいが嫌いな少女が、なぜアンダーク帝国の支配者になったのか? そこが次回の物語のテーマになるようです。

ちなみに次回予告によると、次回もまた300年前のスカイランドの話の続きで、伝説のプリキュアのことと「アンダーク帝国のやさしい少女(=おそらくカイゼリン)」がテーマになるようです。あと、今回のエンディングのダンスは、キュアマジェスティでした。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月3日のプリキュアの話です。

2023-12-09 20:02:39 | プリキュア話

気づけば今日は12月9日。この1週間もほんと、仕事がきつくて…。

昨日がちょうど4年生の卒論提出日。私は教職課程担当の教員なので、人文学部の卒論指導には基本的にノータッチなのですが。でも、教員免許の取得は学部の卒業が前提。このため、4年生教職組の学生の卒論準備のサポートを、いろんな場面でやってきました。そういう事情もあって、卒論提出日ぎりぎりまで、なにかと卒論を書いている4年生たちにつきあってきた次第です。その分、今日はいろいろとくたびれてます。

さて、12月3日放送分のプリキュアの話をまだブログに書いていなかったので、今日書きます。

このところのプリキュアは、いよいよ今年の物語の謎解きがはじまったという感じ。それも、プリキュアたちの敵・アンダーク帝国との和解の道を模索しながらも、でも、たたかっているという感じです。と同時に、今年のプリキュアたちの成長の様子も、ここ数回で描かれている感じです。

この12月3日放送分の軸は、ましろちゃん(キュアプリズム)。ましろちゃんは先日の放送分以来、落ち葉の絵本を描いて、絵本コンテストに出そうとしています。その絵本は、「ぼくには何もできない」という1枚の落ち葉が主人公の物語のようです。一方、先日公園でましろちゃんに会った美大生・紋田(=かつての敵・バッタモンダー)は、ましろちゃんの言った「落ち葉が好き」という言葉を何度も思い出しています。

ましろちゃんはその後、なかなか絵本づくりがすすまず、食事中も悩んでいる様子。どうやら紋田に絵本を読んでほしいようです。公園の木の下で絵を描いていたましろちゃんに、自分は何がしたいのかと迷いながらも話しかけたのが、先日放送分の紋田。他方で、プリキュアたちの敵・スキアヘッドに「力のない者は存在価値なし」と紋田は言われてしまいます。そんな紋田に、ましろちゃんは「ハッピーエンドの物語を読んでほしい」「どうすれば落ち葉を見ても紋田さんがつらくならないかを考えている」といいます。

そんなましろちゃんは、再び公園に行って落ち葉の絵を描こうとします。そこへ再び紋田が現れます。紋田は「おまえらのせいでアンダーク帝国にもどれなくなた」「役立たずの落ち葉には用はない」といって、ましろちゃんがプリキュアに変身するためのペンを取り上げます。そして紋田は、自分がバッタモンダーだということを明かします。

バッタモンダーは今まで自分が紋田に化けていたのは、ましろちゃんの心をめちゃくちゃにするためだと言います。他方でましろちゃんは、スキアヘッドに消されそうな紋田を助けたい、だからペンを返してほしいと言います。「自分はお前をだましていた。ペンをとりもどしたら、俺を始末するだろう」というバッタモンダーに対して、「助けるよ」というましろちゃん。「お前なんかに俺のことはわからない」と言って、バッタモンダーはペンを持ったまま逃げます。そのあと雨が降ってきたので、ソラちゃん(キュアスカイ)が傘をもって現れるのですが…。ましろちゃんは泣き出します。

一方、ペンをもって逃げたバッタモンダーは、スキアヘッドにつかまり、ペンを奪い取ります。そのうえで「お前が無価値でないことを証明してやろう」といって、バッタモンダーにアンダークエナジーをとりこむように迫ります。ただし、アンダークエナジーをとりこむと、バッタモンダー自身がキョーボーグになるのですが、でも心を失ってしまいます。

その後、家に帰って、プリキュアたちはぼろぼろになったましろちゃんの絵本を前にして、これからどうするかを話し合います。ましろちゃんをだましたバッタモンダーを許せないという他のプリキュアに対して、「バッタモンダーを怒れない」と言います。ましろちゃんは、バッタモンダーが自分の強さのことばかり気にしている気持ちが、なんとなくわかるといいます。ましろちゃん自身も「自分にはなにもない」と思っていた。でも、他のプリキュアたちが「いまのましろちゃんでいい」「キュアプリズムにはやさしさがある」と言われて、ましろちゃんは「自分のままでいいんだ」と思えたともいいます。

そんなとき、ソラちゃんは「何もできない落ち葉って、ましろちゃん自身のことじゃないの?」と気付きます。それを聞いて、ましろちゃんは「苦しんでいる人を元気にしたいっていう絵本の物語は、実は私自身のお話なんだ」と思います。そのうえでましろちゃんは「ミラージュペンを取り戻す前に、バッタモンダーと話し合わせてほしい」と思います。

さて、あらためてバッタモンダーとスキアヘッドを前に、プリキュアたちが話しかけます。「バッタモンダーと話し合いたい」というプリキュアたちに対して、「そんな時間はない。お前らを倒す。強さを証明する」というバッタモンダー。そしてスキアヘッドは「力はすべて」といい、バッタモンダーに「まだ迷うのか?負け犬」「無価値なものに力を与えるのだ」と声をかけ、無理やりキョーボーグにします。こうなると、バッタモンダーには弱い心が消えるかわりに、けもののような存在になります。

そんなスキアヘッドに対して、ましろちゃんが「無価値かどうかは、あなたが決めることではない。自分の価値は自分で決める」ときっぱり言います。するとスキアヘッドに対して、バッタモンダーが攻撃をしはじめます。どうやらバッタモンダーの消えた心が、少し戻ったようです。バッタモンダーは「オレはバカだが、無価値じゃない」といって、ましろちゃんにペンを渡します。それを使って「必ず助ける!」といって、ましろちゃんたちはプリキュアに変身します。

少し心がもどったとはいえ、まだまだキョーボーグの状態のバッタモンダーに、キュアプリズムは「絶対に助ける」といいます。また、スキアヘッドにも「あなたの評価はどうでもいい、あきらめない」といって、バッタモンダーを浄化しようと試みます。すると、バッタモンダーの胸が光り始めます。「こころの輝き、消えないで!」と願いながら、キュアプリズムが「プリズムシャイン」という技を出し、バッタモンダーの心を先に浄化します。そのあと、あらためてキョーボーグのアンダークエナジーをプリキュア5人の合体技で浄化してしまいます。

ラストの場面ですが、紋田は「まさか本当に助けるとは…。ボクなんて許せないのに。えらぶってごめん」と、ましろちゃんに伝えます。ましろちゃんは「反省してるなら、なにも言うことはない。自分の輝きを信じるなら、大丈夫」と答えます。そして、落ち葉くんが「自分の好きなところは自分で決める」という絵本を仕上げたましろちゃんは、絵本コンテストで大賞をとります。

まあ、こんな感じで…。かつて敵だった存在と対話して、心を浄化して、反省させる。そういう物語が今回、ましろちゃん=キュアプリズムの物語として描かれました。このあたりは例年のプリキュアでも見られた展開ですが、やはり今年もどこかで「敵との和解を目指す」ことや「敵対する相手のことを知ろうと努力する」プリキュアの姿が描かれていますね。キュアスカイ=ソラちゃんも先日、スキアヘッドとの対話を試みようとしていましたしね。

そんなわけで、12月3日放送分のエンディングのダンスは、キュアプリズム。次回12月10日放送分は、スカイランドに何かが現れること、大きなプリキュア(伝説のプリキュア?)が現れることが予告編で描かれていました。ということで、12月3日放送分の話はここでおわります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月26日放送分のプリキュアの話です。

2023-12-02 20:33:17 | プリキュア話

気づいたら今日は12月2日(土)。今年も残り1か月を切りました。まだまだ年内は仕事でドタバタしそうですが…。一日も早く「ひま」になりたい今日この頃です。

さて、11月26日(日)放送分のプリキュアの話、書いておきます。

この日のプリキュアは、前回(11月19日)の内容から話がはじまります。ソラちゃん(キュアスカイ)が、スキアヘッドの言った「未熟」という言葉にひっかかる。そこから物語がスタートします。そんなソラちゃんのところへ、スカイランドの護衛隊長シャララがやってきます。ソラちゃんのあこがれの人です。

シャララ隊長は、ツバサくん(キュアウィング)の最近の研究成果を聴くために、スカイランドからやってきました。その研究成果とは…。キラキラエナジーを人為的につくりだす研究。スカイジュエルとミラーパッドと使って、キラキラエナジーを出す事ができれば、スカイランドに対する外からの攻撃をはじいて、みんなを守ることができる。キョーボーグの浄化もできる。そして、プリキュアでなくても、スカイランドの青の護衛隊でも対応ができるというもの。さっそく、ツバサくんは資料をまとめて、シャララに研究成果を渡すことになります。その研究資料がまとまるまでの間、シャララはソラシド市で過ごすことになります。

シャララはプリキュアたちに連れられて、ソラシド市のショッピングモールに行きます。そのとき、アゲハさん(キュアバタフライ)の服を着ていきます。そのショッピングモールで、シャララは服選びをします。でも、ソラちゃんはなんだか浮かない顔をしています。また、ソラちゃんはシャララにかつて言われた「君のヒーローをめざせ」という言葉を思い出したりしています。

シャララはショッピングモールでジャージを買って、そんなソラちゃんをトレーニングに誘います。買ったばかりのジャージを着て、シャララはソラちゃんとストレッチを始めます。「ますぐなヒーローはウソが苦手」というシャララに対して、ソラちゃんは「一瞬、たたかいを忘れた」と、スキアヘッドとの出来事を話します。「理由がわからない、でも、なにか答えを求めている」というソラちゃんに、「君は君のヒーローをめざせ。大切な仲間とともに」というシャララ。そんなシャララに、「今度は自分で考えたい」とソラちゃんは答えます。

そんなソラちゃん・シャララの様子を見守っていたプリキュアたちですが…。ツバサくんが飛び出し「相談してほしい」と伝えます。でもソラちゃんは、スキアヘッドに「未熟」と言われて一歩踏み出せなかった自分と向き合わないと、答えはでないと思っているようです。そんなソラちゃんに、「ソラちゃんにしかわからないことがある」(アゲハさん)「私たちにできることがあれば協力する。それまで悩んで」(ましろちゃん=キュアプリズム)と声をかけます。

その後、ツバサくんの研究成果をまとめた資料ができあがり、シャララはスカイランドに帰ります。そのとき、シャララはソラちゃんに「きっと答えは見つかる。立ち止まるな、ヒーローガール」と言葉をかけて帰ります。

ただ…。「ひとりで考える」といったものの、なかなか答えが見つからず、大声を出すような状態。そんなソラちゃんを見て、他のプリキュアたちが「息抜きも必要」といって、ショッピングモールに連れていきます。そこへスキアヘッドが現れ、マネキンをキョーボーグにします。

「キラキラエナジーの研究をしている」というプリキュアに、「アンダークエナジーは最強」というスキアヘッド。そんなスキアヘッドにソラちゃんは一瞬とまどいますが、それでも他のプリキュアとともに変身します。

でも…。ここで「なぜとまどう?」と思うキュアスカイ(ソラちゃん)は、たたかいに集中できません。キュアウィングが「スキアヘッドと話してみる?」と声をかけ、キュアスカイをスキアヘッドのところまで一気に送り込みます。その間、キョーボーグは他のプリキュアが対決します。

スキアヘッドのところまで、他のプリキュアたちの力を借りてやってきたキュアスカイですが、最初はスキアヘッドにはじかれます。でも「ずっと考えていた。あの言葉を聞いたから。あなたも誰かのためにたたかっているのなら、本当はたたかわなくてもいいのでは?」と、キュアスカイはスキアヘッドに語りかけます。スキアヘッドは「たたかいに迷いがある。相手を気にかける未熟。街ごとふきとばす」といって、攻撃の手をやめません。そんなスキアヘッドに「あなたはどうして迷わないの? なぜみんなを苦しめるの?」と、さらにキュアスカイは問いかけます。スキアヘッドは「そんなことは知る必要ない。ただ消えるのみ。すべてはお前が引き起こした」と答えます。

ただ…。ここでキュアスカイは「未熟でいい。だから知りたい。前に進みたい。考えることが未熟なら、仲間とともに考える・それが私の目指すヒーロー」とスキアヘッドに伝えます。ここでキュアスカイの力がさらにアップ、スカイパンチをスキアヘッドにぶつけます。すると、スキアヘッドはどこかに消えてしまいます。そのあと、他のプリキュアたちとともにキョーボーグを浄化します。

ラストの場面ですが、ソラちゃんは「スキアヘッドにもたたかう理由があるかも。でも、答えは見つからない。もっと彼らのことを知れば見つかるかも…」と思います。そのあと、エンディングではキュアスカイのダンス。次回予告では紋田=バッタモンダーとましろちゃん(キュアプリズム)の関係が描かれ、「悩んでいる人を元気にしたい」という話が描かれていました。

まあ、こんな感じで、いよいよ年末。今年のプリキュアの物語の「謎解き」がはじまりました。同時に、それぞれのプリキュアがこの1年近くのあいだでどのように成長してきたかも、ぼちぼち描かれ始めた感じです。今回はソラちゃん=キュアスカイ、次回はましろちゃん=キュアプリズムの成長物語ですね。ということで、11月26日放送分のプリキュアの話、おわります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だいぶん間がとんでしまいました。まずはプリキュア話から(2)11月19日分

2023-11-27 19:28:58 | プリキュア話

先ほどは11月12日放送分のプリキュアの話を書きました。今度は11月19日放送分のことを書きます。

11月19日放送分は「〇〇の秋」がテーマの回。スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋…。そういうことをプリキュアたちが食卓で話をしているときに、プリキュアたちの暮らすソラシド市の絵本コンテストがあらためて開かれることを知ります。ましろちゃん(キュアプリズム)は、それを知って再チャレンジしようと考えます。

食事が済んだあと、他のプリキュアたちがおなかいっぱいになってゴロゴロしているときに、ましろちゃんは次の絵本のテーマをどうするか、悩み始めます。新作でコンテストに出たいし、やる気もある。でも、テーマが決まらない…。

そんなときに、エルが「あかいはっぱ!」というので、みんなで紅葉の季節の公園に出かけようという話がまとまります。そこでましろちゃんもついていき、落ち葉拾いをはじめます。少し肩の力がぬけたましろちゃんの様子を見て、他のプリキュアたちはエルを連れて散歩に出かけます。ましろちゃんはひとり、落ち葉の絵を描きます。散歩の途中、別の場所で、他のプリキュアとエルたちは、落ち葉アートをつくります。ただ、冷えてきたので「そろそろ帰ろうか?」と、アゲハさん(キュアバタフライ)がエルたちに声をかけます。

一方、その公園にはホットドック屋のキッチンカーがでていて、美大生・紋田(=かつての敵・バッタモンダー)がアルバイトしています。紋田はお客さんと子どもたちに親切に接するとともに、キッチンカーの主に「毎日手伝ってくれてありがとう」と感謝されます。「よかったら食べて」といって渡されたホットドックを食べながら、「生活費ぎりぎりで苦しいだけ」「なんとかアンダーク帝国にもどりたい」と紋田は思います。そんなとき、目の前にカバトン(=これもかつての敵)の焼き芋屋が通ります。カバトンもおちぶれたし、アンダーク帝国に戻れない。自分だけはなんとか戻りたい…。そう思う紋田の前に、ましろちゃんが現れます。

ましろちゃんが一生懸命落ち葉の絵を描く姿を見て、紋田は「がんばってもうまくいかあいことある」「夢がかなうのはひとにぎりだけ」「夢なんてみないほうがいい。落ち葉みたいに消える」と言ってしまいます。ただましろちゃんは、「紋田さん、なにかつらい思いをしてる。なんだか苦しい感じ…」と伝えます。それを聞いた紋田は「落ち葉を見ていると、そんなみじめな気分になる」と返します。ましろちゃんは「落ち葉はみじめじゃない。寒い冬を越えるために土になって、木の栄養になっている。落ち葉、私は好き」と答えます。それを聞いて紋田は走り出します。走り出した紋田を、ましろちゃんは追いかけます。

そんなましろちゃんと紋田の前に、スキアヘッドが現れます。スキアヘッドは紋田に「なぜ生きている? 落ちこぼれのくせに、目障りだ。力のないものに存在価値なし」と告げます。それを脇で聞いたましろちゃんは「やめて! そんな風に言わないで!」とスキアヘッドにきっぱり言います。そのあと、スキアヘッドはキッチンカーをキョーボーグにします。「紋田さん、逃げて!」とましろちゃんが言ったところへ帰る途中の他のプリキュアたちも集まり、みんな変身します。

「強い者が勝つ、弱い者に価値ナシ」といって攻撃をしかけるスキアヘッドとキョーボーグ。「そんなことない!」というキュアプリズム。ただ、キッチンカーのパラソルを使った攻撃で、プリキュアたちは苦戦します。「方法はある!」というキュアプリズムがプリズムショットを打ち、他のプリキュアたちと協力してパラソルの動きを止めます。そのあとは、5人の合体技でキョーボーグを浄化します。

浄化後、スキアヘッドに「力のない者も、力をあわせれば強くなる」というプリキュアたち。また、スキアヘッドに「どうしてこういうことをするの?」と問いかけるキュアスカイ。そんなキュアスカイに「未熟」「愛する方が望んでいる」という言葉だけ残して、スキアヘッドは去っていきます。もうすぐ年末。毎年のプリキュアのラスボス登場前に、そろそろ「謎解き」が始まったようなひとことですね。

ラストの場面ですが、ましろちゃんは「絵本のテーマが決まった」と言います。「葉っぱは散ったけど、おわりじゃない」「絵本のテーマは、苦しむ人を元気づけるものにしたい」と。そしてプリキュアたちが家に帰ると、栗の炊き込みご飯が待っていました。他方で紋田は「落ち葉が好き」といったましろちゃんの顔を思い浮かべながら、「敵のオレをかばっても、なんにもならないのに…」と思います。

ということで、この11月19日放送分は、いよいよ年末、今年のプリキュアの「謎解き」とラスボス登場、そしてかつての敵との和解みたいなものがはじまる予感のする物語でした。ちなみにエンディングのダンスはキュアウィング。11月26日分の予告では、スキアヘッドに「未熟」と言われたキュアスカイの物語の様子。また、スカイランドの護衛隊長シャララが久々にでてくるようですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だいぶん間がとんでしまいました。まずはプリキュア話から(1)11月12日分

2023-11-27 17:33:56 | プリキュア話

今月はほんと忙しくて…。だいたい日曜日の朝にプリキュアも仮面ライダーも見られない状態。後日、ネット配信でプリキュア、仮面ライダーを見ている状態です。とにかく、休みが取れない…。

11月5日以降の約3週間ですが、この間の土日に教組の研究集会に出席したり、名古屋に出張したり、入試業務が入ったりしてました。また、火曜~金曜は通常どおりの授業+定例の会議。月曜日はクタクタで何もする気になれず一日寝ていた日もありましたが、それとは別に、夕方からネット会議が入った日もありました。まあ、こんな調子で、あわただしく3週間が過ぎて、いまはへとへとな状態です。

ただ、そろそろ何かブログを更新しなくちゃ…ということで、まずは11月12日分、11月19日分のプリキュアの話を書きます。まだ11月26日放送分の動画は見ていないので、後日書きます。それでは先に、11月12日放送分のことから書きます。

この11月12日放送分は、ツバサくん(キュアウィング)とプリンセス・エル(キュアマジェスティ)の関係が軸。スカイランドの「賢者」として認められるため、最近、ますます本を読んで勉強をしているツバサくん。そんなツバサくんに遊んでもらえないエルは、ちょっと不満。そういうところから話が始まるようです。なにしろプリキュアに変身する前のエルは、まだまだ幼児ですから…。

この回の物語は「研究したいことがある」と言って、本ばかり読んでいるツバサくんの脇で、他のプリキュアたちが結婚式特集のテレビ番組を見るところからはじまります。ソラちゃん(キュアスカイ)は、スカイランドの結婚式のことを話します。スカイランドの結婚式はダンスでお祝いして、結婚するふたりが村人たちみんなに大声で「結婚します」と叫ぶのだとか。そういう話を聴いて、エルは「結婚ってなに?」と聞きます。アゲハさん(キュアバタフライ)は「ず~っと仲良くする約束のこと」とエルに返事をします。するとエルは「ツバサと結婚する!」と言い始めます。

それを聞いてツバサくんは、「ぼくがプリンセスと結婚!!」とびっくりします。エルはする気まんまんです。他のプリキュアたちはエルが結婚式のまねをしたいのだと思い、ケーキを焼き、部屋を飾り付け、きれいなドレスを用意します。その脇でひたすら本を読むツバサくんを見て、エルは心配します。アゲハさんはそんなエルに「大丈夫、ツバサくんはもどってくるからね」と伝えます。

さて、いよいよ結婚式のまねの開始。ヨヨさん(ましろちゃん=キュアプリズムの祖母)がエルとツバサくんの誓いの言葉を聞き、記念写真をみんなで撮ります。そのあとケーキ入刀を行い、みんなでパーティーをします。そのパーティーの片づけをしたとき、エルはツバサくんに「結婚したから、ず~っといっしょ!」と伝えます。それを聞いたツバサくん、「プリンセスは本気…。一日寝たら終わるっていう話じゃないの?」と戸惑います。ここからツバサくんの想像が膨らんで…。ツバサくんの両親には「結婚はまだ早い」と言われ、スカイランドの王様には「結婚なんて許さない」と言われる姿がアタマに浮かびます。「ボクには荷が重い…」と。眠りについたツバサくんは、夢のなかでそう思います。

翌朝、ツバサくんはエルに起こされます。なかなか起きないツバサくんに腹を立てたエルは、ツバサくんが読んでいた大事な本を隠します。起きてきたツバサくんは、本がないことに気付きます。プリキュアたちみんなで本を探すとき、ふとツバサくんがエルに「本を見てない?」と尋ねます。するとエルは「隠してないもん!いやいや!」といってにげまわります。そのエルの手には、ツバサくんの本が。「大事な本を返して!」というツバサくんに。「ぷぅ~」ってふくれっつらしたエルが「きらい、ツバサ、大嫌い!」の一言を伝えて、本を返します。

「いっしょうけんめい勉強しているだけなのに、わけわからない。なんで本を隠した?」というツバサくんに、アゲハさんが…。「エルはさみしいの。いっしょにあそんでくれたツバサくんが、今は本ばかり読んでいる。ツバサくんがいなくてさみしいの」と伝えます。「エル、つまんない。ツバサとあそびたい。だから結婚したい」と。そういうエルに、「プリンセス、ごめんなさい」とツバサくんは謝ります。

そんなとき、街の教会にスキアヘッドが現れ、教会の鐘からキョーボーグをつくりだします。プリキュアたちは変身して、キョーボーグとたたかいます。その教会の鐘に、キュアマジェスティが閉じ込められます。そんなキュアマジェスティを「守ってみせる!」といって、キュアウィングがキョーボーグに攻撃をしかけます。「ナイトとして失格。もうさみしい思いはさせない」というキュアウィングに、キュアマジェスティはちょっと「キュン」とした感じになります。そして、キュアウィングとキュアマジェスティの力で、キョーボーグの動きを封じ込めます。そのあとは、プリキュア5人の合体技でキョーボーグを浄化します。

ラストの場面ですが、あらためてツバサくんはエルに対して「ナイトとしてずっと守る」ことを誓います。また、これからもいっしょにあそぼうと声をかけます。それを聞いたエルは「ずっといっしょ、なかよし」と喜びます。ちなみにエンディングのダンスは、キュアマジェスティ。また、次回予告ではましろちゃんの「絵本の秋」に美大生・紋田(=かつての敵・バッタモンダー)が絡む話が伝えられました。

ということで、11月12日放送分の話はおわり。次は11月19日分のことを別に書きます。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月5日のプリキュアの放送はお休み。10月29日分のこと書きます。

2023-11-06 22:57:22 | プリキュア話

また数日、ブログの更新が途切れました。ほんとこの数日も忙しかった…。なにしろ10月29日(日)は幼稚園関係者相手に子どもの権利条約の学習会。10月31日(火)~11月1日(水)は1泊2日で、大学の授業を休講にして、長野県内の中学校で教育実習中の学生の様子を見に行きました。11月2日(木)は学園祭準備日の休講ですが、兵庫県の猪名川町教委のお仕事。11月3日(金・祝)は学園祭。昨日11月5日(日)は、自分が理事を務めている教育学系の学会で、理事会と研究集会(ただしネットで)がありました。そして今日(11月6日=月)も、朝から大阪市内の小学校でお仕事です。一見「休み」のように見える10月30日(月)や11月4日(土)も、家で授業準備などしてましたからねえ。結局、休みがあんまり取れない状況です。この状況が11月いっぱい続きそうです。

そんな状況なので、プリキュアのブログを書くのも遅れているのですが…。ただ昨日11月5日、プリキュアの放送は駅伝中継のためにお休み。なので、10月29日の放送分のことを今から書いてもちょうどいい感じです。そこで、今日は10月29日放送分のことを書いておきます。

この10月29日分(以後「今回」と略)ですが、時期的にやはり「ハロウィーン」の話になりますね。今回は、プリキュアたちといっしょに暮らすヨヨさん(スカイランド人の科学者で、ましろちゃん=キュアプリズムの祖母)が、魔法使いのおばあさんになる話でした。

今回はまずOPで、プリキュアたちの暮らすソラシド市に「魔女の館がある」ということ、その魔女がヨヨさんであること、そして「ハッピー・ハロウィーン」というメッセージが流れます。

そのあと、保育士プリキュアのアゲハさん(キュアバタフライ)と子どもたちの様子が描かれます。子どもたちといっしょにかぼちゃのお面をつくるなかで、アゲハさんが街でハロウィーン・フェスタがあることなどを話しています。ただ子どもたちは、この街にホンモノの魔女の館があると聞いて「ちょっと、こわい」といいます。でも、よくよく保育園の子どもの話を聴いてみると…。丘の上の家で、おばあさんと赤ちゃんと女の子たち、そして丸い鳥(=ツバサくん、キュアウィングですね)がいるのが、魔女の館だとか。また、魔女は河原で青い石を集めていたとも子どもたちは言います。それを聞いて「それって、私の家!」と、アゲハさんは思います。

家に帰ってアゲハさんが他のプリキュアたちにこの話をすると、ましろちゃんが「たしかに、おばあちゃんは魔女っぽい」と思います。そこでプリキュアたちは「いっそ、この家を魔女の家にしてしまおう」と思いつきます。魔女はヨヨさんにやってもらって、他のプリキュアはみんな、カボチャのおばけに仮装。「この際、とことんなりきろう」「子どもたちにお菓子を配ろう」と考えます。

そんなプリキュアたちとヨヨさんが待つ家に、保育園の子どもたちがやってきます。「大魔女が待っている…」と少しこわがった子どもたちは、それでも「トリック・オア・トリート」と言います。それを聞いたヨヨさんは「とっても元気ですねえ」といって、お菓子を配ります。子どもたちはヨヨさんの持ち物を見て「魔法の道具」と言って喜びます。そんな様子を見て、ましろちゃんは「ハロウィーンは特別。いつもとちがう出会いがあって、みんなの笑顔が広がる魔法みたい」と思います。

一方、そのころ…。かつてのプリキュアの敵・バッタモンダーも、なぜか「キュアパンプキン」になって街中でいたずらをして、プリキュアたちの悪い噂を流そうと考えます。街中で行われているハロウィーン・フェスタの会場で、お菓子をあちこちで勝手に食べまくって、ひんしゅくを買います。ただ、子どもたちに「こんなの、プリキュアじゃない。偽物だ」と言われて、バッタモンダーは食い逃げをします。

そこへヨヨさんとプリキュアたちが通りかかり…。子どもたちから「プリキュアの偽物がでて、お菓子が全部食べられた。魔女の魔法でなんとかしてほしい」と頼まれます。そこでヨヨさんは新たに持ってきたお菓子を子どもたちに渡します(ましろちゃんの話では「買いすぎたお菓子」だそうですが)。プリキュアたちとヨヨさんからお菓子が届いて、子どもたちは大喜びします。

子どもたちがお菓子をもらって笑顔になった姿を見て、バッタモンダーはいじけます。そんなバッタモンダーを見つけて、「ここにキュアパンプキンがいる!」と子どもたちが言ったとき…。もうひとりの敵・スキアヘッドが現れて、カボチャのキョーボーグがでます。

「キュアパンプキンって、あなたのせい?」と聞くキュアスカイ(ソラちゃん)に対して、スキアヘッドは「なんのことだ?」と言います。そのあとキョーボーグは次々にお菓子でプリキュアたちを攻撃して苦しめます。ただ「まだ自分は<トリック・オア・トリート>と言ってない。お菓子がほしい」と思うキュアスカイたちに反撃され、「みんなでそれを言おう」と力を合わせたプリキュア5人の合体技が出ます。こうしてカボチャのキョーボーグが倒されて、スキアヘッドは消えます。

ラストの場面ですが…。街の人たちにバッタモンダーは追いかけられます。他方、プリキュアたちにはヨヨさんからあらためてお菓子が渡されます。魔女のヨヨさんからプリキュアたちへお菓子が渡される…そんな場面を、街の子どもたちが見ている。そこで今回の放送分はおわりました。

次回ですが、キュアウィング(つばさくん)がプリンセス・エルと結婚式ごっこをする話のようです。また、EDではキュアバタフライが出ていました。ということで、10月29日放送分のプリキュアの話、おわります。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月22日のプリキュアの話です。

2023-10-28 20:50:48 | プリキュア話

なんかこのところほんと疲れがたまっていて、ブログの更新まで手がまわらない感じ。大学で仕事おわって帰ってきたらクタクタで、すぐに寝るし…。おまけに大幅に遅れていた共同研究の原稿執筆・校正作業を急いでやらなくちゃいけなくて、授業準備のあとはそっちに専念してました。今日、久々に鍼師さんところへ行ったら、かなり疲れがたまっているとのこと。どうやらこのところの寒暖差で、それにからだがなじむだけで精一杯、それだけでへとへとになるのだとか。まあ、しばらく無理せず過ごすしかないですね。とはいえ、来週は長野県まで出張とか、学園祭とか、いろいろありますが…。

さて、そんなわけで、なかなか書けなかった10月22日放送分のプリキュアのこと、書いておきます。この日の放送分は、ツバサくん(キュアウィング)がメインになる話でした。予告編を見るとスカイランドの話だったので、ソラちゃん(キュアスカイ)の話かと思いましたが…。もうひとりのスカイランド出身者、ツバサくんがメインの回でした。

まずこの日の放送分の冒頭では、スカイランドで空の安全を見守る「灯台」のような役割をはたしていた「ハレバレジュエル」が、どうも光らなくなったとのこと。このままでは遊覧鳥(=スカイランドの人々が乗る鳥)などが夜、飛べなくなってしまう…。そういうことで、人間界にいるヨヨさん(ましろちゃん=キュアプリズムの祖母で、スカイランド出身の科学者)のところに、スカイランドの王様から「なんとかしてほしい」という依頼が入りました。ただヨヨさんは自分が行くのではなく「もっと適任の人がいる」ということで、ツバサくんとプリキュアたちを紹介。そこで「ハレバレジュエル」のあるスカイランドの浮島に、プリキュアたちは出かけることになりました。

この「ハレバレジュエル」は、スカイランドの人が誰も行ったことのない空中の浮島にあるのだとか。永遠に輝き続けるといわれている石だそうです。ただヨヨさんは、なぜツバサくんが「ハレバレジュエル」の輝きを取り戻すのに適任かを言わないまま、「あなたなら大丈夫、信じている」と言って送り出します。

スカイランドに着いたプリキュアたちは、まずは市場へ。そこで遊覧鳥に浮島に行くよう頼みます。でも遊覧鳥は「気流が激しすぎて、あそこには絶対いけない」と。そこでツバサくんが「ボクが気流を読んで案内するから、行ってくれる?」と遊覧鳥に頼みます。すると遊覧鳥は「やったるわい!」と言って、プリキュアたちを乗せて飛びます。遊覧鳥が浮島に近づくと、やはり乱気流に飲み込まれます。でもツバサくんが気流の流れを読むと、おだやかな風の空間に出ます。そして、無事に浮島にたどり着きます。

浮島につくと、森のなかに何か生き物がいる気配がします。「飛べる生き物しかこないはずだけど…」とプリキュアは思うのですが、姿が見えません。その後、プリキュアたちは生き物のことはいったん忘れて「ハレバレジュエル」のある浮島の山の頂上を目指しますが、頂上にはなかなかたどりつけません。どこまで行けばいいのかわからないときに、プリキュアたちは島にある「風ゆりの木」の葉を揺らします。すると大きな風がふいて、山の頂上が見えます。でも、そのときふと足元を見ると、何者かの足跡が。そこに、恐竜のような生き物が現れます。

その恐竜のような生き物は、大昔のスカイランドに居たといわれるリュウ族。ツバサくんは伝説のリュウ族に出会えて大喜びします。また、自分は怪しいものではないことを示すために、ツバサくんはスカイランドのプニバード族(鳥の姿)に戻って、「ハレバレジュエルが消えた。なぜ消えたのか、理由を知っているなら教えてほしい」とリュウ族に聞きます。

するとリュウ族は「ここにある」といって「ハレバレジュエル」を出します。どうやらリュウ族は、先祖代々この「ハレバレジュエル」を守って、定期的に美しく輝くように磨いてきたのだとのこと。ただ先日「ハレバレジュエル」を磨く時に足場が崩れて、ジュエルが落ちてしまったのだとか。もう山の頂上にある足場が崩れて、もとに戻せない。どうしたものか…という状態でした。

ただリュウ族は「自分たちのことは秘密にしてほしい」といいます。その理由は「スカイランドの人々が怖がるから。自分たちとは共存できない。姿を見たら怖がる」とのこと。また、リュウ族の先祖が「人々が道に迷わないように」と「ハレバレジュエル」を置いたけど、いま、リュウ族は空を飛べなくなり、島から出られなくなったといいます。

そういう話を聴いているときに、スキアヘッドが島に現れ、食虫植物のキョーボーグを出してきます。プリキュアたちは変身してたたかうのですが、キュアスカイが食虫植物のツルにつかまってしまいます。リュウ族はその様子を見て「ハレバレジュエルを頼む。怖がる人がいるかもしれないから、自分たちは島から出られない」と、キュアウィングに変身したツバサくんに語りかけます。キュアウィングは「きっと受け入れてくれる人はいる」といって、リュウ族に風ゆりの葉を羽根にして飛ぶようにすすめます。「いっしょに島から出よう、一歩踏み出そう」と声をかけるキュアウィングに、リュウ族たちは風ゆりの葉をつかんで飛びはじめます。一方、キュアウィングはキョーボーグのまわりをまわって、食虫植物のツルでキョーボーグ自身がぐるぐる巻きになるようにします。すると、キョーボーグは自分で動けなくなります。そのあとは5人の合体技でキョーボーグを倒します。

ラストの場面ですが、「ハレバレジュエル」は飛べるようになったリュウ族の力で、再び浮島の山の頂上で輝き始めます。また、王様の宮殿へツバサくんはリュウ族を連れて行き、事情を話します。すると王様はリュウ族に感謝し、今後も「ハレバレジュエル」の管理を頼みます。そして、遅れてプリキュアたちに合流したヨヨさんは、「ツバサくんの空を飛ぶ力や風を読む力なら、きっと浮島に行ける。プニバード族の姿でなら、リュウ族を必ず説得できる。あなただからできると思った」と伝えます。そしてヨヨさんは王様に「スカイランドの未来に、ツバサくんは必要。スカイランドを救ったツバサくんを、将来は賢者として迎え入れてほしい」と伝えます。

まあ、こんな感じで、今回はツバサくんの里帰り&将来の賢者就任の約束ができる物語でしたね。次回はあす10月29日放送ですが、予告編を見ていると、やはりこの時期は「ハロウィーン」ってことで、ヨヨさんが魔女になる話のようです。

あと、今月からNHKで「おとなプリキュア」をやっていますね。かつての「プリキュア5gogo」の6人と、「ふたりはプリキュアスプラッシュスター」の2人がメインの物語ですが、みんな当時からすっかりおとな(=設定から考えると20代後半では?)になってます。恋や結婚、仕事に悩める20代のプリキュアたちが、やはり街の中に現れた怪物をやっつけるために、10代の頃のように変身してたたかいはじめる…。そんな物語です。これはこれで面白いですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2回分まとめてプリキュアの話(その2:10月15日分)

2023-10-15 11:03:13 | プリキュア話

先ほどは10月8日分のプリキュアの話を書きましたが、今度は今日、10月15日放送分の話を書きます。

10月8日分のところに書きましたが、どうもこのところのプリキュアは、ひとりひとりのプリキュアの成長の姿を描くかたちで毎回の物語をつくっているようです。今回はましろちゃん(キュアプリズム)の話ですが、そこにアゲハさん(キュアバタフライ)のことも絡んできます。

今回の物語は、ましろちゃんが自分が幼いころの写真をプリンセス・エル(キュアマジェスティ)に見せていると、他のプリキュアたちが集まってくるところからスタートします。そのましろちゃんが幼いころの写真のなかに、アゲハさんといっしょに写ってる写真がでてきました。幼いころから仲良しのアゲハさんとましろちゃん。「仲良くなったきっかけは?」と他のプリキュアに聞かれても、思い出せません。そこで「仲良くなった場所に行ってみよう」ということになり、プリキュアたちみんなで出かけます。

写真にうつっていたいた思い出の木のある場所へ…と、プリキュアたちは農村へ。そこは紅葉の季節。ただ、ましろちゃんは「すごく前のことで、どんな場所かよくわからない」といいます。ただ、アゲハさんはヨヨさん(ましろちゃんのおばあさん。スカイランド人)に「宝探しみたいで面白いから、行ってみたら?」と言われたそうです。

そんななか、アゲハさん・ましろちゃんが昔、お世話になったおばあさんの家に到着します。そこでお茶を飲んで、庭で飼っているニワトリを見て「写真を撮ったときも、こんなことした」と、ましろちゃんは思い出します。ただ、思い出の木の場所がやっぱりわからないので、プリキュアたちは散歩をして探します。そのとき、おばあさんはヤギのシロを連れていくように言います。

プリキュアたちがヤギをつれて散歩を始めると、まずは竹林のある公園に出ます。そこでブランコにのって遊びたい…と思ったエルですが、いったんがまんして先を急ぎます。つり橋をわたって山のなかに入ると、ススキのたくさん生えた野原に出ます。そのころは夕方で、とてもきれいな景色。ましろちゃんは「新しい思い出ができた」と喜びます。そんなとき、エルの帽子が風でとばされて、ソラちゃん(キュアスカイ)やツバサくん(キュアウィング)が、ススキのなかにとりにいきます。そのtき、ましろちゃんは「あの写真をとったときも、帽子が飛んだ」と思い出します。

その夜、おばあさんのつくった鍋を食べているときに…。ましろちゃんは、思い出の木のことをおばあさんに聞きます。たしか写真を撮った時も散歩中に帽子が飛んで、アゲハさんが探すと、木にひっかかっていたと。そのひっかかっていた帽子はどうなったのか…。そんな話をしながら、ましろちゃんはおばあさんに、昔の写真を見せます。その写真を見て、おばあさんはあることを思い出します。

翌日、そのおばあさんの話にしたがって、かつて思い出の木があった場所にいくと…。そこは、例の竹林のある公園。実は、ましろちゃんの思い出の木は台風でやられたために、おばあさん曰く「切ってしまった」とのこと。また、その切った木を使ってブランコをつくったのだとか。でも、そのことで、ましろちゃんは写真を撮った日のことを思い出します。

その写真を撮った日は…。ましろちゃんの帽子が木にひっかかり、泣いている姿を見て、アゲハさんが木に登って取ろうとしてくれたこと。でも、リスがじゃまをして、アゲハさんは木から滑りおちてしまう。そんなアゲハさんに「病院へ行かなきゃ」と心配するましろちゃんですが…。リスが今度はアゲハさんにどんぐりを落とします。ふと見上げると、リスがましろちゃんの帽子を気に入って、自分たちの家にしようとしてました。なので、帽子はもうあきらめることに。そのあと「ましろんって呼んでいい?」「アゲハさんと友達に」といって、ふたりは仲良しに。そのあと、思い出の木をバックに、ヨヨさんに写真をとってもらったのでした。

思い出の木の切り株を見ながら、ましろちゃんは「あなた(木)とリスのおかげ」と、アゲハさんと仲良くなったことに感謝します。また、「宝探しでいい思い出ができた。みんなで写真を撮ろう」といって、プリキュアたちみんなであらためて写真を撮ります。その写真には、あのときのリスも入ります。ただ、ソラちゃんの鼻の上にチョウチョがとまって、むずむずしてくしゃみをしたときにシャッターがおちてしまいます。

そんないい時間を過ごしているときに、スキアヘッドがカカシのキョーボーグを連れて現れます。カカシのキョーボーグは、竹やりでプリキュアたちを攻撃します。その攻撃をかわしながら、キョーボーグの弱い側面から、キュアマジェスティ・キュアスカイが息の合った攻撃をしかけます。また、キュアマジェスティが危なくなったときに、キュアウィングが助け出します。そして「今の私ならできる」と思うキュアプリズムが、プリズムショットの連発で竹やりをつぶします。そんなキュアプリズムを支援するために、キュアバタフライがカカシの足元を氷で固めてしまいます。そうやってカカシのキョーボーグが攻撃できなくなったところで、5人の合体技で浄化します。プリキュアたちが「なぜ私たちをねらうの?」と聞くと、スキアヘッドは「知る必要はない」といって去っていきます。

ラストの場面ですが。家で「宝探し」の写真を、「新しい思い出ができた」といいながら、プリキュアたちみんなで見ます。そのなかには、ソラちゃんがくしゃみをしたときの写真も。プリンセス・エルが「みんな顔へん!」と言いますが、「これもいい思い出」といって笑います。「またみんなと行きたい」というプリキュアたち…。そのあと、思い出の木の切り株から新しい芽が出ている画像がでてきて、「今度ここに行くときには私もきっと大きくなってる」というましろちゃんの声でしめくくられます。

ということで、幼いましろちゃんがアゲハさんと出会って、仲良くなって今に至るストーリーと、そんなましろちゃんがこれから「新しい芽」が出るように、何か成長していくのではないかと予感させるような終わり方。そんな感じで、今回の物語が終わりました。次回は、ソラちゃんのふるさと・スカイランドの話。「ハレバレジュエルの光が消えた」という話で、浮き島の秘密がかかわるようですが…。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2回分まとめてプリキュアの話(その1:10月8日分)

2023-10-15 10:28:25 | プリキュア話

気づけば今日は10月15日(日)。ブログの更新がなかなかできないことでお分かりいただけると思うのですが、ほんと連日、やることが多くて困ってます。特に10月に入って後期(勤務校は4学期制なので、第3・第4クォーターといいますが)の授業が始まったので、早朝に家を出て夜遅く帰る日々が続いています。そこへ学外からのいろんな依頼が入ったりもしますので、「ゆっくりと何かできるのは日曜日くらいしかない」感じ。おまけにその日曜日も、次の週の授業準備でつぶれたりもします。ほんと、今はお金よりも時間がほしいです。

さて、今日10月15日と前回10月8日の2回分、プリキュアの話が書けていません。まずは10月8日の分からプリキュアの話を書いておきます。

この10月8日分のプリキュアは、「最強の保育士」をめざすアゲハさん(キュアバタフライ)がメインになる回ですね。このところのプリキュアは、ひとりひとりのプリキュアの今年の成長をふりかえるような、そんなストーリー展開になっています。

さて、この日のアゲハさんですが、保育園で子どもたちと「たたかいごっこ」をしています。そのなかで年長組のたけるくんが、プリキュアみたいになって、アゲハさんが演じるゾウの怪獣をやっつけます。たけるくんは「たいせつな人を守る最強になる」といって、砂場のトンネルが壊れて泣いている子をなぐさめたりもします。たけるくんは「アゲハ先生みたいな最強になる」と言います。そういえば以前、保育園に現れた怪物におそわれたたけるくんを、キュアバタフライに変身したアゲハさんが助けたような…。どうやらこのところ、プリキュアの身近にいる誰かに、「自分はプリキュアだよ。でもないしょ」というかたちで話が展開しているようです。

そんなアゲハさんですが…。「たけるくんに負けないよう、保育士の仕事がんばる」といいます。まずはしっかりご飯を食べて、家で保育日誌を書くのですが…。書いている途中で寝てしまいます。でも、寝言でも保育園のことを話していたりする。そんなアゲハさんに、そっとツバサくん(キュアウィング)が毛布をかけます。

次の日、アゲハさんが保育園に出勤すると、たけるくんがアゲハさんを避ける態度をとります。別の保育士に聞くと、どうやらたけるくん、今週いっぱいで引っ越しするようです。たけるくんは他の子とあそばずに、ひとり部屋で絵本を読んでいたりします。他の子どもやアゲハさんがさそっても「あそばない。かくれんぼしない」といいます。しかたなく、たけるくんが遊びに入ってくるのをアゲハさんは待つのですが…。

その夜、家に帰って食事時にため息をついて、しょんぼりしているアゲハさんを見て、他のプリキュアたちが不思議に思います。アゲハさんは他のプリキュアたちに、たけるくんが保育園を離れること、そのことがさみしいと思っていること。たけるくんを励ましたいと思うけど、どうしたらいいかわからないこと。そして「最強の保育士ってなんだろう?」と思い始めていることなどを話します。

「その最強の保育士ってなに?」と聞くプリキュアたちに、アゲハさんは自分が保育士をめざすきっかけになった出来事を話します。昔、両親が別れて暮らすことになって、姉妹が離れ離れになることが決まったとき…(以前、別れて暮らすアゲハさんのお姉さん=ファッションモデルが登場した回もありましたね)。保育園で、アゲハさんのことを見守ってくれた先生がいたとのこ。その先生は「かなしいこと、とんでけ!」といって、しょんぼりしていたアゲハさんの手を握ってくれた。その手がとてもあたたかい。そのとき「保育士最強!自分の心を守ってくれた」と思ったのだとか。でも、そんな「最強の保育士」を目指す自分(アゲハさん)は、いま、たけるくんになにもしてあげられない。今はたけるくんに笑ってほしい…。そういうアゲハさんの姿を、ツバサくんが心配そうに見守っていました。

そしていよいよ、たけるくんが保育園に通う最後の日。ツバサくんはアゲハさんと出かけます。ツバサくんが言うには…。アゲハさんは寝てるときも保育園のことを考えている、だから、子どもたちは大好きなはず。無理に笑わなくていい、アゲハさんがそのままでいてくれたら、もうすてきな保育士だと。そうやってツバサくんは、アゲハさんを保育園に送り出します。

保育園につくと、アゲハさんは乳児クラスの応援に入るように頼まれます。赤ちゃんたちが保育室で寝たあと、たけるくんのいる年長児クラスへアゲハさんは行きます。雨が降るなか、たけるくんは年長児クラスの部屋ではなく、砂場でトンネルを掘っているようです。

そんなたけるくんの横で、アゲハさんもトンネルを掘りながら話しかけます。今までたけるくんとたくさん遊んだこと、たけるくんはなんでも上手だということ…。話しながら、アゲハさんは涙がでてきます。そして、たけるくんのトンネルとアゲハさんのトンネルがつながって、トンネルのなかでふたりは手をつなぎます。

その手がつながったとき、たけるくんは「ごめんね。ほんとうはもっといっぱい遊びたかった。アゲハ先生と遊びたかった」と言います。それを聞いて「私はたけるくんのこと、忘れないよ」というアゲハさん。「ボクも忘れないよ、ありがとう」というたけるくん。そんな二人の様子を、遠くからツバサくんが見ています。

でも、こうやってようやくアゲハさんとたけるくんの気持ちが通じ合ったときに、スキアヘッドが現れ、どんぐりと落ち葉でキョーボーグをつくりだします。たけるくんに「みんなに逃げるように伝えて」と言ったアゲハさんは、ツバサくんと一緒にプリキュアに変身します。2人のプリキュアだけではキョーボーグ相手に苦戦しているときに、他の3人のプリキュアが合流。キュアスカイが攻撃し、キュアプリズム・キュアマジェスティが援護するなかで、まずはどんぐりの攻撃を封じ込めます。そのあと「絶対にみんなを守る!」と思ったキュアバタフライが、バタフライプレスでキョーボーグを攻撃。その様子を見たたけるくんは「バタフライが守ってくれる、最強!」とあらためて思います。そしてラストはプリキュア5人の合体技で、キョーボーグを浄化。「二度とこないで!」と、キュアバタフライはスキアヘッドに伝えます。

このあと、保育園にたけるくんを迎えに来たおばあさんは、なんと、かつて幼いアゲハさんの手を握ってくれた保育士さん。「私はまだまだです。たけるくんの前で泣いてしまいました」というアゲハさんに、おばあさんは「落ち込んでいたたけるが、あんなに元気になった。寄り添ってくれてありがとう」と伝えます。そしてたけるくんは「もっと最強になる!」といって、笑って保育園から帰ります。

そして引っ越しの日。たけるくんが乗った列車が橋を渡るとき、その橋のたもとで、キュアバタフライの姿をしたアゲハさんの姿が見えます。キュアバタフライは列車に乗ったたけるくんに、たくさんのチョウチョを飛ばします。

とまあ…。「なんて保育士さんを泣かせる物語をつくるんだ…」と思うような放送回になりましたね、この10月8日分。と同時に、保育園に通っている子どもたち(=プリキュアの主たる視聴者層ですが)にとっては、自分の身近にいる保育士さんたちの思いを確認する回になったと思います。ちなみに10月15日放送分は、そんなアゲハさんが、ましろちゃん(キュアプリズム)とはじめてであった思い出の場所を探す回です。ということで、10月8日分の話はおわります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日(10月1日)のプリキュアの話です。

2023-10-01 18:46:38 | プリキュア話

気づけば今日は10月1日(日)。10月、11月、12月と、今年もあと残り3か月になりました。月日がたつのは早いものです。今日も日曜日なので、さっそく今朝のプリキュアの話、書いておきます。

さて、どうやら先週あたりから、毎年この時期にやっている「ひとりひとりのプリキュアの成長に焦点をあてる」物語の流れがやってきているようです。先週はましろちゃん(キュアプリズム)でしたが、今週はソラちゃん(キュアスカイ)。来週は予告編を見る限り、アゲハさん(キュアバタフライ)が「最強の保育士」に悩む話になるようですね。

では、このソラちゃんの成長物語ですが…。今回の放送分では、ソラちゃんがましろちゃんといっしょに通う中学校で、いろんなスポーツ系部活に誘われる話が描かれます。そのなかでも、女子野球部の臨時コーチにソラちゃんが就任する…という話が今回、展開されました。

まず今回の放送分では、ソラちゃんがお昼に弁当を食べているときに、学校のいろんなスポーツ部活から「うちの部に入ってくれ」と勧誘される場面から始まります。その勧誘に対して「スポーツは好きだけど、自分はヒーローになりたい」といって断るソラちゃん。そんなソラちゃんのところに、女子野球部のバッテリーの「たま・かな」(たまき=ピッチャー・かなめ=キャッチャー)コンビがやってきます。「たま・かな」コンビは、ソラちゃんに臨時コーチになってほしいと頼みます。

放課後、ましろちゃん・ソラちゃんで女子野球部の練習を見に行くと…。女子野球部のエース・たまちゃんがひじ痛でボールを投げられないとのこと。そこで、ソラちゃんに対戦相手の役として、ピッチャーをやってほしいとの依頼でした。「ところで野球ってなに?」というソラちゃんですが、「がんばる人を支えるのがヒーロー」ということで、臨時コーチを引き受けます。

はじめて野球をやるソラちゃんですが、投げれば剛速球。打てばホームラン、守備もうまい。そんなソラちゃんと女子野球部に、ましろちゃんが「くもパン」を焼いて差し入れします。ちなみに前回登場のバッタモンダー(美大生・紋田)が、道路工事のアルバイトをしながら、ソラちゃんたちの野球の様子を見ていました。その日の夕食時には、プリンセス・エル(キュアマジェスティ)やツバサくん(キュアウィング)、アゲハさんに「がんばれ~」と、ソラちゃんは励まされます。

そんなソラちゃんたちに、たまちゃんがなぜソラちゃんに臨時コーチを頼んだのか、理由を説明します。たまちゃんの話では…。自分のひじ痛のことがわかって、みんな落ち込んでいた。女子野球部はこれまで連続優勝してきたけど、勝つことをあきらめかけていた。このままではいけない、あきらめたくない、勝つために努力してきたし、優勝目指してがんばりたい。だからチームのことを考えて、ソラちゃんに頼んだとのこと。そしてたまちゃんは、「からだを治して大会に出たい」と言いました。その話を聴いたソラちゃんは「野球のエースはヒーロー?」「たまちゃんと自分(ソラちゃん)は似ている?」「いつか、いっしょに野球をしたい」と思います。

ところが、たまちゃんが病院で再検査すると、ひじ痛はいわゆる「野球ひじ」で手術が必要。これからも野球を続けたいなら、いまは大会に出ないで手術を受けたほうがいいという結果が出ました。「その話を女子野球部のメンバーに伝えると…。キャプテンのかなちゃんが「ダメだ、医者のいうとおりに手術を受けろ」と。「上級生のかなちゃんにとっては、最後の大会なのに…」というたまちゃんに、「絶対に勝ってみせる。そんなこと思っていたら、安心して手術受けられないだろう」と、かなちゃんは返します。「たまちゃん、大丈夫?」と聞くソラちゃんに、かなちゃんは「エースだから、きっとつらいと思う。勝利を背負ってマウンドに立つから、日頃つらいとかいえない」「自分(かなちゃん)が投げる。休んだために負けたと思ってほしくない」と伝えます。

その夜、プリキュアたちは女子野球部のために、応援の横断幕をつくります。ただ…。どうやらたまちゃんの手術の日は、大会の日と重なってしまいます。プリンセス・エルは「手術、こわ~い」と言いますが、他のプリキュアたちは「応援しよう」と返します。

さて、試合当日=たまちゃんの手術の日、急にたまちゃんが病院からいなくなります。かなちゃんが「つらい思いをしているのわかってる…」と球場で心配している様子を見て、ソラちゃんは「私たちが探す」といって、他のプリキュアとともにたまちゃんを探します。すると、たまちゃんは学校のグラウンドにいました。たまちゃんが「エース失格だ…」とつぶやくと、ソラちゃんは「こわいのはわかる」と。でも、それを聞いたたまちゃんは「自分は野球ばかりしてきた。みんなはグラウンド、私は病院。こんな気持ちわかるわけがない」と、ソラちゃんに言い返します。

そんなとき、学校のグラウンドにスキアヘッドが現れ、打撃練習用のマシンをキョーボーグにします。キョーボーグを前にして、ソラちゃんはキュアスカイに変身します。そのときソラちゃんは「ひとりぼっちでたたかう気持ちはわかる。今こそヒーローの出番」といって、たまちゃんが見ている前で変身してしまいます。たまちゃんは「怪物とたたかうヒーローのうわさを聞いていたけど、あれはソラちゃんだったのね…」と驚きます。

キュアスカイはたまちゃんに、「ひとりぼっちを恐れないのがヒーローと自分は思ってきたけど、そうじゃないことを教えてくれた人(キュアプリズム=ましろちゃん)がいた。なんでも一人で背負わないで。ひとりじゃないから」と伝えます。そんなとき、他のプリキュアたちも学校のグラウンドに集まります。「私たち、絶対に勝つ」というプリキュアたちは、キュアプリズムのプリズムショットをボールのようにして、キュアスカイがキョーボーグにぶつけます。そこでキョーボーグの動きが止まったところで、5人の合体技を出して、キョーボーグを浄化します。

ラストの場面では、「自分がプリキュアだってことは秘密に」というソラちゃんといっしょに、たまちゃんが病院へ戻ります。すると病院には、かなちゃんたち女子野球部のメンバーがそろっていて「勝ったよ!」と伝えます。「今度は私の番」といって、たまちゃんは手術を受けます。手術後、女子野球部の次の試合をソラちゃんや他のプリキュア、たまちゃんで応援。最後は女子野球部は優勝。その優勝の記念写真には、マウンドにあがったかなちゃんや包帯をまいたたまちゃん、女子野球部員たちといっしょに、ソラちゃんも写っていました。

こんな感じで、今回はソラちゃんの「ヒーロー」に対する思いの深まりが、女子野球部のお手伝いの場面や、「たま・かな」コンビとのかかわりの場面などを通じて描かれていた回ですね。ひとりでがんばるヒーローだったソラちゃんが、他の仲間に支えられてたたかうヒーローへと成長していく。そんな姿が描かれた回でした。ということで、今回のプリキュアの話、おわります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月24日分のプリキュアの話です。

2023-09-26 11:39:02 | プリキュア話

先ほどは9月17日放送分のプリキュアの話を書きましたが、今度は9月24日放送分のことを書きます。

さて、9月17日放送分について、ラストで、かつて敵だったミノトンがプリキュアたちに浄化され、改心してお礼を言う場面があったこと。また、そのことをふまえて、かつて敵だった存在が改心して、これからプリキュアたちになんらかのかたちで絡んできそうなこと。そのことを私は書きましたが…。この9月24日放送分ではさっそく、お金に苦労する美大生になったかつての敵・バッタモンダーが、ましろちゃん(キュアプリズム)の絵本作家になりたい夢を励ます物語が描かれます。この何年かそうなのですが、「かつて敵だった存在が改心して、プリキュアたちの手助けをする」というパターンが、毎年の物語のなかで現れますね。

では、実際にバッタモンダーがどうやってましろちゃんを支えていくのかを見ていきますと…。まず9月24日放送分の冒頭では、バッタモンダーが木造の古いアパートで、カップめん食べながら、プリキュアたちへのリベンジを考えているシーンが描かれます。また、どうもそのバッタモンダーの部屋のとなりには、カバトンらしき人物もいますね。ただ、バッタモンダーはお金に困っているようで…。建設現場の警備のアルバイトに出かけます。

他方でましろちゃんは「プリンセスの花園」という絵本を仕上げて、他のプリキュアたちとともにソラシド市の図書館に行きます。これで10冊目の絵本のようで、その絵本の読み聞かせを図書館でやるようです。ましろちゃんは歩きながら、他のプリキュアたちに「絵本作家になりたい」という夢を語ります。その話をアルバイトに行く途中のバッタモンダーが聞きつけ、「夢をぶっつぶす」と誓います。

さて、図書館での読み聞かせですが。女の子たちは静かに聞いてくれているのですが、男の子たちは「つまらない」といって、部屋を出ていきます。その様子を見て落ち込むましろちゃんに、保育士志望のアゲハさん(キュアバタフライ)は、「気にすることない。絵本が嫌いな子もいるから」と伝えます。

そのあと、プリキュアみんなで花畑に行きます。でもましろちゃんはみんなといっしょに居る気になれず、少し離れた場所でスケッチをすると言います。そこで白いちょうちょのスケッチをしようとしたら、ちょうちょが逃げていきます。そこへ、美大生・紋田と名乗る人物(=バッタモンダー)が現れます。

美大生・紋田が「自分で描いた絵」というものをスマホで見て(=バッタモンダーがネットで拾った絵ですが)、ましろちゃんは「私は全然ダメ」といって、さっきの図書館での出来事を話します。「絵本作家になれたら…」というましろちゃんに、美大生・紋田は「自分の作品をつくるなら、悪く言われることもある。それは避けられない」と伝えます。

その美大生・紋田にましろちゃんは「(悪評がでたとき)いつもどうしているの?」と聞きます。紋田は「なんとも思わない。覚悟があるから」と。そんなところに、他のプリキュアたちが集まってきます。ましろちゃんは「紋田さんの絵をみんなに見てもらう」というのですが、ソラちゃん(キュアスカイ)が見ているのは白いスケッチブック。アゲハさんは問題に「どこかで会った?」と声をかけます。そしてエル(キュアマジェスティ)は、紋田のアタマの上にバッタが止まっているのを見て「バッタ、バッタ」と言います。それを聞いて、紋田はびっくりして逃げ出そうとします。

そんなときにスキアヘッドが現れ、公園で遊んでいる人のスケボーにアンダークエナジーを注ぎ、「キョーボーグ」にします。プリキュアたち4人が先に変身したあと、エルが紋田のアタマの上のバッタを逃がして、キュアマジェスティに変身します。

キョーボーグは今まで以上の強敵で、かなり動きが素早くて、プリキュアたちの力では簡単に止められません。キュアマジェスティの力でも、キョーボーグはなかなか止まりません。「どうすれば…?」と思うプリキュアたち。でも、キュアスカイたちは「相手が強くても、いつもどおりたたかう。大切なものを守るため」と、あらためてたたかう覚悟を示します。そのとき、キュアプリズム(ましろちゃん)は「紋田さん、わかったよ!」と思います。このあと、キュアウィングに力を集めて空からキョーボーグを封じ込め、ラストはマジェスティ・クルニクルン(=9月17日に登場した5人の合体技のためのアイテム)を使って、キョーボーグを浄化します。その様子を見て、紋田は「前より強くなってる!」と驚きます。

ラストの場面ですが…。紋田=バッタモンダーは、「これでキュアプリズムの夢はつぶした」といったんは思うのですが、ましろちゃんが紋田の前に現れて、「紋田さんのおかげで、自分の気持ちがはっきりした」と伝えます。ましろちゃんは「みんなが自分の絵本を面白いと思わなくても、私は絵本が大好き」「これからも絵本を書き続けて、絵本作家を目指す。目標に向かってがんばる」「紋田さんもすてき」というのです。それを聞いて紋田は「応援されるの、はじめて~」と思う。そこで、今回の物語はおわりです。

まあ、こんな感じで、美大生・紋田=バッタモンダーと気付かないましろちゃん(キュアプリズム)が、紋田の悪意のある発言をいいように誤解するなかで、ましろちゃんの絵本作家になりたい気持ちを高めていく。紋田=バッタモンダーは、ましろちゃんのその誤解のおかげで、自分が何かの役に立ったと実感する。そういう物語に今回、仕上がっていますね。なかなか、面白い展開だと思います。このあとも美大生・紋田が登場するのか? ミノトンやカバトンも改心した姿を見せるのか? いろいろと興味深いですね。ちなみに次回(10月1日)は、スポーツが得意なソラちゃんが、野球というスポーツのことがよくわからないまま、野球部の助っ人になる話のようです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月17日分のプリキュアの話です(だいぶん遅れてしまいました)

2023-09-26 11:14:50 | プリキュア話

別のところでも「近況報告」として書いたとおり、このところの仕事の忙しさと心身の疲れで、プリキュアの話をブログで書くのが2回、とんでしまいました。これからまずは9月17日放送分のプリキュアの話を書いておきます。そのあと、9月24日放送分の話を別に書きますね。

さて、9月17日放送分のプリキュアですが、この回は、最近登場したプリンセス・エル=キュアマジェスティとともに、プリキュア5人の合体技が出せるようになるまでのプロセスを描いた回でした。また、ちょうど劇場版映画の公開の時期にもあたっているので、エンディングのダンスが劇場版になっていました(=歴代プリキュア全員集合のダンスで、映画の主題歌が流れる)。

9月17日放送分は、まずエルがましろちゃん(キュアプリズム)といっしょに、自分がキュアマジェスティに変身して、ぬいぐるみをやっつける遊びをするところから始まります。ましろちゃんは、エルをたたかいに巻き込むことが本当にいいのかどうか、心配しているのですが…。そんなところへ、スカイランドの湖に何かが出現したというヨヨさん(ましろちゃんの祖母、スカイランド人の科学者)からの連絡が入ります。

プリキュアたちがスカイランドに行くと、ヨヨさんから湖に遺跡が現れたことを知らされます。その遺跡には入り口が見当たらず、不思議な文字が書かれているのだと。ヨヨさんはプリキュアたちから離れて、その遺跡のことを調べにスカイランドに戻っていたのでした。

そこで今度はプリキュアたちが遺跡に行くと、なんと、エルの力で入口が開きます。その不思議な文字は、「すべての人を救う、究極の力を手にする運命の子」と書かれていたようです。その運目の子=エルということですね。

プリキュアたちはこのあと、その遺跡のなかにそろし、そろりと入っていきます。ましろちゃんは「あぶない」と思い、エルは連れていけない、自分たちで行こうと思うのですが…。アゲハさん(キュアバタフライ)はましろちゃんに、エル自身が自分の運命と向き合おうとしているのだから、プリキュアたちはエルを守ってサポートしようと声をかけます。そして肝心のエルが「いっしょに行こう、ましろ」というので、ましろちゃんは「ダメって言えない…」と思います。

その後、遺跡のなかを進むと、「正当な継承者にだけ道開く」という扉があります。ここでもエルがいると扉が開きます。「心配しすぎかな…。やっぱりいや」と思うましろちゃん。そして、遺跡の最後の部屋にプリキュア5人が入ると、エルの姿をした絵を見つけます。その部屋には本があって、「究極の力、マジェスティ・クルニクルン」と書いてあります。ただ、エルの力でその本を開こうとしても、封印がされています。

そんなとき、プリキュアたちを遺跡に連れてきた大きな鳥(遊覧鳥というのですが)の前に、凶暴化したミノトンが現れます。凶暴化したミノトンを前に、エルを含めたプリキュア5人が変身します。どうやらミノトンは、アンダークエナジーをまとめて飲み込んで凶暴化したようですが、その反動で時々、息切れがするようです。それでもミノトンはより凶暴化しようと思い、アンダークエナジーのボトルをまとめて飲みます。どうやら新たな敵・スキアヘッドが、ミノトンを凶暴化させて送り込んだようです。

そんなとき、クルニクルンの力が目覚めます。「プリキュアの力をひとつに重ねたとき、クルニクルンの力が現れる」という声がします。そこで5人のプリキュアは封印された本に手を重ねるのですが…。キュアプリズムがキュアマジェスティ=エルを心配する気持ちが強すぎて、ひとつになれません。「たたかいにまきこみたくない」というキュアプリズムに対して、キュアマジェスティがミノトンからの攻撃を防ぐバリアをはって、他のプリキュアたちを守ります。「エルちゃんのこと、信じてほしい。ましろちゃんが言ってくれたあのときと同じ」というキュアスカイ(そらちゃん)。そのことばを聞いて、キュアプリズムは以前、キュアスカイに「(エルを)助けたいという気持ちは同じ」ということを思い出します。すると封印された本があらためて反応し、5人の気持ちがそろいます。そして、封印された本=マジェスティクルニクルンから、5人の合体技=マジェスティック・ハレーションが出て、ミノトンは浄化されます。ミノトンが浄化された姿を見て、スキアヘッドは「知識の宮殿はウソつかない」と一言残して去っていきます。

そのあと、浄化されたミノトンは、プリキュアたちに「武人の心を思い出させてくれた、その恩は忘れない」とお礼を言って去っていきます。そして「プリズム、だいすき」「私もよ、マジェスティ」というシーンが入って、今回の物語はおわりです。どうやらこれまで敵だった存在のなかで、なにか改心した存在が今後、物語のなかに登場してきそうな予感です。

こんな感じで、前回(9月10日)放送分からのつづきで、キュアマジェスティ(エル)のことを心配するキュアプリズム(ましろちゃん)の思いが、どうやらこのところ、プリキュアの物語の軸になっていますね。この9月17日分の次、9月24日放送分でも、キュアプリズムが物語の軸になっていました。次は9月24日放送分のこと、別のところで書きますね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする