久々のブログ更新になります。
ひとまず、今日のところは「本の紹介」だけしておきます。(もうひとつのブログにも書きましたが、現在、私のブログの「本の紹介」機能が不具合を起こしていて、OCNのサポートにて調査をお願いしているところです。ですから、直接ブログの記事として、本を紹介します。)
いずれもこのたびの東日本の大震災に際して、参考になりそうだと私が思った本です。研究室においてあった阪神淡路大震災関連の本3冊を、以下のとおり紹介します。
ちなみに『学校防災』は、阪神淡路大震災当時、神戸の公立学校で避難者対応などにあたった教員の手記を、地元の教職員組合がまとめたものです。学校再開を急ごうとする教育行政側と避難者との間で悩み、苦しんだ教員たちの思いが、率直に語られています。また、校舎が震災によりつぶれたり、校舎内に避難者を多数抱えるようになったがゆえに、学校の教育活動にどのような制約を受けたのかも、ここに教員の立場から綴られています。
次の『黒い虹』は、阪神淡路大震災によって親を亡くした子どもたち(震災遺児)や、その子どもたちとともに暮らす家族(祖父母、もうひとりの親、親戚など)に、あしなが育英会の学生ボランティアがローラー作戦でインタビューを行った記録をまとめています。震災遺児や遺児とともに暮らす家族の苦悩が、この本には率直に綴られています。当時におけるひとり親家庭への支援施策や、家族と離れて暮らす子どもへの社会的支援施策の弱さが、震災遺児たちに重くのしかかっていることがわかります。
最後の『その時学校は』は、PTAの立場から、阪神淡路大震災当時の神戸市内の学校の様子などをふりかえったものです。内容的には『学校防災』と重なるところもありますが、『学校防災』よりも行政サイド寄りの見解を示していると思います。ただ、それでも、震災が学校や子どもにもたらした深刻な影響は、この本からも伝わります。
以上3冊、まずは紹介しておきます。何かの参考にしていただければ幸いです。
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学校防災―神戸からの提言 価格:¥ 1,529(税込) 発売日:1997-02 |
黒い虹―阪神大震災遺児たちの一年 |
阪神・淡路大震災その時学校は―検証と未来への提言 |