今日1月10日(日)は、年明け最初のプリキュアと仮面ライダーの放送の日。今朝もいつも仕事に行くのと同じような時間帯に起きて、両方とも見てました。まずは今日のプリキュアの話、書いておきます。
さて、例年ですと年明けの今頃から、プリキュアたちと敵たちのボスとの対決がはじまります。1月末に最終回を迎えて、2月から新シリーズがはじまりますので…。このあたりが、いよいよ「最終決戦」というところでしょうか。今日のプリキュアも、一応、いままでプリキュアたちとたたかってきた敵のボス、キングビョーゲンが現れて、プリキュアたちと「決戦」をするので、そういう流れといえばそうなのですが…。
ただ、どうも例年の流れと今年のプリキュア、勝手がちがうようです。というのも、先に今日の結果から言いますと、苦戦はしますが、プリキュア4人組はなんとかキングビョーゲンを倒します。「これでやれやれ、ビョーゲンズとのたたかいも終わりか…」と思ったら、次週予告を見る限り、敵の一人・グアイワルが新たなボス(キンググアイワル)になって、来週以降もプリキュアたちとのたたかいが続くようです。また、キングビョーゲンのいた場所(ビョーゲンキングダム)から、どうやってプリキュアたちがもとの人間界にもどるのかも、次週はひとつの課題になりそうです。
まあ、そういう前置きをした上で、今日の大きな物語の流れですが。まずは、ひなた(キュアスパークル)が「キングビョーゲンを倒してすこやか市の市長から表彰され、タピオカ1000年分をもらう」という夢を見ます。その夢の話をのどか(キュアグレース)やちゆ(キュアフォンテーヌ)に学校でして、3人で大笑いをします。でも、そのときひなたは「そういえば、キングビョーゲンがどんな存在なのか、自分たちは見た事がない」ことに気付きます。
そのあと、プリキュアたちは隣町のタピオカフェアに行くことになって、バス停で待ち合わせをします。そのバスの時刻に遅れそうになったひなたとパートナーのニャトランは、偶然、グアイワルが人間界に出てくる出入口を見付けます。「この場所から、キングビョーゲンの入る場所に行けるかもしれない」「でも、わなじゃないか?」と迷うニャトランとひなたですが、結局、そこに他のプリキュアたちを呼び寄せます。「かつてティアティーヌと相討ちになって、相当弱っているのではないか?」とか、いろんな意見がでたのですが…。最後はひなたが「前の私ならあきらめた。でも、今はチャンスだから行く!」と言って、閉じかけたグアイワルの出入り口に飛び込みます。続いて「オレも行く」とニャトランが入ったので、その後次々に他のプリキュアたちも入っていきます。
ビョーゲンキングダムのなかに入ると道が分かれていて、どちらかにわながあるかもしれないので、アスミ(キュアアース)がまずは先行して確かめることにします。アスミの連れている子犬のラテは、「ここは空気がとっても悪い。からだが重い」と言います。すると、予想どおりわながしかけられ、なんとかアスミもラテもそこから逃げ出すことができました。
それで、もう一方の道をすすむと…。そこではキングビョーゲンの声がしています。「わざわざここに来るというのは、命はいらないということか」というキングビョーゲンを前に、プリキュアたち4人は変身します。キングビョーゲンは、「いにしえのプリキュアに姿が似ている」というキュアアースに、まずは集中攻撃をかけます。キュアアースの反撃に対して、キングビョーゲンはそれをかわしつづけます。
どうやら亡霊のような存在で、実体がない…。そう感じた他のプリキュアたち3人は、いままで集めたエレメントを使って、片っ端から攻撃を繰り出してみます。それを続けて、キングビョーゲンの隙を見付けようという作戦です。するとキングビョーゲンは今度、3体の黒い人形のようなものを出してきます。
「実体が見たいと言うから出してやった」というキングビョーゲンに対して、3人のプリキュアはたたかいを挑みますが、苦戦します。今度はキュアアースが自分のエレメントを使って、3体の黒い人形とプリキュアたちの間にすき間をつくりだします。そのすき間を使って、3人のプリキュアはそれぞれの技を出すのですが…。3体の黒い人形は倒れません。それどころか、かえって黒い人形たちに反撃されて、プリキュア全員が倒されてしまいます。
「半人前のヒーリングアニマルの声など届かない。お前たちは役立たずで、何もできない」と、キングビョーゲンは、ラビリン・ペギタン・ニャトランに声をかけます。ニャトランもラビリンも「自分たちでは無理」「半人前では何も守れない…」とあきらめかけたそのとき、キュアグレースやキュアフォンテーヌ、キュアスパークルが「いっしょなら守れる。私たちはパートナーだから」「いっしょなら負けない。だからがんばろう」と声をかけます。それを聴いて、ラビリン・ペギタン・ニャトランは「地球をお手当したい気持ちが強くなった。まだまだあきらめない!」と、元気を取り戻します。
そんなプリキュアたちに対して「いまいましい、あそびは終わりだ」といって、キングビョーゲンは最後の攻撃を仕掛けます。それをプリキュアたちは「ぷにシールド」(3人のプリキュア)「空気のエレメント」(キュアアース)を使って防御しつつ、反撃のチャンスを伺います。そして、そのチャンスを見付けたときに、例の注射器のような「ヒーリングっとアロー」を取り出し、4人の合体技(アメイジングお手当からの「ヒーリングっとシャワー」)で、キングビョーゲンを倒します。
あっさりキングビョーゲン、やられたなぁ…と。プリキュアたちも「夢じゃない、キングビョーゲンを浄化できた」と喜んでいると、「これは好都合だ」といって、そこにさっきまで人間界に居たはずのグアイワルが戻ってきていました。今回の放送分は、ここでおわりです。
まあ、こんな感じで、来週以降はキングビョーゲンが姿を消し、どうやらこのグアイワルとプリキュアたちとのたたかいの話になるようですね。他の2人の敵(ダルイゼンやシンドイーネ)もどういう扱いになるのでしょうか? と同時に、年末の放送回で「復活」する話がでていたティアティーヌ(=ラテの母親)たち、他のヒーリングアニマルのことがどうなったか。あと、今回もキュアアースに関して「いにしえのプリキュア」という話がでていましたが、そのことがどうなるのか。・・・こんな感じで、まだまだ今年の物語で決着のついていないことが残っています。そのあたりの決着が1月末までにつくのかどうか、あるいは2月以降にずれ込むのかどうか。新型コロナ禍での放送休止の時期もありましたし、ちょっと例年とはちがう展開に今年のプリキュアはなっているようです。
ちなみに今日からCMで、3月の劇場版映画の宣伝がはじまりました。これはCMを見る限り、今のプリキュア(ヒーリングっとプリキュア)がメインで、プリキュア5gogoのメンバーがどこかにでてくるような話になりそうですね。ということは、今のプリキュアが終わったあとの次のプリキュアの放送がどうなるか、まだまだ「わからない」ということ、下手すると2021年のプリキュアは「ない」(=つまり、いったんシリーズを閉じる)かもしれないなぁ…。そんなこともちらっと頭をよぎりました。