できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(6月4日)分のプリキュアの話です(2週分まとめて書きます)

2023-06-04 11:15:13 | プリキュア話

先ほどは、先週5月28日放送分のプリキュアの話を書きました。今度は今日、6月4日放送分のプリキュアの話です。

さて、今回はいよいよ、アゲハさんがキュアバタフライになる話です。いままでのアゲハさんは、保育士志望で専門学校に通っていて、常にプリキュアたちをサポートする役。特にプリキュアたちがたたかっているあいだに、まだ赤ちゃんのプリンセス・エルを大事にあずかっている役をしていたのですが…。まあ、いずれキュアバタフライになることは、オープニングの映像でわかっていましたけどね。それが今回、アゲハさんの保育実習ネタと関連させるかたちで、キュアバタフライ登場というかたちになりました。

その今回のストーリーですが、冒頭からプリキュアたちとランボーグ・バッタモンダーの対決から描かれます。キュアウィングが保育園の子どもたちを避難させているあいだに、キュアスカイ・キュアプリズムがランボーグを浄化する。そのキュアウィングの姿にあこがれる保育園の子ども・たけるくんも、ここでまずは登場します。

このとき、いつものようにプリンセス・エルを預かる役をしていたアゲハさんに、バッタモンダーが「外野がうるさい。次は覚悟しとけ。オレはまだ本気出してないだけ」と挑発をします。それを聞いたプリンセス・エルも「アゲハ、だいすき」といいますし(このごろ、言葉数が増えてますね。まだ赤ちゃんですけど)、ほかのプリキュアたちも「いつもアゲハさんは自分たちを応援してくれる。大切な仲間」とバッタモンダーに言い返します。

そんななか、アゲハさんの保育実習が始まります。ソラシド保育園で「最強の保育士をめざす!」と自己紹介したアゲハさん。そんなアゲハさんに、保育園の子どもたちは「河原でプリキュアに助けてもらった。プリキュアは最強」という話をします。その話を聞いたアゲハさんはうれしくなって、保育園の子どもたちに「プリキュアに手紙を書こう」と提案します。その手紙を持って帰って、プリキュアたちに見せるアゲハさん。「自分たちの正体がバレたら…」とツバサくん(キュアウィング)が心配するのですが、「キュアウィング大好き」というたけるくんの手紙を見て、「お返事を書こう」と言います。ちなみに、アゲハさんは保育実習中、ヨヨさんの家(=プリキュアたちの家)にお泊りするようです。

その後、プリキュアからのお返事を保育園の子どもたちに届けたアゲハさん。その一方で、たけるくんがどうやらほかの子をたたいたりしはじめます。どうやら自分もプリキュアみたいになりたくて、悪い子をやっつける、正しいことをすると思っているようです。そんなたけるくんと話をしようと、アゲハさん、たけるくんを追いかけます。そのおいかけっこの様子を、ほかのプリキュアとエルがこっそり保育園の外から見てます。

そんなときに、バッタモンダーがランボーグを連れて、保育園に現れます。プリキュアたちはすぐに変身し、保育園の子どもたちに「お手紙ありがとう。みんな安全なところへ」と声をかけます。

一方、バッタモンダーは「観客を逃がすな」といって、ひとりだけになったエルをランボーグにつかまえさせようとします。それを防ごうとした3人のプリキュアは、バッタモンダーがためたアンダークエナジーの球のなかに閉じ込められます。「プリンセスを捕まえたら、完全勝利だ」というバッタモンダーが思ったとき、ふと、たけるくんがバッタモンダーを見ていたことに気付きます。

そこでバッタモンダーが、今度はたけるくんを捕まえようとしたとき…。そこにアゲハさんが現れます。「そうはいかない。あんたたちの好きなようにさせない!」といって、アゲハさんはたけるくんを背負い、わざとランボーグの目を回すようにぐるぐる走り回って、ランボーグをいったん倒します。ただ、そこで疲れてしまったアゲハさん。たけるくんに「先生、大丈夫?」と声をかけられます。

それを聞いたアゲハさん。「私の大切な人たちを守ること。それはプリキュアも保育士も同じ。外野じゃない。だったら私はプリキュアになる! 最強の保育士の力、見せる!」とアゲハさん、言います。すると、アゲハさんの胸にプリキュアに変身するための羽根がでてきます。エルがそのアゲハさんの姿を見て「プリキュア~!」って叫ぶと、アゲハさんはキュアバタフライに変身します。その様子を、たけるくんは見ていて「アゲハ先生は、プリキュアだ~!最強!」って思います。

キュアバタフライは、保育園の園舎工事に使っていた天幕をつかって、ランボーグをぐるぐる巻きにして動きを封じ込めます。「お遊戯はおしまい」「アゲアゲな私には効かない」といって、ランボーグを封じ込めたキュアバタフライは、バタフライプレスという技で、ランボーグを浄化。キュアスカイの持っていたパッドにエネルギーを貯めます。バッタモンダーは「ボクが本気になれば…」といって、その場を去っていきます。

ラストの場面ですが、アゲハさんは「先生のことはみんなに秘密ね」と、たけるくんに伝えます。たけるくんはプリキュアになったアゲハさんを見て、「大切な人を守るための最強になる!」と約束します。そしてアゲハさんは「保育士とプリキュアの両方をがんばる」といって、ヨヨさんの家に引っ越してきます。それはちょうど、ほかのプリキュアたちがヨヨさんと「アゲハさん、また来ないかな…」といっていたときでした。

まあ、こんな感じで「保育士プリキュア」の「キュアバタフライ」登場ですね。番組の主たる視聴者層・お子さまたちのの身近に「プリキュア」がいるかもしれない…と。そんな風に思わせる展開ですね。と同時に、ほんとうの強さって「大切な人を守ること」というメッセージも、今回、お子さまたちに伝える内容になっています。

そのうえでの次回予告ですが、アゲハさんが保育士とプリキュア、そしてヨヨさんの家での家事全般に「がんばりすぎ」で、ツバサくんが心配するという話になるようです。そこで、ツバサくんとアゲハさんがどういう関係をつくるのか…。また、どうやらアゲハさん=キュアバタフライだけが使える特殊なアイテム(ミックスパレット)があるようで、それがCMですでに放送されはじめています。これがどういうかたちででてくるか、楽しみです。そして、今回のエンディングに出るプリキュアは、当然ですがキュアバタフライでした。

ということで、前回と今回、2回分のプリキュアの話、終了です。


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5月28日分のプリキュアの話です(やっと書けた…。2週分まとめて書きます)

2023-06-04 10:50:42 | プリキュア話

今日は6月4日(日)ですが、先週5月28日(日)の分のプリキュアの話を書きますね。

この1週間、ほんとどたばたしておりまして…。おとといの金曜日は大雨で急遽遠隔授業を実施したり、木曜日は朝から会議で、夜6限の授業。水曜日は午前中2コマ授業で、夜は加古川市教委の「いじめ防止対策評価検証委員会」の最終回。そんな水曜日に、実家の母が倒れて緊急入院。おかげさまで今は一般病棟に移ってますが…。入院してしばらくは集中治療室に入っていた状態でした。まあそんなわけで、前回のプリキュアの話を書くだけの心身と時間の余裕がなかった次第です。

ということで、ようやく落ち着いてきたので、先週の分から2週分まとめて、プリキュアの話を書きます。

この5月28日放送分は、毎年どこかでやっているプリキュアたちの「体育祭」ネタの回でした。プリキュアたちのクラスのリレーのメンバーを決めるときに、足の速いソラちゃん(キュアスカイ)はすんなり指名されたのですが…。そのときに、ソラちゃんが「ましろちゃん(キュアプリズム)をメンバーに入れること」を条件にして、リレーのメンバーを引き受けます。

というのも…。ソラちゃんの話では、リレーで大事なのはバトンパス。最高のバトンパスを自分にやってくれるのは、ましろちゃんしかいないと。それを聞いて、ましろちゃんは「やってみる!」と言います。

その後、ヨヨさんの家に集まったプリキュアたちは、プリンセス・エルに「えらい」と励まされ、リレーの特訓をやることに。ツバサくん(キュアウイング)がタイムの計測などで手伝い、アゲハさんがエルといっしょに、ソラちゃん・ましろちゃんのリレーの練習を見てます。まあ、アゲハさんは「コーチ!」と、ツバサくんをおちょくっていたりもするのですが。

まず、ソラちゃんが練習のとき、ましろちゃんに、走るときの姿勢や見るべき方向、そして、バトンパスの上手な方法などをアドバイス。そのアドバイスどおりにやってみると、ましろちゃんからソラちゃんに上手にバトンパスができました。ただ、はじめての練習で、ましろちゃんは疲れた感じです。

そんなとき、ましろちゃんは、エルがよちよち歩いている姿を見ます。いまはとにかく、歩いてからだを動かしているだけでも楽しそうなエルの姿に、ましろちゃんは励まされます。「体育祭までの特訓、がんばる!」という気持ちになったましろちゃんは、遠く離れた土地で暮らす父母に、ネット通信でその気持ちを伝えます。父母は「早く見に行きたい、帰りたい」と、ましろちゃんに伝えます。

さて、体育祭当日。ましろちゃんの祖母・ヨヨさんに連れられて、エルがうれしそうに見守る中、リレーがはじまります。ソラちゃんは「ましろちゃんが最高のバトンパスをしてくれる」と信じているのですが…。逆にましろちゃんは緊張しています。そして、ましろちゃんがほかの生徒からバトンをもらって走り始めたら…。カーブを曲がり損ねて転びます。でも、そこから立ち上がって、ましろちゃんはソラちゃんにバトンを渡します。そのあと、ソラちゃんは猛ダッシュ。全員を抜いて、見事に1位でゴールインします。

それを見て「ソラちゃん、すごい」と思ったましろちゃん。水飲み場で顔を洗って、涙を隠します。そんなましろちゃんの様子を見に行ったソラちゃんに、ましろちゃんは、こんなことを話します。「私は走るのが苦手で、自信がなかった。でも特訓して走れるようになった。それなのに、大事なところで転んだ。それが悔しい。せっかく勝ててうれしいのだけど…」と。

それを聞いたソラちゃんは、ましろちゃんに次のことをいいます。「勝つためにいいバトンパスをって言ったけど、ほんとうは友達といっしょに走りたかった。ましろちゃんは、ただひたすらに前だけを見て走っていた。だから、絶対に勝つと思えた。最高のバトンパスだった」と。

…どうやら、今日はソラちゃん・ましろちゃんのふたりの絆を深める回だったようですね、この展開ですと。

でも、そんなときに、バッタモンダーが運動会の妨害に来て、ライン引きをランボーグにして攻撃し始めます。当然、プリキュアたちは変身して、ランボーグを浄化しようとします。このとき、キュアスカイに、キュアプリズムは自分のプリズムショットの球を預けます。「スカイなら、絶対にランボーグの動きが止められる」と。そのあと球を預かったキュアスカイはランボーグの動きをとめ、ふたりでランボーグを浄化します。

ラストの場面では、ソラちゃん・ましろちゃんたちが表彰台に立ちます。ましろちゃんは「涙がでるほどくやしいなんて気持ちは初めて。思ったより自分は負けず嫌いで、走るのが好きだ」と、祖母のヨヨさんに伝えます。ヨヨさんは「いまは(ましろちゃんの)可能性がどんどん広がる時期。エルちゃんと同じで、いろんなことにチャレンジしたらいい」と返事をします。それを聞いて、ましろちゃんは「これからもランニング、がんばる!」と。ここで、5月28日の話はおわりです。

ちなみに、5月28日のエンディングにでてきたプリキュアは、キュアハート。そして、6月4日放送分=今日の放送分の予告では、アゲハさんの保育実習と、アゲハさんがキュアバタフライにいよいよ変身することが伝えられました。

ということで、まずは5月28日放送分のプリキュアの話、おわります。次は、今日(6月4日)分のプリキュアの話、書きますね。


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