気づけば今日は6月20日(火)ですねえ。先週は「教育実習校訪問ウィーク」で、月曜・火曜と近畿圏の教育実習校へ。水曜日は大学で授業。大学での会議を木曜朝に済ませたあと、北九州市の小倉へ移動。泊りがけで金曜日朝、北九州市内の教育実習校へ行きました。土曜日は教職課程運営の事務仕事の学習会(ネット)。日曜日=18日は私の54歳の誕生日でしたが、公教育計画学会の研究集会&大会(ネット)で、自分も発表者のひとりとして話をしました。そして昨日も、大阪府内の教育実習校へ。さすがにへとへとで、今日は一日、仕事を休ませていただきました。そんなわけで、6月18日のプリキュアの話も、今夜書くことになってしまったわけですが…。
さて、この日のプリキュアですが、基本的にはましろちゃん(キュアプリズム)が、プリンセス・エルに読んでほしい絵本をつくるなかで、自分の可能性に気付くというストーリーでしたね。どうもこの何回かの物語は、プリンセス・エルとそれぞれのプリキュアが向き合うなかで、「自分の可能性」を見つけていく…という話が続きそうな感じです。「幼い子どもを世話するなかで、世話をする側が、自分自身に気付いていく」ということは、実際に「よくあること」だと思います。
ということで、本編の物語ですが…。まずは、ほかのプリキュアたちがみんな自分たちのしたいことで出かけているなかで、ましろちゃんひとり暇そうに、静かにお茶飲んでいる場面から始まります。そういうところに、プリンセス・エルが読んでほしい絵本を持ってくる。ましろちゃんが絵本を読んでいると、次、次…。結局、10冊くらいまとめて読んでしまう。そういう場面から物語がスタートします。
そのあと、ましろちゃんは、アゲハさん(=キュアバタフライ)が最近始めたアルバイトの様子を見たいと、コスメの店にほかのプリキュアたちと出かけます。働いているアゲハさんを見て、ツバサくん(キュアウィング)は「無理してないか?」と声をかけたりするのですが…。ただ、そのコスメの店は、ましろちゃんの大好きなお店。このお店が自分の癒しのように感じているようです。
そんななか、アゲハさんは美大生のナツミさんを紹介します。同じコスメの店でバイトをしている人で、いま、棚に何を並べるか困っている様子。そんなナツミさんに、ましろちゃんは「人魚がいいかも」と提案します。するとナツミさんは、壁にささっと人魚の絵を描いてしまいます。その様子を見て、すごいと思うましろちゃん。そんなましろちゃんに「自分はストーリーがうまく書けないけど、絵本にチャレンジしたら?」と、ソラシド市の絵本コンテストの案内を見せます。「ましろちゃんにはセンスあると思う」というソラちゃん(キュアスカイ)の勧めに従って、とりあえずましろちゃん、絵本を描いてみることにします。
ましろちゃんが公園で「引き受けたものの、ストーリーが浮かばない。ほめてもらってうれしいけど…」と絵本づくりに悩む一方、エルは砂場で遊んでいます。「ましろさんはいまのままでいい」と、ソラちゃんはいうのですが…。
そんなとき、いっしょに遊ぼうと砂場にやってきたほかの子に、エルはおもちゃを貸さず、ひとりで遊ぶと言い張ります。このあたりは、主な視聴者層であるお子さまたちによくあるできごとですね。そんなエルをうまくほかの子と遊べるように話せず、ソラちゃんは「まだまだ未熟」と思います。他方で、そんなエルに「やさしい気持ち」を伝える絵本、「どうしたらよかったかな?」を考える絵本を描こうと、ましろちゃんは思いつきます。そこで「先に帰る!待っててね、エルちゃん」といって、ほかのプリキュアとエルを置いて、ましろちゃんは家に帰ります。
家に帰ると、ましろちゃんは真剣に何かを描きはじめます。祖母のヨヨさんは「はじめて見る姿」といいます。そんなましろちゃんを励ましたくて、ヨヨさんに頼まれたお茶とお菓子を、ソラちゃんは部屋に届けます。するとましろちゃんは「ありがとう、ソラちゃん。すごく楽しい。エルちゃんに読んでほしい絵本をつくっている」と言います。
そしてとうとう、絵本コンテストの締め切り間際に、ましろちゃんの絵本が仕上がります。プリキュアみんなとエルとで、作品受付場所のソラシド市役所に絵本を届けようとしたときに、バッタモンダーと信号機のランボーグが出ます。ここで4人が変身して、ランボーグとバッタモンダーを相手に戦い始めるのですが…。このランボーグ、赤信号でプリキュアの動きを止め、青信号で自分だけ先に動いて、止まっているプリキュアを攻撃します。その手に、プリキュアたちが苦戦します。
そんななか、ほかのプリキュアたちは「信号が変わったら、プリズムは絵本を届けて」「いつもプリズムに応援してもらってるから、今日だけは応援させて」といって、なんとか絵本を届けさせようとします。そしてキュアバタフライのパレットを使って、赤と黄色をまぜて、キュアスカイの守りの力をアップします。そのキュアスカイが赤信号のときのランボーグに一撃を加えて倒したあと、キュアバタフライはミックスパレットですべての色を混ぜて、キュアウィングといっしょに「タイタニック・レインボー」でランボーグを浄化。ミラーパッドで、キュアスカイがランボーグのアンダークエナジーを吸収します。そして「いやがらせばかりする人に、ヒーローは負けない」といって、プリキュアたちはバッタモンダーを追い返します。
結局、無事にましろちゃんは自分の絵本を出せたのですが…。コンテストの発表では、最優秀作は、ナツミさん。ましろちゃんの作品は、入賞しませんでした。でも、ましろちゃんの絵本は、ブランコにひとりで乗っている女の子のところに、「いっしょに乗せて」という男の子がやってくるという物語。いっしょにふたりで乗っていると、森の動物がいっしょに乗りたいと集まってきて…。最後はみんなで大きな虹を見るという、そんなお話。入賞はしなかったけど、絵本を見て、エルは大喜び。「落選はしたけど、もっと描きたい」と、そんな風にましろちゃんは思うところで、今回の物語はおわりました。
次回予告ですが、ましろちゃんの祖母・ヨヨさんが、なんと農園で野菜づくりもしていたという話。プリキュアたちの知識を広げよう…という話になるようです。また、今回のエンディングには、キュアメロディがでていました。ということで、6月18日分のプリキュアの話、おわりです。