今日は、夕方から県民文化ホールの、山梨交響楽団の第35回定期演奏会に行ってきました。
曲目は千住明の風林火山メインテーマ、デュカスの交響詩「魔法使いの弟子」、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」、アンコールはホルストの「惑星」からジュピターでした。
指揮者は北原幸男さん、ゲストコンサートミストレスは東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者の水鳥路さんです。
北原幸男さんは、梨響とも何度か共演してことのあるおなじみの指揮者です。
流麗な曲作りと小気味よいタクトさばきで毎回楽しませてくれます。
スリムで長身、丹精な顔立ちで、女性ファンの多い方でもあります。
また、佐渡裕さんのように、汗を飛び散らせての熱血指揮とは違い、最後まで汗ひとつかかずに、優雅なたち振る舞いをされるタイプです。
オーケストラは、ほぼ半数が女性で、特に弦楽器、ヴァイオリンはほどんどが女性のようでした。
最近はどのオーケストラでも女性の割合が増えているようですが、山梨も例外ではないようです。
今回メインのブルックナーは普段ほとんど聞くことがありません。
そういう曲こそ、生で聞くのもいいかもしれないと思って、今回聞いてみたのですが、あまり好きになれそうにありませんでした。
一か所でも好きなフレーズがあれば、その曲を好きになる確率が高いのですが、ブルックナーとは相性が良くないようです。
パンフレットを見ると、賛助会員募集の案内が出ていました。
やはり、アマチュアのオーケストラは財政的にも大変なのでしょう。
しかし、なんとか頑張ってほしいですね。
地元にオーケストラがないというのはさみしいものです。
これからも、素敵な演奏を期待しています。