清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

ざくろの花は多けれど、実となるは少なし。

2008-06-20 21:45:21 | 法話

ざくろの花もまだ、たくさん咲いています。

しかし、花が咲き終わって小さな実になったものが、次々落ちてきます。

たこさんウインナーのようなかわいい形です。

柿の実と同じように、ちゃんと実となるものは少ないようです。

日蓮聖人の御遺文に「魚の子は多けれど、魚となるは少なく、あんらじゅの花は多く咲けども、このみとなるは少なし。人もまたかくの如し、菩提心をおこす人は多けれども、退せずしてまことの道に入る者は少なし・・・・」という一節があります。

仏となるべく修行をする志をもっても、それを貫き通すことの難しさのたとえです。

人間も、植物も、最後まで実(成功)となるのは、並大抵のことではないようです。

だからこそ、価値があることなのでしょう。

檀信徒の皆様宛に、本日、清正公吉祥祈願会のご案内を郵送しました。

ほどなくお手元に届くことと思いますので、もう少々お待ちください。

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コメント (2)
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