20日はお彼岸の入り、お墓参りに来られる方だけでなく、いろんな事がありました。
まず、朝から、電話。
「御朱印お願いできますか?」もちろんOKです。
でも、わざわざ、電話で確認されるのですから、遠方の方でしょうか。
お昼前にいらっしゃったのは、4人組の若い方でした。
どういうご関係かはわかりませんが、二人は大阪から、もう二人は東京からだそうです。
最近、御朱印を集める方がお見えになることが多くなりました。
お寺に興味を持っていただけることはとてもうれしいことです。
せっかくいらっしゃったのですから、いろいろ御説明・ご案内したいのですが、スケジュールを立てて時間で動かれているかもしれないので、千葉さな子さんのお墓だけをご案内させていただきました。
そんなこともあった後、突然境内で猫の悲鳴が・・・。
驚いて駆けつけると、ミミオがどこかの猫と取っ組み合いのけんかになっていたようです。
相手の猫の姿は見えませんでした。
ミミオはあわてて家の中に駆け込み、私は、相手の猫を探そうと、境内から出ると、横道の方からうちの犬(ボタン)にそっくりな犬を連れた人が歩いてきます。
それにしてもよく似ているなと見ていると、何とそれはうちのボタンでした。
なぜ、つながれているはずの犬がここにいるのか??? しばらく事態が飲み込めませんでした。
どうやら、ボタンも猫の悲鳴を聞いて飛び出してきてしまったようでした。
それも、リードをつないでいた皮の輪っかを引きちぎって、リードをつけたまま。
相手の猫を追いかけて道に出たところを近所の方に捕まえられたのです。
ボタンはなにごともなかったかの様な涼しい顔をしています。
猫にもびっくりしましたが、犬にもびっくりです。
ひと段落して、家に戻ると、家の中で寝ていた空も玄関まで出てきていました。
彼も何事かと驚いて起きてきたのでしょう。
ミミオサン、空さん、ボタンさん、お彼岸中は騒動を起こさないようにお願いします。
<喧嘩が弱いのですぐ悲鳴をあげて逃げてきます。今日は玄関で倒れこみです。>
<たいていのことには動じない大物、空さんの寝顔>
<元気がよすぎるボタンさん、脱走は危険です。でも、うちの猫を助けようとしたんですよね。そこは偉い!>