ちょっと以前、4月頃のことでしたが、湯村温泉街の富士屋ホテルに行ったところ、和食レストランの雲居で仕出し弁当(幕ノ内弁当)をはじめたというチラシを見つけました。
値段は1食2500円からで、たしか一万円以上になると配達してくれるとのこと。
最近、お寺の客殿で仕出しの食事を取ってお斎をすることも多くなり、数件の業者さんが出入りしています。
そろそろ、新しく仕出しを頼める業者さんを開拓しようと思っていたところだったので、富士屋ホテルの仕出しを注文してみようと思ったのです。
ロビーにあったチラシだけはわからないこともあったので、その場でフロントに確認すると、全く要領を得ない返事ばかりです。
それも、いちいち奥の方に確認に行ってその始末です。
フロントではなにもわからなという状態でした。
わからないなら、雲居(レストラン)の担当者を呼ぶとか、内線で担当者に直接回答させればいいのに、非常に不快な対応でした。
それでも、写真の見た目もまあまあだし、富士屋ホテルなら味も安心できるので、後日電話でいろいろ確認して注文してみました。
電話で確認したところによると、チラシに載っていた写真は2500円とのこと。
それではお斎の料理としてはちょっと貧相なので、刺身や茶わん蒸し、椀物などをプラスするといくらになるのかとか、椀物や茶わん蒸しなど暖かくして提供するものが入った場合、御給仕の人がついて温めたり、テーブルに並べたりするのか、また、テーブルを並べたり、テーブルの上にテーブルが汚れないように白いテーブルクロスをひいたりしてくれるのか、などとしつこく質問したところ、刺身などの生モノや、温めるなど現場での作業を伴うことはやらないとのこと。
結局、お弁当を配達し、後で容器を回収に来るという方式のようです。
<2500円の仕出し弁当。本当にお弁当といった形で、量も少なめ。ちょっとしたお茶会なんかでは、これで十分かもしれませんが、若い方にはちょっと量が少なすぎて、これではお斎の料理としては使えませんね。でも、箱も器も良いもので、料理も手が込んでいておいしかったです。見た目と味は合格ですね。個人的に、お客さんが来た時などには使えそうです。>