今日は桜桃忌、太宰治の遺体が玉川上水で見つかった日ですね。
しかも、6月19日は太宰治の誕生日でもあります。
今年は、太宰治生誕100年ということで、山梨県立文学館でも太宰治展が開催されています。
太宰治展では、甲府ゆかりの地散策マップというものが置かれていて、それを頼りに散策をされる方が、何人か清運寺にも訪れています。
たいていの方が、何か太宰治に関しての資料がないかと、太宰治が下宿していた寿館の場所を尋ねられます。
確かに地図には太宰治ゆかりの場所が示されていますが、それぞれのゆかりの地では新居跡をのぞいてどこにも太宰治ゆかりの地という表示はありません。
今でも現存している喜久の湯、窪田酒店、清運寺はわかるのですが、寿館跡は別のお宅の家になっているので、場所がわからないんですね。
観光地として集客したいならば、それぞれのゆかりの地に案内版などを設置できればもっとわかりやすいのでしょうが、ほとんどが個人宅になっているので難しいのかも知れません。