今日、山梨県立美術館で開催されている(7月19日から8月23日)ハンス・フィッシャーの世界展を観にいってきました。
ハンスフィッシャーといえば「こねこのピッチ」などの絵本作家として有名ですね。
絵を見れば、昔読んだことがあると思い出される人も多いのではないのでしょうか。
私も幼少のころこの作家の絵本をよく読んでいました。
当時読んでいた好きな絵本ベストスリーは一番が「こねこのぴっち」、二番が「小さいおうち」、三番が「ちびくろさんぼ」です。
それは今でも変わっていませんね。
今でもたくさんの子供たちに読まれている本たちです。
ただ、「ちびくろさんぼ」については一時期人種差別で問題になったことがあって読まれなくなった時期があったのが残念ですね。
このハンス・フィッシャーの絵の動物たちは、変に擬人化されていないのに、そのシャープな線から生み出される表情や姿には温かさと心が感じられます。
とても生き生きとした線で描かれているその動きは、鳥獣戯画を思わせるようなところもあります。
何度読んでも飽きない名作です。
子供のころに読んだことのある方も、まだ読んでいない方も一度観にいかれてはいかがですか。
癒されますよ~。
子供だけに独占させるのはもったいないですからね。