3日(水)夜、「市立病院の充実をめざす市民の会準備会」の学習会がおこなわれました。
山大名誉教授の大高全洋先生の主催者挨拶、
荘内病院調理師の「給食現場の状況報告」の後、
私が「市議会での経過と市当局の動向」について報告しました。
その後、日本医労連病院給食対策委員会責任者の岡野孝信さんの講演「病院給食と業務委託を考える」がおこなわれました。
岡野さんは、「病院給食は食事療法の手段としての治療食である」「業務委託は医療費削減をめざすもの」「業務委託の問題点」「委託推進論の誤り」「自治体病院にかかわる国の政策と自治体病院の現状」「住民のための自治体病院づくり」などのことについて1時間余り講演しました。
医療労働運動の指導者として、全国各地の病院給食委託反対闘争に関わってきた20有余年の豊かな経験に基づいた、非常に深みのあるお話でした。
最後に、「市民の会」の結成と当面の行動方針について提起され、全員の拍手で承認されました。
粉雪がざんざんと舞い落ちるとても冷たい夜でしたが、40人余りの市民が参加していました。
私は、この問題を色んな人に伝え、「このままにはしておけない」と訴えてきましたが、その話が多くの人に伝わっていき、遂にこれだけの人が集まって市民レベルの運動が始まったことに感激しました。
心ある市民の皆さんと一緒に、全力で取り組んでいきます。
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