2月22日、鶴岡市議会3月定例会の予算の概要が議員に対して示されました。
榎本政規市長の初の通年予算となる2010年度予算案などの議案からは、18年間の富塚市政からの変化も感じられましたが、基本的枠組みは変わらないという感は否めませんでした。
子どもの医療費軽減について入院を中学3年生まで拡大すること、行革審議会への委員公募制導入、旧町村の支所に対する予算配分と権限の拡充、副市長定数を2人から1人に改めることなど、これまで党市議団が主張して、オール与党議会の中で富塚市政と対決してきた問題が色々実現しています。
市民世論と正論が前進したと感じます。
特に、子どもの医療費の問題は、私が昨年9月議会で、「入院中学生まで軽減するのに1500万円もあればできる」と試算を示して迫りました。
市長も市長選・市議選で感じた世論に押されながら、「やった方が得だ」と判断したのだろうと思います。
(市長の思い入れがあったのだとすればすばらしいことですが、特段の言及はありませんでした。)
しかし一方では、バイオ研究関連の産業支援センター拡張事業に新たに16億円の資金を注ぎ込むという点で、前市政の最大の誤りを引き継いでいると言わなくてはなりません。
荘内病院の給食の業者委託や市立東部保育園民営化、学校図書館司書を正規職員から臨時職員に配置換えすることなど、市民負担増とサービス削減路線もまったく継続しているようです。
あ~あ、やっぱりね。
まあ、踊らず、くじけず、1センチ、1センチ、前に進める感じで頑張ります。
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