4月30日(金)、被災地:仙台に絵本を届けてきたその足で、七ヶ浜町の津波被害をこの目で確かめてきました。
仙台市内から海岸部に向かうにつれて、壊れた瓦屋根に覆せられているブルーシートと、道の脇に積まれたガレキの山が増えてきます。
内陸部の方は高台になっているせいか、目立った被害は見えませんでした。
しかし、海に面した平野部に降りると、そこには、この世のものとも思われない惨状が広がっていました。
田んぼか畑だったのでしょうか、見渡す限りの平地のあちこちに家屋の土台のみが残り、後はただガレキが散らばっています。
たまに見える外壁ばかりの住宅に、つい一ヶ月前までここで普通の暮らしが営まれていたことが生々しく伝わってきます。
ハンドルを握っていたTさん、後部座席にいたT先生、そして助手席に居た私、三人とも言葉も無く、車窓に映る風景をじっと見つめ続けました。
私は、大変申し訳なく思いながらも、何回かシャッターを押させて頂きました。
この事実を鶴岡の方々に伝えるため、何度も見返して私の心に刻むため、そのことによって、被災地支援活動を少しでも強めるために。
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