さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

公園のスイレンも咲き始めました

2015年05月10日 | 
久しぶりに、朝早くから朝露に濡れたたんぽぽの綿毛を撮りに、いつもの公園に出かけてみました。

肝心のタンポポの綿毛は、少し時期的に遅かったようで、あまり状態のいいモデルさんが見つかりません。

この公園には暫くご無沙汰していたのですが、いつの間にか、池ではスイレンも咲き始めていました。

スイレンの花の中に、この池の住人の一人(?)、オオバンが1羽、のんびり花見をしています。

たまには、鳥でもと・・・・・・

スイレンの花の間を、のんびりと花見気分を楽しんでるようですね。





このオオバン、よく見ると、頬の部分に少し傷があるような!!結構気性が荒いので、仲間と喧嘩でもしたのでしょうか。



水面に映る自分の姿に・・・・・うっとり??



花の香りでも、嗅いでるのでしょうか!



すぐ近くでは、カルガモも・・・・・・・ちょっと迷惑そうに、伸びをしてます。(オオバンに起こされたかな?)



公園には、ハンカチノキが数本あるのですが、日当たりのいい場所の樹は、すでにピークを過ぎてハンカチ(?)が下に落ちてました。

ただ1本、日陰にある樹は、ちょうど見頃!!

ハンカチがいっぱいぶら下がってます。



ハンカチノキの事は、以前にも何度か書いてますが、ミズキの仲間で、中国の四川省・雲南省付近が原産です。

花はハナミズキのような頭状花序になり、2枚の苞葉(ハナミズキの場合は4枚)に囲まれていて、ハンカチのように見えるのはこの2枚の苞葉なんです。

その為に「ハンカチの木」と呼ばれてますが、所によっては「幽霊の木」とも・・・・・・・皆さんはどちらに見えますか??



そして、公園の片隅には、こんな樹も花を咲かせてました。

なんの花か分かりますか??



花だけを撮ってみると・・・・・こんな花。白いプロペラのような花がかたまって咲いています。



以前にも載せたことがあるのですが、「ナンジャモンジャの木」の花です。

正式名は、「ヒトツバタゴ」、木犀の仲間です。

それでは、なぜ「ナンジャモンジャの木」と呼ぶのか?

ネットの「季節の花300」に分かりやすく解説されていました。

≪明治時代、東京の青山練兵場(今の明治神宮外苑)の道路沿いに、このなんじゃもんじゃの木があり、名前がわからなかったので、「何の木じゃ?」

そう呼ばれているうちに、いつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまった。

「何でふ物ぢゃ」→「なんじゅうものじゃ?」→「なんじゃもんじゃ?」≫

ちなみに、「クスノキ」や「アブラチャン」「カツラ」なども、「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれることもあるようですよ。
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