8~9月にかけて、沼通いが続いていたので、久しぶりにツツドリとノビタキ探しに林に出かけてみます。
10月6日、勇んでS公園へ・・・現地に着くと、探す手間もなく、鳥撮りさん達が数人集まってるポイントに遭遇。 ラッキー!!
このツツドリ、半径10数メートルの間の木から木へと移るだけで、撮る方にとって、最高のモデルさんです。
ツツドリ、日本で繁殖するトケン類の仲間で、カッコウ・ホトトギス・ジュウイチと同じカッコウ科に属します。
さて、トケン類の仲間は見分けが難しいといわれてますが、そもそもトケンとは???
ホトトギスを漢字で書くと、「杜鵑」(トケン)・・・(「野鳥の名前」では、「杜絹」(トケン))と書きます。
以前は、カッコウなどの仲間はホトトギス目ホトトギス科に分類されていたので、その時の名残で、この仲間をトケン類と呼んだそうです。
(今は、目・科・属が変更され、カッコウ目カッコウ科になっていていますので、正式にはカッコウの仲間?)
それぞれ鳴き方は独特で、鳴いてくれれば、すぐの判別できるのですが、外見上は似てて、いつも識別に苦労します。
ツツドリについては、何度か書いてるので詳しいことは割愛しますが、比較的よく観察できるカッコウ・ホトトギスと比較してみたいと思います。
ちなみに、世間一般的には・・・・・
①大きさ:大きい順に、カッコウ・ツツドリ・ホトトギスの順になりますが、キジバトやハトを基準にすれば分かるでしょうか!
キジバトとほぼ同じくらいがツツドリで、大きいとカッコウ、小さいとホトトギスって感じですが、なかなか難しいですね。
②胸の横縞:細くて密なのがカッコウで,少し太くて荒いのがホトトギス,その中間がツツドリといわれます。
これも、一緒に並んでくれないとなかなか判断がつかず、いつも悩みます。
③下尾筒の班:細いのがカッコウ,太いのはツツドリで,ホトトギスは無いか、わずか確認できる程度
これは比較的わかりやすそうです。
④虹彩の色:カッコウは黄色、ツツドリはオレンジ系の黄色、ホトトギスは暗色系
ロケーションにもよりますが、この方法もわかりやすそうです。ツツドリとホトトギスの虹彩はよく似てますが・・・・
具体的に比較してみますね。(ホトトギスは証拠写真のようなものばかりなので、今回はカッコウだけ)
虹彩の違いが分かるようにツツドリのトリミング写真も載せてみました。
胸の横縞や下尾筒の模様の違いがよく分かります。(尾羽ではなく、下尾筒部分を、見てください)
こうして並べてみると分かりやすいのですが、フィールドで見つけたときは、難しいですよね。
一番わかりやすいのはやっぱり鳴き声かな!
カッコウは「カッコー!」、ホトトギスは「ホッキョッ、キョキョキョ!」、ツツドリは「ポポッ!」、ジュウイチは「ジュウイチー!」
再び、林に目を戻して・・・・・・このツツドリ、いろんな仕草を見せてくれたので、何回かに分けて載せていきますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・続く!!
10月6日、勇んでS公園へ・・・現地に着くと、探す手間もなく、鳥撮りさん達が数人集まってるポイントに遭遇。 ラッキー!!
このツツドリ、半径10数メートルの間の木から木へと移るだけで、撮る方にとって、最高のモデルさんです。
ツツドリ、日本で繁殖するトケン類の仲間で、カッコウ・ホトトギス・ジュウイチと同じカッコウ科に属します。
さて、トケン類の仲間は見分けが難しいといわれてますが、そもそもトケンとは???
ホトトギスを漢字で書くと、「杜鵑」(トケン)・・・(「野鳥の名前」では、「杜絹」(トケン))と書きます。
以前は、カッコウなどの仲間はホトトギス目ホトトギス科に分類されていたので、その時の名残で、この仲間をトケン類と呼んだそうです。
(今は、目・科・属が変更され、カッコウ目カッコウ科になっていていますので、正式にはカッコウの仲間?)
それぞれ鳴き方は独特で、鳴いてくれれば、すぐの判別できるのですが、外見上は似てて、いつも識別に苦労します。
ツツドリについては、何度か書いてるので詳しいことは割愛しますが、比較的よく観察できるカッコウ・ホトトギスと比較してみたいと思います。
ちなみに、世間一般的には・・・・・
①大きさ:大きい順に、カッコウ・ツツドリ・ホトトギスの順になりますが、キジバトやハトを基準にすれば分かるでしょうか!
キジバトとほぼ同じくらいがツツドリで、大きいとカッコウ、小さいとホトトギスって感じですが、なかなか難しいですね。
②胸の横縞:細くて密なのがカッコウで,少し太くて荒いのがホトトギス,その中間がツツドリといわれます。
これも、一緒に並んでくれないとなかなか判断がつかず、いつも悩みます。
③下尾筒の班:細いのがカッコウ,太いのはツツドリで,ホトトギスは無いか、わずか確認できる程度
これは比較的わかりやすそうです。
④虹彩の色:カッコウは黄色、ツツドリはオレンジ系の黄色、ホトトギスは暗色系
ロケーションにもよりますが、この方法もわかりやすそうです。ツツドリとホトトギスの虹彩はよく似てますが・・・・
具体的に比較してみますね。(ホトトギスは証拠写真のようなものばかりなので、今回はカッコウだけ)
虹彩の違いが分かるようにツツドリのトリミング写真も載せてみました。
胸の横縞や下尾筒の模様の違いがよく分かります。(尾羽ではなく、下尾筒部分を、見てください)
(ツツドリ)下
(カッコウ)下
こうして並べてみると分かりやすいのですが、フィールドで見つけたときは、難しいですよね。
一番わかりやすいのはやっぱり鳴き声かな!
カッコウは「カッコー!」、ホトトギスは「ホッキョッ、キョキョキョ!」、ツツドリは「ポポッ!」、ジュウイチは「ジュウイチー!」
ツツドリに夢中になってるとはるか上空をオオタカが!!
再び、林に目を戻して・・・・・・このツツドリ、いろんな仕草を見せてくれたので、何回かに分けて載せていきますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・続く!!
「ツツドリ」さん。。かわいい~ですね-。
初めて拝見させていただきました。
応援などのポチをさせていただきます。
秋が進むと、埼玉県内を夏鳥と冬鳥がそれぞれに通過します。
やはり、今年もツツドリが来て、県内の野鳥観察愛好家の方を楽しませてきれたのですね。
ここはまだ地面が緩いとも聴いていたので、今年はまだ一度も訪れていません。
手前の公園にも飛来したのでしょうか。
ツツドリの鳴き声は、佐久荒船高原では夏によく聞きますが、谷の森の下側にいて、姿は見えません。
素晴らしいモデルさんに出合えましたね。
今期、ツツドリは不作で毎年見る公園でもチラリと二度見ただけ。
写真ももちろん証拠写真の域を超えていません。
こんな素晴らしいモデルさんに出合いたいものです。
おはようございます。
ツツドリはまだ見たことがありません。
先日ブロ友さんが掲載されていたので、まじまじと見せてもらいました。
こうやって比較していただくとよくわかりました。
ジュウイチだけは、バードストライクしたので、間近で見ることができました。
木から木へ移るツツドリさん、愛想よしの良いモデルさんでしたね。
羽に少し赤味があるようですね。
雌さんかな?とても美しく可愛らしいですね。
こちらでは、ツツドリはちらっとしか立ち寄ってくれなくて残念でした。
当方の間違いを教えてくださってありがとうございます。
またよろしくお願い致します。
ツツドリ、綺麗に撮れていますね。トケン類ではカッコウとホトトギスを見た事がありますが、ツツドリはまだ見た事がありません。こちらでは少ないのか報告もあまりありません。
3つはとても識別が難しいですが、詳しく解説して頂いて、よく分かりました。虹彩と下尾筒が鍵なんですね。この記憶を次の夏まで保てるかしら?? 笑
ツツドリのポポ・・・を生で聴いてみたいです。
けっきょく今年はトケンに会えないままだったので、じっくり拝見しています。
カッコウの縞模様は細くて密だと言われますが、こうして比べると明らかに!
でも、現地で見るとその場で識別は難しいです。
実際にトケンを見ながら識別に悩んでみたいです(笑)
こんにちは。
珍しい鳥を見せていただきました。
まだ実物は見たことがありませんが優しい目をした鳥ですね。
こんな明るいところに、よくもとまってくれたもんです。
日頃の行いが良かったのかな😊👍
今シーズンはツツドリに出会えませんでした。
毛虫が少ないとのことですが・・・
3種の杜鵑類の大きさの違い、とても参考になりました。
3種一緒に見られたら、とても良くわかるでしょうね(^^)