さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

大好きな蝶、ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)

2015年11月06日 | 昆虫
私が好きな蝶の一つ、ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)

今年最後の出会いでしょうか?

この日は、調整池のチュウヒの様子を見に、久々の重装備。

ポカポカ陽気の午前中、久しぶりに三脚担いで歩くと、うっすら汗ばんできます。

ところが、肝心のチュウヒの姿は見えません。あちこちの薮からはホオジロが飛び出してきます。

途中に会った鳥見さんに聞くと……先ほどまで飛んでいたが、今はアシ原に降りてしまったとのこと。

ハイタカも出てたそうなので、暫く待ってみるものの、飛ぶ姿はアオサギなどのサギ類とカワウだけ。

モズも大きな声で鳴いてます。



そろそろ諦めかけた頃、樹の間をヒラヒラと銀色に輝く蝶が飛んでいます。

ウラギンシジミです。地味な方の雌ですね。



このウラギンシジミ、シジミチョウの仲間だとは思えない容貌をしています。

めったに花に来ることはなく、腐った果物や動物のフンなどが大好物ですね。

たくさんの群れで、水を飲んでるシーンに、出くわしたときは、ちょっと感動ものの蝶。



次のトリミングした写真、よく見ると、可愛いでしょう。

靴を履いたような脚だとか、ほかの蝶と比べても、ひょうきんな顔つき。

触角も、体の割には太くて、先端が黄色くカタツムリの角のようです。

ハエトリグモに翅を付けたように見えませんか?(笑)



この個体、翅も痛んでいないので、このまま越冬するようですが、来春まで元気でいて欲しいものです。

こんなウラギンシジミの姿を見ながら、のんびり待つものの、過ぎるのは時間だけ。

この日は、結局、何の成果もなく、来た道を引き返します。

途中で、証拠写真程度ですが、アリスイ(蟻吸)の姿を確認できました。

チュウヒを探しながら歩いてると、彼方で一人の鳥撮りさんが、カメラを向けてる方を見ると…

先の枝に、アリスイがいました。

射程距離には少し遠く、逆光ですが、とりあえず証拠写真。この時期、ここはアリスイポイントでもあるんです。



アリスイについては、過去に何度も載せていますので、興味のある方は・・・・・・・・こちら



*前回載せたPCの静電気対策、ノートタイプのPCは本体のバッテリを外してから試してくださいね。
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ツルシギとアオアシシギ

2015年11月03日 | 野鳥
今朝、いつもの通りPCを操作してると、突然、マウスが動作しなくなった。

電池でも無くなったのかと、新しい電池を入れてみても、全く動作しない。

そうこうしてるうちに、キーボードも反応しなくなり、インターネット回線もダウン。

幸い、ペンタブレットがあるので、無線でつないであるプリンターを試してみるが、これも反応せず。

PC本体を何度か、再起動してみたが、症状は変わらず・・・・これは困った!!

どうも通信系の故障のようだが、いよいよ修理に持ち込むしかないのか??

修理依頼先の電話番号などを調べてるうちに、フッと、以前PCが不安定になった時を思い出して・・・・・・もしや静電気のせい??

ダメもとで、PCを終了させた後、主電源のコンセントを抜いて、しばらくして置いてから、改めてON!

すると、見事に回復!!



これから冬場、部屋の中が乾燥すると、こんな静電気のトラブルが時々起ることがあります。

何もPCだけではなくて、電化製品にはよくあることなんです。

こんな時には、一度コンセントを抜いて、最低でも2~3分(理想は1時間?)待ってから、改めて電源を入れて見ると上手くいくかもしれません。

静電気防止グッズもいろいろあるようですが、湿った布でふいてやるとか、手を帯電させないとか、少し工夫すれば防止できるそうですよ。

早朝のバタバタ劇でした。



さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は、前回の続きです。

セイタカシギの群れの先に、アオアシシギ(青脚鷸)がいるようです。

デジスコをさらにズームアップしてみると・・・・座り込んでウトウト、こちらも夢心地です。



暫くすると・・・・セイタカシギのグループより早く目覚めたよです。

左右に散らばって、餌を求めて活動開始。



アオサギとニアミス。大きさが比較できますね。



こちらは2羽そろって散策かな??



一方、ツルシギ(鶴鷸)は・・セイタカシギたちより一足先に食事タイム(?)。1羽だけで、セイタカシギから離れてアオアシシギのいる方へ…



アオサギの傍をすり抜けて…どちらも、一向に動じません。



そして、イソシギにもご挨拶。ここでも大きさが比較できます。



アオアシシギにも追いついてくれたのですが、アオアシシギが嫌がって、速足で離れます。嫌われたのかな??



その後は、あっちへ行ったりこっちへ来たり、食事に余念が無く、大きな変化なし。





その後、ちょっと目を離したすきに、どこかへ飛び去ってしまいました。


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ツルシギはどこ?

2015年11月01日 | 野鳥
1週間ほど前から再び、ツルシギが来てると聞いていたのですが、野暮用が続いて、行けず。この日やっと行くことが出来ました。

10月28日、午前中、現地について沼の中を探すものの、ツルシギどころかセイタカシギの姿も見えません。

北側に、やっと1羽のセイタカシギを見つけたものの、辺りには鳥撮りさんの姿も見えず、もう抜けたか!!

諦めて、駐車場の近くから、双眼鏡で全体を再確認すると・・・・・・・・

はるか遠くに、セイタカシギの群れが木陰にいるようで、そのまま南側へ移動。

風を避けてるのか。日差しを避けてるのか、8羽のセイタカシギとカルガモが1羽、そして・・・・その横に????

みんなスヤスヤと夢心地。



暫くすると、ツルシギがセイタカシギの群れの中へ・・・・



そして・・・・・何処に居るか分かりますか??



ツルシギは、セイタカシギが羽ばたいても、一向にお構いなしで、夢心地。



何かに気付いたのか一斉に目を覚まして、同じ方向を見ます。



セイタカシギたちが、騒がしくなってきたので、そろそろ動いてくれるかと、期待したのですが・・・・・



セイタカシギたちは、またまたお眠り状態。ツルシギだけが動き出してくれました。



何のポーズ??



辺りを気にしながら、一番左側へ移動。





ツルシギ(鶴鷸)

日本では旅鳥として、春と秋に見られますが、南の方では、越冬する個体もいるようです。

以前にも書いたのですが、鶴のような体型のシギで、水田に映る姿から田鷸(田に立つツル)を連想して「鶴鷸」と呼ばれるようになったとか…(「野鳥の名前」より)

最近は、渡来数が多くなったのか、この沼でも毎年この時期にやって来ます。

一度、夏羽の、真っ黒な姿を見てみたいものです。

アカアシシギと似てますが、下嘴の基部だけが朱色なのが特徴ですね。

(今回は、さすがにデジスコの距離でした)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く


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