日本家電が負ける

輸出の家電生産量は日本のメーカーがトップを独占していましたが、
昨年は１位と２位を韓国に抜かれてしまいました。この抜かれ方も鼻の
差ぐらいならまだいいのですが、かなり差を開けられてしまい３位以下
にナショナル、ソニーなどが入っていました。
日本はどこの国にも負けない技術力を結集して、素晴らしい製品をつく
り外国に大量の家電商品を輸出してきました。細かな技術力なら日本
のお家芸とあぐらをかいていたら、あっという間に韓国に追いつかれて
、そして抜かれてしまいました。韓国に何故抜かれてしまったのかと
いうと、製品に対しての考え方に違いがあったようです。
韓国は輸出先の国ごとに細かく特性をつけて、その国だけにしかない
こまやかなサービス商品をつくりはじめました。たとえばインドネシア
向けのエアコンであれば、スイッチを入れれば蚊がいやがる高周波の音
波を出して蚊が逃げていくようにしたわけです。インドネシアは熱帯で
湿気が多いということで蚊が多く、蚊の媒体によって病気になる人も少
なくないということに目をつけました。今までは日本のエアコンに満
足していましたが、蚊がいなくなるという付加価値を付けてきた韓国製
に切り替えるのは当然なんですね。十把一絡げの技術力だけの時代は終
わり、こまやかなお客様第一主義を製品に取り入れていかなければ外国
に負けてしまうわけです。これからの家電メーカーは、日本のスーパー
とか飲食業のサービス業をお手本にして、その良さを商品に取り入れて
いかなければ明日はないのかもしれません。

モール前不動産(千年ホーム)　http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.htm

スタッフブログ　http://nanappemame.blog108.fc2.com/

リフォーム実例　http://www.geocities.jp/sennenhome/f6.html