フォークの固定観念

台風１８号が、勢力を強めながら日本に近づきつつある。
１週間前に１７号が来たばかりなのに、今度は１８号の番。
少しは遠慮して間を開けてほしいものだが、自然の掟は人間の
思い通りにはなってくれない。昨日の仕事からの帰り道、西の
空に夕焼けが輝いていた。『秋の夕焼け鎌を研げ』と言って、稲
刈りにはよい天気になるから、鎌を研いで備えなさい。と昔の人は
言ったものだが、この方言も地球温暖化の影響でおかしくなりつつ
あるのかもしれない。
・
９月もいよいよ今日までで、明日から１０月度がスタートする。
１０月からは、消費税も８％～１０％にアップするので消費が落ち込
み不景気の風が吹き始める予感がする。米中貿易戦争と日韓関係
の悪化でかってない経済冷え込みも、不景気に拍車をかけてくるか
もしれない。しかし日本の不景気は一時のもので、来年は東京オリ
ンピックが開催されるので、きっとすぐに持ち直すだろう。
・
ゴミ収集カレンダーが１０月から、表から裏側に変わる。
わが家のゴミカレンダーは、木製引き戸に押しピンで張っている。
ボード壁なら、指先をくるくる回すだけでわけなくはずれる。しかし
引き戸は木製なので、指先だけでは簡単には抜けてくれない。
ということでキッチンのテーブルを見てみると、フォークとスプーンが
コップに立てられている。フォークのあいだに、押しピンを入れれば
簡単に取れそう。しかしフォークは、食事に使うもので押しピン抜き
に使うものではない、という固定観念がどこかにある。しかし、そん
なものなんて、使ったあとで洗ってしまえば済むもの。
フォークの又を使えば、いとも簡単に押しピンは抜けた。
フォークを水道水で洗うとき、固定観念も一緒に洗ってしまった。

 

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真夜中の出来事

昨夜は突然のあまりの暑さに目が覚めた。
熱帯夜になっていたのだろうか、汗がしたたり落ちてきた。
とてもじゃないが、扇風機だけでは寝苦しくて２週間ぶりにな
るだろうか。エアコンの出番となり、ようやく涼しくなった。
しかし、しばらくすると聞き慣れない音が耳に入ってきた。
・
「カシャ、カシャ・・・」この音はなんだろう。
エアコンをつけてから、始まりだした音だろうか。というこ
とは、エアコンの室外機から発せられる音に違いない。
耳を澄ませて聞いていると、心なしか音が大きくなっている。
室外機の前にはツツジが植えているが、昨年刈り取ったはずの
オーシャンブルーが、復活してツツジを覆ってしまうようにな
った。オーシャンブルーの繁殖力は想像以上で、ツツジだけに
とどまらずに四方八方にツルを伸ばし始めていた。
・
あの音は、ツルがエアコンの室外機に入り込んで回転プロペラ
に当たっている音に違いない。この暑さで、エアコンを消すわ
けにはいかない。このまま室外機を回し続けると、熱がこもっ
て故障してしまう可能性がある。時計は夜中の１２時をさして
いたが、左手にスマホの懐中電灯をつけて、右手に殺虫剤を持
っていざ出陣。「シュー、シュー・・・」殺虫剤をまいて、室
外機にたどり着くと、案の定ツルが室外機に入り込んでいた。
寝室に戻り、耳を澄ませると室外機の音はなくなっていた。
明朝ヘッドトリマーを使い、ツツジをカットしながらオーシャ
ンブルーも刈り取ってすっきりした。

 

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偶然を本物に

中古住宅物件の勝手口修理をカギ屋に手配していた。
引き渡し直前に不具合がわかり、２日前に手配して今日、場所
を連絡して直しに行く予定だ。出かける前に事務員に、カギ屋
がきたらコピーした地図を渡す手はずになっていた。１０時半
に事務所帰ったが、カギ屋はまだ地図を取りに来ていない。
・
「一昨日電話してたんですが、今日は修理にいけますか」
「午前中、柳井市に行く予定ですが、今近くに来ています」
「事務所にいますので、地図を取りに来て下さい」
３０分ほどすると、時間を割いてカギ屋さんがやってきた。
「築１４年のセキスイハイムの住宅なんです。今日がその住
まいの引き渡しなんてすが、流し台横の勝手口のカギがかか
らなくて困っているんですよ」
「故障ではなくて、カギがかからないだけですね。それでし
たらレバーを上に押し上げれば直るかもしれません」
・
そういえば半年ぐらい前に、勝手口のカギがかからなくって、
ああでもない、こうでもないとやっていたら「カチッ」とカギ
が偶然にかかったことがあった。あのとき、もしかしたらレバ
ーを押し上げてカギがかかったのかもしれない。
・
昼から現場に行って、レバーを押し上げると「カチッ」。
半年前にできたことが、なぜできなかったのだろうか。
偶然できたことを本物にするには、反復行為を何度も行い自分
のものにしておく必要があるのか。手帳に書いておけば、より
よかったのかもしれません。

 

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うたコン

ＮＨＫの歌番組「うたコン」を久しぶりに見た。
最近ちょっとマンネリ気味というか、年寄り臭い歌手ばかりが
出て生きのいい歌手があんまり出なくなったので、出演者を見
てよその番組にチャンネルを変えるようになった。大好きだっ
た頃は、火曜日の７時半が待ち遠しかったのに。
・
今日の出だしは、キャンディーズだった伊藤蘭ちゃんが４１年
ぶりに復活して当時流行った「春一番」を歌った。
もう６０歳を超えているのに当時の体型を保ち、歌声も当時の
ままで愛くるしかったのでテレビに釘付けになった。
「雪がとけて川になって流れていきます」
　つくしの子がはずかしそうに顔をだします・・・・」
伊藤蘭ちゃんも、見えないところできっと努力してきたんだろ
うな。新曲はいらないから、懐メロを歌い続けてほしい。
・
丘みどりは、演歌歌手だが３０年ほど前に流行った中森明菜の
「デザイヤー」を歌った。懐メロはいいもんだな・・・・
この曲が流行ったのは、丘みどりが１歳のころだったと言う。
１歳と言えば、職場の近くにいる次女の孫のあいなちゃんが１
週間ほど前になったばかりだったことを思い出した。
丘みどりが１歳だった頃から、突然大人になって歌い出すと
こうなるのか。きっとかわいかったのだろうな・・・
今日のうたコンは夢をふくらませてくれて最高に面白かった。
こうでなくちゃ～ね。ＮＨＫさん。

 

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決済＆登記

先週ようやく不動産売買契約の運びとなった。
残すところは決済＆登記だけとなったが、２週間後の１０月を
考えていると買主様の融資先銀行から「１０月は消費税が変わ
っているのでそれまでに決済を行ってください」。ということは
、残された日は今週しかない。少しでも早い日がいいとなると、
９月２６日（木）かいい。登記をするための、住所変更後の住
民票、印鑑証明書を売主様、買主様から取ってもらう。
・
決済と登記をするための準備がようやく完了した。
仲介業者として、売買物件の最後の確認事項が多々あった。
引き渡す前の畳表変え、草刈りは業者にまかせたが、インフラ
のチェック、家屋全体の鍵のチェックなどのこまごましたこと
は、当社がやらなければならない。
・
チェックをすると、勝手口のカギがかからないことと、郵便受
けポストのカギナンバーがわからないことがわかった。
勝手口は以前上げ下げ窓のワイヤー交換をするときに、カギの
チェックもお願いしていたが直っていなかったのだ。修理をし
た業者は、「勝手口カギは、住宅メーカーにお願いして」。
住宅メーカーに連絡すると、すぐのことにはなりそうにない。
すったもんだして、取引先のカギ屋に当日お願いすることに。
郵便ポストのカギナンバーは、売主さんが覚えてくれていた。
・
ということで、ようやく本日決済、登記の運びとなった。
今から融資銀行に向かいます。売主様、買主様、司法書士の先
生それから買主融資銀行様、売主抵当権抹消先の銀行様、本日
はよろしくお願いします。

 

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あんパン＆コーヒー

朝の散歩のあと、いつものようにセブンイレブンによった。
マーガリンとあんこを挟んだパン（１１８円）と、ホットコー
ヒーレギュラーサイズ（１００円）は定番になっている。
そして店員さんが、ポリ袋に入れようとするときかける言葉。
「ポリ袋はいいよ」。地球環境のための一声は躊躇しない。
・
いつものように小銭入れから２１８円を出そうとすると。
店員さんが言った。「２１９円です」？？？
あれっ、あんパンとコーヒーを合わせると２１８円のはずなの
に、いつもより１円高い。店員さんが間違ったのだろうか。
しかし、店員さんのよどみもしない言葉には、何かに裏付けら
れているようだったので、たかが１円と言えども、気になった
が「１円高くない」の一言が躊躇して出なかった。
・
新聞を見てあとでわかったことだったが、消費税１０％増税の
前の一環だったようだ。今までのセブンイレブンは、１品ずつ
の商品に消費税８％が加算されていて、その合計を店員さんが
請求していた。あの日をさかいに、消費税を抜いた商品合計金
額に消費税８％を加える方式に切り替えたようだった。
・
何とまぎらわしいことにしたものだと思ったが、消費増税は小
売店によってはやり方によって死活問題になりかねないのだ。
軽減税率の期間、イートインで食べると消費税が１０％になる
が持って帰ると８％になり、これは申告制になるという。
あんパンとコーヒーはいつもイートインで食べてるが、来月の
１０月からどうしようかな・・・

 

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渡り鳥

昨日車に乗っていると「バン」という大きな音がした。
何だ今の音はと一瞬考えたが、間違いなく私が乗っている車か
らの音だ。最近話題になったあおり運転から、エアガンを撃つ
不届き者の悪行が頭をかすめた。しかし回りを見渡しても、あ
おり運転をする車は見当たらないし、エアガンを撃てば「ピシ
ッ、ピシッ」と小さな乾いた音がするはずだ。
・
以前車に乗っていて、前方を走るトラックの車のタイヤから道
路の小石がはじかれて「バシッ」。フロントガラスに当たり５
ミリ程のキズがついたことがあった。ガラス専門店に行くと
「放っておくと、小さなキズでも次第に大きく広がっていく可
能性がある」と言われた。キズを接着剤で固定する修理をして
もらい、結局１万円ほど費用がかかったことがあった。
周りを見渡しても、それらしき車もない。
キツネにつままれたようだが、「まっ、しょうがないか」と車
走らせていると、そのことはいつの間にか忘れてしまった。
・
車から降りて、車の回りを見ていると唖然とした。
天から降ってきたきたおみやげが、天井を直撃したのだった。
１０ｍ程の高さからでは音もなく落ちるだろうが、「バン」と
いう大きな音がするということは、１００ｍ以上からの高さか
らに違いない。ということは、どちらか遠方に向かう渡り鳥の
おみやげだったのだろうか。こんなことは初めてだったが、交
通事故に合うことを思えば、「まっしかたがないか」・・・

 

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靴洗い

散歩用の靴は２足あるが、だいぶん汚れてきた。
一足は最近買った靴で、もう一足はだいぶん古くなってきた。
ぼちぼち古い靴を新しい靴に買い替えようかなと思うが、古い
靴は履き心地がよくて、なかなか棄てる気にならない。
・
風呂の残り湯は洗濯用に使うが、先日の朝残り湯のふたを開け
るといつもよりたくさん残っていた。この量だと、だいぶん残
り湯を棄てることになる。その時、頭にひらめいたのが、もっ
たいないを実戦する男「この残り湯を使って、靴を洗おう」。
一足洗うなら、二足洗うも、三足洗うも同じこと。ということ
で散歩用靴二足と、仕事用靴一足あわせて三足を洗おう。
・
この日は起きるのが、いつもより早く朝の４時半だった。
靴を洗うときは一足ずつしか洗わないが、この日は違う。まと
めて三足を洗うには、どうすればいいだろうかと考えた。
まずバケツに残り湯を入れて、洗剤をバケツに多めに入れた。
バケツから靴の中に残り湯を入れ、靴洗いたわしで靴の中をゴ
シゴシ。靴の中は窮屈なので、たわしの裏表全面を使えばきれ
いに洗えた。次は外側をゴシゴシして、すべて洗い終えた。
・
すすぎはバケツの残り湯を新しく入れ変えて、一足ずつバケツ
に突っ込んで手を使ってきれいにすすぐと仕上がっていく。
左右あわせて６足がまたたく間に仕上がった。最後は効率よく
干すには・・・アルミ門扉に逆さまに干すことにしよう。
干し終えたのが５時半だった。さあ、洗濯でもするか・・・

 

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突然のドタキャン

アパートの脱衣場の床が抜けたとの連絡が入った。
築後２０年以上たっていたので経年劣化に違いないが、それに
してもこの部屋の入居者から色々な問題が起こることが多い。
大工さんと日にちと時間の打ち合わせをして、一緒に見に行く
当日の朝、大工さんを事務所で待っていた。
・
すると、直前になって大工さんから電話がかかってきた。
「最近目が見えにくくなったので、やめることにしたい」。
大工さんは７０歳なかばなので、ボチボチ引退する時期かなと
は思っていたが、直前のドタキャンにどうしようと面食らう。
お客さんも待っているのに今更取りやめるわけにはいかない。
・
取引先に、何でもできる器用な内装屋さんがいる。
あの内装屋さんだったら、大工さんを連れてきてくれるかもし
れない。場合によっては、少々の大工工事ぐらいだったら自分
でもできるかもしれない。
事情を説明すると、予定していた大工さんの代わりに内装屋さ
んが何とか時間も合わせて現場に来てくれた。
・
「垂木は大丈夫のようだから、腐った部分のコンパネだけを
やり替えてクッションフロアを張り替えましょう」
たちまちお客さんがケガをしないように仮補修をしてもらい、
後日材料を用意して出直して修理をしてもらうことにした。
それにしても、大工さんのドタキャンには参ってしまった。
今まで当社のために頑張ってきてくれたが、新しい取引の大工
さんを捜すことにしよう。

 

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月とすっぽん

明日は会社の定休日なので、ゆっくり休もう。
仕事を済ませシャッターを閉めて家に帰る途中、買い物でもしよう。
ビールの買い置きが少なくなってきたので、ビールなどを買い物カ
ゴに入れ精算レジに行く。おばちゃんが「レジ袋ちょっと多めに入れ
ておきます」。３枚もらったが１枚あまったので、「１枚返します」。
この１枚の返却が、地球環境のためにはとてもいいことだ。
本当は、買い物袋をもってくればよかったんだが・・・。
・
買い物を済ませ帰宅途中の運転中、電話がかかってきた。
時間はＰＭ６時ちょっと前。今日はアパートのお客さんから不
具合のクレームが３本ほどあり、電話の音でグレー気分。
車を家の駐車場に入れ、スマホの電話の主を確認すると、
先日不動産買い受け申込を受けたＩさんからだった。
「銀行から、ローンの融資がおりる連絡がありました」
・
明日は休日だが、吉報はゆうちょに構えるわけにはいかない。
「次は契約日ですが、日取りはいつがいいですか」
「僕は今週の金曜日が都合がいいんですが・・・」
「わかりました。売主さんと日取りを調整します」
すぐに売主さんに電話を入れるが、仕事中なのか出てこないの
でショートメールで用件を伝えた。すると、すぐに返信メール
が入る。「了解しました。できたら昼過ぎでお願いします」。
・
細かいやり取りを、買主さんと売主さんと交互におこなう。
契約日の段取りを終了したのが、６時３０分過ぎだった。
この間わずか３０分だったが緊迫したやり取りの連続だった。
これを今やるか、後日やるかは「月とすっぽ」の差がある。

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巨人１対阪神２

昨日の休日、テレビをつけると巨人対阪神戦をやっていた。
若い頃は尼崎市にいたので阪神ファンだったが、今は広島ファンに
なっている。阪神ファンの前はというと子供の頃、宮崎県延岡市に
いた関係でたぶん父親の影響でか「巨人・大鵬・玉子焼き」とだれ
もが愛した巨人ファンだった。
・
巨人の打撃力は、阪神に比べたら格段の破壊力がありホームラン
本数と得点力は比べものにならないほど差があるので、阪神が想
定外の爆発力等が起きなかったら勝てないだろうと思っていた。
ところが私の想定外の試合展開になり、なんと２対１で阪神が競り
勝ってしまったのだ。
・
ピッチャー島本浩也は、昨年は１軍では１試合しか出場しておらず
今年ダメだったら引退するつもりだった。先発ピッチャーガルシアが
６回まで１失点で抑えて、１死１．２塁で登板した。守備のミスで満塁
になったが、８番小林を空振り三振。代打大城を内野ゴロに抑え、
無失点で切り抜けた。６０試合登板まで残り１試合と大活躍中。
ストレートとフォークの切れ味は、目を見張るものがあった。
・
外野手近本光司は、昨年社会人野球からドラフト１位で入団した期
待の新人だ。打率２７１、盗塁３３と新人王と盗塁王のダブル受賞を
狙っている。今日の試合で、２塁打から３盗塁を決め結果押し出し。
この得点が決勝点になったが、近本が塁に出ると、ピッチャーはそ
れだけでプレッシャーを感じ本来のピッチングができなくなる。
今日の２人の活躍を見て、なぜだかすがすがしい気持ちになった。
阪神の矢野監督は、ピッチャー島本と外野手近本などの若手を上手
に起用して育てていけば、将来は阪神の優勝の目が出てくる可能性
も出てくるはずだ。

 

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ショートメール活用

１週間前にポストに入れた郵便物が宛先不明で戻ってきた。
郵便物は、アパートを退去したお客さん宛への請求書だった。
入居中に過失により壁に傷をつけ、それを補修するための修繕
費が発生したのだ。退去立会のとき、その壁の傷が判明して入
居者負担になる旨を伝えていた。
・
担当者は本人に連絡を入れ、新住所を再確認をしてもう一度郵
送し直すつもりだった。しかし、電話につながらない。
お客さんから聞いた新住所が、間違っているとは考えにくい。
ということは、お客さんが郵便局へ住所変更届を出していなか
ったので返却された可能性が高いことになる。たとえ又請求書
を出しても、住所変更届が遅かったら又戻ってくることに。
・
たかがちょっとした修理代のことで、そんな効率の悪い仕事を
するわけにはいかないのでショートメール送ることにした。
『郵便物が返却されましたので、修繕費○○円を持参してください』
すると、すぐにお客さんからショートメールの返事が返ってきた。
『了解しました』。
・
最近の若者は、電話になかなか出ないことが多い。仕事中というこ
ともあるが、シュートメールでのやり取りが当たり前になっている。
たとえ電話に出なくても、ショートメールはすぐに見るようだ。
電話をしても出ないからといって、何度も電話をし直すのは遠い昔
の悪しき産物になっているのだ。１度ショートメルを打っておけば、
必ず相手から返事は帰ってくる。ショートメールを使い、頭を切り換
えて新しい仕事をどんどんする習慣を身につけよう。

 

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三つ編み

朝の散歩をするとき色々な光景が目にはいってくる。
散歩から帰る途中、家の近くに幼稚園がある。近くの駐車場に
車を止め、色々なお母さん達が我が子と手をつなぎながら幼稚
園へと歩いて行く。結構多く見るのが、幼稚園児とその下の子
と両手をつないで、小走りで走って行く親子もよく見る。
・
私の前を歩く、若いお母さんとひとりの女の子がいた。お母さ
んはＯＬスーツをびしっと着こなして、ハイヒールを履いてい
る。綺麗に着飾っているので、どこかの大手企業にでも事務員
さんとして勤めているのだろうか。
・
朝の勤務時間に間に合うようにと、急ぎ足で女の子と一緒に歩
いていた。そして女の子を前に歩かせながら、お母さんは後ろ
から両手を使い何かをしている。徐々に近づくとわかったが、
何と我が子の髪の毛を、器用に三つ編みをしているのだ。
別段三つ編みをしなくても、くしで髪を解けばよさそうなもの
だが、それはお母さんの我が子への愛情表現なのだろう。
・
歩きながら、三つ編みするのはむずかしいだろうが上手に仕上
がっていく。幼稚園まで残り５０ｍとなったが、最後はゴム紐
で結ぶのだろうが残念ながら最後の仕上がりは見れなかった。
もしかしてシングルマザーなのだろうか。時間に追われながら
、我が子を必死に育てながら生きているのかもしれない。
あの器用さがあれば、きっといい仕事もできるはず。そんなお
母さんが育てる子供は、間違いなく立派に育つことだろう。

 

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「南風」から「北風」へ

ＮＨＫテレビ放送で一番よく見るのが天気予報だ。
朝６時からニュースの合間に、４～５回の天気予報があるが
１回見逃しても２回目、３回目を見ることができるからテレビ
はつけっぱなしでほかの用事をする。そうしながら耳はダンボ
の状態で、天気予報が始まるとテレビの前まで飛んでいく。
・
一昨日の天気予報を聞いて、最高の気分になった。
それは「北風がふくでしょう」という気象予報士の言葉。
今までは「南風がふいて◯■△※♪・・・？」の予報ばかりで
、もううんざりで早く聞きたくない。
「北風・・」は３～４ヶ月ぶりに聞く言葉ではないだろうか。
この時期北風がふけば、涼しくなること間違いないからだ。
・
台風がくればまた夏に逆戻りになるが、ふたたび北風が秋の涼
しい空気をはこんで夏を吹き飛ばしてくれることになる。
当面は台風により勢力をました太平洋高気圧と、北風をふくん
だ大陸の高気圧が押し合いながら、徐々にではあるが涼しい空
気が勢力をまして秋が深まっていく。
・
ということで、北風が吹かない限りは秋が始まらない。
これからは、「北風」という言葉を気象予報士が使う頻度多く
なる。そのたびに又一歩、秋に近づいたと実感できるようにな
ることだろう。

 

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ホット＆アイス

昨日は久しぶりに美里町にあるレストランに行った。
ちょっと高いが、この残暑の厳しい時はエアコンがよく効いて
いるお店が恋しくなるものだ。最近よく行く全国区のお店は、
ランチがドリンクバー付きになっているがこのお店にはない。
・
食事のあとは、ホットコーヒーを飲むのが定番になっている。
このお店のメニューを見ると、ホットコーヒーとアイスコーヒ
ーどちらも２１０円。ドリンクバー付きの時は、迷わずにホッ
トを選ぶのだがなぜかこの日に限って迷ってしまった。
アイスコーヒーは、氷がたくさん入っていて最後の方は氷だら
けになっているので何となく損をした気分になる。だからホッ
トにしてきたが、迷ったということはたまにはアイスコーヒー
を飲んでみたらとお告げをいわれたような気分になった。
・
出されたアイスコーヒーを一気に飲んでしまうから、氷が残っ
てしまうのであってゆっくりと飲めばそんなことはないはず。
ゆっくりと時間をかければ、氷が徐々に溶けていく。さらに
味わっていけば、いよいよ氷は小さな粒になってしまった。
ホットコーヒーの２倍ほどの量があるアイスコーヒーなので
飲み応えもあって、最後までおいしかった。
・
ホットにこだわってきたが、アイスもなかなかいいもんだ。
今日の出来事で、これからアイスに切り替えはしないが。
まっ何度かアイスコーヒーを飲んでみて、満腹感プラスおいし
く感じたら、そちらにすることにしよう。
９月に入って残暑がきびしかったが、ようやく前線がおりてき
て秋の空気と入れ替わり涼しくなってくれそうだ。

 

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